「時間や周りを気にせず焚き火を独り占めしたい!」と思いソロキャンプを始めようとしている方が増えています。
ですが、数ある焚き火台からどれがソロキャンプに向いているのか、初心者では分かりずらいですよね?
焚き火をするときは、焚き火台を使うのがルールとなっているキャンプ場が増えていますので、しっかりと準備しましょう。
本記事では、ソロキャンプにぴったりの焚き火台の選び方や、初心者でも使いやすい焚き火台おすすめ10アイテムをご紹介します。
目次
- 1 初心者向けソロキャンプ焚き火台を使うメリット
- 2 初心者向けソロキャンプ焚き火台を使うデメリット
- 3 初心者向けソロキャンプ焚き火台の選び方
- 4 初心者向けソロキャンプ焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【snow peak】焚火台S(ST-031R)
- 4.2 【TokyoCamp】焚火台
- 4.3 【Coleman】ファイアーディスクソロ(2000037404)
- 4.4 【UNIFLAME】焚き火ベースsolo(682890)
- 4.5 【CAMPING MOON】バーベキューコンロ・焚火台(X-mini)
- 4.6 【DOD】ぷちもえファイヤー(Q1-760-SL)
- 4.7 【BUNDOK】LOTUS(BD-499)
- 4.8 【UCO】フラットパックグリルM(27175)
- 4.9 【YOLER】折りたたみコンロ(YR-GS001)
- 4.10 【富士見産業】フレイムストーブL (OF-BFL)
- 5 まとめ
初心者向けソロキャンプ焚き火台を使うメリット
コンパクトで持ち運びやすい
ソロキャンプ向けの焚き火台は、コンパクトに収納できます。
折りたたむと厚みが1cm以内になったり、1kg以下のアイテムもたくさん販売されています。
また、軽量なので1人での荷物の積み下ろしや、移動の負担も減らせるのもメリットです。
コンパクトであれば自宅での収納にも困りません。
準備や片付けが簡単
ソロキャンプ向きの小さい焚き火台は、大きなものに比べて準備や片付けの手間が少なくて済みます。
小さい焚き火台は、シンプルな構造のものが多く、準備に時間がかかりません。
一方で、大きな焚き火台になると、残った灰を捨てに行くのも一苦労ですが、ソロキャンプ向けの焚き火台なら、簡単に持ち運べます。
薪が少ない量で楽しめるのも大きなメリットです。
安いアイテムが多い
焚き火台は、1,000円前後から数万円するものまで、値段はさまざまです。
大きさに比例して高くなる傾向がありますが、ソロキャンプには小さい焚き火台が向いているので安く購入できます。
例えば、シリーズで、S、M、Lサイズがあれば、Sサイズがソロキャンプ向きで一番安い値段設定です。
また、素材によっても値段が左右されるため、素材が何なのかもチェックしてみましょう。
初心者向けソロキャンプ焚き火台を使うデメリット
薪を切る必要がある
コンパクトな焚き火台では、薪を小さく切る必要があります。
一般的な薪は、30cm〜40cmですが、ソロキャンプ向きの焚き火台に収まらないことがあります。
そのため、焚き火台より長い薪を使うと、火のついた状態で地面に落ちてしまい、芝が焦げてしまうことがあり危険です。
その場合、ノコギリで切るか、25cm前後の短い薪もありますので、ホームセンターやショッピングサイトで探してみましょう。
ダイナミックな焚き火はできない
ソロキャンプ向きの焚き火台は、こぢんまりと焚き火を楽しむのに適しています。
そのため、焚き火の周りを踊って回るような、大きな焚き火はできません。
また、たくさんの薪をくべると炎は大きくなりますが、焚き火台に対して大きすぎる炎は大変危険です。
薪が崩れて芝を焦がしたり、最悪の場合、やけどなどのケガをすることもあるので注意が必要です。
こまめに薪を追加しなくてはいけない
小さい焚き火台には、少ない量の薪しか入らないため、調理に夢中になっていて、火が消えそうになることもあります。
そのため、こまめに薪を追加しなくてはいけませんが、成形炭などを使うと、一定時間安定した火を保てるので、調理するときにおすすめです。
こまめな燃料補給は手間ではありますが、炎を眺めながら薪をくべていくのも、焚き火の楽しみかたのひとつです。
初心者向けソロキャンプ焚き火台の選び方
大きさや重さで選ぶ
ソロキャンプでは、コンパクトになり軽い焚き火台がおすすめです。
折りたたむと荷物の間に収められる薄いタイプや、片手で持てるサイズもあります。
ですが、オートキャンプでは車からの移動が短いので、あまり重さを気にしなくてもOKと言う場合もあります。
焚き火台は主にステンレス製で、少し重いのがデメリットですが、安定性があります。
一方でチタン製は少し高額ですが、軽いのでバックパッカーやツーリングキャンパーに人気です。
ご自身のキャンプスタイルにあった焚き火台を選びましょう。
調理のしやすさで選ぶ
調理のしやすさや、網や鉄板などの付属アイテムが充実しているかも選び方のポイントです。
焚き火台とは、本来「焚き火を楽しむもの」ですが、焚き火台でキャンプご飯作りを楽しむ方が増えています。
そのため、網や鉄板をのせて安定するか、調理中に薪を追加しやすいか、などをチェックしましょう。
特に便利なのが網や五徳がセットになっているもので、アイテムを追加購入しなくてもキャンプご飯を楽しめます。
また、ソロキャンプ向きの焚き火台は小さいものが多いため、焚き火台のサイズにあった調理道具を準備しましょう。
好きなデザインで選ぶ
焚き火台を選ぶときは、デザインも重要です。
