本格的な冬の時期とも言える12月は、フィールドの水温も低くなるため、釣りが難しい時期として捉えられがちですが、水温が低下したフィールドでもフィールド状況に合った適切なルアーとアプローチ方法を行うことで、釣果を出すことが可能です。
12月はビッグフィッシュを期待することができる時期でもあり、ベテランアングラーの中には、特に12月の釣りを好む方も少なくありません。
今回は、そんな12月のバス釣りに最適なおすすめのルアーを、バスの傾向とコツを含めてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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12月のバス釣りの特徴
12月はそれまで適水温であった秋の季節と異なり、更に水温が低くなってくる時期です。
バスもフィールドの水温が低くなることから、シャローエリアに存在していたバスも、できるだけ水温が安定しやすいディープエリアや暖かい水を確保することができる温排水のエリアなどに移動する傾向があります。
可能な限り適水温に近いエリアに移動したバスも水温が低くなっているので、積極的にベイトを追い回す行動は少なくなり、捕食行動を行う時間も非常に短いとされています。
このため、ベイトを意識させたアプローチを行う場合よりも、リアクションバイトを誘発する釣りが有効となる場合が多くなります。
また、12月などのフィールドは水中プランクトンが減少し、水質がクリアアップする傾向があります。
クリアアップで視界が効くバスに対して、対応することができるルアーを準備しておくことも必要となります。
大型のバスとなるほど体力があり、水温低下にも耐性を持っているので、貴重なバイトがあったときには、ビッグバスを期待することも可能です。
水温の低下によって動きが鈍くなっているバスに対するアプローチを的確に行うことが、12月に釣果を高める上で非常に重要なポイントとなります。
12月に釣れるバス釣りルアーの選び方
リアクションバイトを発生できるルアーを選ぶ
12月のバスは、捕食活動自体は行いますが、積極的に捕食を行う時間は非常に短いとされており、この短い捕食時間に最適なアプローチとポイントで釣りを行うことは非常に困難でもあります。
このため12月の釣りでは食性によるバイトではなく、バスが条件反射的に口を使うことができるルアーを選択することが有効です。
具体的にはメタルバイブレーションの釣りや、ラバージグなどはリアクションバイトを誘発することができるルアーの代表的なモデルです。
スロー&移動距離が短いルアーを選ぶ
低水温のフィールドではバスは、動き回ることをせず、一か所にジッとしている場合が多くなります。
ベイトを捕食する時にも動きが速いベイトを追いかけまわす体力がないため、速いベイトに対して興味を示すことなく、バスが捕食できそうだと思うスローなベイトを捕食することが多くなります。
スローなアプローチを行うことができるルアーや、ルアーアクションを行った時にポーズを行うことできるルアー、そして、移動距離が少ないルアーを選び出すことが釣果を上げるために重要なポイントの一つとなります。
ベイトに近いルアーを選ぶ
12月でクリアアップしているフィールドは、いつも以上にバスはルアーを視認することができる状態となっています。
特にプレッシャーの高いフィールドでは、視覚的にルアーを見切ってしまう確率も非常に高くなるので、バスが捕食しているベイトのフォルムやカラーに近いルアーを選ぶことが有効となります。
12月のフィールドでは甲殻類系のベイトが少なくなることからも、小魚を模したジャークベイトや、シャッド系ルアーが非常に有効となりやすい時期とも言えます。
12月に釣れるバス釣りルアーおすすめ10選
【デプス】
サーキットバイブ
12月の定番ルアーの一つであるメタルバイブであり、超極薄のサーキットボードが使用されて作り上げられているルアーです。
サーキットボードによりボディーが極めて薄く作りあげてられているので、非常に動き出しのレスポンスが速く、ハイピッチなアクションを出すことができるようになっています。
ボディーが低重心設計となっているので、キャスト時の飛行姿勢が安定する他、メタルバイブの釣りで多く発生する根掛かりも、発生しにくくなっています。
【デプス】
ハイパーフットボールジグ
デプスからリリースされているハイパーフットボールジグは、通常のラバージグと異なり、スイミングジグに特化して作り上げられたモデルです。
ロングレンジでも常に水平姿勢を維持しながら、安定して同一のレンジキープができ、そして浮き上がりを抑えることができるヘッド形状が採用されているので、特に12月の釣りでは愛用しているアングラーが非常に多いモデルとなっています。
琵琶湖を代表としたビッグフィールドでは、ビッグバスを捕獲するために欠かすことができないルアーの一つとなっています。
【DRT】
タイニークラッシュ
DRTからリリースされている2ozクラスのビッグベイトであり、冬のビッグベイトゲームで特に高い釣果が出せるモデルです。
リップとテールを別売されているオプションモデルに変更することで、弱ったベイトのようなヨタマキアクションを演出することができるようになっており、フィールドに存在するグッドサイズのバスへ効率よくアプローチすることができるようになっています。
