IH対応クッカーおすすめ10選！メリットやデメリットは？

アウトドアでの調理には欠かせないクッカーですが、せっかく買うなら家でも使えるものがいいですよね。

ところがクッカーの多くは軽量化されているためIHに対応しておらず、逆に家庭用の鍋やフライパンは重くてアウトドアには不向きです。

そこで便利になってくるのがIHにも対応したクッカーで、コンパクトに収納もできるため家でもアウトドアでも活躍します。

今回は、幅広く使えるIH対応クッカーにターゲットを絞って、おすすめ商品やそのメリット・デメリットについてもご紹介します。

1 IH対応クッカーを使うメリット
2 IH対応クッカーを使うデメリット
3 IH対応クッカーの選び方
4 IH対応クッカーおすすめ10選
5 まとめ

IH対応クッカーを使うメリット

アウトドアでも家でも使える

IH対応クッカーは、ガスコンロだけでなくすべての熱源に対応しているため、アウトドアでも家でも活用することができます。

そのため、せっかくクッカーを購入したのにキャンプに行く機会がなく、キャンプグッズの中に埋もれたまま、ということがありません。

また、必要最低限のものしか持たないミニマリストにとっても、ひと通りの調理器具を揃えるだけで済むのでおすすめです。

コンパクトに収納できる

クッカーはアウトドアに特化して作られているため、程よい大きさで軽く、コンパクトに収納ができるため持ち運びにも困りません。

特に、クッカーセットとして販売されているものは、鍋をスタックして専用の収納袋にまとめることができるのでとても便利です。

また、フライパンや鍋の取っ手は取り外しができるため場所を取らず、鍋のフタをお皿として使える、といった工夫がされた商品もあります。

色んな調理ができる

IH対応クッカーは、その形や素材によってさまざまな調理に対応することができます。

例えばウォックパンと呼ばれる中華鍋のような深めのフライパンは、炒めるだけでなく煮物や揚げ物調理にも使えて便利です。

また、ステンレスとアルミの多重構造になった鍋であれば無水調理もでき、肉や野菜の旨味を活かした調理をすることができます。

IH対応クッカーを使うデメリット

重量がある

IH対応の調理器具の条件としては、鉄やホーロー、ステンレスといった磁力を通すものになるため、アルミに比べて重量があります。

そのため、外に持ち運ぶ際に重労働になったり、登山のテント泊や交通機関を使って行くバックパックキャンプには不向きです。

できるだけ荷物を軽くしたければ、アルミ鍋の底に鉄やステンレスを使ったもの、アルミをステンレスで挟んだ構造のものを選ぶとよいでしょう。

フッ素加工が消耗する

表面がフッ素加工されているフライパンや鍋は、食材がひっつかず便利ですが、使用頻度が高いと表面加工が取れて焦げ付きやすくなります。

特に、家でも外でも毎日のように使うのであれば、表面加工の消耗は避けることができません。

そのため、お値段はしますが高耐久のフッ素加工がされたものを選ぶと持ちが良く、長い目で見るとお得です。

形状によっては使えない

ステンレスや鉄などのIHで使えるような素材であっても、小さすぎるサイズであれば、ヒーターが反応せず使えない場合もあります。

また、ライスクッカーなどの底が湾曲したタイプの鍋も、IHに対応しないことが多いのでご注意下さい。

IH対応クッカーの選び方

種類で選ぶ

IH対応クッカーの中にも、フライパンやマルチグリドル、ミルクパンから深型の鍋までさまざまな種類のものがあります。

