ソロキャンプをする人が増えてきた昨今、ソロで焚き火を楽しんでいる方も増えてきているのではないでしょうか。
しかし、焚き火をしているキャンパーで、焚き火シートを使用している人をあまり見かけません。
焚き火シートを、ただの焚き火台の下敷きマットと考え必要と思っていないのかも知れませんが、焚き火シートにはいろいろな使い道があるのです。
そこでこの記事では焚き火シートを使うメリット・デメリットと焚き火シートの選び方、ソロキャンプ向け焚き火シートのおすすめ10選を紹介します。
目次
- 1 ソロキャンプ向け焚き火シートを使うメリット
- 2 ソロキャンプ向け焚き火シートを使うデメリット
- 3 ソロキャンプ向け焚き火シートの選び方
- 4 ソロキャンプ向け焚き火シートおすすめ10選
- 4.1 【Coleman】ファイアープレイスシート(2000037303)
- 4.2 【LOGOS】たき火台 耐火・断熱シート(81064033)
- 4.3 【DOD】タキビバビデブーS(FR1-904-KH)
- 4.4 【CAPTAIN STAG】焚火 シート 80×80cm(UG-3300)
- 4.5 【BUNDOK】焚き火シート(BD-498)
- 4.6 【YOSHINO LIMITED】 シリカクロス汎用タイプ(PS-600-TO-1)
- 4.7 【YOSHINO LIMITED】スパッタシート(YS-F2-11)
- 4.8 【Alpinista】焚き火台シート
- 4.9 【ZEN Camps】焚き火専用シート
- 4.10 【Chaslean】焚き火シート
- 5 まとめ
ソロキャンプ向け焚き火シートを使うメリット
キャンプ場の地面を熱から守る
キャンプ場の地面にも芝生や砂利、土に砂といった風にいろいろな種類があります。
焚き火をするにあたってキャンプ場の地面、特に芝などを守るのはとても重要になってきます。
大抵のキャンプ場はそんな地面や周りの木々を守るために直火が禁止です。
しかし、焚き火台を使ったとしても、脚の短い焚き火台やメッシュの焚き火台では全くと言っていいほど焚き火の熱から地面を守れていません。
そこで重要になってくるのが焚き火シートで、焚き火の熱から地面を守ってくれます。
後片付けの手間が減る
焚き火をすると火の粉が舞ったり気が爆ぜたりと、焚き火台の周りはかなり散らかります。
焚き火は楽しいですが、片付けるのが何かと面倒くさいのです。
そこで、焚き火シートを使用すると、焚き火をした後の片づけの手間が一つ減ることで撤収作業がはかどります。
ソロキャンプ向け焚き火シートを使うデメリット
荷物が増える
たかが焚き火シートとはいえ、焚き火台の大きさにもよりますが、大きいものになると折り畳んだとしてもかさばります。
また、素材によってはかなりの重量になることもあるのです。
どんどん増えていくキャンプのアイテムで、積載問題に悩んでいる方も多いと思います。
バイクや徒歩でのキャンプでは、一つでも荷物を減らしたいと思うものです。
価格が高い
焚き火シートの素材にもよりますが、断熱性が高いものほど価格も高いです。
ソロキャンプをしている方の中には、お小遣いでやりくりしている方も多いと思います。
お小遣いで少しづつキャンプのアイテムを増やしている方にとっては、断熱性を重視するか価格を重視するかで迷われる事でしょう。
しかし、断熱性が低い焚き火シートは、焚き火の熱から地面を守れないので意味がないと考え購入を迷うところです。
ソロキャンプ向け焚き火シートの選び方
素材で選ぶ
焚き火シートの素材には主に耐炎繊維、ガラス繊維、シリカ繊維と3種類あります。
耐炎繊維は優れた耐熱性があるにもかかわらず、やわらかい素材のため扱いやすいのが特徴です。
ガラス繊維は火の粉や水・油をはじき耐久性も高く、お手入れしやすいのが特徴です。
また、市販されている焚き火シートもガラス繊維の製品が多くを占めています。
しかし、ガラス繊維とあってチクチクすることがあり、軍手を使って扱う方がいいとされています。
シリカ繊維はガラス繊維よりも耐熱性が高く、断熱性にも優れているのが特徴です。
耐久性が劣ることがありますので、焚き火をするときの用途で選ぶ方がいいかもしれません。
そのため、焚き火台のタイプや脚の長さを踏まえて選ぶといいでしょう。
大きさで選ぶ
焚き火シートは焚き火台の4倍くらいの大きさが良いとされています。
焚き火台とあまり変わらない大きさの焚き火シートを選んでしまいますと、火の粉や灰を受け止めることができず地面を守る役割が果たせなくなるのです。
反対に大きすぎますと畳んだ状態でもかさばりますし、素材によってはかなり重たくなるものもあります。
自分の焚き火台の大きさを考えて選びましょう。
耐熱性・断熱性で選ぶ
焚き火シートを使う一番の目的は焚き火の熱から地面を守ることです。
焚き火台の下に敷くのですから、焚き火の熱で焚き火シートが燃えてしまわないのは大前提です。
しかし素材や厚さによっては、焚き火シートの下の地面が焦げているといったこともあります。
そこでやはり耐熱性に加え、断熱性の高い焚き火シートを選ぶことをおすすめします。
