とても軽量でコンパクトなアルコールストーブは、燃料のコスパの良さや使いやすから、初心者にもおすすめのキャンプギアといえます。
なんとなく敷居が高く、興味はあるけど手を出しにくいと感じるギアのひとつですが、超小型のものなら気軽に試すことができおすすめです。
寒冷地でも安定して使用できることや、燃料の入手のしやすさから、災害用に常備しておくのも良いでしょう。
今回は、使いやすい最小サイズのアルコールストーブを、メリットやデメリットとともにご紹介します。
目次
- 1 超小型アルコールストーブを使うメリット
- 2 超小型アルコールストーブを使うデメリット
- 3 超小型アルコールストーブおすすめ10選
- 3.1 【trangia】アルコールバーナー(TRB25)
- 3.2 【Esbit】アルコールバーナー(E-AB300BR)
- 3.3 【solostove】ソロアルコールバーナー(ALCH1)
- 3.4 【HAWGON】アルコールストーブ 小型
- 3.5 【エバニュー】チタンアルコールストーブ(EBY254)
- 3.6 【バーゴ】チタニウムコンバーターストーブ(T-307)
- 3.7 【TITAN MANIA】アルコールストーブ チタン製
- 3.8 【Boundless Voyage】チタン アルコール ストーブ (A-Ti2011C)
- 3.9 【Lixada】 ポータブル ミニチタンアルコールストーブ
- 3.10 【IMCO】アルコールストーブ タイプA
- 4 まとめ
超小型アルコールストーブを使うメリット
軽量コンパクト
超小型アルコールストーブは非常に軽くコンパクトで、ソロキャンプや登山、ツーリングなどに大変重宝します。
手のひらにすっぽりと収まるサイズで、真鍮製なら100g前後、チタン製なら50g以下と、ポケットに忍ばせても邪魔にならない軽量さです。
デイキャンプや、散歩中のコーヒーブレイクにも使いやすく、予備の熱源として携帯しておくのに最適でしょう。
燃料のコスパが良く入手しやすい
燃料となるアルコールストーブは、薬局で燃料用アルコールとして安価に販売しており、非常にコスパが良く入手しやすいのも大きなメリットです。
現在では消毒にも使用できる燃料用アルコールもあり、更に選択肢が広がっています。
更にスピリタなど、アルコール度数の高いウォッカなどを流用することが出来るのも、災害時などいざという時の助けになるでしょう。
寒冷地でも使用可能
ガスバーナーは積雪期や寒冷地では火力が安定せず、最悪の状況だと全く火が使えなくなることもあります。
その点、アルコールストーブはどんな状況でも安定して着火することができ、予備の熱源としても非常に重宝します。
枝や布などに少量染み込ませ、焚き火の着火剤としても使用可能で、しかも嵩張らず軽量なので、荷物の片隅に忍ばせておいても影響はありません。
破損しない
アルコールストーブはとてもシンプルな設計のため、強い衝撃を加えても破損することがなく、半永久的に使用することが出来るのもポイントです。
高性能なバーナーは使い勝手が良く、非常に便利なものですが、取り扱いに注意が必要で、破損したり着火しない事態になると全く使い物になりません。
アルコールストーブは買い替えの必要もなく、燃料の入手のしやすさも考えると、最も安定してコスパの良い製品といえるでしょう。
静かで癒される
アルコールストーブの炎はとても静かで、キャンプ中の自然の音や鳥の声などを妨げることなく、楽しむことができます。
一度アルコールストーブを使用すると、その静かさと揺らめく炎に驚き、癒されることでしょう。
普段ガスバーナーがメインの方でも、試しに使ってみたら、アルコールストーブの虜になった、という方が続出するのも無理はありません。
超小型アルコールストーブを使うデメリット
火力の調整が苦手
アルコールストーブは火力調整が非常に苦手で、基本的に必要な量の燃料だけ使用してお湯を沸かす道具だと考えるのが無難です。
火力調整可能の消化蓋で、ある程度の調整ができる製品もありますが、ガスバーナーと同じ感覚で使用すると、使いこなすのが難しいでしょう。
明るい場所では炎が見えにくい
アルコールストーブの炎は、日中など明るい場所では見えにくく、着火していないと思い、うっかり手を出し火傷する危険性があります。
炎が見えない場合は、本体から30cm以上離れた上部に静かに手をかざし、必ず確認して使用するようにしてください。
慌てて燃料をこぼしたりしないよう、充分な注意が必要です。
燃料の取り扱いに注意が必要
使用しやすくコスパも抜群のアルコールストーブですが、テント内での使用は控えた方が良いでしょう。
液体燃料であるため、うっかりこぼしてしまったアルコールに引火した場合、非常に危険で大惨事になる可能性があります。
燃焼途中で燃料が足りなくなった時も、そのまま継ぎ足したりすることは非常に危険なので、一旦冷ましてから、再度着火して安全に使用してください。
