冬にキャンプにチャレンジしてみたいけど寒さが不安で、なかなか一歩踏み出せないという方は多いと思います。
しかし、キャンプ用のストーブがあれば冬キャンプの寒さをしのいだり、料理や団欒の場になったりと楽しみが増えます。
そしてキャンプストーブには様々な種類があり、初心者のうちはどれを選べばよいのかなかなか決められないでしょう。
この記事では、初心者向けキャンプストーブのメリット・デメリット・選び方・おすすめ商品について解説していきます。
目次
- 1 初心者向けキャンプストーブを使うメリット
- 2 初心者向けキャンプストーブを使うデメリット
- 3 初心者向けキャンプストーブの選び方
- 4 初心者向けキャンプストーブおすすめ10選
- 4.1 【newAlpaca】ストーブコンパクト(TS-77JS)
- 4.2 【Aladdin】石油ストーブ ブルーフレーム グリーン(BF3911-G)
- 4.3 【CORONA】石油ストーブ (SL-6619)
- 4.4 【ホンマ製作所】ステンレス時計1型薪ストーブセット
- 4.5 【PASECO】対流型 石油ストーブ(WKH-3100S)
- 4.6 【TOYOTOMI】対流型 石油ストーブ(RL-251)
- 4.7 【snow peak】グローストーブ(KH-100-KH)
- 4.8 【Sengoku Aladdin】ポータブルガスストーブ(SAG-BF02-Y)
- 4.9 【Aladdin】石油ストーブ(CAP-U288)
- 4.10 【CORONA】石油ストーブ(RX-22YA)
- 5 まとめ
初心者向けキャンプストーブを使うメリット
簡単な操作で暖まることができる
キャンプストーブには様々な種類があり、石油ストーブやガスストーブであれば簡単な操作ですぐに暖まることが可能です。
他には薪ストーブもありますが薪ストーブは点火にコツがいり、また火を絶やさないように薪をくべ続ける必要があります。
電気ストーブも簡単に暖まることができますが、火力や照射範囲が限られているため広い範囲では不向きかもしれません。
電源が不要
キャンプサイトには電源がないところもありますが、キャンプストーブの多くは電源がなくても使うことができます。
石油ストーブ・薪ストーブ・ガスストーブであれば電源がなくても、燃料と火種さえあれば使用することが可能です。
他の種類で電気ストーブもありますが、その名のとおり電気を必要とするため電源付きのキャンプサイトを選ぶ必要があります。
料理ができる
ストーブの種類によりますが、薪ストーブや上部の形状が平らなストーブであれば、天板を使用し調理器具を使用できます。
たとえば天板にヤカンやダッチオーブンをのせれば、湯をわかしたり煮込んだりするなどの料理をすることが可能です。
しかし、普段自宅で使用しているコンロや調理方法とは異なるので、火力の調整や煮炊きの時間などは慣れが必要かもしれません。
日常用としても使える
キャンプで使えるストーブとして売られていますが、もちろん自宅で日常用として使用することは可能です。
薪ストーブを使用するには置き場所や煙突の設置など環境が限られますが、石油・ガス・電気ストーブであれば問題ありません。
ただし家の中で使用する際は換気がよい環境で、火の元に注意して火傷など事故が起きないようにするなど注意が必要です。
初心者向けキャンプストーブを使うデメリット
重い
キャンプストーブは鉄やステンレスなどの金属でできており、サイズが大きい物が多いためどうしても重くなります。
コンパクトなストーブもありますが、キャンプの参加人数や暖をとりたい広さによってはある程度の大きさの物が必要になります。
重ければ持ち運びや収納時に苦労するので、人手やスペースに限りがあるのならコンパクトなストーブを選ぶとよいでしょう。
燃料が必要
燃料に火がつき燃え続けることで暖かくなるため、ストーブを使うには必ず灯油・薪・ガスなどの燃料が必要になります。
また本体以外に燃料も持ち運ぶ必要があるため、そのぶん荷物が増えて設営や撤収の際に疲れてしまうかもしれません。
しかし、薪をくべたり灯油を足しながら火のゆらめきに癒されることが魅力なので、スタイルに合わせてストーブを選びましょう。
