キャンプやアウトドア活動での調理をするとき、深型のフライパンは必須アイテムのひとつです。
汁物や煮物など様々な料理に使えるだけでなく、調理中の油や汁が飛びにくいので、使い勝手も良いアイテムです。
しかし、数多くのメーカーから販売されているため、どの商品を選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、深型のキャンプ用フライパンのおすすめ商品を10種類厳選し、そのメリットや使い勝手について解説します。
アウトドア料理をより楽しく、美味しくするために、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 深型のキャンプ用フライパンを使うメリット
- 2 深型のキャンプ用フライパンを使うデメリット
- 3 深型のキャンプ用フライパンの選び方
- 4 深型のキャンプ用フライパンおすすめ10選
- 4.1 【キャプテンスタッグ】アルミクッカー(UH-4204)
- 4.2 【Boundless Voyage】キャンピングクッカーセット(Ti2031C)
- 4.3 【MSR】クックウェア アルパイン(040818217207)
- 4.4 【COCOpan】極 SONS カッパ オーブンセット(C201-001)
- 4.5 【ユニフレーム】山フライパン(667606)
- 4.6 【スノーピーク】パンクッカー(CS-600)
- 4.7 【イシガキ産業】スキレット フライパン 網付き
- 4.8 【スケーター】取っ手の取れる中華鍋(IRCN1-A)
- 4.9 【EZCAMP】アウトドアクッカー スタッキング アルミ製
- 4.10 【Lodge】ロジック コンボクッカー
- 5 まとめ
深型のキャンプ用フライパンを使うメリット
幅広い調理ができる
チャーハンや唐揚げなどの炒め物から揚げ物、アヒージョなどの汁物まで、幅広調理が可能です。
また、浅型と異なって食材を落とす心配を全く気にしなくて済むので、和える用に使用したり、豪快な料理をしたりもできます。
そのため、豊富な料理を楽しみたい方は、深型のキャンプ用フライパンはおすすめアイテムと言えます。
大容量の料理が作れる
深型のキャンプ用フライパンは、浅型のフライパンと比べても容量自体が大きくなるので、大容量の料理が作れます。
例えば、たくさん作りたいシチューやカレー、パスタ料理を一度に調理することが可能です。
そのため、人数が多くなっても人数分の料理を一度に調理できるので、料理する手間も減らせます。
保温性が高い
深型のキャンプ用フライパンは、保温性が高いというメリットもあります。
深い形状のため調理した料理を保温しやすく、長時間温かいまま食べることができます。
特に寒い季節には欠かせない機能と言え、冬にアウトドア料理をされる方には、とても重宝する機能です。
スタッキングできる
深型のキャンプ用フライパンには、アイテムによってスタッキングできるものもあります。
これにより、フライパンとクッカーを積み重ねてコンパクトに収納でき、かさばるデメリットを解消できます。
スタッキング機能があるものは、収納スペースを節約できるため、かさばりたくない方には特におすすめです。
深型のキャンプ用フライパンを使うデメリット
重量が重くなる
深型のキャンプ用フライパンは、浅型のフライパンと比べてもサイズが大きくなるので、重量が重くなってしまいます。
そのため、料理するときは手も疲れやすく、扱いづらいところがあります。
もし重量が気になる方は、「チタン製」や「アルミ製」など、比較的軽い素材のアイテムを選ぶようにしましょう。
かさばる
深型のキャンプ用フライパンは、浅型のフライパンと比べて深さがあるため、収納するときにかさばるというところもデメリットの一つです。
そのため、バックパックやツールボックスへの収納するときに、場所を選ぶ必要があるため手間がかかります。
しかし、スタッキング可能なタイプや、取っ手が折りたためるタイプのフライパンを選ぶことで、収納スペースを節約できます。
深型のキャンプ用フライパンの選び方
