PlaystationやXboxなどのゲーム機の映像や音声をパソコンに出力し、映像制作やライブ配信ができるようにするキャプチャーボード。
最近ではセットアップが簡単なものや高画質なものが増えてきており、選択肢がかなり幅広くなってきています。
ですが、選択肢が広くなったぶん、自分に合ったキャプチャーボードが見つけづらくなってきているのも事実です。
そこで、今回は外付けキャプチャーボードに注目し、ノートパソコンでも使えるおすすめの商品を10点ご紹介します。
目次
- 1 外付けキャプチャーボードを使うメリット
- 2 外付けキャプチャーボードを使うデメリット
- 3 外付けキャプチャーボードの選び方
- 4 外付けキャプチャーボードおすすめ10選
- 4.1 【AVerMedia】Live Gamer MINI(GC311)
- 4.2 【AVerMedia】LIVE GAMER EXTREME 3(DV862)
- 4.3 【AVerMedia】Live Streamer CAP 4K(BU113)
- 4.4 【エレコム】HDMI キャプチャーユニット(AD-HDMICAPBK)
- 4.5 【Beraypoo】HDMI キャプチャーボード
- 4.6 【アイ・オー・データ】HDMI キャプチャーボード PC用(GV-US2CHD/E)
- 4.7 【ロジテック】Nintendo Switch専用ビデオキャプチャー(LVC-SWHD6U)
- 4.8 【TreasLin】HDMI ビデオキャプチャーボード(HSV321)
- 4.9 【Mirabox】ビデオキャプチャーボード
- 4.10 【Newluck】USB-C & HDMI 変換キャプチャーボード(KLK-TYPE-LZK)
外付けキャプチャーボードを使うメリット
外付けキャプチャーボードとは、ゲーム機からの映像や音声信号をパソコンで使えるようにするデバイスです。
通常、パソコンとゲーム機は直接接続することが出来ないため、これができるようになるのは非常に大きなメリットだと言えます。
それ以外にも、エンコードの方法によってはキャプチャーボード側で映像や音声をエンコードしてくれるものもあります。
この方法が使えるモデルの場合はパソコン側の負担を減らせるため、スペックの低いパソコンでもゲーム実況などが可能です。
外付けキャプチャーボードを使うデメリット
便利な外付けキャプチャーボードですが、いくつかデメリットがあることも把握しておくことをおすすめします。
まず、キャプチャーボードの映像をパソコンで処理する場合、パソコン側に高いスペックが要求されるという点です。
この場合、低スペックなノートパソコンでは映像処理がうまくいかず、カクついたり音が途切れたりする可能性があります。
また、特にゲーム実況などで使う場合には、著作権への配慮も重要です。
一部のゲームでは録画禁止区間が設定されていることがありますが、キャプチャーボードはそれとは無関係に映像を出力します。
予め配信前に録画禁止区間の有無などを調べておいて、トラブルに巻き込まれないように気をつけましょう。
外付けキャプチャーボードの選び方
画質
キャプチャーボードの画質は、出力される映像のクオリティに直結する重要な要素です。
最近ではディスプレイそのものの解像度が上がってきているため、最低でもフルHDの録画に対応したモデルを選ぶとよいでしょう。
また、よりハイスペックなキャプチャーボードでは4Kでの録画に対応しているモデルもあります。
エンコードの方式
パソコンスペックに不安がある方や、より凝った映像制作をしたいという場合には、エンコードの方式に注目しましょう。
ソフトウェアエンコードは、パソコン側でエンコードをする方式でパソコンのスペックが非常に重要になります。
ハードウェアエンコードはキャプチャーボードがエンコードするため、スペックの低いパソコンではこちらが最適です。
パソコンとの接続方法
パソコンとキャプチャーボードの接続方法は、映像の転送速度や接続安定性の面で重要なポイントです。
USB-Aでパソコンと接続するモデルでは、USB3.0以上のものでしたらハイスピードな映像出力が期待できます。
また、一部のキャプチャーボードに搭載されているUSB-Type C端子も、高速かつ安定な映像出力が可能です。
メーカー
外付けキャプチャーボードを開発、販売しているメーカーは多数ありますが、ここではメジャーなメーカーをご紹介します。
AVerMediaはゲームの録画・配信用デバイスなどのゲーミング向けのメディア機器を製造・販売するメーカーです。
エレコムは日本の周辺機器メーカーで、かゆいところに手が届く商品ラインナップが高く評価されています。
Miraboxは安価でコスパに優れるキャプチャーボードを販売しているメーカーで、エントリーユーザーにおすすめです。
価格帯
外付けキャプチャーボードの価格帯は幅が広く、追求するスペックによって狙うべき価格帯が変化します。
持ち運びに優れる外付けキャプチャーボードが欲しい場合は、5,000円前後の小さなモデルを狙うのがおすすめです。
一方で、4K解像度などハイスペックなモデルが欲しい場合は、10,000円以上のモデルが必要になることもあります。
購入前に一度、ほしいスペックを考えてから商品を買うようにしましょう。
外付けキャプチャーボードおすすめ10選
【AVerMedia】
Live Gamer MINI(GC311)
コンパクトな本体ながら、フルHD 60fpsでの映像出力に対応した外付けキャプチャーボードです。
ハードウェアエンコードに対応しているため、パソコンのスペックによらずハイクオリティな映像が得られます。
パススルー接続を活用することで、映像出力の遅延によるゲームのパフォーマンス低下を防ぐこともできます。
画質 | フルHD 60fps |
---|---|
エンコードの方式 | ハードウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB 2.0 |
【AVerMedia】
LIVE GAMER EXTREME 3(DV862)
