冬キャンプや春先の肌寒い季節に重宝するのは、気軽に持ち運べ使いやすい、小型のストーブでしょう。
大掛かりな準備と手間が必要な薪ストーブや、大型のストーブを使うほどでもないソロキャンプでも取り入れやすく、寒い季節のキャンプも気軽に楽しめます。
ゆったり楽しむ石油ストーブや、気軽に使えるガスストーブなど、燃料やデザインも様々で、特別な冬キャンプを快適にしてくれるはずです。
今回はとても使い勝手の良い、コンパクトなキャンプ向けストーブを、メリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 キャンプ向けの小型ストーブを使うメリット
- 2 キャンプ向けの小型ストーブを使うデメリット
- 3 キャンプ向けの小型ストーブの選び方
- 4 キャンプ向けの小型ストーブおすすめ12選
- 4.1 【ALPACA PLUS】小型石油ストーブ レッド (TS-77 NC)
- 4.2 【PASECO】対流型 石油ストーブ
- 4.3 【Yinleader】石油ストーブ 対流型
- 4.4 【snow peak】2022雪峰祭秋タクードアイボリー(KH-002-IV)
- 4.5 【イワタニ】カセットガスストーブ ハイパワータイプ デカ暖 (CB-CGS-HPR)
- 4.6 【Favorite box】KOVEA CUBIC (KGH-2010)
- 4.7 【イワタニ】カセットガスストーブ マイ暖(CB-STV-MYD2)
- 4.8 【shopparadise】カセットストーブ 1台2役
- 4.9 【Naturehike】ウィンターテントウォームストーブポータブル(NH20RJ008)
- 4.10 【CosHall】ガスヒーター ミニ暖房ストーブ 1台2役
- 4.11 【TENNI】カセットガスストーブ
- 4.12 【Brako】屋外キャンプミニポータブルヒーター
- 5 まとめ
キャンプ向けの小型ストーブを使うメリット
持ち運びが楽
キャンプ向けの小型ストーブはとても携帯しやすく、車載の際にも場所をとりません。
気軽に持ち出せると冬キャンプのハードルも下がり、設営や撤収のストレスも軽減され、贅沢な冬キャンプや春先のキャンプを思い切り楽しめるでしょう。
中には徒歩キャンプにも使えそうな超小型の製品もあり、どんなキャンプスタイルでも快適に過ごすことができます。
テント内を広く使える
小型のストーブは場所をとらず、テント内を広々と使えるのも大きなメリットです。
特にソロ用テントのような小さめのテントでは非常に重宝し、ただでさえ荷物が多くなりがちな冬キャンプでは大いに助けになります。
特におこもりキャンプでは、お気に入りのギアをレイアウトして寛ぐのも楽しみのひとつです。
小型のストーブはそんな時にも使いやすく、頼りになることでしょう。
サブの暖房としても使いやすい
メインの暖房に薪ストーブを使う時のサブ暖房としても、小型のストーブはとても使いやすく便利なものです。
冷え込みが厳しい朝方や、夜に目が覚めてしまった時など、薪ストーブを使うほどではないけど暖が欲しいことは良くあります。
気軽に使える小型ストーブがあると、安心感してキャンプを楽しむことができます。
ソロキャンプにぴったり
小型ストーブはソロキャンプのメイン暖房として、大きさも熱量もちょうど良く、場所もとらないため、非常におすすめです。
天板がついたストーブは湯沸かしや煮炊きもでき、他の熱源を持参する必要がないほど便利で重宝します。
荷物をコンパクトにしたいソロキャンプに、小型ストーブはもっともバランスが良く、最適でしょう。
キャンプ向けの小型ストーブを使うデメリット
気軽に使えるので危険性を軽視しがち
小型ストーブは非常にコンパクトで気軽に使用できるため、つい気が緩んでしまいがちですが、使用には充分な注意が必要です。
定期的にきちんと換気をし、一酸化炭素チェッカーは必ず持参しましょう。
特にワカサギ釣りなどのテント使用のアクティビティでは、遊びに夢中になってしまい、毎年一酸化炭素中毒で命を落とす人が後を絶ちません。
換気忘れ防止にスマホなどのアラームも有効ですので、うまく取り入れ安全に楽しむことが重要です。
大きなテントでは火力不足
4人以上の大きなテントでは、小型ストーブをメインの暖房にするのは火力不足なので避けた方が良いでしょう。
