キャンプの醍醐味といえば、やっぱり焚き火ですよね。
暗闇の中で揺らめく炎は見ているだけで癒されますし、焚き火を熱源とした調理は想像するだけでテンションが上がってしまいます。
最近はコンパクトで軽い焚き火台が多く発売されており、ソロキャンプやツーリングの人でも気軽に焚き火を楽しむことが可能です。
そこで今回の記事では、使い勝手バツグンの軽量な焚き火台について、徹底解説していきたいと思います。
目次
- 1 軽量な焚き火台を使うメリット
- 2 軽量な焚き火台を使うデメリット
- 3 軽量な焚き火台の選び方
- 4 軽量な焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【PICOGRILL】ピコグリル398(PG398)
- 4.2 【Coleman】ファイアーディスクソロ(2000037404)
- 4.3 【PaaGoWORKS】ニンジャファイアースタンド ソロ(CG101)
- 4.4 【UNIFLAME】ファイアスタンド2(683064)
- 4.5 【MONORAL】ワイヤフレーム(MT-0010)
- 4.6 【笑’s】コンパクト焚き火グリルB-6君(SHO-0004-10-25)
- 4.7 【UCO】ミニフラットパックポータブル(GR-MFPG)
- 4.8 【SOTO】ミニ焚き火台 テトラ(ST-941)
- 4.9 【Solo Stove】ソロストーブライト(SS1-FBA)
- 4.10 【Bushcraft Essentials】アウトドアクッカー ブッシュボックス(BCE-008)
- 5 まとめ
軽量な焚き火台を使うメリット
ソロキャンプに向いている
ソロキャンプを楽しんでいる人は、利便性の面からコンパクトで軽いキャンプギアを揃えていることが多いと思います。
例えばスノーピークの焚き火台Lは重さが5.5kgありますが、ちょっとソロキャンプでは持て余してしまうサイズ感ですよね。
軽量な焚き火台であれば、自分が使いたいタイミングでサッと取り出して気軽に使うことができます。
コンパクトな製品が多い
軽量化を図っている焚き火台は、不要な装飾や機能を極限までそぎ落としているため、非常にコンパクトに収納することが可能です。
収納に場所を取らないのは、移動手段が自転車やバイクの人にとってはとても嬉しいポイントです。
焚き火台によっては、上着やズボンのポケットに収まってしまうようなサイズの商品まであります。
片付けが楽にできる
焚き火をした時に最も面倒くさいことは、間違いなく翌朝の後片付けではないでしょうか。
大きくて重量感のある焚き火台は、煤や汚れを落とすために洗ったり拭いたりする作業が重労働でとても大変。
一方で軽量な焚き火台であれば、重さやサイズ感を負担に感じることなく、手軽に後片付けをしてしまうことが可能です。
軽量な焚き火台を使うデメリット
大人数のキャンプには向いていない
軽量な焚き火台は総じてサイズが小型のため、大人数で焚き火を囲んで過ごすのには向いていません。
グループでキャンプをする場合には、ガンガン薪をくべることができる大型の焚き火台がおすすめです。
軽い焚き火台は、静かに自分だけの時間を楽しんだり、少人数でゆったり語り合うようなキャンプで使うようにしましょう。
耐久性が高くない
軽量化を実現した焚き火台は、その背反として耐久性が落ちてしまうという欠点を抱えています。
耐荷重が高くないため、ダッチオーブンのような大型の調理器具を乗せての使用が推奨されていない商品もあります。
購入前に商品の詳細はきちんと確認するようにしましょう。
軽量な焚き火台の選び方
調理ができるかどうか
焚き火台で料理をしたい場合は、網や五徳を設置することができる形状か、きちんと確認しておくことが大切です。
軽い調理器具であれば焚き火台に乗せても大丈夫ですが、重い調理器具を使いたい場合は焚き火ハンガーなどを併用するようにしましょう。
焚き火台の周辺にアイアンギアを取り入れると、全体が引き締まって男前な空間を作り出すことができますよ。
薪が収まるかどうか
市販されている薪のサイズは一般的に35~40cmのため、薪をそのまま燃やしたい場合は、幅35cm以上の焚き火台にする必要があります。
薪が収まらないサイズの焚き火台を使う場合は、あらかじめ鉈や斧、ノコギリ等を準備しておく必要があります。
手のひらサイズの軽量な焚き火台を使う場合は、薪ではなく落ちている小枝などを燃やして使うのも一手です。
軽量な焚き火台おすすめ10選
【PICOGRILL】
ピコグリル398(PG398)
