燃える炎を見ながらお酒を楽しんだり、激しく燃える火で料理をしたりと、焚き火はソロキャンプの醍醐味でもあります。
しかし、キャンプ場の多くは、自然への被害や火災などの危険性を高めることから、直火での焚き火を禁止としています。
焚き火台は地面を焦がすことなく、さらに焚き火を移動させることもできるため、キャンプには欠かせないアイテムです。
種類がたくさんあるため、初心者でも扱いやすく、できるだけ安いコスパ最強の焚き火台をご紹介します。
安いソロキャンプ向け焚き火台を使うメリット
軽量で持ち運びしやすい
ソロキャンプ向けの焚き火台は、大きく頑丈なものとは異なり、軽い素材で持ち運びに優れています。
ソロキャンプでは、1人で行う準備や片付けの手間を考え、できるだけ荷物を少なくしておきたいところです。
重い荷物は持って行くだけでも疲れてしまい、魅力が半減してしまいますので、手軽に持ち運びのできる焚き火台は大変便利です。
手入れが簡単
安いソロキャンプ向けの焚き火台は、組み立てるパーツ数が少なく、設置するのが簡単なものも多くあります。
単純な構造でパーツ数が少なければ、煤や燃えカスがこびりついたりして汚れる部分も少なく、清掃が簡単です。
清掃が面倒だからと放置したり、汚れに気付かず保管してしまうと腐食の原因になるため、手入れの簡単な焚き火台はおすすめです。
コンパクトで収納しやすい
大きい焚き火台は大きな薪をそのまま使えるといったメリットもありますが、使わない時は場所を取ってしまいます。
ソロキャンプ用は、あまり大きな薪を燃やせませんが、1人で火を見ながら焚き火を楽しむには十分です。
小型の焚き火台は収納サイズもコンパクトになり、使わない時は小さくたたんで、隙間を活用して保管することができて便利です。
安いソロキャンプ向け焚き火台を使うデメリット
変形の可能性がある
安い焚き火台は薄い素材でできたものが多く、数回使った程度で、熱によって変形してしまうものがあります。
どんな焚き火台でも、火を扱うことで変形のリスクはありますが、変形して使えなくなってしまうようなものは避けたいところです。
薄い材質で、組み立て手順の多いものは、変形で組み立てられなくならないよう、適切に手入れを行うことが大切です。
大人数には適さない
ソロキャンプ向けなので当然と言えば当然ですが、大人数で使うような場面ではおすすめできません。
大人数で囲っても炎が小さく、魅力に欠けるだけでなく、冬に暖をとりたい時には不足感を感じてしまいます。
ソロキャンプ以外で使う場合には、複数の焚き火台を用意したり、サブとしての利用がおすすめです。
薪を入れられる量が限られる
大きな焚き火台は、たくさんの薪を燃やすことで炎が大きく燃え上がり、迫力のあるキャンプを楽しむこともできます。
一方、ソロキャンプ向けの焚き火台はコンパクトなものが多く、たくさんの薪を入れるのが難しい焚き火台もあります。
小さい焚き火台に無理に薪を積んでしまうと、火のついた薪が落下して危険なので注意が必要です。
安いソロキャンプ向け焚き火台おすすめ10選
【キャンピングムーン】
B4型 ソログリル(SOLO-202)
こちらのソログリルは、付属するケースに収納したときに、B4型のサイズに納まり、持ち運びに便利な焚き火台です。
一見、薪を載せても大丈夫なのかと不安になってしまうほど単純な構造となっていますが、耐久性も機能性も問題ありません。
底がメッシュになっており、下から空気が入ることで、非常に燃焼効率が高く、薪があっという間に燃えます。
【Jetika】
焚き火台
こちらの焚き火台は、収納袋だけでなく、焚き火シートまで付属しており、地面を焦がす心配がありません。
A4サイズのケースにコンパクトに収納ができ、さらに軽量のため、ソロキャンプやバイクツーリングにもぴったりです。
薪を置く箇所はステンレス素材のため錆びにくく、使用後は水洗いすることもできるためお手入れが簡単にできます。
