キャンプや車中泊でぐっすり眠るためには、寝袋や枕のほかにエアーマットも欠かせないアイテムです。
エアーマットは地面の凸凹や熱、冷気を解消してくれ、どういった場所でも快適な眠りをサポートしてくれます。
最近では種類も豊富になってきているので、メーカーによって機能性や特徴が変わってきますが、できれば寝心地が良いエアーマットを使いたいですよね。
そこで今回は、寝心地が良いエアーマットのメリット・デメリット、選び方、おすすめ10選をご紹介します。
目次
- 1 寝心地が良いエアーマットを使うメリット
- 2 寝心地が良いエアーマットを使うデメリット
- 3 寝心地が良いエアーマットの選び方
- 4 寝心地が良いエアーマットおすすめ10選
- 4.1 【GEKETY】エアーマット 厚さ10cm 足踏み式
- 4.2 【HBBRT】キャンプマット 40Dナイロン+TPU生地
- 4.3 【Unigear】エアーマット 超軽量 耐水加工
- 4.4 【FIELDOOR】エアーベッド 電動エアーポンプセット
- 4.5 【GODEARU】キャンプマット(airmat-gray)
- 4.6 【HIKENTURE】キャンプマット 超軽量
- 4.7 【アイリスオーヤマ】エアーベッド (ABD-1N)
- 4.8 【コールマン】エクストラデュラブルエアーベッドダブル(2000031957)
- 4.9 【Sable】エアーマット 厚さ14cm 断熱性能
- 4.10 【THERMAREST】ネオエアーXサーモ マックス(040818132531)
- 5 まとめ
寝心地が良いエアーマットを使うメリット
地面が凸凹でも快適に眠れる
寝心地が良いエアーマットは、地面の凸凹を感じさせないように設計されているものが多いので、どんな場所でも快適に眠ることが期待できます。
厚いアイテムが多く、地面との距離も離れるので、体重が重い方が寝転んでも地面につかないようになっています。
凸凹感をなくせるので、背中を痛める心配をしなくて済み、体をしっかり休ませることが可能です。
熱や冷気をブロックできる
熱や冷気をブロックできるところも、寝心地が良いエアーマットを使うメリットになります。
エアーマットは、寝転んだときに、地面と人との間に空気の層を作ってくれ、その層が熱や冷気をブロックしてくれます。
熱や冷気をブロックしてくれるので、寝汗や底冷えを感じなくさせてくれ、快適に眠ることが可能です。
軽量で持ち運びしやすい
エアーマットを使用するメリットとして、軽量で持ち運びしやすいところもあげられます。
空気のみを入れて設営するので、マット以外の重量はかからず、全体の重量も1kg以下のものがほとんどです。
重量が軽いので、持ち運びもしやすく、さらに設営後も配置を変更できるので、扱いやすいアイテムとなっています。
収納性が高い
エアーマットは、マットの中に空気のみを入れて使うアイテムで、片付けするときもコンパクトにできるので、収納性が高いアイテムです。
そのため、収納するときもじゃまにならず、積載するときも手間がかかりにくいので、荷物をコンパクトにできます。
さらに、リュックにも入る大きさになるので、徒歩キャンパーや登山する方にもおすすめのアイテムです。
寝心地が良いエアーマットを使うデメリット
穴が開くと使用できなくなる
少しの傷などで穴が開くと使用できなくなるところが、エアーマットを使用する最大のデメリットです。
エアーマットは、マットの中に空気を溜め込んで設営するので、穴が開くと空気を溜め込めなくなり、マットが使用できなくなります。
そのため、使用するときには、リペアキットの準備やマットと地面の間にシートなどを敷くことをおすすめします。
設営や片付けが手間
エアーマットは、設営するときは空気を吹き入れ、片づけするときは空気を抜く作業がいるため手間になります。
特に、口や手で空気を入れる必要があるアイテムとなると、労力も時間もかかってしまうので、大変な手間となるでしょう。
手間に感じてしまう方は、マットと電動空気入れが一体化しているものや、別売りの空気入れの購入をおすすめします。
寝心地が良いエアーマットの選び方
R値(断熱性能)で選ぶ
寝心地が良いエアーマットを選ぶときに、R値(断熱性能)は必ずと言っていいほど、チェックすべきところです。
