iPhoneは携帯電話端末ながらもスペックに優れており、あらゆるシーン・用途でパフォーマンスを発揮できます。
しかし、端末の拡張性は限りなく低く、快適な環境は構築しにくいため、ドッキングステーションを検討される方もいるでしょう。
ですが、iPhone向けドッキングステーションは製品が限られてくるため、選ぶ際に迷う方も多いと思います。
そこで本記事では、iPhone向けドッキングステーションを紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 iPhone向けドッキングステーションを使うメリット
- 2 iPhone向けドッキングステーションを使うデメリット
- 3 iPhone向けドッキングステーションの選び方
- 4 iPhone向けドッキングステーションおすすめ10選
- 4.1 【UWECAN】5-In-1 ドッキングステーション
- 4.2 【LXJADAP】6-In-1 ドッキングステーション(AUVEDIO-026)
- 4.3 【COVS】5-In-1 ドッキングステーション
- 4.4 【rosyclo】6-In-1 Lightning HUB
- 4.5 【Anker】8-In-1 ドッキングステーション(A8391)
- 4.6 【Ikko】10-In-1 ドッキングステーション
- 4.7 【Kensington】SD1650P(K34020WW)
- 4.8 【Kensington】UH1400P(K33820JP)
- 4.9 【Targus】ユニバーサル ドッキングステーション(DOCK182USZ)
- 5 まとめ
iPhone向けドッキングステーションを使うメリット
拡張性を高められる
iPhoneは携帯端末ながらもハイスペックを実現していますが、インターフェースが限りなく少ないのが欠点です。
USB type-C・Lightningしか搭載されていないため、各種デバイスを同時に接続することはできません。
ですが、ドッキングステーションを接続することにより、オーディオジャック・USB端子等を拡張できます。
デバイスを一括管理できる
iPhoneは携帯性・スペックには優れていますが、拡張性が低いため、複数のデバイスを同時に接続できません。
接続を切り替える際にも無駄な手間と時間が掛かりますが、ドッキングステーションにより、これらを解消できます。
複数のデバイスを同時に接続できますし、その他端末に切り替える際もケーブル1本を繋ぎ直すだけで済ませられます。
端末への給電も行える
iPhoneは携帯性・スペックを両立させており、携帯電話としてだけでなく、ビジネスシーンでもパフォーマンスを発揮できます。
しかし、端末自体は内蔵バッテリーで機能しているため、バッテリーが切れてしまうと稼働することはできません。
ですが、iPhone向けドッキングステーションは端末への給電も可能であり、接続中は半永久的に稼働可能です。
携帯性に優れている
iPhoneはハイスペックパーツを搭載しつつ、携帯電話として運用可能であり、携帯性に優れているのが特徴です。
iPhone向けドッキングステーションは端末の携帯性を考慮し、コンパクトサイズで設計されています。
片手でも持ち運びやすく、小物入れ等にかさばらずに収納できるため、負担無くあらゆるシーンで運用できます。
iPhone向けドッキングステーションを使うデメリット
コストが掛かる
iPhone向けドッキングステーションを使用することにより、各種ポートを増設し、拡張性を強化できます。
大きく利便性を強化できるのが強みですが、導入するためのコストが掛かるため、事前に予算の確保が必須です。
最低でも5千円程度のコストが掛かりますし、拡張性次第では1万円を超えるため、予算が限られている場合は注意です。
拡張性には限りがある
iPhone向けドッキングステーションは端末の拡張性を高められますが、増設できるポート数等には限りがあります。
ノートパソコン向けなら10以上のポートを増設できる製品もありますが、iPhone向けの場合、10以下が基本です。
中にはポート数が6個を切る製品もあるため、こだわった環境を構築しにくい点には注意です。
iPhone向けドッキングステーションの選び方
ポート数で選ぶ
iPhone向けドッキングステーションは拡張性を強化してくれますが、拡張ポート数は製品で異なります。
最低限の拡張性だと4つしか搭載されていない製品もありますし、10個前後が搭載された製品も登場しています。
最低限のデバイス数で問題が無ければ少数で良いですが、多種多様なデバイスを接続するなら多数のポートが必須です。
使用デバイス数を考慮し、同時に接続できるだけのポート数を搭載した製品を選択しましょう。
拡張性を選ぶ
iPhone向けドッキングステーションは端末の幅を広げてくれますが、拡張性は製品によって大きく異なります。
