船釣りになくてはならない電動リール。
モーターのパワーで自動で巻き上げてくれるので深いポイントの釣りや、仕掛けの投入を頻繁に繰り返すような釣りでも楽に釣りをすることができます。
仕掛けの回収も早く楽に行えるので、手返しもよく効率良く釣りができるのも大きなメリットです。
ただ、電動リールをそろえようとするとそれなりの出費を覚悟しなければなりません。
今回は、初めて電動リールを買う方、予備のリールを用意したいという方のためにコスパの良い安い電動リールをご紹介します。
電動リールの値段の差や、激安の電動リールについても併せてご紹介したいと思います。
この記事で得られること
電動リールの値段の差
安い電動リールのメリット・デメリット
コスパの良いおすすめ電動リール
- 元釣具屋店長
- 釣り歴16年
2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。
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目次
電動リールは安い高いで何が変わる?
電動リールの値段の差はその性能の差に直結するといえるでしょう。
価格の差は使われているパーツや機能、素材など様々なところに出てきます。
安いエントリーモデルの電動リールも各メーカの努力によって充実した性能を持ってはいますが、使われているパーツ安いものに設定したりして価格の上昇を抑えています。
巻き上げ性能に直結する分かりやすいところとしてはモーターの違いでしょう。
シマノの電動リールで見てみると、最高峰のビーストマスター1000EJと価格の安いプレイズ1000でモーターのパーツ価格に1万円以上の差があります。
巻き上げ力の差として約20㎏、最大巻上速度の差として約25㎞、ビーストマスターのほうが優れており、価格差が性能差として表れているといえるでしょう。
他にもベアリング数の差による巻き上げの滑らかさや、酷使されがちなギアの素材による耐久性の差、ドラグ性能の差など随所に価格差が見て取れ、総合的な性能の差につながります。
とはいえ、安いといってもメーカー価格で3~4万円前後くらいからが平均的な価格帯で、激安のものはありません。
流通しているものは有名なメーカーが作っているものがほとんどで、通常に使うには十分な性能を搭載しているので、安いことのメリットやデメリットを考慮しながら使い分けるといいでしょう
安い電動リールを使うメリット・デメリット
メリット
安い電動リールのメリットはやはりその価格でしょう。
釣りをしない方からはとても驚かれるような値段がする電動リール。
簡単に何台も揃えられるものでもありません。
ですが、釣りによって最適なサイズや糸巻き量の電動リールが必要になる場合もあるのが船釣り。
ライトアジと青物、マグロのコマセ釣りでは必要になるサイズも糸巻き量もパワーも全く違ってきます。
高級な電動リールの価格で安い電動リールが2台買えてしまうほどの価格差があることもあり、安く済ませることでそれぞれの釣りに合うものを複数台持つことも可能でしょう。
また、釣り場でのトラブルはつきものです。
船釣りの場合、電気系のトラブルなどにより突然電動リールが動かなくなってしまうなんてこともまれにあります。
船上でトラブルがあった場合、一日の釣りが台無しになってしまうことも。
そんな時に安い電動リールは予備リールとしても最適です。
少し性能が落ちても釣りができないのと比べると、全く問題になりませんね。
パーツ価格も高級電動リールと比べると安価な為、修理費用も抑えることができます。
デメリット
安い電動リールを使うことのデメリットは先述の性能差でしょう。
リールパワーが不足する場合、不意の大物が来た時などに巻き上げ力が足りなくなったりすることもあります。
さらに巻き上げスピードも遅くなるので、仕掛け回収に時間がかかり手返しが悪くなります。
また、高級な電動リールと比べるとベアリング性能などが落ちてしまうこともあり仕掛け落下速度なども遅くなってしまうでしょう。
ポイントに着いて、いかに早く仕掛けを落とすかで釣果が変わってくることがあるヤリイカやスルメイカ釣りなどでは顕著でしょう。
加えてギアやボディの剛性も高級な電動リールには負けてしまうので、耐久性は劣ってしまいます。
とはいえ、最近の安い電動リールも何世代か前の最高峰の電動リールの技術を取り入れたりして性能も上がっており、実用にはまったく申し分ありません。