素材をチェックする
アルミ
軽量で熱伝導率が高く、素早く調理できるところが特徴的で、また、比較的安価で購入できます。
反面、耐久性が低く、料理するときに焦げやすいところがデメリットです。
あるまいと加工されているものなら、耐食性や耐摩擦性が高くなっているので、おすすめです。
チタン
軽量で強度が高く、加えて錆びにくいところが、チタン製の特徴で、また、保温性も高く、料理が冷めにくいところもメリットです。
チタン製は、ほとんどのスペックが高い特徴を持っていますが、熱伝導率の低さと価格が高くなってしまうところがデメリットとなります。
ステンレス
丈夫で強度も高く、錆びにくいところが特徴です。
重量が重くなってしまうところがデメリットですが、その分、安定感は高いものとなります。
鉄
熱伝導率が高く、高温で素早く調理できるところが特徴です。
また、使うたびに味が出てくるので、ギアを育てていきたい方にもおすすめです。
しかし、お手入れが必要なところと、重量が重いところがデメリットで、登山やギアを軽くしたい方には不向きとなります。
重さをチェックする
キャンプ用の深型フライパンを選ぶ際に、重さをチェックすることも重要な要素の1つです。
重さは素材による違いが大きいので、上記で紹介した素材をしっかりチェックしましょう。
また、使用したいシーンによっても、使用したい重さは違ってきますので、使用目的も確認しましょう。
ソロキャンプされる方やギアの荷物をなるべく軽くしたい方は、「アルミ製」「チタン製」がおすすめです。
車で移動されるなどの重さはあまり気にしない方は、「鉄製」や「ステンレス製」を選ぶのがおすすめです。
また、「鉄製」や「ステンレス製」は重量が重いので、安定性を求める方はこれらを選びましょう。
サイズをチェックする
深型のキャンプ用フライパンを選ぶときのポイントとして、サイズもしっかりチェックしましょう。
サイズは使いにくさや収納のしづらさに関わってくるので、使用人数に合わせた選び方がおすすめです。
ソロキャンプやディオキャンプで使用するなら、「直径14cm〜20cm」がおすすめです。
この大きさなら、1〜2人で使用するに十分な大きさと言え、また、比較的収納もしやすくなります。
3〜4人で使用するなら「直径22〜26cm」がおすすめで、ファミリーで使用するには十分な大きさとなります。
それ以上の人数で使用するなら、「直径28cm以上」のものがおすすめで、グループキャンプなどの大人数で使用するのにぴったりです。
手入れのしやすさをチェックする
深型のキャンプ用フライパンを選ぶ際に、手入れのしやすさもチェックするべきポイントです。
材質やコーティングされたものなら、手間を減らせ、より使いやすくできます。
素材別で選ぶなら「チタン製」がおすすめで、耐食性も高いので、手洗いだけしておけば、お手入れをする必要はありません。
また、他の素材であっても、焦げ付き防止コーティングされたものなら、比較的お手入れの手間をなくせます。
ただし、鉄製だけは、水洗いのみだと錆びてしまうので、使用後のシーズニングは必ずおこなう必要があります。
ただ、鉄製は使用するたびに味がでてくるので、ギアを育てたい方にはおすすめです。
深型のキャンプ用フライパンおすすめ10選
【キャプテンスタッグ】
アルミクッカー(UH-4204)
2つの鍋とフライパンがセットになっている、スタッキングができ、コンパクトに収められるキャンプ用フライパンです。
表面には硬質アルマイト加工、内側にはふっ素樹脂加工が施してあり、耐食性を高くし、さらにこびりつきにくくなっています。
さらに3つのアイテムともに、炒めものから揚げ物まで、使い方が自由にできるので、幅広い調理が可能となっているアイテムです。
【Boundless Voyage】
キャンピングクッカーセット(Ti2031C)
サイズの違う3つの深型フライパンで、さまざまな用途に使用できるようになっています。
チタン製で作られているので、軽量で耐食性に優れ、耐久性も高いので、長く愛用できるアイテムです。
