冬の季節を終えて春に移行しはじめる3月は、アングラーも積極的にフィールドに出向き、バス釣りを楽しみやすい季節に一つです。
そんな春の兆しが見え始める3月の釣りは、アプローチの仕方や、使用するルアーを間違ってしまうと、ベテランのアングラーでもノーバイトで一日が終わってしまう場合があり、フィールド状況を読んだアプローチが必要となります。
今回は、そんな3月の早春に活躍することができる、おすすめのルアーをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
3月のバス釣りの特徴
3月は三寒四温となる季節であり、冬の寒さと春の暖かさが混在する時期です。
全体的に水温が上昇してくる季節でもあり、バスが一大イベントであるスポーニングを意識しはじめるタイミングでもあります。
特に暖かい日が続いた時には、スポーニングを行う体力を確保するために、積極的にベイトを捕食する個体も多くなり、一年の中でも非常に高い釣果を得たことがあるアングラーも少なくありません。
しかし、まだまだ冬の状態を引きずっている個体も少なくない他、急激な水温の低下により一度は春モードとなったバスもディープエリアに落ち、冬モードに戻ってしまう個体や、シャローに残るが、カバーの中で動かず、ベイトを積極的に追わなくなってしまう状態のバスも多く存在します。
3月は、気温や水温の変化によって、バスの状態も一日ごとで異なることが多くなりますので、その時々の環境変化に応じたアプローチを行うことが高い釣果を得るために欠かすことができない要素となります。
3月に釣れるバス釣りルアーの選び方
ルアータイプで選ぶ
3月のバスを攻略する時には、フィールドに存在するバスに適応できるルアータイプを準備しておくこと必要があります。
体力を確保するためにシャローエリアで積極的にベイトを捕食している状態であれば、フィールドサーチ能力に優れているスピナーベイトや、ミノーを使用したアプローチは非常に有効な選択肢の一つであると言えます。
この時期のベイトは、まだまだフィールドに存在する甲殻類系のベイトが姿を現していない場合もあるので、バスは特に横に動くルアーに対しての反応が良くなります。
急激な冷え込みが発生した場合は、バスのバイトも少なくなり、早く動くベイト追い込みバイトに持ち込むことがなくなるので、ラバージグやテキサスリグ、メタルジグなど冬に近いアプローチを実践した方が釣果に結び付けやすくなります。
バスがどのような状態となっているかはフィールドに立って初めて分かる状態となるので、どのような状態にも対応することができるように、様々なルアータイプを準備しておくことが重要となります。
レンジで選ぶ
春のバスは季節の進行に伴い、シャローエリアへ入ってきます。
3月のバスはシャローエリアに存在する個体や、まだディープエリアに存在する個体、そして、スポーニングエリアの一段下のレンジに留まっている個体など、さまざまです。
全ての個体が一度にポジショニングを変えることはありませんが、多くのバスが存在しているレンジを掴むことは、高い釣果を得るために欠かすことができません。
このため、シャローレンジを攻略するルアーから、ディープエリアまでレンジを刻みながらアプローチできるようにルアー準備を行う必要があります。
スピードや浮力で選ぶ
3月に使用するルアーを選ぶ時に、ルアーがもつ最適なアプローチスピードと浮力は確認しておくべきポイントです。
3月のバスはまだまだ冬を引きずっている個体も多く、このような個体は夏や秋のようにハイスピードで移動するベイトを追いかけまわしてバイトを行うことはしません。
このため、高速アプローチを行うルアーよりもバスに喰わせの間を与えることが重要となり、水中でサスペンドできるモデルや、ルアーアクション時にダート幅の少ないルアーを選ぶことが有効となります。
アピール力で選ぶ
春バスにアプローチする時には、アピール力も考慮したルアー選定を選ぶことがおすすめです。
特に体力回復を行うために捕食モードとなっているバスは、効率的に高い栄養を取るためにビッグサイズのベイトを捕食する場合もあり、高いアピール力を持っているルアーを使用することで、効率よくバスにルアーの存在をアピールすることが有効となる場合も存在します。
シビアな状況では、バスも捕食するベイトに対してセレクティブな状況となるので、タフコンディションにも対応できるようにナチュラル重視のルアーも持っておくことが重要となります。
3月に釣れるバス釣りルアーおすすめ10選
【メガバス】
ヴィジョンワンテン
メガバスが作り出した世界的なジャークベイトであり、日本はもちろん、バスフィッシングの本場であるアメリカでも、爆発的な釣果が確認されたルアーです。
ジャークベイトの釣りに慣れていないアングラーでも簡単にキレのよい連続ダートアクションを演出することができるようになっています。
他のジャークベイトと比較した場合に、同じ移動距離で数多くのダートアクションを演出できると評価されており、多くのプロアングラーから高い評価を得ているモデルとなっています。
特にジャークベイトの釣りが有効となる春には、欠かすことができないモデルの一つです。
【メガバス】
ライブXモデル1
1990年に作り出されていたルアーを、現代の最新技術を導入して復元したルアーです。
このルアーには重心移動システムであるLBOⅡが採用されているので、10gクラスのルアーですが、同サイズのルアーよりも更にワンランク上のキャスティング性能を出すことができるようになっています。
ロングビルミノーとして作り上げられているルアーですが、非常に高い障害物回避能力を持っているので、クランクベイトのように積極的に障害物にコンタクトさせた使い方を行うこともできるようになっています。