アウトドアでする調理によってはフライパンだけで事足りることもあるため、作りたい調理に合わせたクッカーを選ぶようにしましょう。

クッカーケースおすすめ12選！収納袋を使うメリットやデメリットは？

大きさ・容量で選ぶ

おもに何人分の調理をするかによって、鍋やフライパンの大きさを選ぶ必要があります。

ソロ〜デュオ用フライパンであれば直径16cmもあれば十分ですが、3〜4人のファミリーになるとそれ以上か、深さのあるものがベターです。

鍋に関しては、カップラーメン一杯分のお湯は300〜400ml必要なため、それを基準に人数に応じた容量を選ぶようにしましょう。

セット内容で選ぶ

IH対応クッカーセットとして売られているものであれば、そのセット内容も細かくチェックしておきましょう。

フライパン1つとサイズ違いの鍋2つがセットになったものが多いですが、なかにはレードルや食器がセットになったものもあります。

また、付属のフタはお皿になったり、ガラスタイプで中の物が見えるものまでさまざまなので、製品概要欄のチェックも重要です。

メーカー

アウトドアの定番、コールマンやキャプテンスタッグ、スノーピークからもIH対応品が出ており、お値段はしますがメーカーの安心感があります。

また、調理器具専門のビタクラフトや、新潟燕市のキッチン用品メーカーからも質の高い商品がリリースされているので要チェックです。

コールマンのクッカーおすすめ10選！人気メーカーの商品をまとめて紹介！

価格帯で選ぶ

IH対応と謳っているクッカーはセット品が多いため、定価で1万円以上するものが多く、バラ売りしていないため割高に感じるかも知れません。

ですが、良いものは長持ちしますし、家でもアウトドアでも使えると思ったら決して高い買い物ではありません。

また、人気のマルチグリドルの場合、模倣品は本家の半額以下で購入できますが、品質的に問題があるものも多いため注意が必要です。

安いクッカーおすすめ12選！コスパの良い商品を厳選！

IH対応クッカーおすすめ10選

メーカー・製品名	セット内容（サイズ）	材質
CAPTAIN STAG Easy コンパクトクッカーセット	マルチポットΦ16cm、マルチポットΦ18cm、フライパンΦ18cm、ガラスフタ×1、ハンドル×1、収納ケース	アルミ、ステンレス
Coleman アルミクッカーセット	フタ付きウォックパンΦ26cm、フライパン24cm、フタ付き片手鍋18cm：、ハンドル×2、収納ケース	アルミ、ステンレス
snowpeak パンクッカー	ディープΦ26cm、シャローΦ26cm、ライスΦ19cm、フタ×2、ハンドル×1、収納ケース	アルミ、鉄
CAMPING MOON IH対応ステンレスクッカー	ボール×6、デッシュ×4、フタ付き鍋Φ19.5cm、フタ付き鍋Φ22.5cm、フライパンΦ22.8cm、耐熱鍋敷き、ふきん、専用ケース	ステンレス
SOTO ステンレスヘビーポット GORA	フタ付きポットΦ20cm、フタ付きポットΦ16cm、フタ付きポットΦ14cm、リフター、収納袋	ステンレス
VitaCraft クックギアランドクッカーセット	フタ付き鍋Φ16cm、フタ付き鍋Φ20cm、フライパンΦ20.8cm、ボウル×4個、レードル、収納袋	アルミ、ステンレス
JHQ 鉄板マルチグリドルフラット 33cm	本体Φ33cm、シリコンミトン	アルミ（底部磁性体）
下村企販鉄製トースターパン	本体のみ（幅36.5×奥行15.5×高さ3.3cm）	鉄
LOGOS 鉄の職人グリルパン20-B	本体のみ（Φ20cm）	スチール
仔犬印給食缶ミニ	本体Φ15cm、ゴムパッキン付きフタ	ステンレス