一酸化炭素中毒の危険
薪や灯油など燃料を燃やすと一酸化炭素が発生しますが、もし一酸化炭素がたまった居室に居続けると非常に危険です。
仮に一酸化炭素が充満した空間で呼吸し続けると、意識障害や頭痛などの中毒症状が出始め、最悪の場合命を落とします。
一酸化炭素中毒にならないために密閉空間でストーブは使用せず、換気をよくしたり換気口があるテントを使用するなどしましょう。
火傷をする
燃料が燃え続けストーブは高温になっているため、素手でさわったり肌がふれると火傷をしてしまいます。
また、ファミリーで子供や犬と一緒にキャンプする際は、事故や不注意で火傷をするリスクが高くなるので十分に注意が必要です。
なのでストーブの周りに柵を設置したり、チェアの位置をストーブから離しておくなど、あらかじめ予防策をしておくとよいでしょう。
初心者向けキャンプストーブの選び方
種類
石油ストーブ・薪ストーブ・ガスストーブ・電気ストーブがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
初心者向けのキャンプストーブは、簡単・お手軽に使えて安定して暖まることができる石油ストーブがおすすめです。
石油ストーブは電源が不要で灯油を注ぎ火をつけるだけで使うことができるので、難しい操作は必要ありません。
暖かさ・火力
ストーブは種類によって暖まる範囲や火力が異なります。
まず薪ストーブはキャンプストーブの中ではもっとも暖かいですが、取り扱いの難易度は高めです。
つぎに石油ストーブは薪ストーブには劣りますが、火力のコントロールが簡単で広範囲を暖めることができます。
他のガスストーブや電気ストーブは火力は弱めですが、コンパクトで小スペースなら充分に暖まります。
持ち時間
使用する燃料は薪・灯油・ガスなどがありますが、燃料によって燃焼し続けるもち時間はことなります。
各燃料の持ち時間はガス・灯油・薪の順にもちがよく、居室の大きさやキャンプ参加人数によって選ぶとよいでしょう。
しかし、持ち時間が短くてもストーブ内で火が揺らめく様は魅力的なので、好みや楽しみ方によって選ぶのも悪くはありません。
大きさ
ストーブを選ぶ際に使用する環境・目的・参加人数などによって大きさは変わるので、大きさは重要な要素の一つといえます。
たとえば参加人数が多く持ち運びに人手をさくことが可能であれば、大きめのキャンプストーブを選んでも問題はありません。
またソロキャンプが多いのであれば、小型のストーブを選び持ち運びや収納性を重視するのがおすすめです。
デザイン
キャンプストーブは選ぶうえで機能性はもちろん重要ですが、見た目も自分の好みに合った物を選ぶとよいでしょう。
自分が好きなデザインのお気に入りのキャンプストーブを使用すれば、機能としてのストーブだけでなく見た目も楽しめます。
ステンレスや鉄などが採用されたストーブは経年劣化の変化を楽しむことができますし、構造のデザイン性が高い物もあります。
初心者向けキャンプストーブおすすめ10選
【newAlpaca】
ストーブコンパクト(TS-77JS)
円柱形で自然通気解放式の石油ストーブで、灯油を入れて点火しダイヤルで火力を調整するだけなので初心者でも簡単に扱えます。
連続燃焼時間は10時間なので一晩中使用しても燃料切れになって寒い思いをすることがなく、発熱量も充分にあります。
また、重さは石油ストーブの中では軽量でサイズもコンパクトなので、持ち運びや収納時にそれほど手間がかかりません。
【Aladdin】
石油ストーブ ブルーフレーム グリーン(BF3911-G)
1930年代から変わらないレトロなデザインとカラーがおしゃれで、天板にヤカンや鍋をのせることができる石油ストーブです。
タンク容量や本体素材から重さはそこそこありますが、安定感があり万が一のために耐震自動消火装置がついています。
本体横のガラス窓から燃焼状態を確認することができ、また青く灯る炎は見ているだけで心地よくリラックスできます。
【CORONA】
石油ストーブ (SL-6619)
昔ながらの形とオフホワイトの色調が落ち着きを感じさせ、キャンプだけでなく室内で使用してもなじむ雰囲気が特徴的です。
