頭が大きい人向け登山ヘルメットおすすめ10選!大きいサイズの商品を紹介!

危険が及ぶような登山をする時には、登山ヘルメットを身に着けて安全を確保する必要があります。

しかし、登山ヘルメットが欲しいけれど、頭が大きくて合うものがないと諦めている人もいるのではないでしょうか。

ですが、最近ではそんな悩みを抱える人でも安心して被れる、大きいサイズの登山ヘルメットも多く販売されています。

そこで本記事では、頭が大きい人向けの登山ヘルメットを使うメリットからデメリット、おすすめの商品まで紹介しています。

頭が大きい人向け登山ヘルメットを使うメリット

ハチ張りの人でも被れる

頭の大きい人向けの登山ヘルメットであれば、典型的な日本人の頭の形である横幅が広い「ハチ張り」の人でも被りやすいです。

そのため、今までヘルメットを窮屈に感じていながらも我慢して被っていた人は大きめのヘルメットを試すことをおすすめします。

また、日本人向けに製作されたモデルやアジア人向けのモデルは、横幅が広く設計されているので、合わせてチェックしてみると良いでしょう。

頭が痛くならない

頭が大きい人が無理をして小さいヘルメットを被っていると、頭痛の原因になります。

また、長時間に及ぶ登山では、頭痛によって集中力が低下してしまい、転倒や滑落などの事故のリスクが高まります。

そのため、頭のサイズに合った大きい登山ヘルメットを被ることが大切です。

ヘルメットの下に余裕がある

頭の大きい人向けの登山ヘルメットであれば、ヘルメットの下に余裕が生まれます。

そのため、ヘルメットの下にインナーキャップや、普段使用している帽子を被ることが可能です。

インナーや帽子を装着することで、汗が垂れず目に入らなかったり、吸湿速乾性のあるものであれば、蒸れを軽減できたりするので便利です。

頭が大きい人向け登山ヘルメットを使うデメリット

フィット感がいまいち

頭が大きい人向けの登山ヘルメットを選ぶ時に注意すべきなのが、頭の形に合うかどうかです。

例えば、頭の横幅が大きい人が横幅が入るように大きいサイズを選んだとしても、深さや縦のサイズがあっていないとフィット感がいまいちです。

そのため、頭が入るというだけでなく、ヘルメットの形が頭に合っているということも意識して選ぶようにしましょう。

選択肢が少ない

頭の大きい人向けの登山ヘルメットは、通常サイズのモデルと比較して選択肢が少ないです。

また、XLサイズや、XXLサイズのような設定のヘルメットはほとんどないため、サイズ設定があるモデルを探すというだけで一苦労します。

そのため、限られたデザインやカラーの中で自分の好みに合うものを探す必要があります。

重量が増える

大きい登山ヘルメットを選択するということは、その分重量が増えます。

サイズによる差は20〜30g程度ではありますが、長時間歩く登山では少しでも軽量化したいはずです。

ですが、大きい登山ヘルメットの中には軽量性に優れたモデルもあるので、気になる人はその中から選ぶと良いでしょう。

頭が大きい人向け登山ヘルメットの選び方

フィット感で選ぶ

登山ヘルメットを選ぶ時に大事なのが、頭の形に合うかどうかです。

そのため、被った時に隙間が空いていないか、深さが適切かなどをしっかりと確認することが必要となります。

頭にしっかりとフィットしていないと、動いた時にずれてしまったりヘルメットの安全性能を十分に発揮できない可能性があります。

重量で選ぶ

登山ヘルメットを被って行動した時、首や肩にかかる負担は大きいです。

長時間の登山をするのであれば重量は軽ければ軽いほど楽になるので、負担をかけたくない人はできるだけ軽いモデルを選ぶことをおすすめします。

しかし、軽さに特化したモデルは機能を省いていたり、安全性が落ちる可能性もあるので注意が必要です。

機能で選ぶ

登山ヘルメットを選ぶ時に大切なのが、必要な機能があるかどうかです。

例えば、登山ヘルメットはフリーサイズのものが多いので、サイズ調整機能があるモデルを選ぶと簡単にフィット感を調整出来ます。

また、ヘッドライトを付けるためのクリップや、蒸れを逃がすための通気孔の大きさなどをチェックすることが大切です。

メーカー

