耐久性が優れるため雨風に強く、テント内で広々と快適に過ごすことができる「ドームテント」。
家族や仲間たちと大人数でキャンプを楽しむためには、5人用以上の大きなテントだと嬉しいですよね。
しかし、ドームテントはさまざまなブランドから発売されているため、どの商品が良いかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ファミリーキャンプにもおすすめの5人用ドームテントのメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 5人用ドームテントを使うメリット
- 2 5人用ドームテントを使うデメリット
- 3 5人用ドームテントの選び方
- 4 5人用ドームテントおすすめ10選
- 4.1 【DOD】ザ・テント(T5-624-KH)
- 4.2 【snow peak】アメニティドームM(SDE-001RH)
- 4.3 【ogawa】ピスタ5(2656)
- 4.4 【TOMOUNT】ドームシェルター
- 4.5 【Coleman】タフワイドドームV 300スタートパッケージ(2000038138)
- 4.6 【LOGOS】Tradcanvas エアマジックドームXL(71208004)
- 4.7 【THE NORTH FACE】Lander 6(NV22100)
- 4.8 【MURACO】Gustav 6P
- 4.9 【snow peak】ランドブリーズPro.(SD-644)
- 4.10 【MSR】ハビチュード6
- 5 まとめ
5人用ドームテントを使うメリット
居住性に優れている
ドームテントは複数のポールをクロスさせて空間を作るためデッドスペースが生まれにくく、テント内を広々と使えます。
ファミリーキャンプなどの大人数でテントを使用しても、窮屈に感じることなく快適に過ごせるでしょう。
また、ワンポールテントのようにテント内にポールが立つこともないため、テントレイアウトも自由に楽しめますよ。
雨や風に強い
複数のポールをクロスさせて作るドームテントは耐久性に優れ、強い雨や風の影響を受けにくいです。
標高が高く強風が吹くことが多い、ベースキャンプ地のテントにもドーム型テントが多く使われています。
テント設営時にガイロープをしっかり張り、テントの張り具合を調整することで、さらにテント内でも安心して過ごせるでしょう。
設営方法がシンプル
ドームテントは、シートを広げてスリーブにポールを通しドーム状にテントを立ち上げるというシンプルな設営方法です。
ポールの本数はテントによって異なりますが、構造は大きく変わりないので、1度設営すれば迷うことなく簡単に設営できますよ。
また、小さなお子さんでもできる作業があるため、家族で協力してテント設営を楽しんでもよいでしょう。
初心者向けモデルが多く発売されている
ドーム型テントは最もスタンダードなテントのタイプであり、初心者向けのモデルが各ブランドから発売されています。
初心者向けのモデルは設営方法がさらにわかりやすく、ワンタッチで簡単に設営できてしまう商品もありますよ。
発売されている種類が多く迷ってしまいますが、初めてテントを購入する方には特におすすめできる商品と言えるでしょう。
価格の安い商品が多い
ドーム型テントは、2ルームテントなど他のタイプのテントと比べて価格の安い商品が多く、購入しやすいでしょう。
また、テントの種類が豊富で、さまざまなブランドから使用するシーズンに合わせた機能の付いた商品が発売されています。
ぜひ、自分のキャンプスタイルに合ったお気に入りのデザインのテントを見つけてくださいね。
5人用ドームテントを使うデメリット
サイズが大きく重量がある
5人用サイズの大型テントは設営や収納にスペースを要し、重量も重くなってしまいます。
キャンプでは自宅の収納場所から車、車からキャンプサイトなど持ち運びの機会が多いため、大変と感じる方もいるでしょう。
特に、自宅の収納や車の積載スペースが少ない方は、購入前にテントの収納サイズを確認することをおすすめします。
リビングスペースが必要な場合も
ドームテントには、2ルームテントのようなリビングスペースがついていません。
そのため、場合によってはドームテントの他に、タープやスクリーンテントを設営してリビングスペースを作る必要がある可能性も。
しかし、大きな前室が付いていて、ドアパネルをキャノピーとして使用可能であれば、リビングスペースとして代用できますよ。
慣れるまでは設営に時間がかかる
設営方法がシンプルなドームテントですが、設営に慣れるまでは時間がかかってしまうでしょう。
