コストパフォーマンスを重視したり、限定生産品などのロッドを入手したりする方法の一つとして、中古バスロッドの導入があります。
近年では中古のタックルを専門に扱うショップから、新品タックルと合わせて中古タックルを取り扱うお店も増えてきており、ますます中古釣り具が手に入れやすくなってきています。
今回は、そんな中古のバスロッドのおすすめを、中古ロッドを選ぶ時の注意点を踏まえてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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バスロッドは中古で買っても大丈夫?注意点は?
中古のバスロッド購入を不安に考えてしまうアングラーは、少なくありませんが、しっかりとポイントを抑えてロッドを選ぶことができれば、購入後のトラブルも少なく、問題なく使用することが可能となります。
中古のバスロッドを購入する時に、注意しておくべきポイントとなるのが、ロッドのダメージです。
中古のロッドには、使用回数が少ないモノから、かなり使い込んだモノなど様々あり、さまざまです。
中古のロッドは、ガイド部分のクラックや、目に見えないマイクロクラックがブランクに発生している場合があり、最悪の場合、使用時にロッドが破損してしまう事も発生します。
ロッドを購入する時にはしっかりと細部のダメージを確認するほか、最終確認として釣り具屋のスタッフにロッドを曲げてもらうことがおすすめです。
新品ロッドよりもしっかりと品質の確認を行っておくことが欠かせません。
中古でバスロッドを買うメリット
コストパフォーマンスが良い
中古のバスロッドを使用する時に、得ることができるメリットとなるのが、コストパフォーマンスの高さです。
ロッドは中古として販売されると、状態の良いモノであっても値が下がりますので、ハイエンドモデルなど、新品では購入しにくいようなモデルであっても購入のハードルをグッと下げることができるようになります。
中古ロッドとして購入することで、高いコストパフォーマンスを発揮することができるようにもなるので、釣り具のコストパフォーマンスを重視したいアングラーにとってはとても好都合となります。
傷などを気にしすぎなくなる
非常に状態がよいロッドを除いて、多くの中古ロッドには小傷や汚れなども付着しています。
新品ロッドを購入した場合、多くのアングラーが小傷がつくことを気にして、ロッドの置き場などはもちろん、ロッドの取り扱いを過度に気にしてしまう場合があります。
既に小傷がつけられている状態のロッドを使用することとなるので、必要以上にロッドの取り扱いを気にしなくて済みます。
中古ロッドであることから、気兼ねなくフィールドに持ち込んでガンガン使用することができるものメリットの一つであると言えます。
手放しやすい
バスロッドは、年々新しいモデルが登場し、モデルチェンジが行われるほど高性能化が行われます。
新しいモデルが出た時にロッドを買い替える場合でも、中古で購入したロッドを使用していれば、手放しやすくなります。
中古ロッドをフィールドで使用した時に、理想としているロッドと異なっていた場合でも、ロッドを手放して新しいロッドを購入しやすくなります。
理想としているロッドを選び出しやすく、不要なロッドを整理しやすくなることは、中古バスロッドを使用する時のメリットの一つであると言えます。
古いロッドも手に入る
バスロッドの中には、現在製造が終了しているモデルでも名作と呼ばれるロッドが数多く存在します。
このようなロッドは、ショップがデットストックとして保管している場合が少なく、中古バスロッドを探す必要があります。
新品では手に入らないモデルを中古ロッドであれば探すことが可能となりますので、思わぬお宝ロッドや、昔懐かしいレトロなバスロッドも手にすることができるようになります。
数多くのロッドを手にしやすい
バスフィッシングを極めるためには、釣り方やルアーに合致した専用ロッドを使用する必要があり、数多くのロッドを購入する必要があります。
複数ロッドを購入する場合、非常にコストがかかりますが、中古ロッドで買いそろえる場合は、コストを抑えて買い揃えることが可能となります。
複数ロッドの中でも、使用頻度が高いロッドと低いロッドが出てきますので、使用頻度が少ないロッドを中古ロッドで揃えておくのも、選択肢の一つとしてもよいでしょう。
中古でバスロッドを買うデメリット
質が劣る
中古バスロッドは、前の持ち主によって使用されていたロッドであり、どのような状況下で使用されていたかは不明です。