超小型アルコールストーブおすすめ10選
【trangia】
アルコールバーナー(TRB25)
アルコールストーブといえば真っ先に思い浮かぶ、スウェーデン製トランギアの定番品です。
消化蓋にスライド式の火力調整機能がついているので、弱火での調理も得意とし、タンク内に3分の2の燃料で約25分燃焼可能と、燃費の良さも抜群です。
異国情緒あふれる佇まいも味があり、所有欲をくすぐられる逸品です。
【Esbit】
アルコールバーナー(E-AB300BR)
消化蓋に使いやすいハンドルが付いたエスビットのアルコールストーブで、より気軽に使いたい方にぴったりの製品です。
他のアルコールストーブと比較して、高火力すぎずちょうど良い火力なので、湯沸かしだけでなく調理メインに使いたい場合にも重宝します。
固形燃料に定評のあるエスビット製品というのも安心感があり、真鍮製のアルコールストーブを探しているなら、おすすめできる製品です。
【solostove】
ソロアルコールバーナー(ALCH1)
同社のウッドストーブ、ソロストーブライトと組み合わせて使用するアルコールストーブです。
純正品なだけあり、ソロストーブライトにぴったりと収まり、焚き火用の資源が手に入らない時の予備として携帯するのも良いでしょう。
もちろん、メインの熱源としても快適に使用できます。
【HAWGON】
アルコールストーブ 小型
アルコールストーブに風防兼五徳、トレイ、収納袋が付属したコスパの良いお得なセットです。
付属のトレイで固形燃料も使用することができ、一台で2つの熱源が使用できるのは、荷物を減らしたいソロキャンパーにとっても助けになるでしょう。
とりあえず試してみたい方にも手に取りやすい、おすすめの製品です。
【エバニュー】
チタンアルコールストーブ(EBY254)
チタン製アルコールストーブの大定番で、信頼できる高品質な製品を展開するエバニューのアルコールストーブです。
内側にメモリがあり、必要な量のアルコールを補充するのに、非常に便利で燃料の無駄がありません。
とても高火力なので、素早い湯沸かしに重宝し、登山やツーリングなどにぴったりです。
シンプルでスタイリッシュな見た目も、使用していて嬉しくなる非常におすすめの製品です。
【バーゴ】
チタニウムコンバーターストーブ(T-307)
裏面で固形燃料の使用ができる、コンパクトな五徳が付いたバーゴのアルコールストーブです。
同社のヘキサゴンウッドストーブを、風防としてセットして使用できるのも、バーゴファンにとっては嬉しいポイントでしょう。
UL系のブランドらしく非常に軽量で、携帯製は抜群によく、所有欲をそそられるスタイリッシュな製品です。
【TITAN MANIA】
アルコールストーブ チタン製
日本発のチタン製品専門店のチタンマニアのアルコールストーブです。
内側にメモリが付き、必要な量の燃料を使い切るタイプの製品で、高火力なので湯沸かしに最適。
高品質でコスパも良く、使いやすい定番の形の為、はじめてのチタン製アルコールストーブが欲しい方には最適な製品です。
【Boundless Voyage】
チタン アルコール ストーブ (A-Ti2011C)
ハンドル付きの消化蓋が付いた、綺麗な円柱形のデザインのチタン製アルコールストーブです。
まるでロウソクを燃やしてるような美しいデザインで、しっとりと癒しのキャンプを楽しみたい方に非常におすすめできます。
他社ブランドの製品よりひと回り小型なので、より荷物のコンパクト化にも一役買ってくれるでしょう。
【Lixada】
ポータブル ミニチタンアルコールストーブ
こちらは五徳と消化蓋が付属した、非常に使いやすいアルコールストーブです。
付属の五徳はアルコールの燃焼効率を向上させ、心ともない五徳が主流の中で、こちらは非常に安定感があり、この安定感だけでも必見の価値があります。
すべてセットになったお得感もあり、初心者でも手に取りやすく使いやすい、おすすめの製品です。
【IMCO】
アルコールストーブ タイプA
付属の自動炊飯シリンダーで、ほったらかし炊飯を可能にした画期的なアルコールストーブです。
これまでアルコールストーブでは難しいとされていた炊飯も、こちらの製品なら手軽に楽しむことができます。
メモリ付きのアルコールボトルや携帯用の収納袋も付属し、至れり尽くせりの大注目の製品です。
まとめ
手のひらに収まる小さなアルコールストーブの世界はとても奥深く、癒し用や非常用にと、一台あると様々なシーンで安心して使用できるキャンプギアです。
是非一度使うと抜け出せない、最小アルコールストーブ選びの参考にしてくださいね。
超小型アルコールストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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