【ノリーズ】
レイダウンミノー 110 JP
ノリーズからリリースされているレイダウンミノー110 JPは、低活性のバスを効率よくジャークベイトの釣りでキャッチするために作り上げられたモデルです。
一般的なハイアピール型のジャークベイトと異なり、非常にタイトなウォブルアクションを持ち、ジャーク時にも短めのダートアクションを発生するように作り上げられています。
強すぎる水押しを持つルアーや、大きすぎるルアーアクションではバイトに持ち込むことができないバスを効率よくサーチすることができるので、特にプレッシャーの高いフィールド攻略にはおすすめのモデルです。
【ノリーズ】
クリスタルS
数々のルアーをリリースしているノリーズの中でも、定番の人気を持っているモデルであり、常に釣れるスピナーベイトとして多くのアングラーが支持しているスピナーベイトです。
スピナーベイトの名手としても知られてる田辺哲男プロの拘りが詰まったルアーであり、水中で強烈な波動を発生しながら、バスへアプローチすることができるモデルとなっています。
オリジナルのクリスタルSに加えて、スローロールモデルや、パワーロールモデルなど、アピール力と攻略することができるレンジによって細かな派生モデルがあり、状況に応じて最適なモデルを選び出すことができるようになっています。
【ジャッカル】
ダウズビドー
ジャッカルからリリースされているロングビルミノーであり、秦拓馬プロの監修によって作り出されているモデルです。
ただ巻きでハイピッチなロールアクションを演出することができるようになっているので、シャローからレンジが落ちてしまっているバスに対しても有効なアプローチを行うことができるようになっています。
キャスティング時の飛行姿勢にも着目して設計がされており、キャスティングの飛距離低下の原因となるルアー回転を抑え、安定した飛距離を出すことができるようにもなっているルアーです。
【ジャッカル】
ソウルシャッド
捕食しているベイトがセレクティブになっているバスや、ハイプレッシャーレイクで有効となる、シャッドルアーです。
ジャッカルが作り出したソウルシャッドは、高速アプローチから低速アプローチまで対応することができる高いバランスを持っているモデルです。
日本各地のフィールドで攻略することができるレンジとサイズによって8種類の細分化されたモデルが存在しているので、バスが潜むレンジを細かく刻むことができるようになっています。
特に晩秋から早春の釣りでは、多くのアングラーがハイプレッシャーレイク攻略のために使用しているルアーとなっています。
【ジャッカル】
TNバイブレーション
広大なフィールドを効率よくアプローチしたいアングラーにおすすめしたいモデルとなるのが、TNバイブレーションです。
高比重素材であるタングステンをルアーの顎部分に搭載している特徴を持っており、安定した飛行姿勢による抜群の飛距離と、水中でも横倒れせず、ボトムコンタクトを行いながらの比較的スローなアプローチにも対応することができるモデルです。
根掛かりが非常に少ないバイブレーションとなっているので、ビッグフィールドはもちろん、野池などのフィールドでも扱いやすいモデルとなっています。
【レイドジャパン】
ダッジ
水温が高くない3月であっても、捕食スイッチが入っているバスは水面を割ったバイトを行うことも珍しくありません。
このようなバスにも高い釣果能力を発揮することができるのが、レイドジャパンからリリースされているダッジです。
日本における羽モノ系ルアーのブームを作り出したルアーであり、特に水面をハイアピール&デッドスローでアプローチすることができるので、速い動きに反応しないような状況でも、じっくりとバスを浮上させてバイトに持ち込むことが可能です。
【デプス】
イヴォーク
カバークランキングルアーとして作りだれているルアーであり、類まれな障害物回避性能を持っているモデルです。
日米で活躍している木村健太プロの監修によって作り上げられたルアーであり、カバーにコンタクトした時の無駄な平打ちを最小限の発生とすることで、根掛かりが少なく、一般的なクランクベイトでは攻略できないカバーにも対応することができるようになっています。
特に春先の冷え込んでカバーの中に身を潜めているバスを巻物ルアーで攻略したいアングラーには、おすすめのモデルとなっています。
【DRT】
タイニークラッシュ
早春のビッグフィッシュを狙いたいアングラーにおすすめしたい、ビッグベイトです。
タイニークラッシュはリップとテールが脱着可能なモデルであり、オプションパーツを含めることで1つのルアーで多彩なアクションが演出できるようになっています。
特にリップを外した状態ではネチネチと移動距離を抑えた首振りアクションを演出することができるようになっています。
カバー際で使用するアングラーも多く、ビッグベイトのパワーでカバーエリアに潜んだバスを引き出すポテンシャルを持っています。
低水温でカバーエリアに潜んだビッグフィッシュを狙いたいアングラーにおすすめのモデルとなっています。
まとめ
3月はフィールドの状況が大きく変化する時期でもあり、フィールドにジャストすることができるルアーを幅広く使用する必要があります。
信頼できるルアーの使用は、大きく釣果に影響する部分とされていますので、是非、今回ご紹介したおすすめルアーを参考に、フィールドで早春のバスを攻略してみてくださいね。
バス釣り ルアー 3月の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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