登山ヘルメットを着用する時に、「インナーキャップ」があると快適に過ごすことが出来ます。
インナーキャップはヘルメットの下に着用するもので、汗や蒸れが気になる時に身につけることで、不快感が少なくなるのでおすすめです。
ですが、登山ヘルメット用のインナーキャップは様々なタイプのものがあり、どれを選べばいいか分からないですよね。
そこで本記事では、登山ヘルメット用のインナーキャップを使うメリットとデメリット、おすすめの商品を紹介します。
目次
- 1 登山ヘルメット用インナーキャップを使うメリット
- 2 登山ヘルメット用インナーキャップを使うデメリット
- 3 登山ヘルメット用インナーキャップの選び方
- 4 登山ヘルメット用インナーキャップおすすめ10選
- 4.1 【Trifong】ヘルメットインナー 薄型
- 4.2 【KEIBIKA】インナーキャップ 超軽量
- 4.3 【エヌリット】クールライナーキャップ(1610119)
- 4.4 【MILLET】ヘルメット ウール ライナー(MIV9607-0247-U)
- 4.5 【TESLA】インナーキャップ 秋冬用
- 4.6 【MAMMUT】WS ヘルムキャップ(1191-00703)
- 4.7 【おたふく手袋】ヘッドキャップ 接触冷感(JW-611)
- 4.8 【SALOMON】CROSS CAP(LC20220)
- 4.9 【finetrack】スカイトレイル ブレスキャップ(FHU1001)
- 4.10 【Empirelion】ヘルメットインナーキャップ
- 5 まとめ
登山ヘルメット用インナーキャップを使うメリット
ヘルメットが汚れない
夏場や激しい動きをする山行では、頭部が汗でぐちゃぐちゃといったこともあるはずです。
そんな時にヘルメットを着用すると、汗や皮脂汚れでヘルメットが汚れてしまいます。
しかし、インナーキャップを着用していれば、ヘルメットは汚れることはありません。
そして、インナーキャップであれば洗濯することが出来るので、清潔を保つことが可能です。
汗が目に入らない
ヘルメットを着用する場面では、岩稜帯や鎖場など集中して通過したい区間を通ることも多いです。
そんな時に、額から汗が流れて目に入ってしまったら、集中力が切れてしまいます。
そのため、汗を吸ってくれるインナーキャップを装着して、汗を止めることが大切です。
日差しや雨が気にならない
ヘルメットの下に装着するインナーキャップは、さまざまな形のものがあります。
その中でも、つば付きのものであれば、眩しい日差しを遮ってくれるので便利です。
そして、雨の日には雨水が顔にかかるのも防いでくれるので、快適に登山をすることが出来ます。
フィット感が増す
登山ヘルメットはサイズが合っていても、形状が頭の形にピッタリではないものが多いです。
ですが、ヘルメットの下にインナーキャップを着用することで、隙間を無くしてピッタリにすることが出来ます。
フィット感が増すと、動いた時にヘルメットのずれがなくなるので快適です。
帽子として使える
登山ヘルメット用のインナーキャップはヘルメットを脱いだ時に、そのまま帽子として使えるものもあります。
そして、帽子として使えれば他に帽子を持ってくると必要がないので、荷物が減ります。
しかし、素材や形状によっては、被ってみるとインナー感が強くて、イメージと違う場合があるので注意が必要です。
登山ヘルメット用インナーキャップを使うデメリット
暑い
登山ヘルメット用のインナーキャップは、吸湿速乾性に優れているものが多いです。
ですが、夏場の暑い時期や冬場でも激しい動きをすると、発汗量に素材の機能が追いつかずに蒸れて暑く感じることもあります。
そのため、吸湿速乾性にプラスしてメッシュ素材のものを選んだり、偶に立ち止まって汗を拭くなどの対策が必要です。
見た目がいまいち
登山ヘルメット用のインナーキャップは、ヘルメットを着用していない時でもキャップとして使えるものがあります。
しかし、デザインが通常のキャップに比べてシンプルだったり、素材が柔らかくて薄いものが多いので、被った時のシルエットがいまいちです。
そのため、ヘルメットを着用していない時でもキャップとして使用したい人は、割り切って使う必要があります。
締め付けがある
登山ヘルメット用のインナーキャップは、着用するとフィット感が向上します。
そのため、頭の形にピッタリと合わせて購入した登山ヘルメットの下にインナーキャップを着用すると、締め付けを感じてしまいます。
ピッタリの登山ヘルメットを使用している人は、なるべく薄いものを選ぶことで、締め付けを感じずに使用が可能です。
登山ヘルメット用インナーキャップの選び方
使用シーンで選ぶ
登山ヘルメット用のインナーキャップを装着する場面は、夏場から冬場まで幅広くあります。
夏場であれば、メッシュ素材でなるべく薄いものを選ぶことで快適に登山をすることが可能です。
