ゴルフを始めたばかりの人もある程度経った人も、共通して多い悩みがスライスです。
どうしても右に曲がってしまうという人は多いのではないでしょうか。
自分に合ったドライバーを探したくても、ドライバーは高価なものが多いので頻繁に買い換えるのは痛い出費です。
今回はそのような人に、安くてスライスしないドライバーのおすすめ10選をご紹介していきます。
また、安いスライスしないドライバーのメリットやデメリットについても解説します。
安いスライスしないドライバーを使うメリット
気軽に買い替えられる
ドライバーの買い替えを検討していても、高価なドライバーの場合、試しに買ってみるのはハードルが高いと思います。
しかし安いドライバーの場合、「合わなかったらほかのドライバーを買おう」と割りきって買うことができるメリットがあります。
そのため、金額をさほど気にせず気軽に買い替えが可能です。
OBが減る
スライスしないドライバーの場合、多くはヘッドがつかまってスピン量の少ないドロー系のボールが打てるように作られています。
スピン量が少ないので、多少芯を外しても大きく曲がってしまうことは少ないです。
その結果フェアウェイキープ率が上がり、OBがあるホールでも安心してショットすることができます。
飛距離が伸びる
スライスしないドライバーの多くはつかまりが良く、ドローボールが打てるようになっています。
そしてドローボールはフェードボールと比べるとスピン量が少ないので、ランが出やすいのです。
同じキャリーであればランが出るほうが飛距離が伸びるので、飛距離アップに期待が持てます。
安いスライスしないドライバーを使うデメリット
ひっかけが増える
スライスしないドライバーはとにかくヘッドが返しやすく、右に行かないように作られています。
そのため、右へ行くことは少ないのですが、返しやすいヘッドが裏目に出てしまう場合もあります。
それは「ひっかけ」です。
ひっかけとは左にまっすぐ行ってしまうボールのことです。
スライスしないドライバーの場合、スライスしない代わりに芯を外すとひっかけやすいというデメリットがあります。
機能が物足りないと感じる場合もある
安いスライスしないドライバーは、型落ちでない限り製作コストを抑えて作られていることが多いです。
そのため、スライスしないことや飛距離を重視して、ほかの機能は付いていないシンプルなクラブが多い傾向にあります。
ロフト角、重心などの調整機能は付いていないことも多いので、自分で細かく調整したい人には物足りなく感じるかもしれません。
旧モデルが多い
毎年のようにメーカーから最新モデルが発売されていますが、そのほとんどが高価なクラブです。
そのため、安いドライバーを探そうとすると、どうしても型落ちの旧モデルが多くなる傾向にあります。
しかし、今は旧モデルでも性能の良いクラブはたくさんあります。
新しさや新品にこだわらなければ、旧モデルでも十分に良いクラブが手に入るでしょう。
安いスライスしないドライバーおすすめ10選
【コブラ】
KING RADSPEED XB
このドライバーは3種類あるラッドスピードシリーズの中でも、低重心で高弾道のボールが打てるクラブになっています。
また、スライスだけではなく右へのミスにも強いので、ランを出しつつまっすぐ飛ばせる作りです。
安いながらもロフト角やウエイト調整機能が付いており、コスパ抜群のクラブとなっています。
【ダンロップ】
SRIXON Z585(Z585MHNW)
Z585は同シリーズのZ785と比べると、つかまるドローボールが打てるクラブになっています。
軽量化されたカーボン素材のヘッドで、振りやすくつかまりやすい作りです。
そのため、初心者にも扱いやすいドライバーになっています。
人気のスリクソンのドライバーですが、2018年モデルということで非常に安くなっていてコスパ面でもおすすめです。
【キャロウェイ】
EPIC MAX(4D251514W200)
エピックシリーズ3作目である今作は、4種類のドライバーが発売されています。
その中でもマックスドライバーは、初心者が使いやすくスライスしないように作られたクラブです。
重心調整機能も付いているので、自分の弾道に合わせてカスタマイズができます。
キャロウェイの中でも2018年発売と新しいモデルですが、手に取りやすい価格で人気のドライバーとなっています。
【テーラーメイド】
SIMMAX(U3194307)
ソール部分の特殊な突起により空気の抵抗を減らして、ボール初速とヘッドスピードを上げる作りになっています。
ロフト角調整もできるので、弾道をお好みで変えることも可能です。
シムシリーズの1つ前のモデルということで、最新モデルよりは安い価格で手に入るようになっています。
【テーラーメイド】
M4
テーラーメイドのM4ドライバーです。
こちらは2018年に発売されたM4ドライバーの2021年モデルになります。
メーカー独自技術のフェース構造でスイートスポットを拡大し、ミスショットに強い作りになっています。
どこに当たっても比較的まっすぐ飛ぶ作りになっているので、初心者の人にもおすすめのクラブです。
【本間ゴルフ】
TW747-460
ホンマゴルフから2018年に発売されたドライバーです。
クラウン部分に特殊カーボン素材を使うことで、前作よりさらに薄く軽量化を実現しました。
さらに、低重心ヘッドにより高弾道、低スピンで飛距離アップが期待できます。
ロフト角、ライ角調整機能付きですが、シャフトを抜き差しせずに調整ができる業界初の機能となっています。
【ワークスゴルフ】
マキシマックス ブラックシリーズII(DW-SLE-WMXBL2-01S)
ワークスゴルフのマキシマックスシリーズから、ブラックⅡドライバーです。
このドライバーは飛距離重視の同シリーズの中でも、高弾道でつかまりが良いクラブとなっています。
フェースを極限まで薄くすることで、適合ルールギリギリの反発係数を実現しました。
また、重心距離が短く設計されているので、ヘッドが返しやすくスライスも抑制できます。
【タイトリスト】
TS1(644RTD5S10)
2019年に発売されたタイトリストのドライバーです。
このドライバーの特徴は、とにかく振りぬきやすい点にあります。
クラウンをチタン素材にすることで薄く軽量化し、その余剰重量で低重心設計を可能にしました。
空気抵抗を減らしたヘッド形状によりヘッドスピードが上がり、まっすぐ飛ばせる作りになっています。
総重量275gという軽さで、同シリーズと比べても軽く、女性やシニア世代にもおすすめのクラブです。
【ヤマハ】
19インプレス UD+2
2018年に発売されたヤマハのドライバーです。
「+2」というのは「番手+2の飛距離が出る」という意味で、その名の通り飛距離重視のクラブとなっています。
シャフトを長くすることで、しなりを最大限に利用してつかまりが良く遠くに飛ばせる作りに。
楽器メーカーのヤマハならではの快適な打音も魅力の1つです。
こちらも1つ前のモデルということで、安い価格となっています。
【ダンロップ】
XXIO X
ダンロップのゼクシオ10ドライバーです。
クラウン部分を軽く薄くすることにより余剰重量を低重心化に当て、高弾道のボールを打ち出せる作りになっています。
ゼクシオの特徴である広いスイートスポットとつかまりの良さで、初心者~中級者までおすすめのクラブです。
ゼクシオは高いイメージがありますが、2つ前のモデルということでかなり安い価格となっています。
まとめ
安いスライスしないドライバーの良いところは気軽に試せる点です。
当然ながら最新モデルのクラブは高性能のものが多いですが、旧モデルでも良い性能のドライバーはたくさんあります。
今回の記事を見て、気になるクラブがあればぜひお試しください。
安いスライスしないドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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