また、5人用となるとサイズが大きくなり、上級者向けであればポールの本数も増えてしまうため、設営方法も複雑になります。
そのため、初めてテントを購入する方で簡単に短時間で設営したいという方には、上級者向けドームテントはおすすめできません。
5人用ドームテントの選び方
サイズは「使用人数+1~2人」がおすすめ
ドームテントを購入する際は、「使用人数+1~2人」のサイズを購入するとよいでしょう。
つまり、今回ご紹介している5人用ドームテントは使用人数3~4人の方に適したサイズとなっています。
テント内のスペースに余裕があれば、広々と快適に過ごせるだけではなく、荷物を置くスペースとしても活躍しますよ。
しかし、テントのサイズが大きくなるほど設営や持ち運びは大変になるため、サイズ選びは慎重に行ってくださいね。
「天井高180cm以上」だと快適に過ごせる
ドームテントは使用する方の身長にもよりますが、「天井高180cm以上」であれば、窮屈に感じることなく快適に過ごせますよ。
天井高が低いテントはテント内の移動や着替え、出入りの際にいちいち腰をかがめる必要があり、腰を痛めやすいです。
しかし、天井高の高いテントは外の風の影響を受けやすく、設営時に大変と感じる方もいるでしょう。
テント内の居住性と設営しやすさ、耐風性のバランスを考えて、自分に合ったサイズのテントを選んでくださいね。
自分に合った生地を選ぼう
ドームテントに使用される生地は大きく2つに分けられます。
それぞれの特徴を理解して、自分のキャンプスタイルに合ったテントを選びましょう。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
軽量で持ち運びやすく、速乾性があるためお手入れが簡単です。
耐熱性が低いため、焚き火をする際は注意が必要です。
TC(ポリコットン)
コットンとポリエステルの混紡素材。
耐久性や透湿性に優れ、焚き火の火の粉にも強いです。
水に濡れると重量があり、1度濡れるとなかなか乾きにくいです。
「耐水圧1,500~2,000mm」が安心
ドームテントを購入する際は、防水性能が高い商品がおすすめです。
防水性能は「耐水圧」という数値で表し、高いほど防水性能も高くなります。
「耐水圧1,500~2,000mm」であれば強い雨にも耐えられるので、テントの購入の際の基準にしましょう。
しかし、防水性能の高いテントは通気性が悪くなるというデメリットも。
気温変化に激しい日には結露してしまうので、テントを購入する際は注意が必要です。
前室が大きいと便利
ドームテントはリビングスペースがないため、広い前室スペースのある商品がおすすめです。
前室があれば、雨の日でもキャンプを楽しめるだけではなく、就寝中や外出する際の荷物置き場としても活躍します。
近年、キャンプ場での盗難事件が増えてきているので、防犯対策として活用するとよいでしょう。
使用するシーズンに合わせて快適な機能を選ぼう
使用する季節に合わせて、あると快適な機能を紹介します。
寒い時期
「スカート」はテント内の保温効果があり、雨天時の泥はね対策にも役立ちます。
「ベンチレーション」があれば、暖房使用時の一酸化炭素中毒予防として空気の入れ替えを行えます。
暑い時期
「ベンチレーション」や「メッシュパネル」があれば、テント内への虫の侵入を防ぎながら涼しく快適に過ごせるでしょう。
「キャノピー」可能であれば、開放感を味わいながら換気できますよ。
あると便利なオプション商品をチェック
テントによっては、さまざまなオプション商品を販売しています。
便利な商品が多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
グランドシート
インナーテントと地面の間に敷くシートです。
役割は「テントを傷や汚れから守る」「断熱効果」「浸水を防ぐ」の3つです。
サイズが決まっているのでテントとセットで購入するとよいでしょう。
キャノピーポール
テントのドアパネルをキャノピーとして使用する際に使うポールです。
前室部分を作ったり、前室部分を広くしたりする役割があります。
キャンパーに人気の高いメーカー
キャンパーに人気の高いメーカーを3つ紹介します。
coleman
100年以上続くアメリカのアウトドアメーカーです。
初心者向けから上級者向けまでレベルに合わせたテントを販売しています。
snoupeak
新潟県に本社があるアウトドアメーカーです。
品質が高く、初心者向けの「エントリーモデル」も発売しています。
ogawa
100年以上続く日本の老舗アウトドアメーカーです。
耐久性や機能性に優れる高性能なテントを多く発売しています。
価格帯を確認しよう
