冬キャンプには何よりも防寒対策が大切になりますが、中でもパワーが絶大な石油ストーブを検討される方も多いのではないでしょうか。
電源が無いサイトでも使用可能な石油ストーブは、寒い季節のキャンプで心強い味方となってくれるアイテムです。
その反面、灯油は匂いがきつく、引火の危険性も高いので、運搬の際やテント内の持ち運びでの灯油漏れには細心の注意を払いたいものです。
そこで今回は、灯油が漏れないキャンプ向けストーブをご紹介します。
それぞれの特徴を押さえてストーブ選びの参考にしてみてくださいね。
目次
- 1 灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブを使うメリット
- 2 灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブを使うデメリット
- 3 灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブの選び方
- 4 灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブおすすめ10選
- 4.1 【トヨトミ】対流形 石油ストーブ 日本製 (RB-2500)
- 4.2 【トヨトミ】対流型 石油ストーブ ランタン調(RL-25M)
- 4.3 【トヨトミ】アメリカンダイナー ランタンタイプ(RL-SE2522)
- 4.4 【トヨトミ】 対流形 石油ストーブ クラシック (CL-250)
- 4.5 【トヨトミ】対流型 石油ストーブ ホワイト (KS-67H)
- 4.6 【PASECO】対流型 石油ストーブ
- 4.7 【ALPACA PLUS】専用バッグ付 小型石油ストーブ (TS-77 NC)
- 4.8 【CORONA】石油ストーブ 対流型 (SL-6619)
- 4.9 【snow peak】グローストーブ (KH-100BK)
- 4.10 【snow peak】タクードアイボリー(KH-002-IV)
- 5 まとめ
灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブを使うメリット
運搬時の揺れにも対応できる
石油ストーブの説明書には、運搬時はタンクの灯油を抜くようにとの記載があり、基本的にタンク内に灯油を入れたままの運搬は推奨されません。
しかし、使用した残りがいくらか本体に残ってしまう状況も考えられます。
運搬時に、車内や一緒に積んだテント等に灯油がつくと、灯油臭がなかなか取れないことに加え、何よりも危険です。
安全を守るために、揺れても灯油が漏れないストーブ選びは大切です。
キャンプサイト内やテント内の移動も安心
キャンプサイト内に搬入する際や、テント内で位置を変えたい時など、キャンプではストーブを移動させる機会が多いものです。
しかし移動時の揺れで灯油が靴やテントの床にかかってしまうと、布地についた灯油を取るのは手間と時間を要します。
灯油の漏れにくさを考慮したストーブを選んで、灯油漏れを防ぎましょう。
灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブを使うデメリット
形状の選択肢が狭まる
石油ストーブには反射式と対流式の2種類があります。
反射式は、四角い形状で前方を温めるので壁の近くに設置することが多く、対流式は円柱型で全方向を温めるので、空間の中心に置くという違いがあります。
2つの形状のうち、灯油の漏れにくさで選ぶなら圧倒的に対流式がおすすめ。
その理由は、灯油の出入り口が1箇所なので漏れる心配が少ないからです。
一方、反射式を選ぶのであれば、本体内部に残った灯油を事前に吸い出しておく手間が発生します。
灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブの選び方
対流式のタンク一体型が安心
反射式、対流式の2種類の石油ストーブのうち、反射式ストーブは灯油タンクを取り外せるセパレート構造になっています。
タンクを外してもストーブ本体に少量の灯油が残り、吸い出さずに運搬すると灯油漏れの原因となります。
一方、対流式ストーブは本体とタンクが一体型になっており、灯油の出入り口は給油口の1箇所のみ。
給油口の蓋をしっかり閉めれば灯油が漏れる心配はほとんどありません。
燃焼時間や大きさをチェック
石油ストーブはある程度の体積があるので、テントの大きさや車載スペースなどを考慮の上選びましょう。
近年では、携帯性を重視したコンパクトなものも多数発売されています。
