オンラインで会社や取引先との会議の際、コンデンサーマイクはパソコンの内臓マイクよりも、質の高い音質で通話をすることができます。
また、高級コンデンサーマイクは音質が良いため、YouTubeでの配信や、レコーディングなど、趣味の用途でも使用可能です。
今回は、使用用途が多岐に渡る、高級コンデンサーマイクおすすめ11選を紹介いたします。
目次
- 1 高級コンデンサーマイクを使うメリット
- 2 高級コンデンサーマイクを使うデメリット
- 3 高級コンデンサーマイクの選び方
- 4 高級コンデンサーマイクおすすめ11選
- 4.1 【オーディオテクニカ】 コンデンサーマイク XLRタイプ(AT2020)
- 4.2 【オーディオテクニカ】コンデンサーマイク USBタイプ(AT2020USB+)
- 4.3 【AKG】コンデンサーマイク XLRタイプ(C214)
- 4.4 【Comica】スマホ&PCマイク対応コンデンサーマイク USBタイプ(STA-U1)
- 4.5 【CORSAIR】卓上コンデンサーマイク USBタイプ(10MAA9901)
- 4.6 【ロジクール】 Blue Bluebird XLRタイプ(BM1200)
- 4.7 【JBL】卓上コンデンサーマイク USBタイプ(JBLQSTREAMBLK)
- 4.8 【AKG】配信用コンデンサーマイク USBタイプ(AKG-Ara-Y3)
- 4.9 【RODE】コンデンサーマイク XLRタイプ(NT1A)
- 4.10 【RODE】コンデンサーマイク USBタイプ(XCM-50)
- 4.11 【ハイパーエックス】卓上コンデンサーマイク USBタイプ(4P5E2AA)
- 5 まとめ
高級コンデンサーマイクを使うメリット
音質が良い
コンデンサーマイクはイヤホン内蔵のマイクや、PC内臓マイクに比べて高音質に音を拾ってくれます。
その理由としてコンデンサーマイクは、標準的なマイクに比べて拾う音の周波数が広いためです。
そのため細かな息遣いや、音の強弱などもそのまま表現してくれるため、音質にこだわるなら、コンデンサーマイク一択です。
幅広い用途に対応できる
コンデンサーマイクは、ほかのマイクよりも高音質で音を拾ってくれるため、仕事での会議や取引先との通話でも円滑なやり取りができます。
また、配信や歌のレコーディングなど、趣味の場面でも使用することができるため、コンデンサーマイクは幅広い用途に使用可能です。
一本持っておくととても便利なので重宝します。
高級コンデンサーマイクを使うデメリット
ファンタム電源が必要な場合がある
コンデンサーマイクはほかのマイクとは違い、出力音量が小さいため、音量を大きくするためにファンタム電源(オーディオインターフェイス)を必要とする場合があります。
そのため、コンデンサーマイクとは別にファンタム電源が必要なため、設定が少しややこしくなってしまいます。
最近ではパソコンとマイクをUSB一つで繋げられる商品も出てきています。
手軽にコンデンサーマイクを使用したいなら、そちらを選ぶとよいです。
壊れやすい(湿気や衝撃に弱い)
コンデンサーマイクはほかのどんなマイクよりも特に壊れやすく、主に湿気や衝撃で壊れることが多いです。
そのため、コンデンサーマイクは丁寧に扱い、使用する時以外は、除湿剤をいれたケースにしまうようにしましょう。
丁寧に扱えば、何十年と使うことができます。
比較的高価
コンデンサーマイクはほかのマイクよりも比較的高価な商品になっています。
主にコンデンサーマイクは、音楽のレコーディングやスタジオの録音で使用するため、より良い音声で録音する必要があるためです。
今では、一般のユーザーが使うような商品もたくさんあるため、昔よりも価格が下がりましたが、それでもほかのマイクよりは高価な商品といえます。
ほかの備品が必要になる
コンデンサーマイクはダイナミックマイクのような手持ちマイクではありません。
設置して使うマイクになるため、卓上コンデンサーマイク以外の商品はマイクスタンドが必要になります。
また、コンデンサーマイクは湿気や衝撃にも弱いです。
そのため、喋る時に飛沫を防ぐためのポップガードや、衝撃を和らげるショックマウントなど、必要な備品が多くなります。
高級コンデンサーマイクの選び方
接続方法から選ぶ
コンデンサーマイクをパソコンと接続する際には、USB接続とXLR接続の二種類の接続方法があります。
USBでの接続
パソコンとコンデンサーマイクをUSBで直接つなげる接続方法です。
この接続方法では、上記で説明したファンタム電源が不要なため、簡単にコンデンサーマイクを使用することができます。
音質はXLRでの接続方法には劣るものの、WEB会議やそのほかの通話で使用するには十分な音質で使用できます。
XLRでの接続
XLRは、パソコンとマイクの間にファンタム電源を経由して接続することで使用することができます。
USBでの接続に比べて手間はかかりますが、音質はピカイチで良いので、音質にこだわる方におすすめの接続方法です。
また、高音質で音を拾ってくれるため、音楽などの趣味がある方にはXLR接続がおすすめです。
指向性から選ぶ
指向性とは、マイクが拾える音の方向のことを言い、主に単一指向性、双指向性、全指向性(無指向性)の三種類があります。
自分の使用用途に合ったマイクを選ぶようにしましょう。
単一指向性
正面のみ音を拾うタイプ。
主に通話や配信など、一人で使用する場面で使用する。
双指向性
