45Lの登山リュックは、山小屋などの泊まりを含む行程におすすめの、やや大きめなサイズ感のリュックです。
泊まりを含むとなると、日帰り登山の時より荷物の量がはるかに増えるので、それに耐えられるような頑丈なつくりのものが良いでしょう。
また、歩く距離も伸びるので、快適な背負い心地も重要なポイントになってきます。
日帰り登山からステップアップしたい人にもおすすめの商品を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 45Lの登山リュックを使うメリット
- 2 45Lの登山リュックを使うデメリット
- 3 45Lの登山リュックの選び方
- 4 45Lの登山リュックおすすめ10選
- 4.1 【mont-bell】チャチャパック 45(#1133303)
- 4.2 【MILLET】サースフェー NX 40+5(MIS0754-1546-M)
- 4.3 【THE NORTH FACE】テルス 45(NM62340)
- 4.4 【karrimor】ridge 40+ Medium(501097)
- 4.5 【GREGORY】スタウト 45(26J*11119)
- 4.6 【GREGORY】メイブン 45(36J*28017)
- 4.7 【deuter】GRAVITY EXPEDITION 45+(3362222)
- 4.8 【OSPREY】カイト 46(OS50145)
- 4.9 【Naturehike】リュック ハイキングRockバッグ 登山 多機能(NH20BB113)
- 4.10 【ARC’TERYX】エアリオス 45 バックパック(X000006623)
- 5 まとめ
45Lの登山リュックを使うメリット
機能
45Lの登山リュックは登山に特化した容量のリュックなので、より登山に便利なように多種多様な機能が装備されています。
背面パッドやショルダーハーネス、ヒップベルトなどは、ほとんどのリュックで調節可能で背負ったときのフィット感が増します。
さらに、より高品質な素材としくみで設計されているので、長時間の歩行も安心で快適です。
強度
多くの荷物を詰め込むことで荷重もかかるので、ハードな登山にも耐えることができる強度が必要です。
そのため、テントや調理器具などの重い荷物を入れてもしっかりガードできるような強い素材で作られています。
また、山の天気は変わりやすく、長時間歩行すると雨のリスクもあるので、防水性の高い素材を使用しているものもあります。
収納
40Lは、テントや調理器具、必要な食材などの宿泊を含む登山に必要な荷物が十分に入る容量です。
飲み物や防寒着などを入れるのに便利なサイドポケットやフロントポケットを活用すると、さらに荷物を詰め込むことができます。
容量を拡張できるものもあり、食材など、行動中増減するもののスペースを増やしたり減らしたりと調節することができます。
45Lの登山リュックを使うデメリット
荷物へのアクセス
リュックの容量が大きくなると多くの荷物を詰め込むため、その分底の方へ入れた荷物の出し入れに苦労することがあります。
メインの収納だと特に底の方は取り出しづらいので、サイドファスナーなど外側から直接アクセスできるものを選ぶと良いでしょう。
また、頻繁に取り出すものは表面に付いている収納ポケットを活用すると、リュックを降ろす手間が省けます。
汎用性
45Lの容量のサイズ感だと、登山以外の使用には大きすぎて向きません。
頻繁に登山をする人は使用頻度も多くなりますが、購入したものの使う機会が少ないと、正しい保管方法でないとそのまま劣化してしまう恐れがあります。
登山をはじめる人は、45Lよりも小さくて幅広いシーンで活用できるサイズ感のリュックからはじめることをおすすめします。
45Lの登山リュックの選び方
フィット感
荷物が多い分重くなるので、体への負担を軽減させるためにショルダーハーネスやヒップベルトの性能は重要です。
また、歩く距離が延びると汗をかく量も増えるので、背面パッドが通気性のある素材や構造のものだと蒸れ防止になります。
女性や小柄な人は、背面パッドやベルト類が調節可能なものだと、よりフィット感が増すのでおすすめです。
収納ポケット
ほとんどの荷物がメインの収納部分に入ることになりますが、そうなると荷物の出し入れに手間がかかることがあります。
大小さまざまな収納ポケットが多数あると、荷物の整理や小物類の出し入れに便利です。