さらに、重ねてコンパクトに収められるので、ソロキャンパーからミニマムキャンパーにもおすすめです。
【MSR】
クックウェア アルパイン(040818217207)
こちらの商品は、高さがあるので鍋としても使用できる、キャンプ用フライパンです。
そのため、インスタントラーメンや鍋物、もちろん炒め物や揚げ物でも使用しやすいようにできています。
耐久性や傷に強いステンレス製で作られているので、長く愛用したい方にもおすすめのアイテムです。
【COCOpan】
極 SONS カッパ オーブンセット(C201-001)
取っ手の取れる中華鍋のような形状が特徴的な、キャンプ用フライパンです。
付属品には、目玉焼きやウインナーを焼くのに便利で、また、蓋としても使用できる薄型のフライパンが付いています。
総重量も約1.6kgと大きめのサイズながらも超軽量になっているので、調理のときも使用しやすいアイテムです。
【ユニフレーム】
山フライパン(667606)
サイズが直径17cm、高さ6cmと、1〜2人分の料理を作るのにちょうど良いサイズのキャンプ用フライパンです。
重量も280gと超軽量となっているので、ソロキャンパーや登山などのトレッキングされる方にぴったりです。
また、表面にはふっ素加工が施してあるので、お手入れの手間もかかりません。
【スノーピーク】
パンクッカー(CS-600)
こちらの商品は、1台で焼く・炒める・煮る・揚げるのすべての調理ができるところが特徴のキャンプ用フライパンです。
スタッキングが可能となった設計となっているので、使い勝手が良く、車への積載や自宅に保管するときもスペースを取りません。
また、ガス以外のIHも使用可能で、お米も炊けるようになっているので、自宅で使っても活躍できるアイテムです。
【イシガキ産業】
スキレット フライパン 網付き
深型と浅型のスキレットがセットになっており、焼き物から煮物など、幅広い調理方法ができるキャンプ用フライパンです。
浅型のスキレットは蓋としても使用でき、また、付属されている網を鍋底に置いて、チップをセットすることで、燻製もできるようになっています。
鉄製の特徴である保温性も高いところがあるので、食事も温かいまま食べることができます。
【スケーター】
取っ手の取れる中華鍋(IRCN1-A)
取っ手の取れる中華鍋のような形状が特徴的なキャンプ用フライパンで、取っ手も天然木を用いておしゃれに作られています。
付属されている蓋を使用すれば、ダッチオーブンのような使い方ができ、蓋の上面に炭を置くこともできます。
中華鍋のため大きい印象がありますが、直径23cmと1〜2人程度でも使用できるコンパクトさも合わせ持ったアイテムです。
【EZCAMP】
アウトドアクッカー スタッキング アルミ製
大小の鍋とフライパン、お椀などのアイテムが合わせて9つセットとなっている、お得なアウトドアクッカーです。
アルミ製で作られているので、総重量は850gという超軽量となっているので、持ち運びの手間がかかりません。
そのため、1台あるだけで、キャンプや登山、釣りなど、幅広いシーンで使用できるアイテムです。
【Lodge】
ロジック コンボクッカー
深型のスキレットと浅型のスキレットが一緒になった、キャンプ用フライパンです。
素材は鉄製となっており、加えて5mmという重厚な設計となっているので、熱伝導率が高く、食材を一気に焼き上げられます。
また、浅型のスキレットは蓋としても使用でき、幅広い調理ができるところも、おすすめポイントの一つです。
まとめ
深型のキャンプ用フライパンは、煮物やシチューなど幅広い料理に使えるアイテムです。
また、調理中の汁や油が防げたり、保温性が高かったり、野外料理にぴったりと言えます。
本記事で紹介したメリットや選び方を参考に、ぜひ自分に合った商品を選んで、アウトドアで美味しい料理を作りましょう。
深型のキャンプ用フライパンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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