PS4/5やSwitch等のゲーム機が普及し、各種配信サイト上で様々なタイトルの実況配信が行われています。
パーティゲームやRPGゲームを配信したいと考える方も多いと思いますが、PCゲームとは違ってキャプチャーボードが必要です。
しかし、キャプチャーボードは高額な製品が多くて手が出しにくいため、コストを安く抑えられる製品を求める方も多いでしょう。
そこで本記事では、価格が安いキャプチャーボードを紹介して、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
- 1 安いキャプチャーボードを使うメリット
- 2 安いキャプチャーボードを使うデメリット
- 3 安いキャプチャーボードの選び方
- 4 安いキャプチャーボードおすすめ12選
- 4.1 【Newluck】小型軽量 キャプチャーボード
- 4.2 【Onlyzoo】4K対応 キャプチャーボード
- 4.3 【Basicolor】320G
- 4.4 【Basicolor】USB3.0 キャプチャーボード
- 4.5 【Basicolor】ローカルループアウト キャプチャーボード
- 4.6 【Botthealth】4K/フルHD対応 キャプチャーボード
- 4.7 【Mirabox】4K キャプチャーボード 320
- 4.8 【UGREEN】HDMI キャプチャーボード(15390)
- 4.9 【アイ・オー・データ】SD保存対応 キャプチャーボード(GV-HDREC)
- 4.10 【アイ・オー・データ】Type-C対応 キャプチャーボード(GV-US2C/HD)
- 4.11 【AVerMedia】Live Gamer Portable 2(AVT-C878)
- 4.12 【AVerMedia】Live Gamer MINI(GC311)
安いキャプチャーボードを使うメリット
キャプチャーボードはゲームプレイ画面を高画質の状態でキャプチャーし、ライブ配信サイト等にアップロードできます。
近年はこの技術がゲーム機等にも採用されていますが、配信サイトが限定されたり、画質が落ちてしまうなど制限も多いです。
しかし、キャプチャーボードがあれば画質が落ちる心配も無く、あらゆるサイトへのアップロードが行えるのが強みです。
価格が安いキャプチャーボードは1万円以下で導入できるだけでなく、高い自由度で運用できます。
本来なら高額な予算確保が必要ですが、予算が限られていても導入しやすく、コスト以上のパフォーマンスを発揮してくれます。
安いキャプチャーボードを使うデメリット
キャプチャーボードはゲーム機等のキャプチャーよりも優れていますが、設定や配線で迷ってしまうことがあります。
繋いだはずなのに映像が出力されない、音が出ないといった不具合に直面することが多く、ある程度の知識が要求されます。
4Kパススルー機能等を活用する場合、出力を行うPC側のスペックも要求されるため、相応のスペックを持つPCが必須です。
価格が安いキャプチャーボードは予算が限られている方でも導入しやすいですが、詳細が不透明なメーカーの多さも欠点です。
極端に価格が安かったり、必要な情報が明記されていないなど、購入後に後悔していまう恐れがあるため、注意しましょう。
安いキャプチャーボードの選び方
解像度で選ぶ
キャプチャーボードはゲーム画面をPC側に出力できますが、出力できる解像度は製品で違ってきます。
綺麗な画質を目指すなら4Kが推奨ですが、処理に負荷が掛かってしまったり、フレームレートに制限が掛かるケースに注意です。
フルHDは標準的な画質が限界値ですがフレームレートによる制限が少なく、確実に60fpsで出力できるのが強みです。
解像度・フレームレートの優先順位の高さを考慮し、パフォーマンスを発揮できる製品を選択しましょう。
パススルー機能の有無で選ぶ
キャプチャーボードはゲーム画面をPCに出力できますが、出力側の画面に遅延が起きてしまいます。
0.1秒と誤差程度ではありますが、対人ゲームでは致命的になる数値であり、これを回避できるのがパススルー機能です。
パススルー機能はキャプチャー出力時に起きる遅延を抑えてくれるため、配信を行いつつ、スムーズなゲームプレイが実現できます。
配信するゲームタイトル次第で有無の重要性は異なるため、ご自身のプレイするタイトルを考慮して選択しましょう。
エンコード方式で選ぶ
キャプチャーボードのエンコードにはハードウェア・ソフトウェアの2種類が存在し、使用が異なります。
ハードウェア方式はキャプチャーボードで処理を行うため、PC側の負担は少ないですが遅延の起きやすさが欠点です。
ソフトウェア方式はPC側で処理を行うため遅延が起きる心配はありませんが、相応のPCスペックが要求されます。
ご自身がライブ配信等で使用するPCスペックを考慮し、適したエンコード方式を選択するのがベストです。
メーカーで選ぶ
近年はライブ配信市場が拡大しており、1万円以下で導入できるキャプチャーボードの製品数も増えつつあります。
しかし、知名度が低く、情報が不透明なメーカーも多いため、安易に選択してしまうと後悔してしまう危険性が伴います。
メーカー選びは慎重に行うのが鉄則ですが、失敗を回避できるメーカー選びのポイントはレビュー評価数と内容のチェックです。
BasicolorやAVerMediaは多数のレビュー評価を獲得しており、ユーザーも多いため、初心者にもおすすめです。
安いキャプチャーボードおすすめ12選
【Newluck】
小型軽量 キャプチャーボード
最大5Gbpsで転送できるUSB3.0接続を採用し、パススルー機能と合わせて遅延を抑えられるキャプチャーボードです。
コンパクト+軽量ながらも4K解像度出力に対応しており、様々なカテゴリーの配信や録画が高画質で行えます。
ハードウェアエンコードを採用しているため、配信や録画中に掛かる端末側の負担を抑えられる点も魅力です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 非対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【Onlyzoo】
4K対応 キャプチャーボード
コンパクト+軽量で設計されており、固定使用だけでなく、持ち運びにも最適なキャプチャーボードです。
Type-C/Type-A両端子に対応しており、使用するデバイスに合わせて端子を切り替えて運用できます。