頭が大きい人向けの登山ヘルメットを選ぶ際に注目したいのは、メーカーです。

例えば、モンベルやグリベルなどのメーカーは日本人の頭の形に合わせて登山ヘルメットを製作しているので、頭の横幅が大きい人に合います。

また、Black DiamondやPETZLなどのメーカーが取り扱っているモデルはサイズが63cmまで対応しているので、比較的大きいです。

価格帯

安価なモデル・メーカーであれば7,000円~1万円で購入可能で、高価なモデル・メーカーになってくると2万円~3万円と幅広い価格帯から選べます。

もちろん、高価なモデル・メーカーは安全性に加えて機能性が充実していたり、快適性が高いものが多いです。

ですが、安価なモデル・メーカーでも安全性は同等の性能で、機能性がシンプルになっているというものが多いので、必要十分と感じる人も多いです。

頭が大きい人向け登山ヘルメットおすすめ10選

メーカー・製品名重量サイズ素材
モンベル アルパインヘルメット305gフリー(54〜62cm)ABS樹脂,ポリスチレン
PETZL ストラトベント415gフリー(53〜63cm)ABS樹脂,EPP、EPS
PETZL シロッコ160~170gS/M(48〜58cm),M/L(53〜61cm)ポリカーボネート,EPP,EPS
MAMMUT Wall Rider195g52〜57cm,56〜61cmABS樹脂,EPP
Grivel サラマンダー2.0352gフリー(55〜61cm)ABS樹脂,ポリスチレン
KONG マウス380gフリー(52〜63cm)ABS樹脂,ポリスチレン
Black Diamond ハーフドーム330~350gS/M(50〜58cm ), M/L(56〜63cm)ポリカーボネート,EPS
Black Diamond キャピタン285~295gS/M(50〜58cm ), M/L(56〜63cm)ABS樹脂,EPP,EPS
SALEWA ベガ250~280gS/M(53〜59cm ), L/XL(59〜63cm)ABS樹脂,ポリプロピレン
TRANGO コメット2300gフリー(53〜64cm)ポリカーボネート,ポリスチレン

【モンベル】
アルパインヘルメット(1124782)

欧米人と比較して頭が大きい日本人でも合いやすい、アジアンフィットデザインのモデルです。

後頭部に備え付けられているダイヤルアジャスターで、細かい調整をすることが出来ます。

そして、ベンチレーションを多く備えているので、蒸れが少なく快適な使用が可能です。

重量305g
サイズフリー(54〜62cm)
素材ABS樹脂,ポリスチレン

【PETZL】
ストラトベント(A020BA)

引用:Amazon

ゆとりのあるサイズ感ながら「センターフィット」と「フリップ&フィット」のシステムにより、頭部にしっかりフィットするモデルです。

蒸れを軽減するために、大きめの通気孔がサイドに備え付けられています。

また、ペツル製のヘッドライトやイヤーマフなど様々なアクセサリーを付けることが可能です。

重量415g
サイズフリー(53〜63cm)
素材ABS樹脂,EPP、EPS

【PETZL】
シロッコ(A073)

引用:Amazon

超軽量ながら、横幅が広めに設計されているので、頭の大きい人でも被りやすいモデルです。

クラウン、ライナー、シェルのハイブリッド構造を採用していて、高い保護性能を実現しています。

また、フィット感と通気性に優れているので、激しい動きをしても快適に使用することが可能です。

重量160~170g
サイズS/M(48〜58cm),M/L(53〜61cm)
素材ポリカーボネート,EPP,EPS

【MAMMUT】
Wall Rider(2030-00141)

引用:Amazon

ヘルメットの頭頂部の幅が広めで深い形状になっているため、頭が大きい人でもゆとりのあるモデルです。

シェルは安全性と軽量性を高めるために、部分的にハードシェルとEPP素材が使われています。

また、頭の形に合わせて調整可能な機能が備わっているので、高いフィット感を得ることが可能です。

重量195g
サイズ52〜57cm,56〜61cm
素材ABS樹脂,EPP

【Grivel】
サラマンダー2.0(GV-HESAL2)