ポケットの数だけでなく位置もポイントで、行動しながら取り出せる位置にあると、リュックを降ろしたり背負ったりする負担が減ります。
メーカー
様々なメーカーが、山小屋などの宿泊を含んだ行程を想定して45Lの容量のリュックを販売しています。
有名な登山メーカーでは、mont-bellやMILLETなどが挙げられ、高品質で安心な製品を求めている人におすすめです。
また、THE NORTH FACEやOSPREYは、メーカー内の定番モデルがアップデートされてより洗練されたつくりになっています。
価格帯
安価なモデルであれば1万円前後で購入することができ、高価なものだと3万円台と、幅広い価格帯から選ぶことができます。
使う頻度や行程のハードさにもよりますが、長時間の登山であればあるほど、品質や機能面を比較してしっかり吟味することをおすすめします。
45Lの登山リュックおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
mont-bell チャチャパック 45 | 1360g | 高さ62×幅34×奥行き21m | バリスティックナイロン |
MILLET サースフェー NX 40+5 | 1560g | 高さ65×幅30×奥行き21cm | ナイロン |
THE NORTH FACE テルス 45 | 1650g | 高さ67.5×幅29×奥行き20cm | ナイロン |
karrimor ridge 40+ Medium | 1530g | 高さ65×幅31×奥行き23cm | ナイロン |
GREGORY スタウト 45 | 1340g | 高さ68.6×幅33×奥行き27.9cm | ナイロン |
GREGORY メイブン 45 | 1500g | 高さ72×幅×36奥行き25.5m | ナイロン |
deuter GRAVITY EXPEDITION 45+ | 950g | 高さ67×幅34×奥行き25cm | ナイロン |
OSPREY カイト 46 | 1540g | 高さ70×幅34×奥行き32m | ナイロン |
Naturehike リュック ハイキングRockバッグ 登山 多機能 | 1060g | 高さ56×幅26×奥行き18cm | ナイロン |
ARC’TERYX エアリオス 45 バックパック | 1090g | 高さ71×幅×37奥行き31cm | ナイロン |
【mont-bell】
チャチャパック 45(#1133303)
容量が大きいため、背負ったときに頭が当たって動きを妨げることがないように、リュック上部が台形のデザインになっています。
サイドポケットは2方向からアクセス可能で、歩行しながら荷物の出し入れができ、外からは見えない隠しポケットには貴重品を収納できます。
多機能で初心者から経験者まで扱いやすく、コスパが良いのが魅力です。
重さ | 1360g |
---|---|
サイズ | 高さ62×幅34×奥行き21m |
素材 | バリスティックナイロン |
【MILLET】
サースフェー NX 40+5(MIS0754-1546-M)
耐久性と防水性に優れた素材を使っている高品質なリュックです。
背面パッドとショルダーハーネスには厚めのクッションを使用しているため疲れにくく、各ベルトはフィット感を調節することができます。
また、背負ったままボトルが取り出せるポケットや、ウエストベルトの折りたたみ式の大型ポケットなど、機能性の高い収納もおすすめです。
重さ | 1560g |
---|---|
サイズ | 高さ65×幅30×奥行き21cm |
素材 | ナイロン |
【THE NORTH FACE】
テルス 45(NM62340)
シンプルな構造なので、45Lの登山リュックにはじめて挑戦する人にも使いやすいリュックです。
背面パッドは、クッション性の高い素材と通気性の良いメッシュ素材を使った構造で、快適な背負い心地です。
両サイドの大きめの収納ポケットや、外側から直接アクセスできるジッパーなど、行動しながら荷物の出し入れがしやすい配置になっています。
重さ | 1650g |
---|---|
サイズ | 高さ67.5×幅29×奥行き20cm |
素材 | ナイロン |
【karrimor】
ridge 40+ Medium(501097)
大きいフロントポケットやサイドのジッパー付きポケットなど、その他各所に収納に便利なポケットがあり、使い勝手の良いリュックです。