4K/60fps対応で高画質且つ滑らかな出力を可能にしつつ、3千円以下で導入できるコスパの良さも好評です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 非対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【Basicolor】
320G
HDMIパススルー機能に対応しており、USB3.0規格と合わさることで低遅延を実現したキャプチャーボードです。
フルHD/60fpsだけでなく、4k/30fps出力が可能であり、プレイタイトルや配信スタイルに適した運用が行えます。
5千円以下という低価格ながらも機能性とパフォーマンスを両立させており、予算が確保できない方に最適な一台です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
【Basicolor】
USB3.0 キャプチャーボード
USB3.0接続を採用しており、最大5Gbps転送速度でキャプチャー時の遅延軽減を実現したキャプチャーボードです。
近年主流になりつつある様々なゲーム機をはじめ、Webカメラ等への互換性を持ち、ドライバー不要で運用できます。
フルHD解像度/60fps出力に対応しており、様々なライブ配信サイトに滑らかなプレイ映像を転送できます。
解像度 | フルHD |
---|---|
パススルー | 非対応 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
【Basicolor】
ローカルループアウト キャプチャーボード
最大4K/60fps出力に対応しており、高画質且つスムーズな出力を可能にしたキャプチャーボードです。
様々なゲーム機やカメラへの互換性を持っていてドライバー不要で使用できるため、使用時の複雑な設定等を行う必要がありません。
3.5mmオーディオ端子も搭載されており、キャプチャーボードから直接音声の録音が行える点もおすすめです。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
【Botthealth】
4K/フルHD対応 キャプチャーボード
PS4/Xbox/Switch等の主要ゲーム機に対応し、ドライバー不要で運用できるキャプチャーボードです。
4K/2K/フルHDの各解像度で60fps出力が可能であり、ゲームタイトルや配信スタイルを自分好みで行えます。
USB3.0接続+パススルー機能に対応しており、映像出力時における遅延の発生を極限まで抑えることも可能です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
【Mirabox】
4K キャプチャーボード 320
ドライバー不要で即時運用が可能であり、ゲームや屋外配信と様々なシーンでパフォーマンスを発揮できるキャプチャーボードです。
主要ゲーム機だけでなく、Webカメラやスマホへの互換性を持ち、あらゆる配信スタイルに適応してくれます。
4K/60fpsによる滑らかで美しい出力を可能にしつつ、パススルー対応で遅延軽減が期待できる点も好評です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【UGREEN】
HDMI キャプチャーボード(15390)
長方形型でエアフロー構造を採用しており、高い放熱性で安定動作を可能にしたキャプチャーボードです。
各種ゲーム機への互換性だけでなくiPad上への映像出力が可能であり、録画やライブ配信も行えます。
ヘッドセット用端子も搭載されており、キャプチャーボードに接続することで遅延の無い音声の入出力が行える点も魅力です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
【アイ・オー・データ】
SD保存対応 キャプチャーボード(GV-HDREC)
長方形型コンパクトサイズで設計し、各種ボタンを活用して直感的なコントロールが行えるキャプチャーボードです。
PS4やSwitchだけでなく、スーパーファミコンのような旧筐体にも互換性があり、様々なゲームをキャプチャーできます。
ヘッドセット端子で遅延の無い音声の入出力が可能であり、キャプチャー動画をSDに保存できる点もおすすめです。
解像度 | フルHD |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【アイ・オー・データ】
Type-C対応 キャプチャーボード(GV-US2C/HD)
コンパクトサイズで適応力を高めつつ、ゲーム配信をはじめ、Web会議等でも運用できるキャプチャーボードです。
Type-C端子に対応しているためType-Aポートを消費せずに接続可能であり、パススルー機能にも対応しています。
4K/60fps出力により、滑らか且つ繊細な出力が行えますし、動画編集ソフトが付属されているコスパも魅力です。
解像度 | 4K |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【AVerMedia】
Live Gamer Portable 2(AVT-C878)
コンパクトサイズで省スペースに設置しやすく、各種ボタンで直感的なコントロールが行えるキャプチャーボードです。
ドライバー不要で即時運用が可能であり、ヘッドセット・パーティーチャット用端子も搭載されています。
パススルー対応で遅延が起きる心配が無く、MicroSDカードを活用した録画データの保存が行える点も好評です。
解像度 | フルHD |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
【AVerMedia】
Live Gamer MINI(GC311)
コンパクトサイズ+軽量で持ち運びにも適しており、iOSデバイスへの互換性も実現したキャプチャーボードです。
フルHD+60fpsと標準的なスペックではありますが、パススルー機能によって出力時の遅延を抑えてくれます。
ハードウェアエンコードを採用しているため、PCやスマホ側に負担が掛かりにくく、安定しやすい点が魅力です。
解像度 | フルHD |
---|---|
パススルー | 対応 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
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