冬のキャンプでは、気温が氷点下に下がることも珍しくないため、暖かい服はもちろんのこと、保温性の高い靴の準備も欠かせません。
また、焚き火やバーベキューなど火を使って暖をとる機会が多くなるので、火に強いアイテムを揃えることも大切です。
本記事では、保温性の高い冬キャンプ向けの靴を使うメリットやデメリット、焚き火でも燃えにくいおすすめの靴を紹介しています。
目次
- 1 冬キャンプ向け靴を使うメリット
- 2 冬キャンプ向け靴を使うデメリット
- 3 冬キャンプ向け靴の選び方
- 4 冬キャンプ向け靴おすすめ10選
- 4.1 【Columbia】チャケイピア サイドゴア ウォータープルーフ(YU8776)
- 4.2 【Columbia】ヨンカラモック ウォータープルーフ(YU0388)
- 4.3 【Columbia】ヘイジーレイジーオムニテック(YU2041)
- 4.4 【THE NORTH FACE】ファイヤーフライブーティ(NF52181)
- 4.5 【THE NORTH FACE】ファイヤーフライスリップオンシューズ(NF52182)
- 4.6 【THE NORTH FACE】ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ(NF52273)
- 4.7 【SUBU】NANNEN(NF52273)
- 4.8 【Danner】オレゴンレース(D825004)
- 4.9 【HI-TEC】オコタFRモック
- 4.10 【GERRY】難燃加工モックシューズ
- 5 まとめ
冬キャンプ向け靴を使うメリット
防寒対策になる
冬キャンプではとにかく、防寒対策が大切です。
寒さはじわじわと足元からやってきて、足先が冷たくなるとキャンプどころではなくなり、最悪の場合は凍傷になることもあります。
雪が降らない場所でも朝晩は相当冷え込むので、保温性の高い冬キャンプ向けの靴を準備して快適に過ごすようにしましょう。
滑りにくい
冬キャンプでは、雪が降らなくても霜が降りて地面が凍ったり少し気温が上がると地面がぬかるんだりして、滑りやすい状況になります。
グリップ力のあるソールを装着している靴なら滑りにくく、キャンプ場内の移動やテント設営なども効率よく進められます。
ケガをしないためにも、滑りにくい靴を選ぶようにしましょう。
冬キャンプ向け靴を使うデメリット
脱着しにくい
冬キャンプでは、テント内を座敷スタイルにして過ごす人も多いと思います。
そのような場合、テントを出入りする度に靴を脱ぎ履きしなければならず、カットの高さによっては脱ぎ履きが面倒なものもあります。
保温力の高さや使うシーンを想定して、脱着しやすい靴を選ぶようにしましょう。
重い
高機能で保温性が高いものほど重くなる傾向があります。
履き心地が良く暖かくても、重たいものは歩きにくいですし、アウトドアでの行動に支障が出てしまいます。
特に、お子さんや女性の方は疲れやすくなるので、できるだけ軽いモデルを選ぶほうがいいでしょう。
冬キャンプ向け靴の選び方
防寒性
足元は地面に一番近く冷えやすい部位なので、冬キャンプを満喫するためには、防寒性に優れた靴が欠かせません。
足首のひもを締めて熱を逃がさないものや、中綿が裏起毛のものは保温性が高いので、冬キャンプにはおすすめです。
保温性が高いあまり、脱ぎ履きのしにくいモデルもあるので、バランスを考えて選ぶことをおすすめします。
難燃性
冬キャンプでは暖をとるのに焚き火をしたり、テント内で薪ストーブを使ったりする機会が多くなります。
そのため、火の粉が飛んできても穴が空きにくい難燃素材の靴がおすすめです。
難燃素材ではない場合、焚き火をしていて知らない間に穴が空いていたということも珍しくないので、注意が必要です。
カットの高さ
履き口の高さによって、ハイカット・ミドルカット・ローカットの3つのタイプに分かれます。
ハイカット
足首の上までを覆うタイプの靴で、保温性は高いですが、脱着しにくいものが多いです。
ミドルカット
ハイカットとローカットの中間のもので足首を覆うタイプの靴です。
足首をほどよく固定する効果があり、砂や水が入りにくい特徴があります。
ローカット
履き口がくるぶしの下までの靴です。
普段使いしている靴と同じような感覚で履けるので、キャンプ初心者におすすめです。
メーカー
冬キャンプ向け靴は、多くのアウトドアメーカーやシューズメーカーなどから販売されています。
有名なアウトドアメーカーでは、「THE NORTH FACE」や「Columbia」、「KEEN」、シューズメーカーでは「HI-TEC」や「SUBU」などがあります。
どのメーカーも、おしゃれで高機能の靴を取り扱っていますので、自分の好みのモデルを見つけることができるでしょう。
価格帯
冬キャンプ向け靴は機能やデザインもさまざまであり、幅広い価格帯の商品がそろっています。
高価なモデルであれば2万円以上するものもありますが、1万円から2万円のモデルが多く、1万円以下の安価なものもあります。
普段使いすることも考えると機能だけではなくデザインも重要な要素なので、お財布と相談しつつ、自分にぴったりの靴を選びましょう。
冬キャンプ向け靴おすすめ10選
メーカー・製品名 | カットの高さ | 防水性・耐水性の有無 |
---|---|---|
Columbia チャケイピア サイドゴア ウォータープルーフ | ミドル | あり |
Columbia ヨンカラモック ウォータープルーフ | ロー | あり |
Columbia ヘイジーレイジーオムニテック | ミドル | あり |
THE NORTH FACE ファイヤーフライブーティ | ミドル | - |
THE NORTH FACE ファイヤーフライスリップオンシューズ | ロー | - |
THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ | ハイ | あり |
SUBU NANNEN | ロー | あり |
Danner オレゴンレース | ロー | あり |
HI-TEC オコタFRモック | ミドル | - |
GERRY 難燃加工モックシューズ | ロー | なし |
【Columbia】
チャケイピア サイドゴア ウォータープルーフ(YU8776)
