テレワークの推奨やオンライン会議の増加などにより、自宅でパソコン作業をする方が増えてきています。
このため、ノートパソコンより大画面にしたほうがやりやすいと、モニターを新しく購入したりした人も多いのではないでしょうか。
このように、新しいデジタル製品を増やしていくと、困ってしまうのがケーブルの配線です。
今回は、ケーブルの配線をおしゃれにまとめられ、机の下に隠せるケーブルトレーに注目し、おすすめの商品を12点ご紹介します。
目次
- 1 ケーブルトレーとは
- 2 ケーブルトレーを使うメリット
- 3 ケーブルトレーを使うデメリット
- 4 ケーブルトレーの選び方
- 5 ケーブルトレーおすすめ12選
- 5.1 【山崎実業】デスク下 ケーブル & ルーター収納(5462)
- 5.2 【山崎実業】ケーブル & ルーター収納ラック マグネット式(5463)
- 5.3 【プラス】Garage ケーブルトレー(434664)
- 5.4 【JINS&VICO】ケーブルトレー 伸縮式
- 5.5 【サンワサプライ】ケーブル配線トレー(CB-CT3BK)
- 5.6 【サンワダイレクト】ケーブルトレー デスク下(200-CT001BK)
- 5.7 【イーサプライ】ケーブルトレー(EEX-CBH02)
- 5.8 【SYUNICON】ケーブルクリップ
- 5.9 【キングジム】ルートボード(RTB4330)
- 5.10 【LIFAXIA】ケーブルトレー クランプ式
- 5.11 【WEIDUOYI】ケーブルトレー 配線隠し(WDY-LXJ)
- 5.12 【RCHYFEED】ケーブル・ルータートレー(WDY-LXJ)
- 6 まとめ
ケーブルトレーとは
ケーブルトレーとは、モニターやパソコン、充電器などのデスク周りの配線を整理整頓するためのトレーのことを言います。
ごちゃごちゃと絡まりやすい多種多様なケーブルをまとめられるため、デスク周りの見栄えが良くなります。
また、電源タップも収納できるため、ホコリの蓄積による発火などの事故の防止にも繋がる優れた商品です。
これらのメリットについては、次の項で詳しくご紹介します。
ケーブルトレーを使うメリット
デスク周りの配線が整理できる
パソコンの充電器、プリンターの電源ケーブル、モニターと接続するHDMIケーブルなど、デスク周りには沢山のケーブルがあります。
これらをそのままにしておくと、絡まって断線を引き起こしたり、ケーブルの性能が悪化してしまったりするのです。
デスク周りの配線をケーブルトレーで整理することで、このような懸念を未然に防ぐことに繋がります。
机の下のスペースが有効活用できる
一般的な長机には、学習机のような引き出しがついていることは少ないですよね。
そのため、机の下の空間というのは必然的に広大なデッドスペースとなってしまっているんです。
ケーブルトレーは、机の下に隠せる周辺機器のため、こうしたデッドスペースを有効活用できます。
デスク周りの見栄えも良くなるため、一石二鳥の商品だと言えるでしょう。
ホコリによる発火を防げる
電力会社のCMでもあるように、コンセントにホコリが溜まってしまうとそこに電気が通じて発火し、火災の原因となります。
特に、多くの電力を消費する製品を多数繋いだ電源タップでは熱がこもりやすく、そのリスクは非常に高いと言えるでしょう。
ケーブルトレーを使うことで、電源タップをホコリから守り、思わぬ事故からご自身を守ることに繋がります。
ケーブルトレーを使うデメリット
机の高さや体格によっては足と干渉する
今回紹介するケーブルトレーは、机の下に隠すようにして使うタイプのものになります。
そのため、ちゃぶ台のように極端に低い机をお使いの場合は、ご自身の足とぶつかって怪我に繋がる可能性があります。
また、机とご自身の体格があっていない場合も同様の事が起きるため、注意が必要です。
机に穴を開ける場合がある
グロメット式のケーブルトレーの場合、机に固定するには固定用のネジを通す穴を開ける必要があります。
この方式は安定感の高い固定方式になりますが、ガラスなどの材質の机には不可能な方式となります。
可能な限り机に傷をつけたくないという場合は、クランプ式のものを選ぶように注意すべきです。
ケーブルトレーの選び方
固定方法で選ぶ
ケーブルトレーを机の下に固定するには、大きく分けて次の2つの方式があります。
それぞれの特徴を下にお示ししますので、どちらの方式が自分に合っているかチェックしてみましょう。
グロメット式
先述の通り、机に固定用のネジを通す穴を開けてケーブルトレーを固定すると言う固定方式です。
かっちりとした強力な固定力で、非常に安定感に優れているというメリットがあります。
しかしながら、机に穴を開けるという特性上、配置をコロコロと変えづらく、ガラスなど特定の材質の机には使用できません。
クランプ式
机の天板を上下から挟むようにしてケーブルトレーを固定するという方式です。
DIYなどで使う万力のようなものをイメージすると、わかりやすいでしょう。
この方式では、配置の自由度が高く、模様替えをしたときにも簡単に設置場所を変えられるというメリットがあります。
ただし、設置後の安定感はグロメット式に劣ります。
マグネット式
本体にマグネットが搭載されており、これを貼り付けることにより設置する固定方式です。
グロメット式やクランプ式のように机の天板に貼り付けるタイプとは大きく異なり、本体も比較的コンパクトな作りになります。
簡単に設置できますが、机の仕様によっては設置できない場合もあるので注意が必要です。
耐荷重性能を見る
ケーブルトレーを選ぶ上で、耐荷重性能は非常に重要な視点となります。
耐荷重性能が高いと、それだけ多くのものをケーブルトレーに収納できるということになるんです。
