スポーニング最盛期である5月のバス釣り。
春のバス釣りは釣れればデカいですが、外すとなかなか釣れないシビアな時期で非常に難しいシーズンです。
そこで今回は、5月のバス釣りに効果的な実績のあるハードルアーを紹介させていただきました。
5月のバス釣りの特徴や選び方、ハードルアーを使用するメリットやデメリットについても述べておりますので、参考にして頂けると幸いです。
- 琵琶湖エキスパート
ビッグベイトを中心とした大型ルアーでの釣りが好きで、琵琶湖北湖をメインに春夏秋冬記録級バスを追いかける浪漫派です。淡水海水問わずルアーゲームを好みます。バスだけでなく、ライギョやナマズ、エリアトラウトなど様々な釣りを展開します。
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目次
5月のバス釣りの特徴
5月のバス釣りの大きな特徴として、プリ・ミッド・アフタースポーンの3種類のバスが存在し、どのバスを狙うかによってチョイスするべきルアーが変わります。
プリスポーンのバスを釣るならば、シルエットが大きく波動の強いビッグベイト等のルアーが効果的です。
ミッドスポーンのバスは、基本的には餌を食べようとはせず、外敵にアタックする為にバイトします。
その為、こちらも波動やフラッシングなどバスにとって刺激の強いルアーが効果的で、クランクやスピナーベイトが挙げられるでしょう。
産卵で体力を失ったバスは捕食したいものの、エサを追いかける力がない状態。
ですので、アフタースポーンのバスを狙う場合、デッドスローや点で誘える羽根モノやポッパーなどが有効です。
現場のバスからの反応や見えバスの行動を観察すると、ポイントにいるバスがどの状態なのかを把握できます。
その状況に応じたベストなルアーを選択し、アプローチして行けば自ずと良い答えが返ってくるはずです。
5月のバス釣りでハードルアーを使うメリット
ハードルアーでは、ラトルが入っていたり、プラ素材で水押しが強い為、アピール力の高さが大きなメリットでしょう。
その為、濁りに強いので、雨が減って水質が悪化しがちな春のシャローエリア攻略にかかせないと言っても過言ではありません。
また、ハードルアーは波動やフラッシングが強いのでアピール力が高く、プリやミッドのバスには非常に効果的。
バイブレーションやビッグベイト、クランクなど遠投が可能なハードルアーだと、効率良くエリアがサーチできる点もメリットの一つと言えます。
5月に釣れるバス釣り用ハードルアーの選び方
プリスポーン
プリスポーンのバスはエサを積極的に捕食し、産卵に必要なエネルギーを蓄えようとします。
また、産卵でバスは気が立っている為、個体によっては捕食と威嚇両方の意味合いでバイトすることもあります。
ですので、シルエットが大きく波動やフラッシングの強いルアーがベストマッチです。
ハードルアーでの例を挙げると、ビッグベイトやスピナーベイトがあります。
マヅメ時など、ベイトを捕食したいタイミングのバスには、ミノーなど魚をイミテートしたルアーが効果的です。
ミッドスポーン
ミッドスポーンのオスバス、は基本的にエサを食べずに外敵からネスト（巣）を守り続けます。
ですので、クランクやスピナーベイトなど、波動が強かったりフラッシングのあるルアーをチョイスするのが有効です。
しかし、この期間はネストを守るために威嚇バイトをするので、バイト自体は咥え込みが浅かったり、外掛かりになることが多いでしょう。
また、オスは何回もバイトする為、サイトでネストを狙ってルアーを通すのは、倫理的にもあまりよろしくありません。
狙うのであれば、ブラインドの釣りの方がバスフィッシングのマナー的にも無難です。
アフタースポーン
産卵で体力を消費したバスは、エサを捕食して体力を回復したいところ。
しかし、エサを追う体力がない状態でもあるので、スローな動きで誘えるシルエットの大きいルアーがマッチします。
羽根モノやポッパーなど水面をゆっくりアプローチできるトップウォーターや、デッドスロー系のビッグベイトがおすすめ。
