キャンプや登山などで、焚き火や料理を楽しむときに活躍する焚き火台ですが、最近では、さまざまな素材や形状のものが発売されています。
その中でもチタン製の製品は軽量で耐久性が高く、耐食性も高いので、壊れにくい物が欲しい方や、長く愛用したい方に人気のアイテムです。
しかし、さまざまな形状が発売されているので、チタン製焚き火台の特徴を知らない方も少なくないはずです。
そこでこの記事では、チタン製焚き火台のメリット・デメリット、選び方、おすすめ10選をご紹介します。
コンパクトで使いやすい商品や軽量なアイテムまで紹介するので、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。
目次
- 1 コンパクトなチタン製焚き火台を使うメリット
- 2 コンパクトなチタン製焚き火台を使うデメリット
- 3 コンパクトなチタン製焚き火台の選び方
- 4 コンパクトなチタン製の焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【ベルモント】焚き火台TABI(BM-263)
- 4.2 【テンマクデザイン】男前ファイアグリル(TM-RS)
- 4.3 【バーゴ】チタニウムファイヤーボックスグリル(T-433)
- 4.4 【OneTigris】ROCUBOID ミニ焚き火台 ソロストーブ
- 4.5 【モノラル】ワイヤフレームフェザー(MT-0111)
- 4.6 【ブッシュクラフト】ウルトラライト ファイヤースタンド (29205)
- 4.7 【チタンマニア】ポケットストーブ焚火台S 超軽量
- 4.8 【チタンマニア】ウッドストーブ焚火台L 折りたたみ式
- 4.9 【WIKA】FlexFire(FlexFire_Premium)
- 4.10 【トークス】コンパクトストーブ(12707)
- 5 まとめ
コンパクトなチタン製焚き火台を使うメリット
耐久性が高く長持ちする
耐久性が高いといえば、ステンレス製を思い浮かべる方が多いと思いますが、チタン製もそれ以上の耐久性をもっていると言われています。
その耐久性は、ステンレスと同等、鉄の2倍、アルミニウムの3倍と言われているほどで、他の素材の製品と比べても長持ちできる素材です。
さらに、しなりやすさにも強く、強い衝撃にも耐えられることから、多少ガシガシ使っても大丈夫なものとなっています。
耐食性が高いので錆びにくい
耐食性が高く錆びにくいところも、チタン製焚き火台を使用するメリットとなります。
特に海水に強いと言われており、その耐食性は錆びにくいアルミニウムよりもさらに高いと言われるほどです。
そのため、洗うこともでき、拭き取る必要もなく乾燥させるだけで済む手軽さももっています。
また、海水に強いことからビーチや海辺で使用することが多い方にぴったりのアイテムです。
軽くて持ち運びしやすい
チタン製の重量は、ステンレスや鉄と比べても約6割軽い重さとなっており、その耐久性と軽さから航空機にも使用されるほど、軽量なものとなっています。
軽量なものなので持ち運びしやすく、できる限り荷物の重量を減らしたいキャンパーや女性にもおすすめです。
折りたたみ式や分解できるものなら、収納にも困らないので、ソロで使う方や登山する方にも扱いやすいアイテムになります。
ギアを扱う楽しさがある
長持ちするところがメリットのチタン製焚き火台ですが、使用するたびに色味が変わって味わいも変化するので、ギアを扱う楽しさがあります。
チタン製は高温で熱されると、青や赤、紫といった色味が変わってくる特徴をもっており、使えば使うほど焼き色が変わってくる素材です。
毎回使用するたびに色味が変わってくるので、ギアを育てる感覚があり、毎回ギアを扱う楽しみが増えます。
コンパクトなチタン製焚き火台を使うデメリット
価格が高い
チタン製焚き火台の唯一のデメリットと言えるのが、価格が高くなってしまうことです。
素材であるチタンは、希少な素材で、その製造方法も難しいので、他のものと比べても、より価格が高くなっています。
しかし、頑丈で耐久性も高く、長く愛用できるので、コストパフォーマンスも悪くないアイテムです。
コンパクトなチタン製焚き火台の選び方
重量や収納サイズをチェック
チタン製焚き火台は、組み立て式や分解できるものなど、さまざまなアイテムが豊富にあります。
例えば、ソロキャンプの方はできるだけコンパクトに収納できるサイズがおすすめで、重量も軽い方が良いので、より小さいサイズを選ぶのが良いでしょう。
ファミリーでキャンプされる方は、大きめのサイズを選ぶのがおすすめで、車への積載にも困らない収納性があるものがおすすめです。
また、大きさによって薪をカットする手間なども増えるので、どういった使い方をするのかもチェックする必要があります。
どういった持ち運びや使い方をするのかは、人それぞれなので、ご自分に合った重量や収納サイズを選びましょう。
料理を楽しむ方は耐荷重と付属品をチェック
焚き火台を使って料理を楽しむ方は、耐荷重と付属品をチェックしておくことも重要です。
重量のある調理器具を置けるほどの耐荷重があるアイテムなら、ダッチオーブンなど、重量がある器具を置けます。
広いスペースのあるアイテムなら、複数の器具を置くこともでき、それだけ料理も楽しめるでしょう。
また、料理するときに必要な付属品もチェックしましょう。
焼き網がついていると気軽に肉や魚を調理でき、五徳があれば簡単に鍋料理や、やかんを置いてお湯を沸かせます。
付属品は買い足しができますが、焚き火台に付属しているものであれば、ちょうど良いサイズとなるので、そちらがおすすめです。
二次燃焼できるかで選ぶ
二次燃焼ができるアイテムかで選ぶことも、チタン製焚き火台を選ぶうえで大切にです。
二次燃焼とは、薪などの燃料が燃えるときに燃え残った可燃ガスである煙と、焚き火台の中で暖められた高温の空気を利用し、さらに燃焼させることを言います。