5人用のドームテントは4万円台から15万円を上回るものまで、価格帯に大きな幅があります。
価格は機能性や耐久性、メーカーのブランド力によって決まります。
しかし、価格の高いテントが必ずしも自分にとって使い勝手が良いとは限りません。
テント購入の際は価格に気をとらわれすぎず、自分のキャンプスタイルに合うお気に入りのデザインの商品を見つけてくださいね。
5人用ドームテントおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
DOD ザ・テント | 12.2kg | 310×510×205cm | ポリエステル | 2,000mm |
snow peak アメニティドームM | 8kg | 510×310×165cm | ポリエステル | 1,800mmミニマム |
ogawa ピスタ5 | 8kg | 460×280×180cm | ポリエステル | 1,500mmミニマム |
TOMOUNT ドームシェルター | 14.7kg | 390×390×200cm | ポリエステル | 3,000mm |
Coleman タフワイドドームV 300スタートパッケージ | 11kg | 495×300×195cm | ポリエステル | 2,000mm |
LOGOS Tradcanvas エアマジックドームXL | 13.7kg | 310×405×190cm | ポリエステル | 2,000mm |
THE NORTH FACE Lander 6 | 10.7kg | 250×290×205cm | ポリエステル | 2,000mm |
MURACO Gustav 6P | 11.5kg | 335×510×195cm | ポリエステル | 2,500mm |
snow peak ランドブリーズPro. | 11.9kg | 510×325×175cm | ポリエステル | 3,000mmミニマム |
MSR ハビチュード6 | 6.3kg | 425×524×195cm | ナイロン | 1,500mm |
【DOD】
ザ・テント(T5-624-KH)
クロスポールで本数が少なく誰でも簡単に設営できる、前室を荷物置き場としても使用可能なドームテントです。
フロント部分のドアパネルはキャノピーとして使用できるため、雨が降ってもリビングスペースとしてキャンプを楽しめます。
インナーテントには計6か所のメッシュパネルがついており、蒸し暑い夏の夜でも涼しく快適に過ごせるでしょう。
重さ | 12.2kg |
---|---|
サイズ | 310×510×205cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【snow peak】
アメニティドームM(SDE-001RH)
高性能でありながら価格を抑えたコスパが良く、初心者にもおすすめのエントリーモデルのドームテントです。
テントのフレームには軽くて耐久性に優れた素材を使用しており、天井高を低めにして風に強い構造になっています。
また、初心者でも設営しやすいようにテープを色分けしているため、初めてテントを設営する方でも安心でしょう。
重さ | 8kg |
---|---|
サイズ | 510×310×165cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【ogawa】
ピスタ5(2656)
設営が簡単で耐久性に優れたクロスフレーム構造で、短時間で設営や撤収ができるドームテントです。
前室がついており、全面パネルはキャノピー可能であるため、リビングスペースとしても活躍するでしょう。
また、ベンチレーションやメッシュパネル、スカートがついているため、季節や気温に合わせて快適にキャンプを楽しめますよ。
重さ | 8kg |
---|---|
サイズ | 460×280×180cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【TOMOUNT】
ドームシェルター
ブラックの見た目がかっこよく、天井高2mと高さがあるため窮屈に感じることなく広々過ごせるドームテントです。
生地にはコーティングが施されており、防水性や遮光性に優れ、小さいお子さんの熱中症対策としても活躍するでしょう。
複数あるドアと窓によりテント内にいながらも開放感を味わえて、フロアシートを外せばシェルターテントとしても使用できますよ。
重さ | 14.7kg |
---|---|
サイズ | 390×390×200cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
