6月は梅雨の時期でもあり、バス釣りに出向くアングラーが少なくなりがちですが、春よりも水温が高くなり、バスの中には積極的にバイトしてくる個体も多くなってくる時期でもあるので、高い釣果も期待することが可能となります。
6月は特に釣れるアングラーと釣れないアングラーの釣果に差が出やすい時期でもあるので、間違いのないルアーとアプローチ方法は抑えておきたいポイントです。
今回は、そんな6月に釣れるおすすめのルアーをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
6月のバス釣りの特徴
6月のバスの大多数は、一年の中で一大イベントとなるスポーニングを終えている状態となります。
スポーニングの進行やタイミングは地域と気温によって年々変わりますが、6月はバスの捕食活動が乏しくなる産卵直後ポストスポーンの個体と、産卵で使った体力を回復するために積極的にベイトを捕食するアフタースポーンの個体が多くなってきます。
フィールドには様々な状態のバスが存在するのが6月の特徴でもあり、遅れながらスポーニングを行う個体、ポストスポーンの個体、アフタースポーンの個体が存在し、どのようなバスをアプローチのターゲットとするかによって攻略の仕方も異ななってきます。
このため6月のバス釣りではどのようなバスに焦点を当てるかを事前に考えて置き、最適なアプローチとルアー選択を行う必要があります。
6月に釣れるバス釣りルアーの選び方
アプローチするレンジで選ぶ
産卵を終えた6月のバスは、これまでの季節と異なり、バスのレンジより上側を意識する傾向が強くなってきます。
このため、トップウォータールアーや、水面直下を攻略することができるルアーに対しても積極的にバスがバイトするようになってきます。
まだまだスポーニングの影響を受けている個体であれば、ボトムの釣りを展開するのも有効なアプローチであると言えますが、スポーニングで使用した体力を回復するために、積極的にベイトを捕食しはじめたバスをターゲットとするには、中層から表層系のルアーを意識するとバイトが得られやすくなります。
6月以降は水面を割ってバイトする体力がある個体が多くなるので、特にトップウォーター好きのアングラーには最適なシーズンでもあります。
フィールドに存在するバスがどのようなベイトを捕食しているかを把握できると、最も反応のよいレンジにアプローチすることができるので、フィールドの情報を欠かさずチェックしておくこともおすすめです。
ルアーサイズで選ぶ
年々タフになるフィールド攻略で、特に重要な要素の一つとなるのが、使用するルアーのサイズです。
特にクリアレイクに潜む大型のバスであるほど、捕食しているベイトとサイズ感が異なると口を使わない場合が多くなります。
このため、バスが捕食しているベイトに近いサイズ感を持っているルアーを投入することが重要となってきます。
バスの存在が確認できる状況で、通常サイズのルアーにも反応しない状態であれば、捕食しているベイトのサイズまでサイズダウンを行ったアプローチができる準備を行っておくことがおすすめです。
アピール力で選ぶ
効率よくアプローチするには、ルアーのアピール力は重要な要素となります。
アフター回復系のバスは、一時的に荒食いモードに突入している場合もあり、投入するルアーに積極的にアタックする場面も少なくありません。
フィールドでバスがベイトを荒食いしている状況が確認できるのであれば、効率よくバスへルアーの存在を認識させることができるアピール力の高いモデルを選び出すことがおすすめとなります。
スピナーベイトや、クランクベイト、バイブレーションはもちろん、ビッグサイズ狙いでビッグベイトを投入するのもおすすめです。
アクションで選ぶ
フィールドによって、季節ごとにバスが捕食しているベイトにパターンが発生する場合があります。
琵琶湖などでは、6月には小鮎の季節でもあり、多くのバスもこのベイトを捕食するために、鮎ボールなどに追従して捕食の機会を伺っている状態となります。
サイズはもちろん、小鮎に似せたアクションやカラーを持つルアーを選択することで、他のアプローチでは反応しないビッグバスが簡単に口を使う場合もあります。
それぞれのフィールドに存在するベイトパターンに当てはめると簡単にフィールドを攻略することもできるようになります。
6月に釣れるバス釣りルアーおすすめ10選
【デプス】
バスジェット
デプスからリリースされているバズジェットは琵琶湖を代表としたビッグフィールの水面を攻略するルアーとしておすすめすることができるモデルです。
バスジェットは96mm/30gの大型のトップウォータールアーであり、ただ巻きを行うと大きくウォブルし、テールにつけられているプロップで水面を攪拌することができるようになっています。
強烈なアピー力によりトップウォーターの釣りが成立しないような荒れた水面でも、ビッグバスを水面まで引き上げてバイトに持ち込むことができるポテンシャルを持っているルアーです。
2003年にリリースされて、年月が経っているルアーですが、ロングスパンで愛用しているアングラーが多いモデルです。
【デプス】
ブルシューター160
デプスがリリースしているギル型のビッグベイトであり、体高のあるボディーで強く水を押しながらアプローチすることができるルアーです。
特に6月以降のギルネストパターンでは、ギルは大型バスのベイトとなりやすく、ビッグバスに焦点を当てたパターンフィッシングを成立させることができるポテンシャルを秘めています。
ダダ巻き後にポーズを行うと、惰性で大きくルアーが動くように作り上げられているので、違和感の少ない喰わせアクションを演出することができるようになっています。
ブルーギルが存在するフィールドで、ビッグフィッシュパターンを成立させたいアングラーにおすすめです。