キャンプだけではなく普段使いもできる防水仕様のアウトドアシューズです。
靴ひものないサイドゴアタイプで脱ぎ履きしやすいので、テントの出入りも面倒ではありません。
ソールはクッション性が高く軽量なので履き心地が良く、地面からの冷えも防いでくれます。
難燃コットンを使用しているので焚き火も安心です。
カットの高さ | ミドルカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【Columbia】
ヨンカラモック ウォータープルーフ(YU0388)
アッパーに難燃加工を施した素材を採用していて、焚き火にも安心のモックシューズです。
防水仕様なので雨やぬかるみでも水が浸入しにくくなっていますが、ローカットなのでご注意ください。
かかと部分は柔らかい素材でサイドゴア仕様になっており、脱ぎ履きにストレスを感じることは無いでしょう。
カットの高さ | ローカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【Columbia】
ヘイジーレイジーオムニテック(YU2041)
雨や雪による水の侵入を防ぎながらも、蒸れを最小限に抑える防水透湿機能「オムニテック」を採用しているので、悪天候の時でも快適です。
アッパーは難燃加工が施されていて、焚き火などの火の粉から足と靴を保護してくれます。
落ち着いたアースカラーのデザインで、普段使いもできる便利な一足です。
カットの高さ | ミドルカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【THE NORTH FACE】
ファイヤーフライブーティ(NF52181)
アッパーには高い難燃性を発揮する特殊なナイロンクロスが採用されていて、焚き火の火の粉にも安心です。
肌に接するライニング部分は、リサイクル素材を利用したボアフリーズになっていて、素足でも快適な履き心地が得られます。
難燃防寒ブーツとして、冬キャンプで十分に活躍してくれることでしょう。
カットの高さ | ミドルカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | 表記なし |
【THE NORTH FACE】
ファイヤーフライスリップオンシューズ(NF52182)
快適性を追求したスリップオンシューズで、履き口は脱着しやすい仕様になっており、テントの出入りも問題ありません。
アッパーには高い難燃性を発揮する特殊なナイロンクロスが使われているので、火の粉を気にすることなく焚き火を楽しめます。
ソールは、防滑性能に優れたアンフィグリップラバーが採用されているので、濡れた路面でも高いグリップ力を発揮してくれます。
カットの高さ | ローカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | 表記なし |
【THE NORTH FACE】
ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ(NF52273)
サーモライトの中綿で軽量さと保温性を高めた防寒防水ブーツです。
カラーごとに異なるアッパー素材を使われていて、FKカラーは難燃性のファイヤーレジスタンスナイロンクロスが採用されています。
ソールは低温時にラバー材が硬化しにくい仕様となっており、優れたグリップ力を持っています。
カットの高さ | ハイカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【SUBU】
NANNEN(NF52273)
アッパーは難燃コーティングが施されていて、燃えにくいうえに水分も通しにくいので、冬キャンプにはぴったりの一足です。
内側が起毛加工されているので、ダウンのような暖かさがあり、足全体にフィット感と優しい履き心地を与えてくれます。
脱ぎ履きしやすく、テントの出入りも全く問題ありません。
カットの高さ | ローカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【Danner】
オレゴンレース(D825004)
アウトドア用に開発された軽量シューズで、中綿にはリサイクル材をキルティングし、軽量ながらも保温性に優れたモデルです。
アッパーは難燃性があり、焚き火やバーベキューなどでの不用意な火の粉によるダメージを軽減してくれます。
撥水加工も施されているので、急な天候の変化にも安心です。
カットの高さ | ローカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | あり |
【HI-TEC】
オコタFRモック
アッパーには綿100%の防炎素材が使われていて、焚き火などの火の粉が出るシーンでも安心して使えます。
中綿は軽く保温性に優れているため、寒い冬キャンプでは大活躍してくれるでしょう。
カラーは、モカとカーキの2種類あり、どちらもかわいらしいオシャレなデザインなので、普段使いでも大丈夫です。
カットの高さ | ミドルカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | 表記なし |
【GERRY】
難燃加工モックシューズ
焚き火やバーベキューで火の粉が飛んでも燃え広がりにくい難燃加工が施されています。
また、かかとを踏んでも履けるようになっているので、脱ぎ履きの多い冬キャンプでは使い勝手が良いでしょう。
ソールは細かい凹凸でグリップ力を高めた仕様で、濡れた路面でも滑りにくくなっています。
カットの高さ | ローカット |
---|---|
防水性・耐水性の有無 | なし |
まとめ
焚き火やバーベキューの火の粉を気にせずに思い切り冬キャンプを楽しむためには、保温性が高く火に強い靴が不可欠です。
焚き火でも燃えにくい冬キャンプ向けの靴を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
冬キャンプ向け靴の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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