また、秋冬の寒い時期であれば、ウールなどの素材の吸湿速乾性に加えて、保温性にも優れたものを選ぶ必要があります。
形状で選ぶ
登山ヘルメット用のインナーキャップは、つば付きタイプ・ニット帽タイプ・水泳帽タイプなど、さまざまな形があります。
つば付きのものであれば、日差しや雨を防いでくれますし、ニット帽タイプは保温性に優れたものが多いです。
また、それぞれ被り心地が違うので、被った時にしっくりくるものを撰べば間違いないでしょう。
デザインで選ぶ
インナーキャップを登山ヘルメットを着用していない時でも、キャップとして使いたいのであればデザインは大切です。
また、ヘルメットを着用している時も、ヘルメットからはみ出す部分があるので、カラーを揃えないと違和感があります。
そのため、インナーキャップを選ぶ時はデザインやカラーを意識して選ぶことが必要です。
メーカー
登山ヘルメット用のインナーキャップのほとんどは海外のメーカーから販売されています。
そして、登山用とだけでなく、自転車などのヘルメットを使用する他のアクティビティでも使えるモデルとして販売しているものが多いです。
ですが、MILLETやMAMMUTでは登山用として販売しているので専用のものが欲しい人はチェックしてみましょう。
価格帯
登山ヘルメット用のインナーキャップは高価なモデルだと3,000〜5,000円程で、安価なモデルだと500〜1,000円ほどで販売されています。
高価なモデルは生地の素材にこだわっていたり、信頼と実績のあるメーカーから販売されているものが多いです。
そして、安価なモデルは無名の海外メーカーのものがほとんどで、シンプルなデザインと機能ではあるけれど、必要十分といったものが多いです。
登山ヘルメット用インナーキャップおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ | カラー | 素材 |
---|---|---|---|
Trifong ヘルメットインナー 薄型 | フリー | 23色 | ポリエステル |
KEIBIKA インナーキャップ 超軽量 | フリー(54〜58cm ) | 4色 | ポリエステル |
エヌリット クールライナーキャップ | フリー | 1色 | ナイロン、ポリウレタン |
MILLET ヘルメット ウール ライナー | フリー | 1色 | ウール |
TESLA インナーキャップ 秋冬用 | フリー | 3色 | ポリエステル、スパン |
MAMMUT WS ヘルムキャップ | フリー(54~60cm) | 1色 | フリース、ゴアテックス |
おたふく手袋 ヘッドキャップ 接触冷感 | フリー | 4色 | ポリエステル、ポリウレタン |
SALOMON CROSS CAP | フリー | 8色 | ポリエステル |
finetrack スカイトレイル ブレスキャップ | S,M,L(54〜56cm,56〜58cm,58〜60cm ) | 2色 | ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン |
Empirelion ヘルメットインナーキャップ | フリー | 6色 | ポリウレタン |
【Trifong】
ヘルメットインナー 薄型
通気性と吸湿速乾性に優れた、登山や自転車、バイクのヘルメットでも使える水泳帽タイプのモデルです。
伸縮性に優れているので、様々な頭の形や大きさに合わせることが出来ます。
また、柔らかい素材を使用しているので、長時間着用しても額に跡が付きにくいです。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 23色 |
素材 | ポリエステル |
【KEIBIKA】
インナーキャップ 超軽量
自転車から登山まで様々なアクティビティに使える、通気性に優れた超軽量のつば付きタイプのモデルです。
メッシュのポリエステル生地を使用しているので、通気性と吸湿速乾性に優れています。
また、頭の後ろにはゴムが使われているので、頭の形にピッタリとフィットしてくれます。
サイズ | フリー(54〜58cm ) |
---|---|
カラー | 4色 |
素材 | ポリエステル |
【エヌリット】
クールライナーキャップ(1610119)
立体メッシュ構造になっているので、着用することでヘルメット内の空気を対流させてクールダウンすることが出来る、水泳帽タイプのモデルです。
そのため、夏場や激しい動きをする山行で活躍してくれるアイテムとなります。
また、カラビナ付きの収納袋が付属しているので、コンパクトにリュックなどにぶら下げて携行することが可能です。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 1色 |
