軽量でコンパクトな携帯用コンロであり、また暖を取るのにも便利なアルコールストーブは、近年キャンプや登山の愛好家から人気を集めているキャンプギアです。
火力調整のしづらさなどシングルバーナーに比べると融通が効かない反面、お湯を沸かすひとときをゆったりと楽しめるその特性からコレクターも多いアイテム。
アルコールストーブには主にアルミ、真鍮、チタンのものがあり、その素材ごとに違った特徴があります。
本記事では、その中でも軽くて丈夫な特性をもつチタン製のものについて詳しくご紹介します。
目次
- 1 チタン製アルコールストーブを使うメリット
- 2 チタン製アルコールストーブを使うデメリット
- 3 チタン製アルコールストーブの選び方
- 4 チタン製アルコールストーブおすすめ10選
- 4.1 【EVERNEW】チタンアルコールストーブ(EBY254)
- 4.2 【EVERNEW】 アルコールストーブスタンドDXセット (EBY255)
- 4.3 【TITAN MANIA】アルコールストーブ チタン製
- 4.4 【Boundless Voyage】チタン アルコールストーブ 五徳付
- 4.5 【Boundless Voyage】チタン アルコール ストーブ (A-Ti2011C)
- 4.6 【LIXADA】アルコールストーブ Titanium2
- 4.7 【IMCO】アルコール ストーブ タイプA
- 4.8 【VARGO】トライアドマルチフューエルストーブ (T-305)
- 4.9 【VARGO】 チタニウム デカゴンストーブ(T-302)
- 4.10 【TOAKS】チタンサイフォンアルコールストーブ
- 5 まとめ
チタン製アルコールストーブを使うメリット
軽量
チタンは強度を保ったまま薄く加工することができる素材なので、チタン製のキャンプギアは軽量で持ち運びが負担になりません。
アルコールストーブも例外ではなく、荷物を軽量化したいバイクキャンプや登山には、チタン製を選ぶと特にメリットが大きいでしょう。
丈夫で変形やサビの心配がない
融点が高いチタンは、高温で長時間熱しても変形の心配が少なく、また腐食性にも優れています。
ヘビーユースにも耐えるタフさを持っているので、特に長く使い続けられるものをお探しの場合はチタンを選ぶのがおすすめです。
長く使うことで味が出る
直火で熱せられることによって焼けて変色した様子も渋く、美しいのがチタンの魅力です。
美しい焼き色は“チタンブルー“と呼ばれ、使うほどに自分だけの焼き色がつくので、ますます愛着の湧くキャンプギアに育っていきますよ。
チタン製アルコールストーブを使うデメリット
値段
チタンは、ステンレスやアルミ等の金属に比べると高価な部類になります。
しかし、軽さと丈夫さを合わせもつ優れた材質なので、一度購入すれば長く買い替えの必要がありません。
長い目で見ればコスパの良い材質と言えるでしょう。
チタン製アルコールストーブの選び方
容量と燃焼時間
アルコールストーブは、製品により入る燃料の量が決まっています。
火力や気温によっても違いが出てきますが、燃料の容量が大きいものほど燃焼時間が長いと考えて良いでしょう。
お湯を沸かすだけであればそれほど大きい容量は必要ありませんが、炊飯や調理にも使いたい場合は大きめを選ぶのがおすすめ。
商品説明に記載のある、容量と燃焼時間は要チェックです。
火消し蓋の有無
火消し蓋とは、アルコールストーブを使い終わった後に被せ、空気を遮断することで消火する蓋のことです。
蓋をしなくても燃焼し切るのを待つことで自然に鎮火しますが、火力の調節にも使えるので、調理の際には有ると便利です。
また、はじめからセットになっているものであれば別で準備する手間が省けます。
五徳の有無
アルコールストーブは、炎孔部に調理器具が直接当たると穴が塞がって炎が消えてしまうので、五徳を置くことで空間を作ります。
一部例外を除き、調理器具を使用する場合は必要になるものですので、セットになっているものや本体と一体化しているものを選ぶのもおすすめです。
チタン製アルコールストーブおすすめ10選
【EVERNEW】
チタンアルコールストーブ(EBY254)
