ドライバーを選ぶ際に、何を基準に選べば良いか悩む方は多いのではないでしょうか。
またさまざまな情報もある中、必要な情報が何かわからず混乱してしまうこともあります。
初心者の方や、ヘッドスピードが遅い方、球筋がフック傾向の方におすすめできるのが11.5度のドライバーです。
そこで本記事では、11.5度のドライバーおすすめ10選と選び方、メリットデメリットを解説しています。
この情報を元に選ぶことで球筋が変化し、飛距離アップやスコアアップにつながります。
11.5度のドライバーを使うメリット
球が上がりやすい
ロフト角が大きければ大きいほど上下のスピン量が増え、球が上がりやすい傾向にあります。
初心者の方は最初、ヘッドスピードも遅く球が上がりにくいため、11.5度のドライバーを使うことで飛距離を伸ばすことができます。
また、力がないシニアの方や女性にとっても、選択肢の1つです。
左右のブレが少なくなる
ロフト角が大きいと、バックスピン量が増えるためサイドスピン量を相殺し、左右にブレにくくなることが特徴です。
また、インパクトでボールを捕まえやすくなるため、ゴルフを始めたての頃にミスが多いスライスを抑えてくれます。
ドローボールを打ちたい人にとってもおすすめできるロフト角です。
11.5度のドライバーを使うデメリット
球が上がりすぎる
初心者の方や、シニア、女性にとってメリットはありますが、平均的なヘッドスピードのゴルファーにとっては球が上がりすぎる可能性があります。
球が上がるとキャリーは出ますが、ランが出にくくなってしまうため飛距離を落としてしまします。
ヘッドスピードの割に飛距離が出ないと感じる方は、ロフト角の見直しが必要です。
11.5度のドライバーの選び方
ヘッドの重さ
ドライバー全体の重さに対してヘッドが重すぎると振り遅れてしまい、スライスの原因となります。
しかし、ヘッドが軽すぎると飛距離をロスしてしまう可能性があるため、自分にあった重さを選ぶことが大切です。
ゴルフショップ等で計測してもらい、自分のちょうど良い重さを理解してから購入しましょう。
ヘッドの大きさ
ヘッドの大きさは、460ccで大きくて420ccで小さいと言われており、大きいことのメリットはミスに強く直進の安定性が増すことです。
初心者や中級者の方は大きめのヘッドを選択し、ミート率を上げてミスショットを防ぐことをおすすめします。
ですが、大きくて重いとヘッドターンがしにくくなり、スライスの原因となるので注意が必要です。
重心距離
重心距離が長いとクラブヘッドが返りにくいため、フェードを打ちたい人やフックに悩んでいる方におすすめです。
短いとクラブヘッドが返りやすいため、ドローを打ちたい人やスライスに悩んでいる方におすすめです。
重心距離が短いと遠心力が小さくなるため飛距離は伸びにくく、長くなると遠心力が大きくなるため飛距離は伸びやすい傾向にあります。
調整機能
最近のドライバーにはロフト角、ライ角、フェース角を自由に変更できる調整機能がついていることが多いです。
初めはロフト角が大きいもので始めたが、練習するにつれて球が上がりすぎてしまうといったような場合に調整機能があると便利です。
あくまで調整機能のため、劇的に変わるわけではないので注意してください。
メーカー
各メーカーがこだわりを持って発売しているので、どのメーカーで購入しようか迷うことが多いと思います。
初めはキャディバッグと同じメーカーを選ぶことや、金額重視で選ぶことも良いです。
2本目以降の購入では、自分のスイングや理想の球が打てるようなメーカーを選択できるようにしましょう。
価格帯
新品から中古まで幅広く取り扱いがあり、10,000円台から100,000円以上のものまで多数あります。
初心者の方には中古での購入がおすすめで、まずは11.5度などロフト角が大きいものから始めて、慣れてきたら自分にあるロフト角を購入しましょう。
11.5度のドライバーおすすめ10選
メーカー名・製品名 | 重さ | 大きさ | 重心距離 | 調整機能 |
---|---|---|---|---|
TaylorMade ステルスグローレ ドライバー | 272g | 460cc | 41.7mm | なし |
本間ゴルフ ツアーワールドGSドライバー | 292g | 460cc | 39.6mm | あり |
DUNROP XXIO12 ドライバー | 282g | 460cc | 40.8mm | なし |
DUNROP XXIO プライム ドライバー | 254g | 460cc | 記載なし | なし |
PRGR LSドライバー | 282g | 460cc | 42.1mm | なし |
YAMAHA impres DRIVESTAR Driver | 279g | 460cc | 記載なし | なし |
フォーティーン CT―518 | 291g | 415cc | 43.0mm | なし |
本間ゴルフ BERES BLACKドライバー | 283g | 460cc | 記載なし | なし |
オノフ DRIVER AKA | 293g | 460cc | 39.9mm | あり |
YONEX Royal EZONE Driver | 259g | 460cc | 33.2mm | あり |
【TaylorMade】
ステルスグローレ ドライバー
フェースには60層のカーボンツイストフェースを採用したことで、インパクト時の初速が飛躍的に向上し飛距離アップに期待できます。
打感にもこだわっており、心地よい打音を徹底的に追求することで打った時の気持ちよさが違います。
ミート率が比較的高いが、最近ヘッドスピードが落ちてきたという方におすすめのドライバーです。
重さ | 272g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 41.7mm |
調整機能 | なし |
【本間ゴルフ】
ツアーワールドGSドライバー
飛距離に特化するのではなく、全体的なパフォーマンスの向上を目指しているため、誰にでも扱いやすく優しいドライバーです。