【メガバス】
ポップX
メガバスからリリースされているポップXは、タフな日本のフィールドを攻略するために作り出したフィネスポッパーです。
多くのポッパーが大きなポップ音やスプラッシュでアピールするように作り上げられていますが、ポップXはカップ部分に水を受けを逃がすダクトが設けられており、非常に控えめでナチュラルなアピールを発生させることができるように作り上げられています。
特にピンポイントでの首振りアクションも簡単に演出させることができるようになっており、小型でありながら高い操作性能を持っているフィネスポッパーです。
【メガバス】
ポップマックス
メガバスからリリースされているもう一つのポッパーであり、ポップXよりもサイズが大きく、1/2クラスのルアーとして作り上げれられているモデルです。
ポップXのサイズUpバージョンではなく、アクションの質も全く異なるように作り上げられています。
ルアーが高重心化されて作り上げられているので、水面で強烈なロールアクションを発生させることができるようになっており、ポップ音とロールアクションによるフラッシングで比較的深いレンジからでもバスを引き付けることができるようになっています。
キャスティング性能にも定評があるモデルでもあります。
【ジャッカル】
ナギサ
ジャッカルからリリースされているナギサは、I字系のルアーであり、多くのアングラーから高い評価を受けているモデルです。
I字系ルアーとして無駄な動きや揺らぎを排除することができるようにボディーの後部にスタビライザーが取り付けられており、安定したアクションとレンジキープ能力を発揮することができるようになっています。
取り付けられているテールは極細のエラストマー素材で作り上げれているので、極めて微細な波動を発生し、チェイスしたバスにも高確率で口を使わせることができるようになっています。
【ジャッカル】
ピクピク
6月の小鮎パターンなどで活躍するルアーでもあり、上級者が使用するテクニックでもあるワームのピクピクアクションをプラグで簡単に演出することができるように作り上げられているモデルです。
三日月形状に作り上げれた特殊なボディーを持っており、シェイキングを行うとピンスポットで身悶えする瀕死のベイトアクションを演出することができるようになっています。
非常に軽量なルアーですが、キャスティング時の姿勢も安定するようにラインアイの調整が行われているので、ディスタンスをとったフィネスアプローチを行うことも可能です。
【OSP】
ベントミノー
その名の通り湾曲したボディーを持っているミノーであり、アフター回復系のバス攻略として非常に人気が高いモデルです。
独特のボディー形状で、トゥイッチを行うと予測不能な3Dダートアクションを水面直下で演出することができるようになっており、クレバーなバスでもルアーを見切りにくく、バイトに持ち込むことができるようになっています。
デッドスティキング用のルアーとしても人気が高いモデルあり、大きなアクションでは口を使わないバスに対しても、異なるアプローチを展開することができるようになっています。
【エバーグリーン】
Dゾーン
清水盛三プロが作り上げたスピナーベイトであり、競技用スピナーベイトとして作り上げられているモデルです。
ハンマード加工がされたブレードに細軸で作り上げられたオリジナルのワイヤーが採用されており、ヘッドに大きな縦揺れを発生できるようになっています。
ヘッドが低重心で作り上げらえているので、安定したスイミング姿勢を持っており、更に障害物にコンタクトした場合でも姿勢回復が早い特徴も持っています。
フィールドを問わず、多くのアングラーが高い釣果を出しており、ロングセラーとなっているモデルです。
【ノリーズ】
フラチャット
ノリーズからリリースされているチャターベイトであり、非常に高い障害物回避性能を持っているモデルです。
一般的なチャターベイトよりもヘッドが大きく下がった形状が採用されているので、障害物にコンタクトした場合でもスタックすることなく、ヒラウチによるリアクションバイトを発生させることができるようになっています。
チャターベイトと重要となるサウンドは非常に金属的なサウンドで、広範囲にアピールすることができるようになっているので、深いレンジに落ちてしまったバスに対しても効果的にアプローチすることができるようになっています。
【ガンクラフト】
ジョインテッドクロー178
2ozクラスのビッグベイトの代名詞的存在であり、多くのアングラーから親しまれているモデルです。
鮎に似たフォルムで作り上げられており、非常に大きくゆったりとしたS字アクションを発生させることができるようになっているので、効率よくビッグバスにアプローチすることができるようになっています。
喰わせのアクションとして、トゥイッチやジャークを行うと、鋭いエスケープアクションを発生するので、クリアフィールドでも扱いやすいモデルとなっています。
6月のビッグバスを狙いたいアングラーにおすすめのルアーです。
まとめ
6月は積極的にベイトを追いかける個体も多く、状況に応じてトップウォーターフィッシングも楽しむことができる時期でもあり、フィールド状況を的確に把握することができれば、非常にエキサイティングな釣りを楽しむことができる季節です。
今回ご紹介したルアーは、6月の定番とも言えるほどの高い釣果を各地で出しているモデルとなるので、是非、参考にして6月の釣りを攻略してみてくださいね。
バス釣り ルアー 6月の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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