火力は木造住宅なら17畳に対応しているため充分に暖かく、燃焼継続時間が10時間以上なので長い時間使用できます。
また操作方法はダイヤルを回すだけなので初心者でも扱いやすく、電源がなくても使用可能なので停電時や災害時でも使えます。
【ホンマ製作所】
ステンレス時計1型薪ストーブセット
ステンレス素材を使用した時計型の薪ストーブで、電源不要で薪燃料なので着火すればすぐに使用することができます。
天板は平らになっているため鍋やヤカンをセットして調理することができ、羽釜も使用できるので釜飯を炊くことも可能です。
石油ストーブに比べて軽量で持ち運びが簡単なので、初心者でも苦労することなく設営・使用することができます。
【PASECO】
対流型 石油ストーブ(WKH-3100S)
円筒形の対流型石油ストーブで色は四色から選ぶことができデザイン性に優れ、見た目にも自然にとけこみます。
特徴として火力が高く燃焼時間は18時間で長めなので、屋外が冷え込む夕方から翌朝まで充分に使用することができます。
ただし使用用途は屋外専用となっているため室内での使用はできませんが、換気を確保すればテント内で使用することが可能です。
【TOYOTOMI】
対流型 石油ストーブ(RL-251)
見た目はランタンの形を模したデザインで、ダークグリーンの色調がレトロでおしゃれな対流型の石油ストーブです。
特徴的なのが燃焼の炎が七色のレインボーカラーで光量があり、室内やテント内を明るく照らすことができます。
また操作が簡単で点火にはヒーター切れが少ない電子式を採用し、ダイヤルを回すだけで点火できるので初心者でも安心です。
【snow peak】
グローストーブ(KH-100-KH)
円筒形で周囲が開放されたデザインが特徴的で、色はカーキとブラックの2色から選べる自然通気型の石油ストーブです。
サイズはやや小型で火力は3kw/h以下ですが、遠赤外線効果により暖房の効果は高く冬キャンプでも充分に一晩過ごせます。
操作・調整はダイヤルを回すだけで初心者も簡単に扱うことができ、灯油残量はアナログ式で見ただけですぐに分かります。
【Sengoku Aladdin】
ポータブルガスストーブ(SAG-BF02-Y)
カセットガスボンベ燃料を採用しているにもかかわらず、ガスストーブ中では最大2kw/hをほこる高出力なのが特徴的です。
サイズはコンパクトで重さは6kg以下なので持ち運びに便利で、また4つの安全装置がついているので初心者でも安心です。
そしてサイドに丸いガラス窓がついておりカラーは6色から選べるので、デザイン性に優れおしゃれな雰囲気があります。
【Aladdin】
石油ストーブ(CAP-U288)
オーソドックスな形ですが、レトロなグリーン色やシルバーのダイヤルがおしゃれ感を引き立たせる反射型の石油ストーブです。
操作が簡単でレバーを下げるだけで点火でき、点火中は音が鳴る仕組みなので初心者でも扱いやすいでしょう。
また特徴的として3・5・8時間の自動消火タイマーが付いているので、寝る前にセットしておくと安心して就寝できます。
【CORONA】
石油ストーブ(RX-22YA)
電源不要の点火方式を採用しており、点火時や消火時には見た目ですぐわかる小窓がついた石油ストーブです。
給油タンクのフタはワンタッチ給油式になっていて、つまみを操作することで手を汚さずに給油することができます。
そして連続燃焼時間は17時間と長く、冬場のキャンプで一晩つけっぱなししておいても切れる心配がありません。
まとめ
寒い時期にキャンプをする際にストーブは必須ですが、ストーブにも様々あって選び方次第でキャンプの過ごし方は変わるでしょう。
この記事を参考に自分に合ったストーブを見つけて、快適にキャンプをして素晴らしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
初心者向けキャンプストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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