また、この時期のバスは、浮ブイやカバーなどの中層でサスペンドしてステイして休んでいることが多い時期です。
小魚を演出できるシャッドやミノーで中層にアプローチするのも効果的と言えます。
5月のバス釣り攻略ハードルアーおすすめ6選
【シマノ】
バンタム マクベス
春に効くカバークランク！ストラクチャー攻略に是非！
回避能力の高いカバークランクで、春の定番ストラクチャーであるレイダウンや杭などをストレスフリーでアプローチできます。
また、波動も強いのでプリ・ミッドのバスを狙うのにお勧めです。
潜行レンジ約1.5mのシャロークランクなので、アシなどが混じる濁ったマッディウォーターの水路で効果を発揮するでしょう。
ボトムに当てながら巻くリアクション狙いや、ボトムに当てて浮かして食わす隙を与えるストップアンドゴーがベストアクション。
【ジャッカル】
TN50 トリゴン
抜群の飛距離で広範囲をサーチ！PEスピニングにも！
タングステンシンカーがフロント部に付けられていて、キャスト時に姿勢が保たれることにより抜群の飛距離が出るバイブレーションです。
春に実績の高いルアーで、スポーニング場としてバスが好むシャローフラットエリアを手早くサーチすることが可能。
2500〜3000番のスピニングリールにPE1.5〜2号を使用したタックルだと、圧倒的な飛距離でアプローチできるのでこちらもおすすめ。
5月の冷え込んだ時期には、リフトアンドフォールでボトム付近のバスをリアクション狙いでアプローチすることもできます。
【カエス】
ランカ
可変式のギミックが秀逸！状況に応じて素早く対応！
付属ウェイトの着脱で3/8⇄1/2oz、ブレードの位置変更で千鳥るという他にはないギミックを持つ秀逸なスピナーベイトです。
水深1m前後のシャローエリアのマッディウォーターを攻略したい場合には、3/8ozの千鳥る（ノッキンオン）モードがおすすめ。
水深が2〜3m前後のやや深くステインウォーター気味のエリアをアプローチしたい場合には、1/2ozで千鳥らない（ノッキンオフ）モードが良いでしょう。
また、雨で増水し濁りが入った時にも効果的なスピナーベイトで、プリ・ミッドのバスが狙えるでしょう。
【デプス】
パルスコッドjr.
アフターに効く！フッキング率の高いポッパー！
フックにフェザーが用いられており、アフターの吸い込む力がが弱いバスでもフッキング成功率をあげる事ができるポッパーです。
おすすめタックルとしては、M〜MHで6〜7フィートのベイトロッドに、フロロ12〜16lbで組むと快適に操作できるでしょう。
アクションとしてはトゥイッチポーズがおすめで、ラトルが振動している時間に合わせてポーズの時間は5〜6秒が良いでしょう。
【レイドジャパン】
ダッジ
デッドスローでバイト多発！アフターに効く！
デッドスローでのアクションが秀逸な羽根モノで、水面をゆらゆら泳ぎながらバスを焦らしてアプローチします。
シルエットも程よく大きく、移動距離も少ない為、5月バス釣りでのアフター狙いに非常に実績のある羽根モノ。
野池やリザーバー、水路など様々なポイントで活躍するでしょう。
ウィードパッチのトップや橋脚、レイダウン周りなどのストラクチャーをタイトにアプローチするのがおすすめです。
【ジャッカル】
ブラストボーン
プリやミッドに効く！扱いやすい操作系ビッグベイト！
リップが大きめのビッグベイトで、移動距離が少なくキレのあるアクションが、5月のプリやミッドスポーンのバスに効果的。
約50gでMH〜Hのロッドで扱えるウェイトなので、手軽に使用できる点も魅力的です。
レイダウンやアシなど、スポーニングのバスが絡むストラクチャーをタイトに攻めたいアングラーにおすすめです。
5月のバス釣り攻略ハードルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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