ヒップベルトの角度が調節できることでフィット感が増し、荷物を腰で支えることができるため、抜群の安定感で疲労が軽減されます。
また、チェストストラップにはホイッスルが付いており、緊急時にも安心です。
重さ | 1530g |
---|---|
サイズ | 高さ65×幅31×奥行き23cm |
素材 | ナイロン |
【GREGORY】
スタウト 45(26J*11119)
ヒップベルトの構造が、調節可能なうえにフレームによって腰を包み込むようなしくみになっているので、しっかりとしたフィット感を感じることができます。
さらに、背面パッドも調節可能で通気性も良く、体に接する面はクッション性のある素材で構成されているので重さを感じにくくなっています。
軽量で抜群のフィット感から、長時間の歩行に最適です。
重さ | 1340g |
---|---|
サイズ | 高さ68.6×幅33×奥行き27.9cm |
素材 | ナイロン |
【GREGORY】
メイブン 45(36J*28017)
女性向けのモデルのため、ヒップベルトやショルダーハーネスが、より女性の体型にフィットするような設計になっています。
背面パッドとヒップベルトは長さの調節をすることができるので、さらにフィット感が増し、安定した背負い心地で歩行することができます。
また、サイドから荷物にアクセスできるサイドジッパーが付いており、収納や整理に便利です。
重さ | 1500g |
---|---|
サイズ | 高さ72×幅×36奥行き25.5m |
素材 | ナイロン |
【deuter】
GRAVITY EXPEDITION 45+(3362222)
非常に軽量な作りが特徴で、取り外し可能な雨蓋と内蔵フレームを外すとさらに軽量化を可能にします。
ショルダーハーネスは調節可能で、体にフィットするように調節することができ、背面パッドのフレームと合わせて背負い心地を快適にします。
必要最低限の機能で、軽さと背負い心地の両方を求める人におすすめのリュックです。
重さ | 950g |
---|---|
サイズ | 高さ67×幅34×奥行き25cm |
素材 | ナイロン |
【OSPREY】
カイト 46(OS50145)
首や胸に圧迫感を感じないように、ショルダーハーネスやヒップベルトを女性向けに設計したリュックです。
背面パッドは調節でき、トレッキングポールを収納できるアタッチメントループも付いており、ザックカバー内蔵など、機能面が充実しています。
登山に必要な機能をバランスよく備えつつ、コスパが良いところもおすすめです。
重さ | 1540g |
---|---|
サイズ | 高さ70×幅34×奥行き32m |
素材 | ナイロン |
【Naturehike】
リュック ハイキングRockバッグ 登山 多機能(NH20BB113)
ロールトップバックパックで、開口部を巻いて開閉するしくみなうえにザックカバー内蔵なので、雨の侵入に強い設計になっています。
軽量ながらも強度のある素材で、トレッキングポールやマットレスを収納できるロープが装備されているなど、機能性の高いリュックです。
低価格なことも魅力で、初心者でも扱いやすいモデルです。
重さ | 1060g |
---|---|
サイズ | 高さ56×幅26×奥行き18cm |
素材 | ナイロン |
【ARC’TERYX】
エアリオス 45 バックパック(X000006623)
軽量ながらも耐久性のある素材を使用し、背面メッシュは立体的でクッション性もある構造で、機能的で高品質なリュックです。
ロールトップバックパックなので、開口部が大きく開き、メインの収納への荷物のパッキングや取り出しが楽です。
サイドジッパーも付いているため、リュック外側から直接メインの収納へアクセスすることもできます。
重さ | 1090g |
---|---|
サイズ | 高さ71×幅×37奥行き31cm |
素材 | ナイロン |
まとめ
45Lの登山リュックは、宿泊を含む行程での登山に向いていることから、必要な装備や機能も多くなります。
また、背負ったときのフィット感は、快適な歩行を助けることに繋がる重要な要素です。
安全な登山をするために、自分に合った最適な登山リュックを見つけてみてください。
45Lの登山リュックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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