映像出力端子・SDスロット等の有無も違ってくるため、必要な拡張ポートの有無はチェックが必須です。
大画面で出力するならHDMI等が必要ですし、写真・映像データを多数扱うならSDスロットが非常に便利です。
使用環境・用途によって必要な拡張ポートは異なるため、ご自身の環境を考慮し、選択しましょう。
メーカーで選ぶ
iPhone向けドッキングステーションは国内外を含む、家電・デバイスメーカーを中心に登場しています。
しかし、同じ価格帯でも拡張性・機能性に差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
iPhone向けドッキングステーションは製品数は限られますが、5千円以下~2万円越えと幅広い価格で登場しています。
コストを抑えるなら5千円以下からの選択となりますが、価格=性能の結び付きが強く、拡張性も最低限となる点に注意です。
逆に、1万円~2万円以上の製品はコストが掛かりますが、拡張・機能性が高く、実用性に長けているのが強みです。
ご自身の予算を加味し、手が届く範囲で理想を体現できる製品を選択しましょう。
iPhone向けドッキングステーションおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 映像端子 | SDスロット | オーディオジャック |
---|---|---|---|---|
UWECAN 5-In-1 ドッキングステーション | 10.5×5.2×1.3cm/80g | HDMI×1 | 有 | 無 |
LXJADAP 6-In-1 ドッキングステーション | 12.2×10×3cm/110g | HDMI×1 | 有 | 無 |
COVS 5-In-1 ドッキングステーション | 7.4×3.2×1.4cm/41g | HDMI×1 | 有 | 無 |
rosyclo 6-In-1 Lightning HUB | 14.8×7.7×1.8cm/31g | HDMI×1 | 有 | 無 |
Anker 8-In-1 ドッキングステーション | 13×9.2×7.4cm/349g | HDMI×1/DisplayPort×1 | 有 | 有 |
Ikko 10-In-1 ドッキングステーション | 13.3×5×1.6cm/230g | HDMI×1 | 有 | 有 |
Kensington SD1650P | 12.7×5.4×1.6cm/80g | HDMI×1/VGA×1 | 無 | 無 |
Kensington UH1400P | 10.5×5.2×1.3cm/80g | HDMI×1 | 有 | 無 |
Targus ユニバーサル ドッキングステーション | 22.4×17.7×8.9cm/1kg | HDMI×2/DisplayPort×2 | 無 | 有 |
【UWECAN】
5-In-1 ドッキングステーション
コンパクトサイズで携帯性を高めつつ、各種ポートを活用し、拡張性を強化できるドッキングステーションです。
HDMI端子とモニターを接続し、大画面出力が可能であり、作業領域の拡大・深い没入感を実現できます。
SDスロットも搭載されており、iPhoneで撮影した写真・映像データをラクに管理できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 10.5×5.2×1.3cm/80g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 無 |
【LXJADAP】
6-In-1 ドッキングステーション(AUVEDIO-026)
端末スタンド型で省スペースに設置しやすく、ホワイトカラーでシンプルに仕上げたドッキングステーションです。
USBポートを活用し、快適な操作性を実現できますし、SDスロットで写真・映像データの扱いも容易に行えます。
HDMIとモニターの接続も可能であり、端末を大画面で出力し、作業領域を大きく拡大できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 12.2×10×3cm/110g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 無 |
【COVS】
5-In-1 ドッキングステーション
ホワイトカラーでコンパクトに設計されており、携帯性・適応力を高めたドッキングステーションです。
USBポートで任意のデバイスを接続しつつ、HDMIポートを活用し、大画面での出力も行えます。
SDスロットも搭載されており、端末で撮影した写真・映像データをラクに扱える点も好評です。
サイズ/重量 | 7.4×3.2×1.4cm/41g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 無 |
【rosyclo】
6-In-1 Lightning HUB