マイクの正面と裏側の二方向から音を拾うタイプ。
対面で話をするインタビューなどの2人での場面で使用する。
全指向性(無指向性)
360°全方位から音を拾うタイプ。
主に会議などの3人以上での場面で使用する。
高級コンデンサーマイクおすすめ11選
【オーディオテクニカ】
コンデンサーマイク XLRタイプ(AT2020)
コンデンサーマイクの購入を考えたときに、まず初めにおすすめしたい商品がオーディオテクニカのAT2020モデルです。
単指向性のマイクになり、会議や配信など幅広い用途に使うことができます。
マイクをしまうマイクポーチ、マイクをスタンドに着けるための専用マウントなど、付属品も充実しています。
【オーディオテクニカ】
コンデンサーマイク USBタイプ(AT2020USB+)
こちらはAT2020のUSBタイプになります。
上記の商品はXLRタイプのマイクになるため、接続方法に手間がかかります。
ですがこちらはUSBタイプため、パソコンとマイクがあれば簡単に接続することができるため、手軽さを優先するユーザーにおすすめです。
【AKG】
コンデンサーマイク XLRタイプ(C214)
AKGのC214は、上位モデルのC414よりもリーズナブルで、高音質の録音が可能なため、コストパフォーマンスに優れています。
また、除湿剤入りの頑丈なケースに入って商品が届くため、湿気や衝撃に弱いコンデンサーマイクをしっかりと守ってくれます。
特に音質にこだわる方におすすめの商品です。
【Comica】
スマホ&PCマイク対応コンデンサーマイク USBタイプ(STA-U1)
Comicaのコンデンサーマイクは、スマホとパソコンの両方に対応している商品です。
タイプCのケーブルをUSBに変換する端子がついているため、二つのデバイスで使うことができます。
パソコン以外での使用が可能なコンデンサーマイクは多くないため、非常に使い勝手が良いです。
また、マイク自体につまみがあるため、手軽に音量調整ができるのもよいポイントです。
【CORSAIR】
卓上コンデンサーマイク USBタイプ(10MAA9901)
CORSAIRの卓上コンデンサーマイクは、デスクの上に置いて使用するため、マイクを固定するためのマイクスタンドが不要です。
購入した際に付属している、マイクの設定をするためのプラグインも同封されているため、マイク自体の細かい設定が行えます。
デザインもシックな黒色で、見栄えも良いです。
【ロジクール】
Blue Bluebird XLRタイプ(BM1200)
パソコン周辺機器で有名なロジクールから販売されている、XLRタイプのコンデンサーマイクです。
録音、配信、通話など、すべての観点から最高の音質を届けることができるため、とても汎用性に長けたマイクになっています。
価格も少し高めですが、価格以上の満足感を得られます。
【JBL】
卓上コンデンサーマイク USBタイプ(JBLQSTREAMBLK)
JBLの卓上コンデンサーマイクは、デスクの上で使用できるUSBタイプの商品です。
マイクの切り替えスイッチで、単一志向性と全指向性に切り替えることができるため、自宅での使用はもちろん会議などの複数人での使用もできます。
価格も抑えめなため、手が出しやすいのも魅力の一つです。
【AKG】
配信用コンデンサーマイク USBタイプ(AKG-Ara-Y3)
こちらの商品は先述したC214とは違い、配信に特化したタイプのコンデンサーマイクになります。
マイク自体につまみがあり、単一指向性と双指向性に切り替えることができます。
USBタイプで卓上で使用することもできるため、接続や使用環境に依存せず、手軽に使用可能です。
メーカーも大手音響メーカーのAKGなため、音質面でもおすすめです。
【RODE】
コンデンサーマイク XLRタイプ(NT1A)
初心者~上級者まで、幅広く愛されているメーカーRODEのコンデンサーマイクです。
今回紹介する中でも、一番価格が高い商品ですが、音質面ではピカイチ。
XLRタイプであり、気楽に使えるマイクではありませんが、プロの方も使うようなマイクなため、音質にこだわりがある方にはおすすめです。
【RODE】
コンデンサーマイク USBタイプ(XCM-50)
RODEの高音質を気軽に使うことができる、USBタイプの卓上コンデンサーマイクです。
取り外し可能なミニ三脚が付属しているため、卓上での使用はもちろん、マイクスタンドに装着もできます。
マイク自体にヘッドホンの音量調節機能があるため、操作面でも楽です。
【ハイパーエックス】
卓上コンデンサーマイク USBタイプ(4P5E2AA)
ハイパーエックスのコンデンサーマイクは、ポップガードが内蔵されているため、湿気に強い商品です。
マイクにもライトリングがついており、ゲーミングハウスのようなエレクトリックなデザインが特徴的です。
指向性も単一指向性と、全指向性に切り替えることができるため、幅広い用途で活躍してくれます。
まとめ
コンデンサーマイクは、XLRタイプやUSBタイプ、指向性など様々な種類があります。
まずは、USBタイプの卓上コンデンサーマイクを試してみて、音質などに満足できなかった場合には、XLRタイプを購入してみましょう。
高級コンデンサーマイクの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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