この二次燃焼を発生させることで、煙が少なく煙たさを感じずに済み、灰も少ないので環境にも良く、使用後のお手入れも簡単です。
また、少ない薪で効率よく燃焼でき、安定した火力にできるところもメリットになります。
おすすめはオールチタンやフルチタン
チタン製焚き火台は、本体がチタン製で、その他のパーツや付属品が別の素材のものと、全てがチタン製で作られものがあります。
おすすめは、本体や土台、付属品も含めて全てチタン製でできたオールチタンやフルチタンのものがおすすめです。
全てチタン製でできたものなら、全てにおいて高い耐久性や耐食性、軽量性などに期待ができ、チタンのメリットを最大限に実現できます。
ただし、全てチタン製となると、それだけ価格も上がってしまいますので、予算と照らし合わせながら選びましょう。
コンパクトなチタン製の焚き火台おすすめ10選
【ベルモント】
焚き火台TABI(BM-263)
重量約423gと軽量で、コンパクトに分解できるところが特徴のチタン製焚き火台です。
使用時のサイズが、237×360×170mmと、大きめのサイズにもなっており、大きい薪も入れやすい設計となっています。
焼き網付きで、スキレットやダッチオーブンも置けるので、料理を楽しみたい方にも使いやすいアイテムです。
【テンマクデザイン】
男前ファイアグリル(TM-RS)
組み立て式で、脚を広げるだけのワンタッチで設営と片付けができる、手軽に使用可能なチタン製焚き火台です。
五徳とグリルプレートを同時に使用でき、調理もしやすく、保温としても使えるので食事も温かいまま食べられます。
使用時のサイズも、約250×200×150mmとコンパクトになっており、ソロキャンプする方にぴったりのアイテムです。
【バーゴ】
チタニウムファイヤーボックスグリル(T-433)
折りたたみ式のチタン製焚き火台で、収納サイズも205×205×80mmとコンパクトにできる特徴をもっています。
重量も164gと超軽量になっており、どういった方でも使いやすく、持ち運びにも困りません。
コンパクトにでき、超軽量なことから、ソロキャンプや女性の方におすすめのアイテムです。
【OneTigris】
ROCUBOID ミニ焚き火台 ソロストーブ
開口部が大きな薪も入れやすい大口になっていて、悪魔の顔のような見た目が特徴となっているチタン製焚き火台です。
厚さが他の焚き火台より大きめの1mmとなっており、さらに形状が四角の構造となっているので、耐久性が高く安定性も抜群です。
サイズが130×130×180mmと超コンパクトサイズになっていることから、キャンプ以外でも登山などのアウトドアでも活躍できます。
【モノラル】
ワイヤフレームフェザー(MT-0111)
ワイヤーフレームに火底を引っ掛けるだけで簡単に設営できる、気軽に焚き火を楽しみたい方にぴったりのアイテムです。
アイテムは、チタンメッシュの火底と土台であるワイヤーフレームのみでできており、総重量は約125gという超軽量となってます。
収納時も、収納袋に入れることで片手でも持てるコンパクトサイズにできるので、どこにでも入れられ、持ち運びも簡単です。
【ブッシュクラフト】
ウルトラライト ファイヤースタンド (29205)
フレームにメッシュの火底を装着して使用するシンプルな構造のチタン製焚き火台です。
簡単な設計ですが、耐荷重は15kgもあり、大きめの薪を置いても大丈夫な耐久性をもっています。
別売りの脚部と五徳を追加で装着すれば、お湯を沸かせたり、簡単な調理もできる手軽に使用できるアイテムです。
【チタンマニア】
ポケットストーブ焚火台S 超軽量
重量が107gと超軽量で、コンパクトなサイズから軽さとコンパクトさを求める方におすすめのチタン製焚き火台です。
安定性がある構造をしており、五徳もついているので、調理器具も安定して載せられます。
分解できる設計となっており、重量も超軽量なところから、ソロキャンプや釣りをする方、荷物を減らしたい方にもおすすめのアイテムです。
【チタンマニア】
ウッドストーブ焚火台L 折りたたみ式
煙突効果が高い設計となっているので、高い燃焼効果が期待でき、調理でも焚き火でも安定した燃焼が期待できるチタン製焚き火台です。
開口部が大口となっているので、大きな薪や現地で調達した木の枝なども入れられるようになっています。
五徳を付けることで調理も簡単にでき、外すことで焚き火も手軽にできるので、1台あればキャンプ、登山などさまざまなシーンで活躍できます。
【WIKA】
FlexFire(FlexFire_Premium)
薪や炭以外に、ガスバーナー、固形燃料、アルコールバーナーと、5つの熱源を利用できるので、さまざまなシーンに合わせた使い方ができる焚き火台です。
周囲がプレートで囲まれており、風の影響を受けず、さらに熱も逃さないので、調理も楽しめる構造となっています。
分解すれば食器洗浄機でも洗えるので、お手入れも手間をかけずにできるところも良いポイントです。
【トークス】
コンパクトストーブ(12707)
コンパクトなサイズとなっており、1人でソロキャンプや登山などを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
重量も151gと軽いので使い勝手が良く、燃焼効率が高い構造となっているので、初心者の方でも扱いやすくなっています。
小さめのサイズのクッカーなら安定して載せられるので、簡単な食べ物や飲み物なら調理可能です。
まとめ
チタン製焚き火台は、価格は高いかもしれませんが、それ以上にメリットがある魅力的なアイテムです。
耐久性が高く長く愛用もできるので、結果的にコストパフォーマンスも良くなります。
1台あれば長く活躍できるアイテムなので、ぜひ手に入れてキャンプを楽しみましょう。
チタン製焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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