室内で充分な暖かさだと感じても、テント内は隙間風も多く、地面からの冷え込みもあるため小型ストーブだけに頼るのは厳しいものです。
薪ストーブや大型の石油ストーブをメインに、小型ストーブはサブの暖房として使用するのをおすすめします。
キャンプ向けの小型ストーブの選び方
使用する燃料で選ぶ
小型ストーブの使用燃料は、大体は気軽に使用できる灯油かガスかの二択になることでしょう。
灯油は運搬の手間がかかりますが、おこもりキャンプには最適で、1回の給油で約17時間ほどの使用が可能と、燃費が非常に良いのが特徴です。
遠赤外線効果でじんわりと身体の芯から温めてくれ、癒し効果も抜群。
ガスストーブはキャンプでもお馴染みのCB缶やOD缶を使用し、燃料の運搬も楽で最も気軽に使用できます。
しかし燃費が良いとはいえず、1缶で2時間ほどの燃焼時間なので、スポット的な使用やデイキャンプ、釣りなどに向いています。
サイズで選ぶ
小型ストーブといっても大きさは様々で、好みのキャンプスタイルにマッチした大きさの製品を選ぶことも重要です。
2〜3人用の少し大きめのテントでゆったりできるサイズの製品は、主に石油ストーブに多く、室内でも安心して使用でき、おこもりキャンプにおすすめです。
非常に軽量コンパクトなガスストーブは、アウトドア用の製品だと安全機能がついていないものも多いため、テントの前室や短時間での使用が安心でしょう。
キャンプの計画中に、持参するテントとストーブの大きさを考慮して選ぶことは、楽しく冬キャンプをするために非常に大切です。
デザインで選ぶ
小型のキャンプ向けストーブは非常におしゃれで、デザイン性に優れた製品が多いのが特徴です。
キャンプでの使用を想定しているブランドが多く、アウトドアにマッチしたデザインやカラーが揃っていて、選ぶ楽しみがあります。
シンプルで無骨な雰囲気の製品や、ポップでカラフルな製品など、多種多様な製品が展開されているので、好みのストーブを探してみてください。
機能で選ぶ
テントのセンターに配置し、360度暖めてくれる対流式のストーブや、隅に配置して前面を効果的に温める反射式のストーブなど、機能面も見逃せません。
対流式は見た目もレトロ感がありおしゃれで人気がありますが、幕内のレイアウトが制限され、煮炊きスペースが狭い特徴があります。
反射式は広々としたスペースがとれ、煮炊きにも便利ですが、どうしても家庭の雰囲気が出てしまい、非日常を充分に楽しめない一面があります。
初心者なら安全装置が付いた日本製のストーブが最も安心で使いやすいでしょう。
キャンプスタイルや経験値によって求める機能も変わってきますので、いくつか比較してベストな製品を選ぶのも大切です。
キャンプ向けの小型ストーブおすすめ12選
【ALPACA PLUS】
小型石油ストーブ レッド (TS-77 NC)
とてもスタイリッシュなデザインで、キャンプサイトにもマッチする人気のアルパカストーブです。
レトロなデザインはそのままに、十箇所の改良により更にグレードアップし、機能性や使用感が大幅に向上しています。
とてもコンパクトなので小型のソロテントでも使いやすく、いつでもこのストーブを使いたくなるほど、魅力的な製品です。
【PASECO】
対流型 石油ストーブ
対流式の小型石油ストーブの中では比較的コスパが良く、手に取りやすい価格が魅力のストーブです。
従来より天板への熱伝導率がアップし、沸騰までの時間を40%も短縮しています。
色のバリエーションが豊富で、アウトドアにマッチした5種類の色から選ぶことができるのも大きなポイントです。
携帯用の収納袋も付属し、非常にバランスの取れた優れた製品になります。
【Yinleader】
石油ストーブ 対流型
コンパクトサイズながら大きめの天板で湯沸かしや調理がしやすい、コスパの良い石油ストーブです。
安全カバーと天板の高さを調節できるため、お子様とのキャンプでも安心して使用できます。
屋内と屋外のどちらでも使用できるので、普段は家で使用できるのも嬉しいポイントです。
【snow peak】
2022雪峰祭秋タクードアイボリー(KH-002-IV)
限定カラーのアイボリーがおしゃれな、調理に特化した超小型石油ストーブです。
同ブランドのIGTキッチンにぴったりハマる仕様なので、すでにIGTキッチンを導入している方なら、購入して損はないでしょう。
ソロキャンプならタクード単独で使用しても、メインの熱源として充分使いやすく、何より高級感とデザイン性は最高です。