入手困難なルアーですが、冬の釣りで爆発的な釣果を経験しているアングラーも少なくないルアーとなっています。
【ファットラボ】
ネコソギDSR
冬のビッグベイトゲームにおいて、デッドスローアプローチを定番化したモデルとして知られているルアーです。
低水温の時期に有効となるデッドスローリトリーブに特化して作り上げられたモデルであり、シングルジョイントと水の抵抗をしっかりと受けることができるロング&ワイドなリップにより、他のルアーがアクションできない速度域でも水をを動かし続けることができるようになっています。
極めてスローな速度でのアプローチに特化したい場合や、巻きの釣りでビッグバスをキャッチしたいアングラーには特におすすめなモデルとなっています。
【ジャッカル】
ソウルシャッド
日本の各地で高い釣果を出しているルアーであり、登場してから年月が経っているモデルですが、現在でも一軍ルアーとして愛用しているアングラーが多いモデルです。
スローリトリーブからファーストリトリーブまで対応することができるように作り上げられており、ある一定速度域のリトリーブに到達すると姿勢変化が発生し、バスにリアクションバイトを発生させることができるようになっています。
フィールドにアジャストできるように、細かく潜行レンジを刻むことができるラインナップが準備されているのも、人気の理由となっています。
【メガバス】
ワンテンR+3
メガバスの世界的に有名なジャークベイトであるワンテンを、ハードベイトの名手である佐藤信治プロがチューニングしたことで作り上げられているルアーです。
ワンテンR+3は通常のジャークベイトではアプローチすることができない、4mレンジでジャークすることができるモデルとして作り上げられており、ディープに落ちたバスに対してもアプローチすることができるルアーです。
ロッド操作でキレのよいダートアクションが出せることはもちろん、ただ巻きでは、非常にタイトなアクションを演出することができるので、クリアアップしたフィールドでも使いやすいモデルとなっています。
【メガバス】
アイバイアイシャッド タイプ3
シャッドを使用した釣りで、ガンガン障害物やボトムにコンタクトさせた釣りを行いたいアングラーにおすすめしたいモデルです。
メガバスの伊藤由樹プロと、イマカツの今江勝隆プロのコラボレーションによって誕生したルアーであり、非常にハイピッチなローリングアクションを出しながら、クランクベイトのように障害物に絡みつきながら、コンタクトすることができるようになっています。
類まれな障害物回避性能と3mレンジまでトレースすることができるシャッドルアーとなっているので、冬のカバーエリアでジッとしているバスを、効率よくアプローチすることができるようになっています。
【ディスタイル】
ディーアルファメタルバイブレーション
青木大介プロによって作り出されてたメタルバイブレーションであり、バス釣り初心者でも使いやすいルアーです。
ボディーのセンター部分にフィンが取り付けられていることが特徴であり、リフト&フォール時の抵抗を強め、手元で的確にメタルバイブの振動を感じながらのアクションを行うことができるようになっています。
センターバランシングが行われているルアーでもあり、フォール中の姿勢も美しく作り上げられています。
扱いやすいメタルバイブとしておすすめなモデルとなっています。
【一誠】
GCザリバイブ
一誠のザリバイブは特に12月のバイブレーションを使用した釣りで、人気の高いモデルです。
比較的薄めで作り上げられているボディーは、フォール時にフラフラとシミーフォールを発生させることができるようになっているので、ただ巻きでの使用はもちろん、リフト&フォールの釣りでも高い釣果を出すことができるようになっています。
大きなバイブレーションを発生させることができ、ボトム着底時にはルアーが垂直立ちすることができるので、根掛かりが少なく、ボトムをずる引きしながら使用することも可能です。
冬のスローなバイブレーションアプローチを行うことができるルアーです。
【OSP】
アイウェーバー
12月のワカサギレイクで、非常に高い釣果を出すことができるI字系のルアーです。
ワカサギは12月などの寒い時期に、産卵のため接岸するようになり、ワカサギを狙ったバスも捕食するために一時的にシャローへ接岸する個体が多くなります。
アイウェーバーはワカサギにベストマッチするサイズ感を持ちながら、上下のジョイントボディーを持っているので、瀕死のワカサギを演出することができるようになっています。
特に12月の夜釣りを行うアングラーから、絶大な信頼を得ているモデルとなっています。
まとめ
12月は積極的に口を使うバスも少なく、フィールド攻略が難しい時期でもありますが、ビッグフィッシュの可能性も高く、他の季節とは異なる釣り方を楽しむことができる時期でもあります。
今回ご紹介したルアーは12月の傾向に対してマッチしたモデルを厳選しているので、フィールド攻略に是非参考にして役立ててみてくださいね。
バス釣り ルアー 12月の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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