【Arriving】
一体式折りたたみバーベキューコンロ
折りたたみのできるバーベキューコンロは、薪を置く底面の高さを調節することができ、用途や火力の調整に役立ちます。
本体自体はあまり高さがなく、低い位置になるため、ロースタイルでの焚き火や、卓上での利用におすすめです。
しっかりとした構造で安定感があり、底面の高さ調整で火力を調整しながら本格的な料理を楽しむこともできます。
【Sukai】
焚き火台
こちらの焚き火台は、ソロキャンプ向けの中でも大変コンパクトで、収納袋付きのため持ち運びに優れた商品です。
受け皿も小さいため、大きな薪は入れられませんが、少しの焚き火や、炭を使ってバーベキューするにはおすすめです。
組み立てが必要なため、面倒と感じるかもしれませんが、簡単な構造ですので慣れてしまえば問題ありません。
【Samamixx】
バーベキューコンロ
こちらのバーベキューコンロは、上部が大きく広がっており、耐荷重に気を付ければ大きめの薪もくべることができます。
付属品が多く、収納バッグはもちろん、焚き火シートや火吹き棒、枝を切断するための小型チェーンソーまで備わっています。
組み立てには手間もかからず、容量も大きいため、ソロだけでなく少人数のキャンプであればおすすめです。
【キャプテンスタッグ】
焚火台 ソロライトグリル(UG-93)
ソロライトグリルは、単純な構造で組み立てが簡単にでき、小さく折りたたんでコンパクトに収納することができます。
持ち運びに便利な収納ケースは、L形に開くチャック付きで、開口部が大きめなので出し入れもスムーズです。
薪が地面に落ちやすい点には注意が必要ですが、平らな地面で風への対策を行えば非常に便利な焚き火台です。
【CARBABY】
バーベキューコンロ
こちらのバーベキューコンロは、耐久性に優れ変形しにくく、焚き火だけでなくダッチオーブンを使うこともできます。
しっかりしたつくりのため、若干重く感じるかもしれませんが、収納用のバッグも付属するため持ち運びには困りません。
燃えカスや灰は、下に設置する受け皿にきっちりと落ちるため、後片付けは受け皿にたまった灰を捨てるだけで簡単です。
【Kabuki】
折りたたみ式焚火台
折りたたみ式焚火台は、組み立てが簡単な上に、小さく折りたたんで、付属の収納袋に入れることでコンパクトになります。
本体はわずか760gしかありませんので、途中で焚き火を移動したり、他の荷物とあわせても持ち運びやすい焚き火台です。
非常に軽量ですが、頑丈なつくりで、耐荷重は10kgまで可能という優れた商品です。
【DOD】
秘密のグリルちゃん(Q1-506)
秘密のグリルちゃんは付属のケースに収納すると、ポケットに入ってしまうような、大変コンパクトな商品です。
焼き網は1本1本取り付けるため少し手間がかかりますが、焚き火台として使う際の組み立ては簡単にできます。
底は大きめなメッシュ構造なので薪をたくさん載せても、どんどん燃えて、焚き火を楽しむことができます。
【キャプテンスタッグ】
バーベキューコンロ(UG-47)
コンパクトサイズのバーベキューコンロは、組み立ての手間がなく、広げるだけで簡単に焚き火台が完成します。
準備があっという間にできるので、火おこしの時間や料理の時間を作ることができ、魅力的な商品です。
ゴトクの位置調整ができるので、焚き火をしている最中であっても、料理に合わせて火力の調整ができます。
まとめ
焚き火台はソロキャンプ向けだけでもたくさんの種類があるため、特に初心者の方は迷ってしまうでしょう。
今回ご紹介したコスパの良い焚き火台10選をご参考に、ご自身のスタイルに合った魅力的な商品を探してみてください。
安いソロキャンプ向け焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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