フェースの反発エリアを広げることで、打点の上下のブレに強くなり、特に下目の打点でも飛距離が出るようになりました。
ライ角やロフト角、フェースアングルの無段階調整が可能なため、自分にあった唯一無二のドライバーになります。
重さ | 292g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 39.6mm |
調整機能 | あり |
【DUNROP】
XXIO12 ドライバー
スイング時にブレやすいダウンスイング前半の空力をコントロールすることで、安定したスイングでインパクトまで迎えることができます。
ヘッドスピードを上げるため、グリップエンド、シャフト、ヘッド重量にこだわり、さらなる飛距離アップを目指せます。
ヘッドスピードが38m/s前後のゴルファーが好むと言われている、高く伸びのある豪快な打球音が魅力です。
重さ | 282g |
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大きさ | 460cc |
重心距離 | 40.8mm |
調整機能 | なし |
【DUNROP】
XXIOプライム ドライバー
他のドライバーと比較し、とにかく軽いという特徴があり、力がない人におすすめのドライバーです。
スライスを軽減できるような設計になっているため球もよくつかまり、強い球が出やすくなっています。
1ラウンドが長く疲れると感じている方や、ヘッドスピードが落ちてきても飛距離を維持したい、伸ばしたいという方にもおすすめです。
重さ | 254g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 記載なし |
調整機能 | なし |
【PRGR】
LSドライバー
ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーが、高弾道、低スピンで最大飛距離を出せるように開発されたクラブです。
ミスへの寛容性はあまり高くないため、芯に当てるのが上手く、飛距離を伸ばしたいゴルファーにおすすめです。
ヘッドスピードが速い人にとっては、球が上がりすぎてしまいランが出にくくなるため、使用したいならシャフトの変更を推奨します。
重さ | 282g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 42.1mm |
調整機能 | なし |
【YAMAHA】
impres DRIVESTAR Driver
ウェイト配置をトゥ、バック、ヒールにすることで、ルール限界の横慣性モーメントを実現したため、直進性と飛距離性能がアップしました。
打球音がかなり高音で、人によって好みが分かれる可能性があります。
球のつかまりはよく、スライスに悩まれている方にはおすすめのドライバーです。
重さ | 279g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 記載なし |
調整機能 | なし |
【フォーティーン】
CT―518
最適な重心アングルで、スイングが乱れてもフェースがスクウェアに戻ってくるため、まっすぐ飛距離を出すことができる設計です。
体積は小さいですが、構えた時にヘッドの形のおかげで大きく見え、小さいことへの不安は感じません。
フォーティーンの特徴は、シャフトが4種類の中から選べるため、ご自身にあったドライバーにカスタムも可能です。
重さ | 291g |
---|---|
大きさ | 415cc |
重心距離 | 43.0mm |
調整機能 | なし |
【本間ゴルフ】
BERES BLACKドライバー
本間ゴルフの高級志向なブランドのドライバーです。
独自のトリプルスロットにより、芯に当たった時にたわみ戻りで高初速を実現し、芯以外に当たった時にはギア効果で弾道をセンターに戻してくれます。
広範囲で高初速を実現するL-カップ構造も採用されているため、どこにヒットしても飛距離、方向性ともに安定します。
重さ | 283g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 記載なし |
調整機能 | なし |
【オノフ】
DRIVER AKA
全芯主義を掲げ、最新テクノロジーでどこに当たってもまっすぐ飛ばせるドライバー設計になっています。
調整機能も充実していて、ヘッド重量だけでなくグリップ側の重量も調整可能、ロフト角、ライ角、フェース角も自分にあったものに変更できます。
普段からフック、スライスどちらも出てしまうというお悩みがあるゴルファーにおすすめです。
重さ | 293g |
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大きさ | 460cc |
重心距離 | 39.9mm |
調整機能 | あり |
【YONEX】
Royal EZONE Driver
YONEXシリーズ史上最軽量のドライバーで、振りやすさが向上したことで優しく飛ばすことができます。
同シリーズよりさらに低く、深くなった重心により高慣性モーメントを実現し、直進性がアップしています。
シニア向けに作られたモデルで、飛距離が落ちてきた方や持ち玉がストレートやフェードの方におすすめです。
重さ | 259g |
---|---|
大きさ | 460cc |
重心距離 | 33.2mm |
調整機能 | あり |
まとめ
11.5度のドライバーは初心者やシニア向けが多いが、左右のブレが少なくなるためOBが多い人にもおすすめできます。
調整機能がついているものも多いので、アベレージゴルファーになっても使い続けることができる1本になるでしょう。
11.5度のドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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