素材 | ナイロン、ポリウレタン |
【MILLET】
ヘルメット ウール ライナー(MIV9607-0247-U)
ウール素材で作られた、ヘルメットの下に装着する薄手のニット帽タイプのモデルです。
ウールは保温してくれるだけでなく、湿度を調整してくれるのと抗菌作用があるため、ヘルメットの下を快適な環境に保ってくれます。
また、デザインがシンプルでお洒落なので、ヘルメットを着用していない時でも使いやすいです。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 1色 |
素材 | ウール |
【TESLA】
インナーキャップ 秋冬用
裏起毛なので秋冬に使用することが出来る、水泳帽タイプのモデルです。
軽量で伸縮性に優れた、吸湿速乾性のある機能的な素材を使用しています。
また、プリントされたロゴは夜間にライトが当たると反射して光るようになっているので、車通りがある場所でも視認性が高くて安全です。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 3色 |
素材 | ポリエステル、スパン |
【MAMMUT】
WS ヘルムキャップ(1191-00703)
ヘルメットの下に装着することで、風や寒さをシャットアウトすることが出来る、ニット帽タイプのモデルです。
頭部に薄手で柔らかいフリース素材を、額と横の部分にゴアテックス素材を使用しています。
また、人間工学に基づいた立体形状になっているので、フィット感が素晴らしく快適に使用が可能です。
サイズ | フリー(54~60cm) |
---|---|
カラー | 1色 |
素材 | フリース、ゴアテックス |
【おたふく手袋】
ヘッドキャップ 接触冷感(JW-611)
「CROSS COOL®」という素材を使用した、伸縮性と速乾性に優れた、水泳帽タイプのモデルです。
接触冷感機能があるので、夏場の暑い時期など、頭部の暑さが気になる時に着用していると、涼しく感じることが出来ます。
また、縫製に使用している糸は消臭機能付きなので、汗を多量にかいても臭いを気にせずに使用することが可能です。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 4色 |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
【SALOMON】
CROSS CAP(LC20220)
ランニング用のキャップですが、柔らかく伸縮性のある素材で作られているので、インナーキャップとしても使いやすいモデルです。
通気孔が各部に備えられているので、蒸れを逃してくれるのと、速乾性がある素材なので快適に使用が出来ます。
また、リサイクル素材を使用しているので、環境に配慮した製品となっています。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 8色 |
素材 | ポリエステル |
【finetrack】
スカイトレイル ブレスキャップ(FHU1001)
軽い着用感と蒸れにくさが特徴のキャップで、ヘルメットの下に着用するのにも適したモデルです。
汗が目に入りにくい汗止め機構や、折り目がつきにくく、小さく折りたたむことが可能なつばなど、機能性が優れています。
また、夜間の行動時にも安心な、光を反射するロゴマークが付いています。
サイズ | S,M,L(54〜56cm,56〜58cm,58〜60cm ) |
---|---|
カラー | 2色 |
素材 | ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン |
【Empirelion】
ヘルメットインナーキャップ
登山から自転車まで使いやすい、吸湿速乾性に優れた水泳帽タイプのモデルです。
ストレッチ性に優れていたり、UVガードが付いていたり、反射材がついていたりなど、機能性が優れています。
また、縫い目がないので長時間着用していても、額に跡が付きにくいです。
サイズ | フリー |
---|---|
カラー | 6色 |
素材 | ポリウレタン |
まとめ
登山ヘルメット用のインナーキャップを装着することで、登山ヘルメットをより快適に使用することが出来ます。
そのため、今までインナーキャップを使用していなかった人、これから登山ヘルメットを買う人はぜひ活用してみてください。
登山用のインナーキャップが気になっていた人の参考になれば幸いです。
登山ヘルメット用インナーキャップの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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