新しい焚き火台が欲しい、そろそろ買い替えたいと考えている方も多いと思いますが、形状・素材など様々な焚き火台が販売されているので迷いますよね。
そんな中、鉄を1,000℃ほどの高温で成形し酸化皮膜を出した黒皮は、自然に発生するため、色の濃淡や手触りもそれぞれ違う素材です。
職人が1つ1つ作り上げるので、同じものが2つとなく、占有感を満たしてくれる無骨でカッコいい、鉄製焚き火台を今回はご紹介しますので参考にして下さい。
鉄製焚き火台を使うメリット
耐久性と頑丈さは抜群
とにかく耐久性と頑丈さは、他の焚き火台とは比較にならないぐらい安定しています。
過酷なアウトドアシーンにおいて、状況やロケーションを選ばず安心して使えるので、長く愛用できる焚き火台です。
国産の商品が多く、日本の職人魂が宿った精巧さにより、組み立てた時のはめ込みもぐらつくことなく使用でき、安心して使えます。
シンプルで飽きのこないデザイン
黒皮鉄を使用した商品は、マットな質感でオシャレなブラックカラーであり、空気孔として切り出されたロゴや絵柄により、置いておくだけでもオシャレです。
空気孔から見せるゆらめく炎は、黒の鉄と相性抜群であり、見ているだけで映えるシーンが楽しめます。
他人とあまり被りたくないという方にもおすすめであり、使い込むほどに味が出てくる焚き火台です。
秋冬の暖には最高の素材
鉄は熱伝導もよく、他の素材と比較し焚き火台本体全体が温まり、秋冬から春さきの暖とりには非常に重宝します。
耐火性・難熱性生地のテントであれば、テント側で焚き火ができ、薪ストーブの感覚で煮炊きや調理ができ便利です。
ロゴや絵柄の切り込みにより、適度な空気と隙間が生まれ、燃焼効率もあがり寒い季節でも自分だけの空間を演出できます。
鉄製焚き火台を使うデメリット
鉄なのでやっぱり重い
素材が鉄ですから、ステンレスやチタンなど他の焚火台と比べればやっぱり重いです。
収納はコンパクトになる商品がほとんどですが、耐荷重がある分それなりの重さは覚悟しなければなりません。
鉄製の焚き火台はその重さゆえに、バックパックや軽装備のキャンパーには不向きであり、移動手段を選んでしまう難点があります。
メンテナンスが必要
高温で熱して温度が下がる時にできる酸化皮膜の黒皮は、赤サビ防止効果がありますが完全なる防止ではありません。
水分がある状態で保管すると、サビや穴空きの原因にもなり注意が必要です。
使用後は、洗浄したらよく乾燥させ、オリーブオイルを塗りメンテナンスをしてから保管が必要なため、手入れに手間がかかります。
鉄製焚き火台の選び方
目的と用途で選ぶ
純粋な焚き火を楽しむのであれば、丸型形状で浅型のものを選ぶといいでしょう。
形状が丸いことで、焚き火を囲んで楽しめ浅めのものであれば、薪の長さを心配せず投入できるのでおすすめです。
料理も合わせてしたい場合は、深型の商品を選ぶといいでしょう。
深めに成形していることで火力調節が可能であり、ゴトクやグリルも載せやすいのでおすすめです。
シーンとサイズで選ぶ
ファミリーや友人、ソロなどキャンプスタイルは様々であり、人数によって適度なサイズを選ぶことをおすすめします。
多い人数で小さい商品を使用するとBBQなども苦労しますし、ソロで大き過ぎると持て余してしまいます。
シーンにあったサイズを選ぶことで、焚き火本来の独占的な楽しみ方や、火を取り囲んだ語らいの場が生まれるので、サイズ選びは重要です。
付属品や拡張性で選ぶ
目的にもよりますが、ゴトクや鉄板・網など付属品が付いているか、組み立て後の汎用性・拡張性もチェックしておきましょう。
付属品の有無や本体の汎用性・拡張性は、長く使える要素にもなります。
薪のサイズによっては入らない場合があり、パネルの拡張性や本体の汎用性を確認しておくことで、薪を切らずに投入できるので使用するのに便利です。
鉄製焚き火台おすすめ10選
【チルキャンピング】
焚火台 鉄板付き
オシャレなデザインと手頃な価格帯で、設営時間は30秒で完了し、収納もB4サイズを実現したソロキャンプにピッタリの商品です。
付属のロストルにより、灰が底にたまり、ひっくり返せば灰処理も簡単にできます。
側面の空気孔の切れ込みが漆黒の商品にアクセントを与え、見つめているだけ炎に映えるカッコいい商品です。
【FUTUREFOX】
焚火台 ナホバ柄
直径45cmの円形サイズであり、焚火台を囲みながら楽しむことができます。