自分の求めていないR値をもっているアイテムを選ぶと、底冷えなど快適な睡眠に悪影響を及ぼしかねないので、必ずチェックしてください。
目安としては、R値1〜2が夏、2〜4が春秋、4〜6が冬、氷点下になるところでは6以上のものを使用するのが目安となります。
ただし、山などの標高が高い場所や、暑がり寒がりなど、人によって最適なR値は変わってきますので、使う季節や場所などに合わせたものを選ぶことが大切です。
それでも調節できないことがあるときは、寝袋やブランケットなど、そのほかのアイテムなどで調節しましょう。
厚さで選ぶ
寝心地が良いエアーマットは、快適な寝心地を得るために、適度な厚さも必要になってきます。
厚さの薄いものは、地面との距離が近くなり、寝転んだときに体が地面に当たったり、地面からの熱や冷気を感じてしまいます。
特に体重が重い方は、体を支えることが難しくなり、その分体への負担がかかるので、できるだけ厚いアイテムを選ぶと良いでしょう。
厚さの目安は、5cm以上のアイテムを選ぶのがおすすめです。
5cm以上のアイテムなら、ある程度の方が寝転んでも、体を支えられる厚さが期待できます。
もちろん入れる空気の量や圧によって変わってきますので、好みの厚さに合わせて空気の量も調節しましょう。
耐久性をチェックする
耐久性で選ぶことも、寝心地が良いエアーマットを選ぶ中で大切になってきます。
好みのエアーマットを選んだのに、破れやすいアイテムですぐに破れてしまったら元も子もありません。
耐久性は、D(デニール)の値ができるだけ高いものと、TPUコーティング加工されているものを選ぶのがおすすめです。
D(デニール)とは、ナイロンの糸の太さを表す単位のことで、数値が大きいほど、耐久性が期待できます。
TPUコーティングは、ゴムのような弾力性のある素材で、これが施してあるアイテムは耐摩擦性や防水性などに優れています。
ただし、耐久性が高いと言っても何が起こるかわからないので、心配という方は、リペアキットを準備しておくと安心です。
防水機能や撥水加工をチェックする
防水性能や撥水加工があるかないかで、エアーマットの寝心地や使い勝手は変わってきます。
防水性能や撥水加工があることで、夜間の結露や雨などで体が濡れてしまっても、マットが濡れたままにならず、体調を崩す心配をしなくて済みます。
また、雨天時の登山でマットが濡れたり、飲み物をごぼして汚れたりしても、拭き取るだけで済むのでお手入れもかかりません。
使い勝手も良くなるので、防水機能や撥水加工を搭載したアイテムを選ぶようにしましょう。
好きな寝心地のものを選ぶ
寝心地が良いエアーマットと言っても、人それぞれ好きな寝心地は違ってきますので、それぞれのアイテムの形状や特徴を知っておくことも大切になります。
形状は、平らになっているものや、凹凸となっているもの、波状のものまで幅広くあります。
平らなものは少し沈むので、浮かんでいる感覚があり、ふわふわした寝心地が好きな方におすすめです。
凹凸や波状のものは、マット全体で体を支えてくれるので、マット全体に安定した寝心地感を得られます。
寝心地は、実際に使用してみないとわからないところがあるので、選ぶときは手で確かめてみるなど、寝心地をチェックしましょう。
寝心地が良いエアーマットおすすめ10選
【GEKETY】
エアーマット 厚さ10cm 足踏み式
長さ195cm、幅70cmと大きめのサイズで、枕とマットが一体になったところが特徴のエアーマットです。
厚み10cmと厚めのマットで、程よいクッション性が期待でき、枕は自然な首の形を保ってくれる構造をしているので、快適な寝心地が期待できます。
設営も手や口を使わない足踏み式のエアーポンプを搭載しているので、足踏みするだけで膨らませる手軽さもあるアイテムです。
【HBBRT】
キャンプマット 40Dナイロン+TPU生地
表面は、凹凸状となっており、体の圧を均等に分散してくれ、しっかり体を支えてくれるので、安定した寝心地が期待できるエアーマットです。
マットと枕が一体化しており、枕は首の快適さを確保でき、空気の量で高さも調節できる構造となっているので、ストレスを感じさせません。
素材には、破れにくい素材である40Dナイロン素材と、防水性と耐久性に優れたTPU素材を採用しており、長く使いたい方にもおすすめのアイテムです。
【Unigear】
エアーマット 超軽量 耐水加工