パワー重視の釣りや高負荷の釣りなどは高級リールにまかせたりと 、価格と求める性能のバランスを見ながらご自身に合ったものを選びましょう。
コスパ最強の電動リールおすすめ8選
【アルファタックル】
ポラリス iv500
コストパフォーマンスが高いお手頃な電動リールといえばアルファタックルのポラリスです。
ベストセラーの同シリーズが2020年に再販決定。
難しい操作を無くし、シンプルで誰にでも使いやすいリールとなっています。
ビシアジやコマセマダイ、オニカサゴなどの釣りに対応し、エントリーモデルとして最適の価格帯となっています。
【シマノ】
プレミオ 3000
シマノのエントリーモデル電動リールといえばプレミオシリーズ。
ボタン1つのシンプル操作で、電動リールになじみのない方でも使いやすいリールです。
見やすい大きな水深カウンターや滑らか自動船縁停止機能など初心者にもやさしい機能が満載。
特に、シマノ独自の楽楽モード搭載で負荷に応じてテンションでの巻き上げをしてくれ、電動リールに慣れていない方でも安心して使えます。
【テイルウォーク】
エラン 150
テイルウォークから発売されているエランもハイコストパフォーマンスです。
別売りの交換式スプールを使えばワンタッチでスプールを変えることができます。
ライントラブルの際や、大幅にポイント移動しラインの太さが合わなくなった時などに対応可能。
タイラバや太刀魚、マルイカ、アマダイなどライトゲーム全般にベストマッチのコンパクトサイズです。
【ダイワ】
レオブリッツ S400
PEライン5号300mの糸巻き量で、近海の釣りものを幅広くカバーしてくれます。
アジやマダイ、太刀魚など初心者が最初に入りやすい釣りにピッタリのサイズ。
シンクロレベルワインドで、仕掛けの落下の抵抗を減らしてスムーズな糸落ちを可能にしています。
手持ちでも操作できるコンパクトボディで、ダイレクトな引きを楽しむことができるでしょう。
【ダイワ】
レオブリッツ S500
マダイ、アジ、イカ、青物といった人気の釣りものに対応する500サイズ。
サイズのみならず、ハイパワーのブリッツモーターを搭載。
青物に対しても十分なパワーを発揮してくれます。
イカ釣りにも対応できるスーパースプールフリー&シンクロレベルワインドで素早い仕掛け投入が可能です。
フカセ釣りに対応したフカセモードも搭載で、あらゆる釣りをカバーしてくれるでしょう。
【シマノ】
プレイズ 600
シマノから発売されているコンパクトな電動リールです。
PEライン2号300mとコンパクトなサイズ感で、ライト太刀魚やライトマダイ、ライトアジ、ライトアマダイ、タイラバなど近年人気となっているライトタックルの釣りにベストマッチします。
スーパーフリースプールや楽楽モードなど基本性能は十分のハイコストパフォーマンスモデルで、ライトタックルの釣りには欠かせないでしょう。
【シマノ】
プレイズ 3000
ハイコストパフォーマンスモデルであるプレイズシリーズの3000番クラスです。
PEライン6号300のサイズで、ビシアジやマダイはもちろん泳がせの青物やスルメイカ釣りまで様々な釣りものをカバー。
高トルクのMUTEKIモーター搭載で、巻き上げパワーは上位クラスにも引けを取りません。
イカ釣りには欠かせない高速落下性能を引き出すファイヤマッハシステムや楽楽モードなど充実の性能を兼ね備えた電動リールです。
【シマノ】
プレイズ 1000
プレイズシリーズの1000番クラスです。
PEライン4号300mの糸巻き量で、近海での釣りものはこの1台で幅広くカバーできるでしょう。
MUTEKIモーター搭載で、青物などでもやり取りできるパワーと充実の性能を搭載。
コンパクトボディかつ、片手で操作できるクラッチで手持ちでの操作も楽に行えます。
万能でコストパフォーマンスが高く、初心者の方にもおすすめの電動リールです。
まとめ
安い電動リールについてご紹介しました。
安いといっても普通のリールに比べると高価な電動リール。
用途や目的に応じて失敗のないものを選びたいですよね。
今回の記事を参考にして、ご自身の釣りやスタイルに合った電動リールを選らんで快適な船釣りを楽しみましょう。
安い電動リールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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