ペグ穴の有無で選ぶ
ペグ穴がありますと、ペグで焚き火シートを固定できます。
キャンプをしていると突然の強風に見舞われることが多々あります。
焚き火をしているときに風が吹き焚き火シートがめくれ上がるのを防いでくれますので、4隅にペグ穴がある焚き火シートを使った方が安全に焚き火ができるのです。
また焚き火台を置く前に焚き火シートが飛んでいくということも考えられますので、できればペグ穴が空いている焚き火シートを選びましょう。
ソロキャンプ向け焚き火シートおすすめ10選
【Coleman】
ファイアープレイスシート(2000037303)
耐熱性600℃と、本来の目的である地面を熱から守るをしっかりと果たしてくれる焚き火シートです。
広げた時のサイズは約80 x 80cmと、火の粉と灰をキャッチしてくれる大きさですが、収納時のサイズ非常にコンパクトにまとまります。
4隅にペグ穴もついているので風が吹いても安心して焚き火ができます。
【LOGOS】
たき火台 耐火・断熱シート(81064033)
ガラス繊維にシリコンコーティングがされているので、断熱性に優れ焚き火をしながらの料理にもおすすめです。
サイズも余裕があり、しっかり火の粉や灰も受け止めて後片付けのひと手間が減るでしょう。
また、収納時には約17×273cmとコンパクトになりますので、持ち運びしやすくなっています。
【DOD】
タキビバビデブーS(FR1-904-KH)
広げた時のサイズは少し小ぶりの焚き火シートですので、ソロキャンプにおすすめです。
ガラス繊維が2層になっていますので、耐久性が高いくソロキャンプで使用することの多い脚の短い焚き火台にも最適です。
八角形の形をしていますので、複数人でも焚き火を囲みやすくなっています。
【CAPTAIN STAG】
焚火 シート 80×80cm(UG-3300)
ガラス繊維でできており耐熱温度が700℃と耐熱性が高い焚き火シートです。
4隅のペグ穴で風からの影響を受けず、焚き火を楽しむ事ができます。
ガラス繊維でチクチクすることがありますので、扱う時は軍手を使用することをおすすめします。
【BUNDOK】
焚き火シート(BD-498)
耐熱温度は700℃と高いうえにカーボンフェルトということもあり、軽くて扱いやすいのが特徴です。
広げた時のサイズも小ぶりですので、ソロキャンプで使うことの多い小さめの焚き火台にも適しています。
黒の焚き火シートということもあっておしゃれキャンパーさんにもおすすめです。
【YOSHINO LIMITED】
シリカクロス汎用タイプ(PS-600-TO-1)
シリカ繊維を使用している焚き火シートとあって、耐熱性・断熱性に優れています。
さっと畳めるので、焚き火をした後の片付けも手間がかかりません。
ペグ穴も4隅についていますので、風が吹いて焚き火シートがめくれ上がる心配もありません。
【YOSHINO LIMITED】
スパッタシート(YS-F2-11)
主に作業現場で溶接や溶断に使われるスタッパーシートですが、焚き火シートとしてもとても優秀です。
サイズは約100×100cmと大きく、焚き火による火の粉や灰も問題なく受け止めてくれます。
生地が耐炎繊維のフェルトタイプですので、軽量で取り扱いやすくバイクや徒歩でのソロキャンプには特におすすめです。
【Alpinista】
焚き火台シート
焚き火シートには珍し六角形で、しかも両手で持てる取っ手付きです。
取っ手がついていますので後片付けの時に灰を捨てたり、薪を運ぶのにも便利で使い勝手いいのが特徴です。
広げた時のサイズは約50×50cmと小ぶりですが、重さが約200gと軽量になっており手軽に持ち運べます。
六角形の6隅全部にペグ穴がついていますので、風が突然吹いても安心して使るのが心強いです。
【ZEN Camps】
焚き火専用シート
ガラス繊維ですがシリコン加工されているためガラス繊維特有のチクチクするといった事がない焚き火シートです。
広げた時のサイズは約95×60cmと長方形ですので焚き火台の横に薪を置いたりと、ソロキャンプにはピッタリの焚き火シートになります。
無骨なデザインが好きな方も、ひとめ惚れしそうなかっこいい黒です。
【Chaslean】
焚き火シート
リーズナブルな料金の上、耐熱温度も約550℃としっか焚き火シートの役目を果たしてくれます。
焚き火シートとしても安全で、お小遣いでソロキャンプをしているお父さんにも安心して手に入れることのできる値段が嬉しい所です。
4隅にペグ穴も付いていますので、一人で準備するときも風に飛ばされる心配がありません。
まとめ
焚き火を楽しむのに焚き火シートが必要なのかわからない、種類が多すぎてどの焚き火シートを選べばいいのかわからいといった方がおられます。
そのようなお悩みをこの記事を読んで解消していただければ幸いです。
ソロキャンプ向け焚き火シートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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