ドライバーはスイング時フェースが返りにくく、初心者には大きいフェースが使われやすい傾向にあります。
今回はヘッドが小さな400ccのドライバーを紹介していきます。
「cc」とは体積を表しており、大きいサイズは460cc、小さいもので400cc以下です。
80年代は大きくて230ccの時代があり、技術が進歩し、現在の規定は460cc以下となっています。
目次
400cc以下のドライバーを使うメリット
操作性が向上する
ドライバーはスイング時フェースが返りにくい傾向があり、回転をコントロールしにくいクラブです。
コースの形状からドローやフェードといった打ち分けるためにはフェース面の返りを操作する必要があります。
ですが、体積が大きいとコントロールが難しくなります。
ボールの上下を叩くことで、高弾道から低弾道のショットを操りやすいです。
振り抜きやすい
体積が小さいことにより、遠心力も小さくなり体がぶれにくく、スイングが安定します。
フィニッシュのフォームを取って覚え、ドローやフェードの自分の球筋を明らかにすると、スコアに繋げることが可能です。
コントロールショットが可能
体積が大きい場合、芯から外れても比較的飛びますが、直進的な動きが多くなります。
飛距離が安定しなくなり、スコアに影響を与えることも。
ドライバーの力加減は難しいですが、池や谷越えを考えてティーショットを打つとコントールが可能になります。
400cc以下のドライバーを使うデメリット
芯が小さくミスが増える
体積が小さいので、芯から外れると飛距離が出ず、安定感が失われます。
400cc以下のドライバーを完璧に扱うにはある程度の実力が必要となりますが、練習には最適です。
芯に当たれば力はあまり必要ないので、初心者には練習ドライバーとして人気があります。
左右に曲がりやすい
体積が小さく、スイング時にフェースが返りやすいので、直進性に欠けます。
コントロールできるようになるまでが難しいですが、体積が大きいとフェースが返らずにスライス弾道になりやすいです。
スライスに困っている方は、体積が小さい400cc以下のドライバーがおすすめ。
400cc以下のドライバーおすすめ3選
【テーラーメイド】
300 ミニドライバー
こちらはマルチマルテリアル構造を採用しており、ヘッドにウェイトを配置したデザインのドライバーです。
ツイストフェイス付きのヘッドサイズは307ccで、飛距離やコントロール性を向上させています。
ソールの柔軟性を高め、ボールスピードを上げてミスショットをしても許容できる範囲を実現させました。
【キャスコ】
POWER TORNADO UFO(PT-UFO)
こちらカーボン素材で重量が310gと軽く、ヘッド体積が330ccのドライバーです。
シャフトを太く短くしているため、力強いパワースイングをボールに伝えることが可能に。
ヘッドはユニバーサルウィングを採用しており、小さな体積ですが460ccと変わらない安定感を実現させています。
【ダンロップ】
SRIXON(Z945)
こちらはロフト角が9.5°、ライ角が57.5°で体積が400ccのドライバーです。
カーボンシャフトを採用しており、重さは64g、フレックスはSとなっています。
力を入れても振り抜きやすく、フレックスもSなので、ヘッドスピードが速い方におすすめです。
まとめ
今回はヘッド体積が400cc以下のドライバーを紹介させていただきました。
操作性が高く、ヘッドが返しやすいので、スライサーの方に特におすすめです。
400cc以下のドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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