有名人も多数使用しており、「軽量な焚き火台といえば?」と言われたら真っ先に名前が挙がる焚き火台です。
重さわずか500gにも関わらず、幅は38.5cmあるためガンガン薪をくべていくことができます。
火床のスリットから灰が落ちてしまうため、地面を傷めないように焚き火台シートを敷くようにしましょう。
【Coleman】
ファイアーディスクソロ(2000037404)
「ファイアーディスク」のソロ用バージョンとなっており、1人でも持ち運びやすい焚き火台です。
専用の焼き網が付いているだけでなく、耐荷重も25kgあるため、どんな調理方法にも対応することが可能です。
また、どんなサイズの薪でも全方向から自由に投入できるため、ストレスフリーで焚き火に没頭できます。
【PaaGoWORKS】
ニンジャファイアースタンド ソロ(CG101)
火床がステンレスのメッシュで作られており、なんと焚き火台にも関わらず丸めて持ち運ぶことが可能です。
メッシュゆえに通気性が非常に高く、水洗いもできるので使用後のお手入れも簡単に済ませてしまうことができます。
耐荷重が約4kgしかないため、重い調理器具を直接乗せて使わないように注意が必要です。
【UNIFLAME】
ファイアスタンド2(683064)
火床以外に余計なものは何もない、火を眺めるための焚き火に特化した焚き火台です。
大きさが1辺40cmあるため、余裕を持って薪をくべていくことができます。
収納も非常にコンパクトなため、キャンプだけでなく登山やトレッキングでも持ち歩いて使うことが可能です。
【MONORAL】
ワイヤフレーム(MT-0010)
火床が金属ではなく特殊な耐熱クロスで作られているため、直接水をかけて消火することができます。
オプションの五徳アタッチメントを併用すれば、ダッチオーブンなどの重量物を乗せて使うことも可能です。
一見すると焚き火台には見えない柔らかなデザインのため、キャンプギアを白色やナチュラルテイストで統一している人におすすめです。
【笑’s】
コンパクト焚き火グリルB-6君(SHO-0004-10-25)
その名の通りB6サイズに折りたたんで収納することができる、軽量焚き火台の先駆けとも言える存在です。
耐荷重が10kgあるため、小型サイズの焚き火台にも関わらず調理で大活躍してくれます。
薪が入るサイズの焚き火台ではないですが、拾った小枝を燃やしたり、炭火でじっくり調理をしたりするのに向いています。
【UCO】
ミニフラットパックポータブル(GR-MFPG)
折りたたみ式で使用時は広げるだけ、わずが30秒で組み立てが完了してしまうお手軽な焚き火台です。
焚き火をするために使えるのはもちろんのこと、焼き網が付いているためBBQグリルとしても活用可能。
焚き火台に刻印されたロゴや収納ケーズも非常にオシャレで、機能性だけでなくデザイン性の面からもおすすめできる商品です。
【SOTO】
ミニ焚き火台 テトラ(ST-941)
重量がわずか125gしかない、今回ご紹介する焚き火台の中で最も軽い商品です。
小枝や落ち葉、松ぼっくりを燃やす焚き火台としてだけでなく、固形燃料の五徳としても使うことができます。
まさにソロキャンプのお供にピッタリの商品です。
【Solo Stove】
ソロストーブライト(SS1-FBA)
全米で多くの販売実績を持つ、二次燃焼する焚き火台です。
二次燃焼とは、燃料が燃えるいわゆる一次燃焼で発生した未燃焼ガスまで燃やし切る、非常に効率的な燃焼方法のこと。
そのため、少ない燃料でもハイパワーな火力を出すことができます。
燃料は全てサラサラの灰になるまで燃やされるため、後片付けも簡単です。
【Bushcraft Essentials】
アウトドアクッカー ブッシュボックス(BCE-008)
収納時は厚さがたったの1cmまで小さくなる、折りたたみ式のミニ焚き火台です。
ブッシュクラフト社のロゴマークが焚き火台にくりぬかれており、ロゴ越しに見える炎を見ているだけで自然と癒されてしまいます。
煙突効果を用いて燃焼効率が高められているため、調理用としても全く問題なく使うことができます。
まとめ
幅広いデザインやサイズ展開がある焚き火台ですが、今回は軽量タイプに絞ってメリットやおすすめ商品をご紹介しました。
この記事を参考に、キャンプ時間を彩るお気に入りの焚き火台を見つけてくださいね。
軽量な焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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