非常に過酷な状況で使用されたロッドであれば、小傷やガイド、グリップ部分の汚れやテカリなどが多くなってしまいます。
ロッドとしての性能に問題がない場合でも、使用に伴う劣化は避けて通ることができないので、新品と全く同じ使い心地は得ることが難しいことを覚えておく必要があります。
中古のロッドでも購入後にメンテナンスを行うことで、新品状態に近づけることも可能となります。
愛着が湧きにくい
中古ロッドはコストパフォーマンスが高いメリットを持っていますが、一度他のアングラーに使用されたロッドである以上、購入後に愛着が湧きにくい場合があります。
ロッドは使用する期間が長くなるほど、愛着が湧き、更に購入時と初使用の時は最も使用する喜びを感じることができます。
中古ロッドでも使用する期間が長くなることで、愛着が湧きますが、新品状態から使い込んだロッドと比較すると愛着が湧くまで時間がかかると言えます。
希望のロッドが入手しにくい
新品のロッドを購入する時に、購入希望のロッド在庫がない場合は、メーカー在庫の確認や注文を行うことで、入手することができるようになりますが、中古ロッドの場合、希望のロッドがあったでも入手が困難になります。
希望のロッドが中古市場に出回るタイミングは、予想することができないので、希望のロッドを中古で購入したい場合、繰り返し中古ショップで確認する必要があります。
中古ロッドとの出会いはタイミングも重要となるので、希望のロッドがあっても中古で探し出すのが難しい場合があります。
最新モデルの導入が遅くなる
メーカーからリリースされた最新ロッドを中古で入手しようとする場合、中古市場に流れるまで時間が掛かりますので、メーカーからリリースされた直後に最新ロッドを使用することができなくなります。
メーカーの最新技術が詰まったロッドをいち早く体感することができないのは、中古バスロッドを購入する上で致し方ない部分となります。
中古バスロッドおすすめ10選
【シマノ】
ポイズンアルティマ
シマノのバスフィッシング用ロッドの最高峰モデルとして作り出されているロッドシリーズであり、現存するシマノのロッド技術が惜しみなく注ぎこまれています。
シマノの確かなロッド技術に加えて、人気ルアーメーカーであるジャッカルのフィールド経験値も加わり、フィールドで最高のパフォーマンスが出せるようになっています。
非常に高価なロッドであり、手に入れにくいロッドでもありますが、中古であれば、比較的入手しやすい価格で最高のパフォーマンスを得ることが可能となります。
【シマノ】
ワールドシャウラ
ワールドシャウラは、ルアーフィッシング用の最高峰ロッドとして村田基プロの監修によって作り出されたモデルです。
異なる弾性率のカーボンを組み合わせたワン&ハーフ構造と次世代構造であるスパイラルXコアが導入されていることで、驚異的な強度を発揮することができるスーパーバーサタイルロッドとなっています。
これまでワールドシャウラは、現行モデル含め3度のモデルチェンジを行っていますが、現行モデル以外も根強い人気を誇っているので、多くのアングラーが中古市場もチェックしているロッドとなっています。
【シマノ】
バンタム
シマノの本格バスフィッシングロッドとしてリリースされているバンタムは、シマノのハイパフォーマンスロッドとして作り出されています。
2022年にフルモデルチェンジを実施して、ブランクスが一新されて作り出されており、ハイエンドモデルに匹敵する性能を発揮することができるようになっています。
ブランクの張りを感じることができる最新モデルはもちろん、粘りのあるブランク特性を感じることができる旧モデルも人気が高いシリーズとなっています。
人気の番手は入手困難となる他、受注生産モデルも存在していたので、中古市場でもよくチェックしておきたいロッドです。
【ダイワ】
ハートランド AGS
村上晴彦プロの監修で作り上げられたダイワのハイエンドモデルであり、岸釣りのアングラーを中心に多くのコアなファンを獲得しているモデルです。
ダイワの最高峰ロッドとしてリリースされているモデルであり、ダイワオリジナルのカーボンガイドの搭載や、肉厚で細く巻き上げられた低レジンブランクが採用されることで、筋肉質で淀みなく曲がる美しいロッドとして作り上げられています。
定価では9万円を上回る価格ですが、中古であれば入手しやすく、モデルチェンジサイクルも多くないため、人気の高いシリーズとなっています。
【ダイワ】
スティーズ