人間工学に従って制作した波状の表面が、より安定感が出て快適な寝心地にしてくれるのが特徴のエアーマットです。
素材も、高品質の40Dリップストップナイロン生地とTPUコーティング加工を施してあり、高い防水性と耐久性、防寒性、耐摩耗性があります。
耐久性が高いことから、キャンプ以外の車中泊、芝地、自宅などでも活躍できるアイテムです。
【FIELDOOR】
エアーベッド 電動エアーポンプセット
厚さ23cmと抜群の寝心地と、地面からの熱や冷気をシャットダウンできる特徴をもったエアーベットです。
大型のサイズとなっていますが、電動のエアーポンプが付属されているので、設営にも困りません。
収納するときもコンパクトなサイズにできるので、キャンプで使用することもでき、ファミリーで使うにはぴったりなアイテムです。
【GODEARU】
キャンプマット(airmat-gray)
長さ200cm、幅70cmと大きめのサイズとなっており、厚さも最大10cmと広々と快適に過ごせるエアーマットです。
耐久性と防水性に優れた、40Dナイロン素材とTPU素材を使用しているので、登山や海水浴など、さまざまなシーンで活躍できます。
コンパクトに収納もでき、重量も800gと軽量に設計されているので、持ち運びの負担も感じさせないアイテムです。
【HIKENTURE】
キャンプマット 超軽量
190Tポリ紬と呼ばれる、D(デニール)で表すと70Dという、高い耐久性が期待できる素材でできており、少々激しい使い方をしても大丈夫なアイテムです。
さらに、インターロッキング設計と呼ばれる、重さを分散させる効果をもつ設計がされているので、どの寝方になっても安定した寝心地にできます。
収納時のサイズが27×8cmで、重量は570gと超軽量なことから、バイクやリュックへの積載も手軽にできるところも良いポイントです。
【アイリスオーヤマ】
エアーベッド (ABD-1N)
触り心地の良い素材を使っており、さらに厚さ22cmと極厚なものとなっているので、快適な寝心地が期待できるエアーベットです。
専用のポンプが付属されており、押しても引いても空気が入れられるので、女性でも簡単に設営できます。
空気を抜けば、リュックに収まるほどの大きさにできるので、保管にも困らず、キャンプ、来客用、防災用などさまざまなシーンで使用可能です。
【コールマン】
エクストラデュラブルエアーベッドダブル(2000031957)
使用サイズが、長さ198cm、幅148cm、厚さ20cmと大型のエアーベットで、キャンプではもちろん、来客用としても使えるアイテムです。
厚さが20cmあるので、高いクッション性と断熱効果が期待でき、眠るときも快適に眠れます。
大型サイズですが、収納時は約縦25cm、横35cmまでコンパクトにできるので、持ち運びや収納に困らないところも良いポイントの一つです。
【Sable】
エアーマット 厚さ14cm 断熱性能
マットと枕が一体化しており、首や頚椎を自然な形に保ってくれ、限りなくベットで寝ているような感覚を作ってくれるエアーマットです。
厚さも14cmと極厚タイプのエアーマットなので、凹凸を感じさせず、快適な睡眠が期待できます。
素材も耐久性が高い75Dナイロン素材と、TPU加工がされているので、キャンプ以外の山登りや、ビーチなどでも使用可能です。
【THERMAREST】
ネオエアーXサーモ マックス(040818132531)
R値6.9と高い断熱性能をもったところが特徴となっており、オールシーズン使用でき、さらに氷点下になるとこでも使用できるエアーマットです。
表面には、30D高強度ナイロン素材、裏面には70Dナイロンと耐久性も高くなっているので、多少激しく使っても大丈夫な仕様となっています。
高い耐久性と断熱性能をもっていることから、特に登山や雪の中で活躍できるアイテムです。
まとめ
寝心地が良いエアーマットは、キャンプで使用すると、自宅で眠るような寝心地を作ってくれます。
軽量で収納性も高いので、どういったシーンでも持ち運びしやすいところも魅力的です。
エアーマットの購入で悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
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