可変リフレッシュレートでの映像有力に対応し、カクツキの少ない映像が撮れる外付けキャプチャーボードです。
高品質録画フォーマットであるH.265に対応しており、従来のフォーマットよりも映像の品質、圧縮性が段違いに優れています。
パススルー出力の場合はHDRにも対応しており、対応モニターとの連携でより美しい映像体験が楽しめます。
画質 | 4K 30fps |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.2 |
【AVerMedia】
Live Streamer CAP 4K(BU113)
画像のコントラストをアップスケーリングするHDRに対応した外付けキャプチャーボードです。
専用アプリAVerMedia CamEngineを使うことで、AIオートフレーミングや自動追跡機能といった便利な機能も使えます。
カメラとの接続にも対応しており、商品ページでは動作確認ができたカメラの一覧を見ることができます。
画質 | 4K 30fps |
---|---|
エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.1 |
【エレコム】
HDMI キャプチャーユニット(AD-HDMICAPBK)
カメラもゲームもこれ一台で接続できる、小型で便利な外付けキャプチャーボードです。
ドライバーのインストールが不要なためセットアップが簡単で、誰でも手軽に使うことができます。
USB-Type Cでの接続になるため接続安定性が高く、オンライン会議などで映像がカクつく心配は不要です。
画質 | 4K 30Hz |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.0 |
【Beraypoo】
HDMI キャプチャーボード
HDMI2.0に対応し、より高画質・高解像度な映像を出力できる外付けキャプチャーボードです。
外装は放熱性に優れるアルミ合金製となっており、長時間使用時の発熱にも耐えられる仕様となっています。
別売りの変換ケーブルを使うことで、iPadにゲームの映像を出力することも可能です。
画質 | 4K 60fps |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.0 |
【アイ・オー・データ】
HDMI キャプチャーボード PC用(GV-US2CHD/E)
本体にSDカードスロットを内蔵し、このデバイス単体での録画機能も備えている外付けキャプチャーボードです。
iPad、iPhoneとの接続にも対応しており、スマホゲームの実況動画も手軽に撮影できます。
動画編集アプリPowerDirector 15 for I-O DATAが付属しているため、初期投資を抑えたいクリエイターにもおすすめです。
画質 | フルHD 60fps |
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エンコードの方式 | ハードウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB2.0 |
【ロジテック】
Nintendo Switch専用ビデオキャプチャー(LVC-SWHD6U)
Nintendo Switchのゲームを撮影・配信したいという方にはうってつけの外付けキャプチャーボードです。
ドッキングステーションとキャプチャーボードの役割を併せ持っており、充電しながらゲームの撮影が可能です。
撮影・録画をしない場合にもドッキングステーションのみとして利用できるため、収納場所に困りません。
画質 | フルHD 60fps |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.2 |
【TreasLin】
HDMI ビデオキャプチャーボード(HSV321)
4K解像度でのパススルー出力に対応し、撮影していないときにも繋ぎっぱなしでOKな外付けキャプチャーボードです。
OBSやPotplayerといった主要な録画ソフトのほとんどに対応しており、セットアップ方法も詳しく記載されています。
ただし、パソコンとの接続にはUSB-Type Aケーブルを使うため、Macbookへ接続する場合は変換が必要です。
画質 | フルHD 60fps |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB 3.0 |
【Mirabox】
ビデオキャプチャーボード
動作ステータスがわかるLEDが搭載されており、録画ミスや撮影ミスを低減できる外付けキャプチャーボードです。
フルHD、60fpsでの出力に対応しながらも価格は5,000円を切っており、セールでは3,000円を切ることも珍しくはありません。
薄型ノートパソコンでも稼働できるためスペックのハードルが低く、誰でも手軽に導入できます。
画質 | フルHD 60fos |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB 3.0 |
【Newluck】
USB-C & HDMI 変換キャプチャーボード(KLK-TYPE-LZK)
ほとんどのデバイスからの映像入力に対応している、汎用性に優れた外付けキャプチャーボードです。
4K出力に対応しており、高画質なゲームを歯質を落とすことなくキャプチャーできます。
商品保証は1ヶ月と短めですが、日本語の取扱説明書などのサポートは万全に用意されています。
画質 | 4K |
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エンコードの方式 | ソフトウェアエンコード |
パソコンとの接続方法 | USB3.0 |
外付けキャプチャーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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