エリアトラウトは年々テクニカルになり、ロッドもハイスペックで高価なものが開発されています。
しかし必ずしも高価なロッドでなければ釣れないわけではなく、比較的手ごろな安いモデルでも楽しむことは可能です。
特に初心者の方の場合、リールやルアーなども用意しなければならず、予算的に安いロッドを選びたいでしょう。
そこで今回は、安くても釣れるエリアトラウトの選び方や、コスパ重視でおすすめモデルもご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 エリアトラウトロッドの価格帯!コスパが良い・安いの基準
- 2 コスパ最高のエリアトラウトロッドの選び方
- 3 コスパ最高のエリアトラウトロッドおすすめ10選
- 3.1 【大橋漁具】グレート鱒レンジャー Next(SP50)
- 3.2 【メジャークラフト】トラパラ エリア(TXA-602SUL)
- 3.3 【JACKALL】グッドロッド(GD-S56UL-2PC)
- 3.4 【メジャークラフト】トラパラ エリア 振出(TXAT-604SUL)
- 3.5 【シマノ】19 トラウトライズ(S60SUL)
- 3.6 【ダイワ】21トラウトX AT(60XUL・N)
- 3.7 【アブガルシア】マスビートⅢ(MBS-602XUL III)
- 3.8 【メジャークラフト】トラウティーノ エリア(TTA-602SUL)
- 3.9 【ダイワ】イプリミ(60XUL)
- 3.10 【JACKAL】 ティモン T-CONNECTION Comfy(TCC-S58SUL)
エリアトラウトロッドの価格帯!コスパが良い・安いの基準
エリアトラウトロッドはほかの釣りに比べても繊細な釣りになり、メソッドに合わせたロッドも開発されています。
そのため比較的高価格帯が多く、高いものだと8万円程度にもなり、価格の中央値もほかの釣りに比べて高めです。
もちろん安いものがないわけではなく、数千円程度のものも見当たります。
ただし、ただ価格を抑えたノンブランドでは使い勝手まで求めることはできません。
特にエリアトラウトロッドの場合、穂先をなるべく動かさずにデッドスローでリトリーブするのが基本です。
最低でも、その基本操作を無理なく行える程度のロッドを選ぶ必要があります。
それを踏まえると、実売価格で15,000円程度であれば、十分コスパがいいロッドと言えるでしょう。
コスパ最高のエリアトラウトロッドの選び方
ただ価格だけを求めると、いざ使ってみると使い物にならないなどの粗悪品に当たる可能性も否めません。
では具体的にどういった点に注意すると失敗が少なくなるか、選び方のポイントを解説します。
なるべく大手メーカーから選ぶ
価格で選ぶときに、失敗しないための最もシンプルなポイントは、メーカーにこだわることです。
もちろんノンブランドにもいいものはたくさんありますが、初心者の方の場合、見かけで判断するのは困難です。
ラインナップも少なく、長さやパワー、調子なども選択肢が少ないことが多いでしょう。
また、不良品に当たる可能性が高く、以後のサポートも踏まえるとノンブランドは不安が残ります。
大手メーカー製であればある程度性能にも信頼がおけますし、故障時のサポートもスムーズに進めやすいでしょう。
具体的に、コスパ重視のエリアトラウトロッド選びでおすすめのメーカーは以下の通りです。
- シマノ
- ダイワ
- TIMON
- アブガルシア
- メジャークラフト
- JACKAL(RGM) など
長さは6ft台前半
エリアトラウトロッドは、基本的に6ft台前半に収まるものを中心にラインナップされています。
これは操作性など扱いやすさに加えて、管理釣り場は他の釣り人との距離が近いため、事故やトラブルを防ぐためでもあります。
短い分には周囲に迷惑をかけることはないものの、短いとルアーの飛距離や魚とのやり取りでは不利になってしまいます。
初心者の方の場合、そういったハンデを背負って釣ると釣果に影響する可能性もあるでしょう。
安いエリアトラウトロッドには長さが短いものがあり、短いほどに安い傾向もあります。
このため、安さを重視すると扱いにくい短めのロッドを選びがちです。
安さを重視しても、長さは6ft台前半のものにこだわるようにしましょう。
SULやXULまで選べるものがおすすめ
エリアトラウトでは、スプーンでは1g台からのごく軽いルアーを使用します。
ここまで軽いルアーを投げるにはロッドの柔軟性が重要で、ロッドを曲げて弾くようにキャスティングします。