【CAPTAIN STAG】
Easy コンパクトクッカーセット（UH-4120）

16、18cmの鍋と18cmのフライパンがセットになった、2〜3人分の食事を作るのにピッタリのクッカーセットです。

フッ素加工で焦げ付きにくく少ない油で調理できるため、洗い場のないキャンプ場での調理にも最適。

ただし、付属の取っ手はT-FALのようなワンタッチ式ではなく、レバーを回して固定させるタイプでひと手間かかります。

セット内容（サイズ）	マルチポットΦ16cm、マルチポットΦ18cm、フライパンΦ18cm、ガラスフタ×1、ハンドル×1、収納ケース
材質	アルミ、ステンレス

公式HPはこちら

メルカリで探す

【Coleman】
アルミクッカーセット（2000010531）

コールマンのこのクッカーセットは特にウォックパンの使い勝手がよく、炒める、煮る、揚げるといったさまざまな調理ができます。

そのウォックパンの中に他のクッカーをスタックできるため、コンパクトに収納でき、専用袋付きで持ち運びも楽にできます。

フタやハンドルの赤がアクセントとなりおしゃれなため、アウトドアだけでなく家でも使いたくなるようなクッカーセットです。

セット内容（サイズ）	フタ付きウォックパンΦ26cm、フライパン24cm、フタ付き片手鍋18cm：、ハンドル×2、収納ケース
材質	アルミ、ステンレス

公式HPはこちら

メルカリで探す

【snowpeak】
パンクッカー（CS-600）

家庭でも使えるようにとIHに対応したパンクッカーは、アウトドアはもちろん自宅でも普段使いしているユーザーが多いのが特徴です。

しっかりと大きめの作りのため、家族が多くても対応でき、鍋のまま食卓に出しても映える見た目の良さも魅力です。

お値段はしますが、何年も焦げ付きくこと無く使える耐久性の高いフッ素加工は、安いフライパンを何度も買い替えるよりはおトクと言えます。

セット内容（サイズ）	ディープΦ26cm、シャローΦ26cm、ライスΦ19cm、フタ×2、ハンドル×1、収納ケース
材質	アルミ、鉄

公式HPはこちら

メルカリで探す

【CAMPING MOON】
IH対応ステンレスクッカー（MC210）

お皿も合わせてなんと15点セットのこちらの商品は、このセットさえあれば4〜6名のファミリーキャンプに対応できます。

そのため、鍋と食器を分けて揃える必要がなく、これからファミリーキャンプを始めようという方にとってもおすすめです。

ステンレス製のお皿は火にかけることもできるため、食事が冷めやすい冬キャンプで、つぎ分けたものを温め直すのにも重宝します。

セット内容（サイズ）	ボール×6、デッシュ×4、フタ付き鍋Φ19.5cm、フタ付き鍋Φ22.5cm、フライパンΦ22.8cm、耐熱鍋敷き、ふきん、専用ケース
材質	ステンレス

公式HPはこちら

メルカリで探す

【SOTO】
ステンレスヘビーポット GORA（ST-950）

3つのポットをスタッキングでき、いちばん大きいポットでも20cmとコンパクトなため、収納時も場所を取りません。

付属の磁石式リフターは鍋の取っ手にも、フタのつまみやスタンドとしてもマルチに使えて便利です。

重厚感のあるステンレスは強い火力にも耐えられますが、軽量化を求めるキャンパーにとっては向かない面もあります。

セット内容（サイズ）	フタ付きポットΦ20cm、フタ付きポットΦ16cm、フタ付きポットΦ14cm、リフター、収納袋
材質	ステンレス

公式HPはこちら

メルカリで探す

【VitaCraft】
クックギアランドクッカーセット（4100）

ビタクラフトの鍋はステンレスとアルミの多層構造になっており、軽くて熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすいのが特徴です。

無水調理も可能なため、野菜と肉を入れて火にかけるだけの簡単調理で、頑張りすぎないゆとりのあるキャンプスタイルを実現できます。

フライパンの取っ手はネジ式で取り外し可能、大鍋のハンドルは焚き火にぶら下げられたりと、アウトドアで使いやすい工夫も満載です。

セット内容（サイズ）	フタ付き鍋Φ16cm、フタ付き鍋Φ20cm、フライパンΦ20.8cm、ボウル×4個、レードル、収納袋
材質	アルミ、ステンレス