引用:Amazon

200年以上の歴史がある、イタリアの老舗クライミングメーカーであるグリベルが制作したモデルです。

日本人の丸い頭の形に合うように製作されたジャパンフィット規格なので、頭の大きい人でも被りやすくなっています。

また、内側の幅を広くとっているので、安定したフィット感を実現しています。

重量352g
サイズフリー(55〜61cm)
素材ABS樹脂,ポリスチレン

【KONG】
マウス(99716AW02KK)

引用:Amazon

頭の横幅が広くてヘルメットが被れないという人でも被ることが出来る、幅広形状のモデルです。

サイズはほとんどのヘルメットが61cmまでのところ、63cmまで対応しています。

また、サイズを細かく調整できるダイヤル式調整機能や、蒸れを軽減する大きめの通気孔などの機能が備え付けられているため快適です。

重量380g
サイズフリー(52〜63cm)
素材ABS樹脂,ポリスチレン

【Black Diamond】
ハーフドーム(BD12012)

引用:Amazon

サイズが63cmまで対応していて比較的大きめなので、頭の大きい人でもゆとりのあるモデルです。

すっきりとシンプルな見た目ではありますが、片手で操作可能なサイズ調整ダイヤルや、サスペンションシステムなどの機能が充実しています。

また、ハードシェルは耐久性に優れるポリカーボネートで、インナーシェルは軽量性に優れるEPSフォームを使用しています。

重量330~350g
サイズS/M(50〜58cm ), M/L(56〜63cm)
素材ポリカーボネート,EPS

【Black Diamond】
キャピタン(BD12058)

引用:Amazon

ハーフドームと同様に対応サイズが63cmまでなので、他のヘルメットと比較して大きめのモデルです。

アウターシェルはABS樹脂で堅牢性を高め、インナーに衝撃吸収材のEPPとEPSを使用することで安全性能が高くなっています。

また、側面から後頭部にかけて通気孔が大きく設けられているので、通気性に優れています。

重量285~295g
サイズS/M(50〜58cm ), M/L(56〜63cm)
素材ABS樹脂,EPP,EPS

【SALEWA】
ベガ(2297)

丸い形状のため、横幅が大きい日本人の頭にも合いやすいモデルです。

ゆとりのあるサイズ感ですが、軽量で登山からクライまで多用途に使うことが出来ます。

また、すばやく簡単に調整できる機能や、優れた通気性を実現した大きめの通気孔などの機能が充実しています。

重量250~280g
サイズS/M(53〜59cm ), L/XL(59〜63cm)
素材ABS樹脂,ポリプロピレン

【TRANGO】
コメット2(1826380)

引用:楽天市場

対応サイズが64cmで、日本人の頭に合うアジアンフィットデザインとなっているので、頭の大きい人でも余裕を持って被れるモデルです。

アイスクライミング時の氷片から目を守ったり、直射日向で眩しい時に使える収納型のサングラスが備わっています。

また、TRANGOは国内で信頼と実績のあるモンベルが取り扱っているメーカーなので、安心して使用することが出来ます。

重量300g
サイズフリー(53〜64cm)
素材ポリカーボネート,ポリスチレン

まとめ

登山ヘルメットを着用することによって、怪我をするリスクは格段に減ります。

しかし、今まで頭の大きさに悩まされて、中々サイズに合うものが見つからなかった人もいるはずです。

そのため、本記事が頭の大きい人向けの登山ヘルメットを探している人の参考になれば幸いです。

紹介アイテム一覧

頭が大きい人向け登山ヘルメットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

モンベル
アルパインヘルメット(1124782)
PETZL
ストラトベント(A020BA)
PETZL
シロッコ(A073)
MAMMUT
Wall Rider(2030-00141)
Grivel
サラマンダー2.0(GV-HESAL2)
KONG
マウス(99716AW02KK)
Black Diamond
ハーフドーム(BD12012)
Black Diamond
キャピタン(BD12058)
SALEWA
ベガ(2297)
TRANGO
コメット2(1826380)
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