どんなに機能性が高くても、コスパがよくても、見た目が好きではないアイテムでは焚き火は楽しめません。
少し重いけど、少し予算オーバーだけど「この焚き火台がほしい!」と思って購入したアイテムは、長く大切に愛用できます。
また、焚き火台のようなキャンプ道具は、手入れをしながら永く使っていくことで愛着が湧き、味わい深さが出てくるのも楽しみのひとつです。
たくさんのアイテムがあって悩んでしまいますが、自分がずっと大切にできるアイテムを見つけましょう。
初心者向けソロキャンプ焚き火台おすすめ10選
【snow peak】
焚火台S(ST-031R)
日本で初めて、焚き火を楽しむために作られた、シンプルで耐久性の高さが人気の焚き火台です。
組み立ては、広げるだけのたった10秒で完了。
オプションに調理用のグリルや、芝を熱から守るためのベーススタンドなどがあります。
シンプルで初心者にも使いやすく、耐久性が高いので、10年以上使っていると言うベテランキャンパーにも愛される焚き火台です。
【TokyoCamp】
焚火台
折りたたむと、A4サイズになるコンパクトな焚き火台です。
長い薪をそのままのせることができ、通気性がよく薪が良く燃えるので、初心者でも焚き火が楽しめます。
人気のピコグリル398と形はにていますが、お求めになりやすい価格が人気の秘密です。
付属のバーベキューフォークを五徳として使えますが、網をのせて使うと安定性がアップします。
【Coleman】
ファイアーディスクソロ(2000037404)
焚き火を十分に楽しみたい!と言ったキャンプ初心者におすすめです。
浅めの構造なので、焚き火全体をじっくり眺める事ができます。
美しい曲線の本体には突起物がなく、乾いたタオルでさっと拭くだけで、お手入れが完了します。
25kgまで耐えられる丈夫さもあり、10インチのダッチオーブンも使えます。
【UNIFLAME】
焚き火ベースsolo(682890)
お鍋やお肉を吊るして調理ができて、アウトドア感がグッと高まります。
調理できるスペースが横45cm×縦26cmと横に広いので、2つのお鍋で同時に調理が可能。
炭の量を調整して保温できるスペースを作れば、いつでも暖かいキャンプご飯を楽しめます。
長い薪を切らずに使えるのも、ソロキャンプ向きの焚き火台として大きなメリットです。
【CAMPING MOON】
バーベキューコンロ・焚火台(X-mini)
縦、横、高さ、全て20cm未満の、卓上でも使えるコンパクトな設計です。
小さいですが、機能性は高く、調理用の網は3段階に高さ調整可能。
灰受けも付いているので、テーブルを汚しにくく、付属のロストルで燃焼効率も高まります。
パーツが多いですが、組み立ては簡単で、付属の帆布製のバッグに小さく収まります。
卓上でステーキを焼いて、独り占めするのにぴったりのアイテムです。
【DOD】
ぷちもえファイヤー(Q1-760-SL)
二次燃焼の青く美しい炎が楽しめる、焚き火に特化したアイテムです。
組み立ては不要で、片手でも簡単に持てるコンパクトな設計。
薪は小さく切る必要がありますが、木材を1cmほどの小さな粒状にした「ペレット」と言う燃料でも焚き火ができます。
幅が狭いため一気にたくさんの料理は作れませんが、小さな五徳が付いていて、湯沸かしや簡単な調理は可能です。
【BUNDOK】
LOTUS(BD-499)
火床は、縦、横、約37cmあり、長い薪もそのまま使えるので、小ぶりな焚き火台に比べて大きな炎が楽しめます。
収納はA4サイズ程のケースに収まってコンパクトになり、1㎏と軽量です。
パーツを組み立てる必要がありますが、分解できるのでメンテナンスがしやすいメリットもあります。
どの方向からも薪を追加しやすいので、調理中の燃料補給も簡単です。
【UCO】
フラットパックグリルM(27175)
脚を広げるだけで設営できる、V型の焚き火台です。
Sサイズもありますが、小さすぎると火が消えやすいなど管理が難しいので、初心者にはMサイズがおすすめ。
Mサイズとは言え、収納時は3.5cmの薄さに収まります。
使うたびに焼き色がついて、変化していくかっこいいロゴも人気の秘密です。
【YOLER】
折りたたみコンロ(YR-GS001)
多種多様な燃料で調理ができる焚き火台です。
薪以外に、アルコールストーブ、成形炭などが使え、時間がない朝はアルコールストーブで調理ができるととても便利です。
調理中に前面から薪を追加できるので、初心者でも火の管理が簡単にできます。
卓上で使えるので芝へのダメージを心配せず使えます。
調理も、焚き火も楽しみたい方へおすすめです。
【富士見産業】
フレイムストーブL (OF-BFL)
卓上でも使える、二次燃焼の焚き火台です。
お鍋1つでしか調理できませんが、ソロキャンプには十分な規格です。
小枝を使ったり、デイキャンプなど短時間での焚き火にもおすすめです。
高さが低いので、アルミ製のテーブルにのせて使えば調理もしやすく、芝へのダメージを軽減できます。
燃え上がる炎とは一味違った、穴から噴き出す幻想的な焚き火を楽しめます。
まとめ
焚き火はキャンプの醍醐味ですが、準備や注意を怠れば、火事ややけどにつながる危険な存在でもあります。
そんなトラブルを回避するためにも、安全で利用者が使いやすい焚き火台を準備して、焚き火を楽しみましょう。
ソロキャンプ向け焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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