コンパクトサイズながらも各種ポートが充実しており、iPhoneをコンピュータ化できるドッキングステーションです。
USBポート×2つを使用し、任意のデバイスで操作性を高めつつ、HDMI接続で大画面出力にも対応しています。
軽量でラクに持ち運べますし、ABS樹脂素材で落下・衝撃に対する耐久力を強化している点もおすすめです。
サイズ/重量 | 14.8×7.7×1.8cm/31g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 無 |
【Anker】
8-In-1 ドッキングステーション(A8391)
端末スタンド型で省スペースに設置しやすく、最大85W急速充電も行えるドッキングステーションです。
HDMI・DisplayPortを搭載しており、シングル4K出力・デュアル2K出力で作業領域を拡大できます。
USBポートで使用デバイスにもこだわりやすく、SDスロットで写真・映像データをスムーズに保存できる点も好評です。
サイズ/重量 | 13×9.2×7.4cm/349g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1/DisplayPort×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 有 |
【Ikko】
10-In-1 ドッキングステーション
スマートフォルム+軽量設計で携帯性を高めつつ、計10個のポートで拡張性を強化できるドッキングステーションです。
充実したUSBポートで好みのデバイスを同時に運用できますし、オーディオジャック対応でサウンドにもこだわれます。
HDMIポートで4K出力も可能ですし、最大10Gbps転送速度で接続時の遅延を抑えられる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 13.3×5×1.6cm/230g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオ端子 | 有 |
【Kensington】
SD1650P(K34020WW)
手のひらサイズで携帯性を高めつつ、ブランドロゴを採用し、高級感を演出したドッキングステーションです。
USBポート×2つを活用し、快適な操作性を実現しつつ、最大100Wで端末への給電にも対応しています。
フルHD対応VGA・4K対応HDMI端子を搭載しており、モニターに合わせて任意のポートを選択できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 12.7×5.4×1.6cm/80g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1/VGA×1 |
SDスロット | 無 |
オーディオジャック | 無 |
【Kensington】
UH1400P(K33820JP)
iOSをはじめ、Windows/Macと各種端末に互換性があり、ケーブル1本で拡張できるドッキングステーションです。
コンパクトサイズながらも各種ポートが充実しており、USBポート×3つを活用し、好みのデバイスを同時に運用できます。
SDスロットで写真・映像データもラクに扱えますし、4K解像度出力に対応したHDMIポートを備えている点も好評です。
サイズ/重量 | 10.5×5.2×1.3cm/80g |
---|---|
映像端子 | HDMI×1 |
SDスロット | 有 |
オーディオジャック | 無 |
【Targus】
ユニバーサル ドッキングステーション(DOCK182USZ)
PC端末をはじめ、Andoroid/iOSにも互換性があり、各種ポートを豊富に揃えたドッキングステーションです。
充実したUSBポートで好みのデバイスを同時接続しつつ、映像端子を活用し、快適な作業空間を構築できます。
オーディオジャック付きでサウンドデバイスにもこだわれますし、コンパクトで持ち運びに適している点も魅力です。
サイズ/重量 | 22.4×17.7×8.9cm/1kg |
---|---|
映像端子 | HDMI×2/DisplayPort×2 |
SDスロット | 無 |
オーディオジャック | 有 |
まとめ
iPhone向けドッキングステーションは拡張性を強化してくれますが、ノートパソコンほどの拡張性を実現しにくいのが欠点です。
拡張性が高いほどにコストも掛かる点には注意し、製品選びで迷った際には本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
iPhone向けドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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