例えば、一般的な電源タップの質量は約500g程度で、仮に耐荷重1kgのケーブルトレーを使うとこれだけでもかなりの負担になります。
基本的には、迷ったら耐荷重性能の高いものを選びましょう。
ケーブルトレーおすすめ12選
【山崎実業】
デスク下 ケーブル & ルーター収納(5462)
ケーブルやWi-Fiのルーターをまとめて収納できる大型のケーブルトレーです。
横幅はおよそ40cmとなっており、小型の机に設置したとしてもラックが外にはみ出ることがなく、景観を損ねません。
およそ3kgの耐荷重性能により、大型のルーター、電源タップを設置しても十分に耐えられます。
【山崎実業】
ケーブル & ルーター収納ラック マグネット式(5463)
先程のモデルと形状はほとんど一緒ですが、こちらはマグネット式のケーブルトレーとなります。
机の側面や裏に鉄板が入っている場合は、こちらを使うことで天板からケーブルトレーが見えなくなり、便利です。
ただし、耐荷重性能は他のクランプ式、グロメット式よりもややシビアになるため、その点は注意しましょう。
【プラス】
Garage ケーブルトレー(434664)
およそ5mmの太いワイヤーにより、堅牢性と耐荷重性能を高めているケーブルトレーです。
先程のモデルとは異なり、製品そのものにボードがなく、全てワイヤーでできているため、電源タップの放熱性が向上しています。
グレー、レッド、イエローの3色から選べ、部屋やデスクの雰囲気に合わせたものが選べるのも特徴的です。
【JINS&VICO】
ケーブルトレー 伸縮式
最小で29cm、最大で54cmと、4段階に分けてその横幅が調節できるケーブルトレーです。
横幅が調節できるという特徴から、幅広いデスクに対応する他、収納するものに合わせてスマートに調節することもでき便利です。
耐荷重性能は驚きの15kgとなっており、2Lのペットボトルを数本置いてもまだルーターやケーブルなどを収納できます。
【サンワサプライ】
ケーブル配線トレー(CB-CT3BK)
横幅が885mmと非常に長く、沢山のケーブルや電源タップなどを収納できるケーブルトレーです。
クランプの位置は3か所変更でき、ケーブルトレーに収納しているものの重量バランスやデスクの設計に合わせて調節できます。
しかしながら、この商品の横幅は一般的な机のそれを上回ることがあるため、購入前にはお使いの机の横幅を確かめましょう。
【サンワダイレクト】
ケーブルトレー デスク下(200-CT001BK)
ネジ固定タイプで、高い安定性を有するスチル製のケーブルトレーです。
ケーブルトレーの両サイドは、高さがそれぞれ異なっており、収納するものの高さや利便性を考えて好きなように設置できます。
また、机の要件を満たしている場合には、デスクからはみ出すように設置でき、自由度の高さも魅力的です。
【イーサプライ】
ケーブルトレー(EEX-CBH02)
銀色のワイヤーとグロメット式の取り付け部がついた、とてもシンプルで使いやすいケーブルトレーです。
高さが15cmと十分にあるため、ケーブルや電源タップ以外にもACアダプターなどのやや高さがあるものも収納できます。
横幅は900mmとなっており、先程のサンワサプライの商品と同じく机からはみ出る場合もあるので注意しましょう。
【SYUNICON】
ケーブルクリップ
トレーの部分が360度ぐるっと回転できるようになっており、自由自在に取り付けできるケーブルトレーです。
取り付け方式は穴あけ不要のクランプ式で、設置も簡単にできてしまいます。
また、ケーブルトレー上のコードを束ねられるようにマジックテープが付属しており、よりスッキリとケーブルをまとめられます。
【キングジム】
ルートボード(RTB4330)
「事務の王様」を目指しているキングジムから販売されている、板のような独特な形状をしたケーブルトレーです。
ケーブルや電源タップはフックやケーブルガイド、バスケットといった3種類のパーツに引っ掛けて収納します。
また、デスクへの設置は「下向き設置」、「中間設置」、「上向き設置」の3つの方法が選べ、机のレイアウトに合わせて選択できます。
【LIFAXIA】
ケーブルトレー クランプ式
先程のキングジムのモデルを更に横に大きくしたようなケーブルトレーです。
大きさの異なる2種類のカゴが用意されており、ケーブルを引っ掛けたり電源タップやルーターを収納したりと汎用性が高いです。
ボードには四角形のやや大きめの穴が無数に開けられており、排熱性の向上に寄与しています。
【WEIDUOYI】
ケーブルトレー 配線隠し(WDY-LXJ)
奥行きがとてもゆとりをもたせるように設計されており、12kgの耐荷重性能から沢山のアイテムを収納できるケーブルトレーです。
厚さ2~7cmの天板に対応したクランプにより簡単に設置できます。
しかしながら、この奥行きが仇となり、奥行きのそれほどない机に設置すると足がぶつかってしまう可能性があります。
【RCHYFEED】
ケーブル・ルータートレー(WDY-LXJ)
上下に2段のワイヤー製のラックが搭載されており、多くのアイテムが収納できるケーブルトレーです。
2つのラックの配置は前後に自由に付け替えられるため、足がぶつかってしまうリスクも減らせます。
耐荷重性能も20kgとなっており、重いものを大量に収納したとしても余裕があります。
まとめ
ケーブルトレーには、その形状やラックの数、耐荷重性能など、様々な特徴を持った製品が数多くラインナップされています。
皆さんもこの記事を参考に、自分のデスク周りを豊かにしてくれるケーブルトレーを探してみましょう。
ケーブルトレーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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