コンパクトなものを選ぶ際の注意点としては、灯油タンクの容量が小さく給油が頻回になる場合がありますので、合わせて燃焼時間もチェックすると良いでしょう。
灯油が漏れないキャンプ向け石油ストーブおすすめ10選
【トヨトミ】
対流形 石油ストーブ 日本製 (RB-2500)
暖房器具と言ったらトヨトミ、と言うほど歴史のある老舗日本メーカーの石油ストーブです。
トヨトミ独自の二重タンク構造で、万一転倒した際にも油がこぼれにくく安心。
7色に見える炎が安らぎを与えてくれることで人気の、レインボーストーブです。
【トヨトミ】
対流型 石油ストーブ ランタン調(RL-25M)
こちらも二重タンク構造なので車での移動も安心です。
明るく足元を照らしてくれるランタン調のデザインは、キャンプシーンをさらに盛り上げてくれるでしょう。
機能性もデザインも両方重視したい方におすすめです。
【トヨトミ】
アメリカンダイナー ランタンタイプ(RL-SE2522)
アメリカンポップなデザインがひときわ目を引く限定デザインのストーブです。
ガラス部には、アメリカンダイナーを思わせるイラストが描かれ、他にはない個性的なストーブとなっています。
また、可愛い専用バッグ付きなので、キャンプへ持ち出す際には非常に重宝すること間違いなしです。
【トヨトミ】
対流形 石油ストーブ クラシック (CL-250)
レトロな見た目にファンも多いクラシックモデルです。
燃焼時には周りを明るく照らしてくれるので、サブの照明としても活躍します。
コンパクトで女性でも持ち運びが楽なところも嬉しいポイント。
【トヨトミ】
対流型 石油ストーブ ホワイト (KS-67H)
とにかく高火力なストーブです。
実際に筆者も家で普段使いをし、キャンプにも持ち出しているストーブですが、これがあれば真冬のキャンプも怖くありません。
長年使用していますが、灯油漏れしたことは一度もなく、おすすめの一品です。
ただしハイパワーな分、大きさと重量感も他のものに比べると大きめですので事前に寸法をチェックしておきましょう。
【PASECO】
対流型 石油ストーブ
屋外使用専用となっている、キャンプ向けのタンク一体型ストーブです。
天板への熱の伝わりやすさが改善され、鍋ややかんを乗せてのストーブ調理もしやすくなりました。
重さ5.2kgの携帯性の良さも、キャンプにぴったりな一品です。
【ALPACA PLUS】
専用バッグ付 小型石油ストーブ (TS-77 NC)
スタイリッシュな見た目と使い勝手の良さで人気のある韓国の老舗ブランド、アルパカから、より進化した『アルパカプラス』のご紹介です。
自動消火装置の機能性や、油タンクの内部構造など、19箇所の改良を施した新モデル。
携帯性やスタイリッシュさはそのままに、さらにグレードアップしたアルパカプラスは、所有欲も満たしてくれる一品です。
【CORONA】
石油ストーブ 対流型 (SL-6619)
言わずと知れた信頼のブランド、コロナの対流型ストーブです。
広い範囲を温めるのに適した高火力なストーブですが、その分スペースも取るので大型テントをお使いの方におすすめです。
約11キロと重量感もあるので、車載スペースや運搬方法などを考慮の上ご検討ください。
【snow peak】
グローストーブ (KH-100BK)
その確かな品質と機能性からファンも多いアウトドアブランド、スノーピークのキャンプ用ストーブです。
シェルター内の真ん中に置けば、遠赤外線効果で全体をじんわりと温めてくれるので快適なキャンプを楽しめるでしょう。
暖かさとコンパクトさのバランスが取れた一品です。
【snow peak】
タクードアイボリー(KH-002-IV)
スノーピークから出ているもう一つのストーブ、「タクード」です。
ミニマルなサイズ感、別売りのテーブルと組み合わせてコンロとして使えることから人気の商品。
暖房としての火力はそこまで強くないので、ストーブ調理のしやすさ重視の方、テントが大型ではない方におすすめです。
まとめ
キャンプへの持ち運びの際に、灯油漏れの心配が少ないストーブをご紹介しました。
念の為、車載の時にはダンボールを敷いたりビニールを被せるなどの二重対策をするのがおすすめです。
ぜひお気に入りのストーブで、冬キャンプをグレードアップさせてくださいね。
キャンプ 石油ストーブ 灯油が漏れない 持ち運びの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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