アルコールストーブといえばエバニューというほど人気のあるメーカーです。
群を抜いた火力の強さで人気の商品で、炎の出る穴が一般的なアルコールストーブは一周のところ、二周になっているのが高火力の秘密。
火消し蓋は付属しておらず火力の調節機能はありませんが、とにかくお湯を早く沸かしたいという方にはおすすめの商品です。
【EVERNEW】
アルコールストーブスタンドDXセット (EBY255)
風防と五徳が付属になっているセットで、各パーツは全てチタン製です。
風のある日には火がつきにくいのがアルコールストーブの弱点ですが、風防が付いていることにより安定した炎を楽しめるのが嬉しいポイントです。
さすがエバニューだけあり、火力も申し分ありません。
【TITAN MANIA】
アルコールストーブ チタン製
日本発のチタン製品専門店である、チタンマニアのアルコールストーブです。
こちらも火力の強さに定評があり、長時間調理には向きませんがインスタント麺やコーヒーのお湯を沸かすのには最適な商品です。
チタンブルーの発色が良く、使い込むことで綺麗な色を楽しめる点でも高評価となっています。
【Boundless Voyage】
チタン アルコールストーブ 五徳付
専用五徳がセットになっているので、クッカーやシェラカップを乗せた時の安定感は抜群です。
五徳は、中央の窪みに合わせてセットするだけのシンプル設計なので組み立ての面倒さもありません。
火力の強さは標準的で、本燃焼に入れば安定した熱量を維持します。
【Boundless Voyage】
チタン アルコール ストーブ (A-Ti2011C)
こちらは本体と消火蓋のセット商品です。
蓋には折りたたみ式の取手が付いているので火力の調整、消火共にスムーズに行える点でも高評価。
消火蓋付きでコスパの良いものをお探しの方におすすめです。
【LIXADA】
アルコールストーブ Titanium2
シンプルでクールな見た目と、火力の強さで人気の商品です。
片手に収まるコンパクトさに加え、ストンとした筒形の形状なのでスタッキングしやすくなっています。
そのため、他のマグやカトラリーとひとまとめにして持ち運びができる携帯性も魅力的です。
【IMCO】
アルコール ストーブ タイプA
最大の特徴は、“自動炊飯シリンダー“が付属し、アルコールストーブでは難しいと言われる、炊飯を可能にしたことです。
通常であれば強火で一気に燃焼するところ、自動炊飯シリンダーを装着することで燃焼スピードを遅らせ、炊飯に適した弱火の維持を実現。
ほったらかし調理で美味しいご飯が完成します。
【VARGO】
トライアドマルチフューエルストーブ (T-305)
バーゴは、チタン製のアウトドアギアを多く取り扱うアメリカのブランドです。
そんなバーゴの代名詞とも言えるこちらの商品は、6つの爪をもつ特徴的な形が実用性と見た目のスマートさを両立しています。
上部の爪を開くと五徳の代わりとなり、下部の爪は土の地面に差し込むことで固定の役割を果たします。
【VARGO】
チタニウム デカゴンストーブ(T-302)
特徴的なのは、炎孔部が上部ではなく側面に付いていることです。
このデザインにより、調理器具を直接置いても炎孔部に触れることなく、五徳なしでも使うことが可能。
底面が大きく安定性抜群な形状、かつ「絶対に壊れない」をコンセプトとした堅牢な作りも魅力です。
【TOAKS】
チタンサイフォンアルコールストーブ
重量わずか20gと、ポケットに入るコンパクトさで人気のアルコールストーブです。
シンプルな作りながら、縁についたパンチング穴から空気が流入することにより燃焼効率を高めています。
コンパクトさ重視の方、または本燃焼までの時間が短いものをお探しの方におすすめです。
まとめ
チタン製のアルコールストーブをご紹介しました。
使うほどに味わいが増し愛着が湧くと、さらにキャンプには欠かせない相棒になってくれることでしょう。
ぜひお気に入りの一品を見つけてみてくださいね。
チタン製アルコールストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方