キャンプでは、暖をとったり調理をするために、ストーブを使います。
そのストーブを使うためにさまざまな燃料がありますが、キャンプでは「豆炭」がおすすめです。
ですが「豆炭を使えるストーブってどんなのを選べばいいの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
豆炭ストーブを上手に活用すれば、冬の寒さも楽しめるキャンプになりますよ。
そこで本記事では、キャンプ向け豆炭ストーブ10選と、失敗しない選び方、メリット・デメリットをご紹介します。
目次
- 1 キャンプ向け豆炭ストーブとは
- 2 キャンプ向け豆炭ストーブを使うメリット
- 3 キャンプ向け豆炭ストーブを使うデメリット
- 4 キャンプ向け豆炭ストーブの選び方
- 5 キャンプ向け豆炭ストーブおすすめ10選
- 5.1 【TITAN MANIA】 ポケットストーブ 焚火台 S
- 5.2 【富士見産業】フレイムストーブL(OF-BFL)
- 5.3 【Soomloom】薪ストーブMECA
- 5.4 【LOGOS】調理もできるあったかストーブ(81064116)
- 5.5 【田中文金属】tab.缶ストーブSE
- 5.6 【huanbush】焚火台 コンパクトウッドストーブ(As-1)
- 5.7 【YOLER】 焚き火台 薪ストーブ コンロ(YR-TKB01)
- 5.8 【UNIFLAME】ネイチャーストーブ(683033)
- 5.9 【CAPTAIN STAG】ファイアブースト ストーブ(UG-82)
- 5.10 【ecozoom】ロケットストーブ
- 6 まとめ
キャンプ向け豆炭ストーブとは
まず、豆炭とは「石炭」を主原料に木炭などの粉を混ぜ、豆状に成形したものです。
着火剤が混ぜてあるものは、マッチで簡単に火を付けられるので、キャンプにぴったりの燃料です。
一般的には、家庭用として使われていますが、キャンプ用のストーブでも利用することができ、長時間安定した火が保てます。
また、豆炭本体が小さいので、大きな木炭が入らないような、小さいストーブでも使用可能です。
キャンプ向け豆炭ストーブを使うメリット
火力が安定している
豆炭でストーブを使えば、安定した火力を保てます。
木炭や薪は大きさにばらつきがあるため、一定の火力を保つのが難しく、火が強くなったり、弱くなったり安定しません。
一方で、豆炭は同じ形なので、一定の火力を保つことができ、料理などもしやすい燃料です。
また、1つ1つが小さく、細かい火力調整もしやすいので、キャンプ初心者にもおすすめです。
長時間使える
豆炭を使ったストーブは、長時間、火力を保てるのも大きなポイントです。
火の持ちがいいことで、こまめに燃料を追加をしなくていいのがうれしいですね。
それに加えて、長時間使えれば、消費する量も少なくコスパもよくなります。
また、少ない燃料でストーブが使えれば、荷物も少なくなるので、ソロキャンプなどにもぴったりです。
着火が簡単
一般的な炭を使うときに一番大変なのが、火がなかなか着かないことです。
豆炭も同様の炭ではありますが、着火剤が混ざっているものであれば、マッチ1本で簡単に火がつきます。
すぐに火がつけば、準備の時間が短縮できて、ゆっくりできる時間が確保できます。
じっくり火を起こすのも楽しいですが、便利な着火剤入りの豆炭も活用してみましょう。
豆炭アンカが使える
豆炭アンカとは、火の着いた豆炭をアンカ本体に入れて使用する暖房器具です。
シュラフの中に入れて使うと、朝まで温かさを保てる優れもの。
電気やガスが普及する前からある商品ですが、その長時間続く温かさと、レトロかわいいとキャンプシーンで人気が急上昇中です。
ストーブで使っていた豆炭を使えば、わざわざ着火しなくても、簡単に準備ができます。
キャンプ向け豆炭ストーブを使うデメリット
匂いが気になる
豆炭をストーブで使用する場合、特に着火直後は匂いがあります。
そのため、バーベキューなどの直火調理には向かず、ダッチオーブンの上に置いて熱を加えるなどの利用に適しています。
もちろん、服にも匂いがついてしまいますが、これは薪や他の炭でも同様です。
火が安定し全体が白っぽくなると、匂いが少なくなるので、十分に火が着くまでは匂いに注意しましょう。
一酸化炭素中毒に注意
豆炭ストーブに限ったことではありませんが、燃料を燃やすときは「一酸化炭素中毒」に注意しましょう。
テントのように狭い空間では、一酸化炭素が充満しやすく、死に至るケースもあります。
そのため、こまめに換気したり、一酸化炭素チェッカーは必ず使用するなどの対策、注意が必要です。
または、ポータブル電源などを活用して、暖かく過ごすのもおすすめです。
廃棄方法に注意
主原料が石炭の豆炭を燃やして残った灰には、微量ですが、有害物質であるヒ素や水銀などが含まれているため、廃棄するときは注意が必要です。
まず、土に埋めるのは、環境汚染になるため絶対にNGです。
キャンプ場であれば、管理人さんに確認、自宅で使ったときは自治体の処理方法に従いましょう。
簡単に処分したい方は、主原料が木炭の豆炭を使うのがおすすめです。
キャンプ向け豆炭ストーブの選び方
小型のもの
豆炭を使用する場合は、小型でコンパクトなストーブがおすすめです。
豆炭は約5cmと小さいため、大きなストーブでは、大量に必要になり、多くの量を敷き詰めると通気性が悪くなってしまいます。
豆炭は、小さくて少しずつ使えるのが大きなメリットなので、そのメリットをいかし、ソロキャンプ用やサブの小さなストーブが最適です。