限定カラーで売り切れ必至なので、気になる方はお早めの入手をおすすめします。
【イワタニ】
カセットガスストーブ ハイパワータイプ デカ暖 (CB-CGS-HPR)
安心のイワタニ製の、効率的に暖めてくれる反射式タイプのカセットガスストーブです。
非常にパワフルで石油ストーブ並みに暖かく、石油ストーブより気軽にキャンプで暖をとりたい方にぴったり。
4つの安全装置を搭載しているので、お子様やペットとのキャンプにも安心して使用できます。
ただ、ガスストーブは1本で連続使用1〜2時間と、少々燃費は悪いので、多めにガス缶を持参するか、スポット的な使用をおすすめします。
【Favorite box】
KOVEA CUBIC (KGH-2010)
カセットコンロが大人気のKOVEAから、デザイン性も非常に良くおしゃれな超コンパクトなガスヒーターです。
171×161×163mmのコンパクトさは、ソロキャンプや徒歩キャンプにも携帯しやすく、気軽に使用できます。
コスパの良さも抜群で、ファミリーキャンプやグループキャンプのサブ暖房としても手に取りやすく、おすすめです。
【イワタニ】
カセットガスストーブ マイ暖(CB-STV-MYD2)
可愛らしいレトロなデザインの、軽量コンパクトなイワタニのカセットガスストーブです。
イワタニらしく機能的にも優秀で、点火の立ち上がりが早く、冷え込む朝にも素早く暖がとれるのはとても助かります。
角度の調整もでき、ガスの使用量を抑える省エネ設計も、嬉しいポイントです。
【shopparadise】
カセットストーブ 1台2役
非常にコスパの良い1台2役の超コンパクトなカセットガスストーブで、水平加熱モードが使えるのでコンロとしても重宝します。
このタイプのストーブは、特に冬の寒い季節の釣りに使いやすく、愛用者が多いストーブになります。
キャンプでも足元を暖めたり、前室で短時間の使用で充分に暖がとれ、気軽に携帯できるのでソロキャンプには特におすすめの製品です。
【Naturehike】
ウィンターテントウォームストーブポータブル(NH20RJ008)
対流式のコンパクトなガスストーブで、天板で煮炊きや調理ができるよう設計された製品です。
無骨でシンプルなデザインが目を引くストーブで、低価格で良品を提供するネイチャーハイクらしいストーブでしょう。
重量がわずか1.25kgなのも携帯性に優れ、気軽に使用できおすすめです。
【CosHall】
ガスヒーター ミニ暖房ストーブ 1台2役
温かい季節はグローブを取り外して、ガスコンロとしても使用できる1台2役の珍しいストーブです。
ストーブの天板は暖房モードと調理モードに切り替えられるので、効率的に燃料を抑えられるのも大きなポイント。
12×12×19.6cmと極小サイズで、コスパ抜群なのも手に取りやすくおすすめです。
【TENNI】
カセットガスストーブ
こちらも対流式のガスストーブですが、入手しやすいCB缶を使用できるのが嬉しい、とても使いやすい製品です。
速暖式ですぐに暖まり、調理もしやすい天板と細かな火力調整も可能なのは、氷上釣りやソロキャンプで非常に重宝します。
180日間の品質保証が付くので、安心して使用することができます。
【Brako】
屋外キャンプミニポータブルヒーター
とにかく軽量コンパクトを重視するソロキャンプなら、OD缶に取り付けて使用する遠赤外線ヒーターがおすすめです。
16cmほどのサイズ感と重量350gの軽量コンパクトさは、徒歩キャンプやツーリングにもとても重宝するでしょう。
ソロテントや足元を暖めるには充分な火力で、冬キャンプのハードルを下げてくれるとても使いやすい製品です。
まとめ
冬キャンプは寒くて嫌だという方も、小型のキャンプ向けストーブなら気軽に取り入れることができます。
キャンプ意外でも使用範囲が広く、災害用にもおすすめなので1台常備しておくと安心でしょう。
是非こちらの記事を参考に、小型のキャンプ向けストーブを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
小型のキャンプ向けストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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