そのためにはパワーがSULやXULといった柔らかいものを選ばなければいけないため、エリアトラウトロッドではこれらは定番です。
しかし、安いロッドの一部にはこれらのラインナップが用意されておらず、ULなどのラインナップしかない場合があります。
これはネイティブトラウトロッドと混同しているなど、エリアトラウトロッドとして設計されていない場合も少なくありません。
このためSULやXULなど、エリアトラウト向きのパワーが用意されているモデルは、ある程度信用が置けるモデルと言えるでしょう。
SULやXULが用意されているモデルの中から、必要に応じてULなどを選ぶのも一つの方法と言えます。
なるべく軽量なもの
エリアトラウトでは、基本的にロッドを激しく動かすことはなく、ロッドは水面に対して平行に保ってリトリーブすることが多いです。
この時に重いロッドだと姿勢を維持するのが難しく、竿先がぶれてしまい、小さなアタリを察知しにくくなってしまいます。
このため、エリアトラウトロッドの多くは、軽量化に重きを置いて設計されています。
軽量化には素材の見直しなどコストがかかる部分でもあり、あまり突き詰めると価格が高くなるので注意しましょう。
探せば3,000円台でもエリアトラウトロッドがあり、それらでも釣ることはできますが、重いく扱いにくいものが多いです。
6ftでおおよそ80g前後であれば問題なく使用できるので、この重さを基準に選ぶといいでしょう。
セパレートグリップを装備したもの
エリアトラウトの見た目的な共通点の一つに、グリップ周りの作りがあります。
エリアトラウトでは、ロッドを安定させるために、リトリーブ中にグリップエンドを腕に当てておくことがあります。
この時にストレートグリップだとジャケットの裾などに当たり、安定させにくいです。
このため、セパレートタイプのグリップを採用しているほうが都合がいいのです。
扱いやすさはもちろん、この点を理解して設計しているということは、ある程度信頼のおけるモデルと考えていいでしょう。
なおプラッキング用などでは、ロッドを動かしやすいようストレートグリップでグリップエンドが短いものもあります。
コスパ最高のエリアトラウトロッドおすすめ10選
上記したポイントも踏まえて、コスパ重視のおすすめトラウトロッドをご紹介します。
なるべく安いものからスペック重視で手ごろなものまでピックアップしたので、予算に合わせてチェックしてくださいね。
【大橋漁具】
グレート鱒レンジャー Next(SP50)
超安価なグラスソリッドロッド!お子さんのエリアトラウトロッドに
昨今様々な釣りに使われ人気を博す、グラスソリッド製のトラウトロッドです。
海釣りなどでも人気ですが、本来はエリアトラウト向きのロッドで、安いロッドでエリアトラウトに挑戦したい方にもおすすめです。
筆者も使用していましたが、カーボンロッドに比べるとデメリットは多いものの、十分ニジマスを釣ることができました。
1ピースのグラスソリッドブランクスなので折れるリスクが非常に低く、お子さんが無理に使っても安心です。
【メジャークラフト】
トラパラ エリア(TXA-602SUL)
専用モデルなのにお手頃価格!初心者にも扱いやすいテーパー設計
非常に安価ながらポイントを抑えた設計で、初心者の方にもおすすめのコスパに優れたエリアトラウトロッドです。
バランスよく曲がる設計になっているので、ロッドのしならせ方が分からない初心者の方もキャスティングしやすいでしょう。
メーカーは標準自重を公表していませんが、実は非常に軽量でコスパも優れるロッドです。
ハリの弱さなど安いなりの部分もあるものの、最初の一本としては十分なスペックと言えるでしょう。
【JACKALL】
グッドロッド(GD-S56UL-2PC)
なんでも狙える汎用性!エリアトラウトも対応可能な万能ロッド
管理釣り場だけでなく、海でのライトゲームなども視野に入れた、価格も安い2ピースの万能ロッドです。
パワー表記はULですが、よく曲がりこむ調子になっているので、1~3g程度のエリアトラウトでよく使うスプーンにも対応できます。
最大ルアーウエイトは5gなので、ミノーやクランクを使ったプラッキングなども問題なく使用できるでしょう。
まずは1本でエリアトラウトに挑戦してみたい方に、マルチに使えるロッドとしておすすめです。
【メジャークラフト】
トラパラ エリア 振出(TXAT-604SUL)
サッと伸ばしてすぐに釣る!携帯性重視の振出エリアトラウトロッド