丈夫で耐久性が高いもの
豆炭などの炭を使う場合、丈夫で耐久性の高いストーブを使いましょう。
豆炭は燃焼時間が長く高温になるため、薄い素材だと熱で変形することもあり、不安定になり大変危険です。
ステンレスやチタン素材のもの、またはある程度重さがあるものがおすすめです。
炭を使う場合に限ったことではありませんが、火を使う道具は安全性の高いアイテムを使いましょう。
キャンプ向け豆炭ストーブおすすめ10選
【TITAN MANIA】
ポケットストーブ 焚火台 S
チタン製で耐久性が高く、折りたたみタイプなので携帯に便利なポケットストーブです。
アルコールストーブを燃料に使うことが多いタイプですが、豆炭が2.3個あれば調理でも十分に活躍します。
アルコールなどの燃料が漏れたりするのが心配という方も、豆炭であれば持ち運びも簡単で心配ありません。
複数の通気口があるので、通気性も高く燃焼効果もばっちりです。
【富士見産業】
フレイムストーブL(OF-BFL)
「海外製は心配」という方でも安心の日本製のウッドストーブです。
直径17cmとコンパクトなので、卓上で調理をするときも邪魔になりません。
また、組み立て時の高さは24cmですが、収納時はわずが11cmになるので場所をとらず、サブのストーブとしてもおすすめ。
五徳がついているので調理もしやすく、二次燃焼で噴き出す美しい炎も楽しめるアイテムです。
【Soomloom】
薪ストーブMECA
このアイテムのように、短い薪でないと使いづらい、小さな薪ストーブでは豆炭が重宝します。
火の粉や灰が飛びにくいので、卓上でも使いやすく、テーブルを汚しません。
また、側面についた大きな窓からは、炎をじっくりと眺めることができるのも人気のポイントです。
「大きな薪ストーブはハードルが高い」と思っている方におすすめのかわいい薪ストーブです
【LOGOS】
調理もできるあったかストーブ(81064116)
360度どこからでも、赤く燃える炭全体を見ることができ、大勢で囲みながら使うのにぴったりのアイテムです。
また、全面メッシュのため通気性が高く、天板部分で調理も可能。
筒状の火床に炭を入れてふたをすると、風が強くても灰や火の粉が飛びにくいのも大きなメリットです。
使って暖かく、目で見ても楽しめるストーブです。
【田中文金属】
tab.缶ストーブSE
「tab.」というシンプルなロゴと、丸いフォルムがかわいい缶ストーブです。
下の通気口から空気を取り込むので、効率よく炭が燃えやすく、調理もしやすいアイテムです。
投入口が小さめですが、小枝や豆炭を使用するには不便はありません。
同シリーズの缶スモーカーを一緒に使えば、簡単に燻製料理も楽しめます。
【huanbush】
焚火台 コンパクトウッドストーブ(As-1)
軽量さと、広げるだけで組み立てられる手軽さが人気のウッドストーブです。
重さはわずか107gしかなく、収納時は荷物の隙間に収まるほどコンパクトになります。
底面には通気性アップのための穴がありますが、成形された豆炭ならこぼれ落ちにくいので、片付けの時短になります。
ソロキャンプやデイキャンプで「手軽に使いたい」という方におすすめです。
【YOLER】
焚き火台 薪ストーブ コンロ(YR-TKB01)
側面のガラス面からじっくり炎を観察できるストーブです。
ガラス面は防火ガラスを採用、ストーブ本体も丈夫なステンレス製なので耐久性が高いアイテムです。
また、専用スタンドも付属されていて、芝生へのダメージを減らす配慮もされています。
深さがあり風の影響を受けにくいので、風が強い日でも使いやすく、火の粉が飛びにくいのも人気のポイントです。
【UNIFLAME】
ネイチャーストーブ(683033)
このストーブは、底面がメッシュになっていて、底からの上昇気流で効率よく燃料が燃えるのが特徴です。
小型なので、小枝などは追加が大変ですが、調理する時は豆炭を使えば安定した火で調理ができます。
また、持ち手が付いていて、ちょっとした移動や片付けのときに重宝します。
たたんでコンパクトになるので、ツーリングキャンパーやソロキャンパーに人気です。
【CAPTAIN STAG】
ファイアブースト ストーブ(UG-82)
しっかりと頑丈で安定感があり、ダッチオーブンやスキレットでの調理もしやすいストーブです。
薪はもちろんですが、燃焼時間の長い豆炭を使えば、長時間の調理もしやすいですね。
また、二次燃料機能もあるので、迫力のある吹き出す焚き火も楽しめます。
折りたたみ式で収納時はコンパクトになり、組み立ては、広げてロストルをはめるだけで簡単に準備ができます。
【ecozoom】
ロケットストーブ
煙突効果で少ない燃料でも高火力で使えるロケットストーブです。
小枝などの小さい燃料はもちろんですが、投入口が小さいロケットストーブは豆炭の利用にも適しています。
この商品は本体の中に煙突が内蔵されているので、丸い本体は熱くなりにくく、小さいお子様がいても使いやすいアイテムです。
五徳が大きいので、ダッチオーブンなどを使っても安定感ばっちりです。
まとめ
豆炭をストーブで使えば、安定した火力で調理ができたり、みんなでストーブを囲んで温まったり、寒い時期のキャンプでも快適に過ごせます。
使用方法を守り、上手に使ってキャンプを楽しみましょう。
キャンプ向け豆炭ストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方