【Coleman】
タフワイドドームV 300スタートパッケージ(2000038138)
居住性の高い広々とした空間を持ち、テント設営に必要なアイテムをすべてセットにした初心者におすすめのドームテントです。
ベントフレームによりテントの壁の立ち上がり角度が高く、テント内をよりデッドスペースなく使えます。
また、1人でも設営できるよう「アシストクリップ」がついており、初めてテントを設営する人でも安心でしょう。
重さ | 11kg |
---|---|
サイズ | 495×300×195cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【LOGOS】
Tradcanvas エアマジックドームXL(71208004)
専用ポンプがついており空気を入れるだけで簡単に設営できる、初めてテントを購入する方におすすめのドームテントです。
ベンチレーションやメッシュパネルがついているため、気温の高い日でも涼しく快適に過ごせるでしょう。
また、収納袋やグランドシート、マットなどはついているため、追加購入の必要はなく購入後すぐにキャンプを楽しめますよ。
重さ | 13.7kg |
---|---|
サイズ | 310×405×190cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【THE NORTH FACE】
Lander 6(NV22100)
アウトフレーム構造となっており、オールシーズン快適に使用できるファミリーキャンプにおすすめのドームテントです。
天井高は200cmあるため、テント内でも楽に立ちながら移動や着替えができるでしょう。
また、吊り下げ式のインナーテントは取り外し可能で、外せば大人数で使用できるシェルターテントとしても活躍しますよ。
重さ | 10.7kg |
---|---|
サイズ | 250×290×205cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【MURACO】
Gustav 6P
標高の高い場所でのベースキャンプを想定して作られた、オールシーズンキャンプを楽しむ方におすすめのドームテントです。
ポール6本を組み合わせるジオデシック構造を採用しているため耐風性に優れ、居住空間が広く快適に過ごせるでしょう。
また、日本の蒸し暑い夏の気候に合わせて、ドアの他にベンチレーションが6か所あり、通気性に優れています。
重さ | 11.5kg |
---|---|
サイズ | 335×510×195cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,500mm |
【snow peak】
ランドブリーズPro.(SD-644)
優れた換気能力が魅力の1つで、オールシーズン気温に合わせて快適に過ごせる大型ドームテントです。
前室部分が広いためテント内への出入りがしやすく、夜間や外出時の荷物置き場としても活躍するでしょう。
インナーテントには前後面や上部、側面に複数のメッシュパネルがついており、蒸し暑い夏の夜でも涼しく過ごせるでしょう。
重さ | 11.9kg |
---|---|
サイズ | 510×325×175cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mmミニマム |
【MSR】
ハビチュード6
居住性や耐久性に優れるため、悪天候の日でも安心してキャンプを楽しめる大型ドームテントです。
総重量6.3kgと5人用サイズにしては超軽量で、収納サイズも58×25cmとコンパクトなため、持ち運びしやすいでしょう。
また、天井高は1.95mと高くテントの立ち上がり角度も高いため、テント内にデッドスペースが生まれにくく広々としています。
重さ | 6.3kg |
---|---|
サイズ | 425×524×195cm |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 1,500mm |
まとめ
今回は、ファミリーキャンプにもおすすめの5人用ドームテントのメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったドームテントを見つけて、キャンプを快適に楽しんでくださいね。
5人用ドームテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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