エリアトラウトロッドでは珍しい、振り出し(テレスコピック)タイプでコスパと携帯性に優れたエリアトラウトロッドです。
振り出しタイプでありながらSULまで用意されていて、よく曲がるのでエリアトラウトロッドして不足はありません。
電車でないとアクセスが難しいような管理釣り場もあり、携帯性がいいロッドを持っておくと便利なシーンが多くあります。
準備や撤収も楽ですし、より気軽にエリアトラウトを楽しみたい方にもおすすめです。
【シマノ】
19 トラウトライズ(S60SUL)
安くても本格派!しっかりエリアトラウトを楽しめる入門機
基本性能を突き詰めながら、シマノのエリアトラウト専用ロッドとしては最も安いエントリーモデルです。
握りやすいシマノオリジナルリールシートを採用し、全モデルから大幅に軽量化した77gの自重も非常に優秀です。
マイクロスプーンやクランクまでに対応できる設計なので、エリアトラウトの基本の一本として使用できます。
これから本格的にエリアトラウトを始めたい方の入門機としておすすめのモデルです。
【ダイワ】
21トラウトX AT(60XUL・N)
エリアトラウトで負けられない!ダイワのプライドを感じる入門機
間違いないコスパを維持しながら、安さに妥協しない設計で、装飾からも本気度が伝わるダイワのエントリーモデルです。
ダイワはエリアトラウトのトーナメンターも御用達のメーカーで、ラインナップからもその本気度が伝わります。
また、バット部分には部レーディングXによる補強も入り、レスポンスのいい釣りをサポートしてくれるでしょう。
コストを抑えながらも、より最新のエリアトラウトメソッドにで釣りをしたい方にもおすすめです。
【アブガルシア】
マスビートⅢ(MBS-602XUL III)
安さを感じさせないデザイン!繊細な釣りもOKの技巧派モデル
安さを感じさせないこだわりのデザインと、シャープさとパワーを両立したハイコスパエリアトラウトモデルです。
海で使うユーザーも納得の強さもあるので、管理釣り場で大物を狙いたい方にもおすすめです。
デザインも目を引くグリーンを基調にしており、他のハイコスパロッドに比べてもこだわりが感じられます。
なるべくコストを抑えながら、パワーも活かして大型トラウトも狙いたい方にもおすすめできるモデルです。
【メジャークラフト】
トラウティーノ エリア(TTA-602SUL)
エリアトラウト基本の一本に!オールマイティに使える万能モデル
クセのないスペックで、多様なルアーを使って攻略したいエリアトラウトの基本の一本として使えるハイコスパモデルです。
ハリが強めのブランクスを採用しているので、シャープなキャスティングにも対応し、遠投性やアキュラシーも十分です。
軽量ルアーに幅広く対応でき、マイクロスプーンはもちろん、マイクロプラグもこれ1本で扱うことができます。
ストレートグリップには適度にテーパーが付いており、静の釣りになるエリアトラウトでも扱いやすく仕上がっています。
【ダイワ】
イプリミ(60XUL)
本気のエリアトラウトに!競技からフィードバックされた本格仕様
手ごろな価格を実現しながら、上位モデル譲りのラインナップからフィードバックした、競技ライクなエントリーモデルです。
ティップのタイプやグリップ周りの握りやすさ、ガイドまでこだわりぬいた設計で、デザインも高級感が漂います。
60XULは幅広く使えるモデルで、このモデルの完成度の良さをダイレクトに感じることができるでしょう。
なるべくコスパを重視しながら、今後トーナメントも視野にエリアトラウトに挑戦したい方にもおすすめです。
【JACKAL】
ティモン T-CONNECTION Comfy(TCC-S58SUL)
汎用性と操作性!攻めのエリアトラウトを頼みたい方におすすめ
手ごろな価格ながらエリアトラウトで必要なスペックをすべて網羅し、まさにコスパを体現した本格派のエリアトラウトロッドです。
ロッドの軽さ、軽いルアーの投げやすさ、リトリーブ中の安定感など、エリアトラウトの基本動作の中で不足するポイントはないでしょう。
ハリのあるレギュラーテーパーで掛けた後のやり取りもしやすく、テンポのいい釣りが可能です。
紹介したモデルの中では一番価格は高いですが、その価値は十分あるモデルと言えます。
エリアトラウトロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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