ハートランドシリーズと別軸のハイエンドモデルとして作り出されているのが、スティーズであり、ハートランドがおかっぱりアングラー目線で作り出されているのに対して、スティーズシリーズは、トーナメント使用のロッドとして作りだされています。
多くのプロが使用するモデルでもあり、シビアなトーナメントシーンでも勝ち続けることができる最新技術に加えて、各釣りで最高のパフォーマンスが出せるように細かく番手が分かれているのも特徴です。
細かな番手を買い揃えることは非常に困難ではありますが、中古ロッドであれば釣りのアプローチによって細かくハイパフォーマンスモデルを揃えることも可能となります。
【ダイワ】
ブラックレーベル
拘りのあるベテランアングラーが愛用するロッドとしても知られているのが、ダイワからリリースされているブラックレーベルです。
ロッドシリーズとしては珍しく、高弾性カーボンを中心に使用したSGモデルと、中弾性カーボンを使用するLGモデルに分かれており、それぞれのブランク特性に合ったロッドデザインが行われています。
SGとLGを組み合わせると非常にモデル数は多くなりますが、希望の一本を見つけやすいロッドでもあります。
無骨でシンプルなデザインなので、中古で購入しても長期間愛用することが可能です。
【メガバス】
アームズチャレンジ
メガバスの創設時代に現CEOである伊東由樹プロがハンドメイドで作成していたアームズを現代のロッド技術で復元したモデルです。
バスロッドとしては珍しく、ウッド素材のカッティングで作り上げられたグリップの採用とメガバスオリジナルの高性能ブランクが搭載されています。
このロッドはテーラーメイドシステムが採用された受注生産ロッドとなっているので、希少性が高く、購入前にロッドとしての感触が確かめにくくなっていますが、中古であれば、手になじむ感覚も確認しやすくなりますので、見かけたときは、是非確認しておきたいロッドシリーズとなっています。
【メガバス】
デストロイヤー
メガバスの主軸ロッドとしてリリースされており、1996年から現在までモデルチェンジを繰り返して作り続けられているロッドです。
最新モデルは、5Dグラファイトのブランクが搭載されてることで、最低限のマテリアル使用量で最高のパフォーマンスが発揮できるようになっています。
軽量且つ、高感度なロッドとして多くのアングラーから高い評価が得られています。
初代デストロイヤーから現代までブランクはもちろん、ブリップ、コスメなど様々な変更が施されている他、限定生産モデルなども存在するため、中古市場でも非常に人気が高いロッドシリーズとなっています。
それぞれの年代で異なる特徴を感じることができるロッドでもあります。
【エバーグリーン】
インスパイア・エアリアル
エバーグリーンが30周年を記念して作り上げたロッドシリーズであり、期間限定生産で作り上げられているモデルです。
もともとは、今江克隆プロのグランドスラムをサポートしたロッドを現代の技術で復元したモデルであり、タフなトーナメントシーンでも長時間の一定リズムシェイキングを行うことに長けているロッドとなっています。
中古ロッドで30周年記念モデルのインスパイア・エアリアルを探すのはもちろん、オリジナルのデッドストックに近いロッドを探すのもおすすめです。
シビアな状況であるほど活躍することができるフィネスロッドとなっています。
【レジットデザイン】
ワイルドサイド
実釣性能に長けているロッドをコンセプトして作り出されているロッドであり、モデルごとに異なるカーボン弾性率の素材を使用して仕上げているいるのが、ワイルドサイドシリーズです、
数あるバスロッドの中でも高い人気が続いているモデルであり、アラミド繊維をバット部分に使用するなど、オリジナルのブランクデザインが高く評価されています。
近年では、限定生産ロッドもリリースされている他、各釣り方に最適なロッドが数多く作り出されているので、中古で専用ロッドを探しているアングラーはチェックしておくことをおすすめしたいモデルです。
まとめ
中古ロッドは注意点をしっかりと把握してロッド選びを行えば、高いコストパフォーマンスを発揮することができる他、思わぬお宝ロッドも手にすることもできるようになります。
中古ロッドでしか得ることができないメリットが存在しますので、是非、中古ロッドも欠かさずチェックしてみてくださいね。
中古バスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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