側面全体をナホバ柄で透かし彫りにした美しいスタイルから、会話よりも炎に映し出された模様を静かに鑑賞してしまうほどです。
透かし彫りは空気孔になっているため、大きめの薪をガンガン入れて、炎とナホバ柄のコントラストに時間も忘れ癒されます。
【Land Delta】
飽くなき探究心 焚火台
横幅47cmのサイズであるため、どんな薪でも入れることが可能な商品です。
付属の鉄板を上に載せることで鉄板焼きが可能であり、下に設置することでピザなど焼くオーブンに早変わりする汎用性が調理の幅を広げます。
横長サイズのメリットを活かして網を載せれば、BBQにはもってこいのサイズであり、料理を存分に楽しめ長く付き合える商品です。
【M.O.L】
焚き火台S+グリル台+ロストル付き(MOL-202)
風や火の粉を防ぐ前面パネルが付き、付属のグリルと合わせ、パネルを外したり下げたりすることで、7パターンの用途に変幻自在できるのが特徴です。
サイズもSの他に適度な大きさのMサイズもあり、いずれも前面パネルにより薪ストーブのような温かさを感じることができます。
職人技ともいえる、バリもなく綺麗な曲線美に仕上がっており、ロストルやグリル台の仕上がりも抜群の逸品です。
【ヨカ】
焚き火台 クッキングファイアピット(YOKA004)
奥行きが短いことでソロキャンプには適度なサイズ感であり、焚き火も料理も両方楽しめる焚き火台です。
グリルの高さが3段階に変えられ、状況に応じた火力調節ができるので、より料理も楽しくなります。
炎と共に浮かび上がる「YOKA」のロゴが心躍らせ、炎を見ながらいつまでも火遊びをしていたい焚き火台です。
【HOBI】
焚き火台コンロ『DANRO』
商品名にも使用されているDANROの様に、その佇まいはまるで重厚なミニ暖炉です。
重厚かつズシリと存在感を見せながらも、、6枚のパネルを外せばコンパクトなB5程のサイズに収納できます。
グリル、プレート、ゴトクと調理に必要なものは全て揃っており、目の前の暖かみある暖炉の様な炎を見ながら、のんびりと調理を楽しめます。
【FUTUREFOX】
焚き火台 Cofire櫓
鉄の櫓を組み、火床をメッシュ網にした新しいデザインのソロ用焚火台です。
火床がメッシュのため通気性も抜群であり、他の商品より低めの設計は、直火に近い感覚で焚き火を楽しめます。
櫓のパーツも全て解体し専用の収納袋に入れてクルクル巻けば、携帯性もバッチリでソロキャンパーの方には重宝になる商品です。
【Joyfactory】
クロカワ焚火台(IS-17)
シンプルな構造でありながらも全方向から空気が取り込めるため、ダイナミックな焚き火が楽しめる商品です。
炎の美しさは、末広がりに広がる円形のデザインにあり、まさにキャンプファイアの気分を味わえます。
組み立ても簡単で、組んだ脚に灰受けを置き小さいリングから順に重ね、リングの数で高さが変えられるため、用途に合わせた汎用性の高い商品です。
【キャプテンスタッグ】
焚火台 バーベキューコンロ(UG-49)
外径54cmの丸い鉄板に脚をつけただけの、その姿はフライパンの様な商品です。
大きな円盤の広さに薪の組み方はアイデア次第で、付属のゴトクを使用したり、トライポットで吊るすなり、調理の仕方も色々できます。
シンプルながらその姿は迫力満点であり、丸い円盤に大きな薪から小枝まで気にせず投入できるのが魅力です。
【Solotour】
焚き火台 チワン柄
全面にチワン柄を施した工芸品溢れる商品で、溢れる炎の光に身も心も癒されます。
30kgまでの耐荷重によりダッチオーブン料理もでき、直径35cmの適度なサイズにより、直火で中華鍋を振るうのも楽しいでしょう。
中にLEDランタンを入れ、テント内で使用すれば、オシャレな影を醸し出すインテリアライトになります。
まとめ
耐荷重と丈夫さに優れ、さりげないロゴや柄が空気孔の役割も果たし機能性にも優れています。
カッコよさや無骨さだけでなく存在感があり、同じものが2つとない黒皮鉄の優越感と愛着心は、良き相棒として長く付き合ってくれるでしょう。
鉄製焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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