ロードバイクは走行中常に風を受け続けるため、特に秋冬の寒い時期には手の防寒が必須です。
手の防寒として使われるアイテムはグローブが一般的ですが、ハンドルに直接装着するハンドルカバーもおすすめです。
この記事では、ロードバイク向けのハンドルカバーをお探しの方に向けて、ハンドルカバーを使うメリットやデメリット、選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、冬の防寒におすすめのハンドルカバー10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 ロードバイク向けハンドルカバーを使うメリット
- 2 ロードバイク向けハンドルカバーを使うデメリット
- 3 ロードバイク向けハンドルカバーの選び方
- 4 ロードバイク向けハンドルカバーおすすめ10選
- 4.1 【ゴリックス】ドロップハンドル用防寒カバー手袋(GW-Tf)
- 4.2 【ゴリックス】ハンドルカバー フラットバー用防寒カバー手袋(GW-TFSTR)
- 4.3 【バーミッツ】デュアルミッツ ドロップハンドル用防寒カバー(DUALEXTERNAL100)
- 4.4 【バーミッツ】ドロップハンドル用防寒カバー 外装アウター用
- 4.5 【バーミッツ】フラットハンドル用防寒カバー (M300BLK)
- 4.6 【CXWXC】ハンドルカバー
- 4.7 【ROCKBROS】ハンドルウォーマー ストレートハンドル用
- 4.8 【Aking】ハンドルカバー
- 4.9 【マルト】ハンドルカバー(RBH-01)
- 4.10 【HYSENM】ハンドルカバー
- 5 まとめ
ロードバイク向けハンドルカバーを使うメリット
防風防寒効果が高い
ハンドルカバーとは、原付バイクでよく見られるようなイメージの、ハンドルをすっぽりと覆うタイプのカバーです。
多くのハンドルカバーはスウェットスーツで使われるような厚手の生地で作られており、防風防寒性能がとても高い点が最大のメリットです。
40km/h近いハイスピードで走っていても、冬の冷たい風をシャットアウトしてくれます。
寒くても素手でハンドルを握れる
手の防寒としてよく使われている冬用グローブは、指先まで厚手の生地で覆うため、ブレーキやシフト操作がもたつきやすい点がデメリットです。
ハンドルカバーは厚手で防風性能が高いため、冬でも素手や薄手のグローブで済むため、シフトレバーの操作性を落とさずに走行できます。
通勤通学でロードバイクに乗る方は、都度生じる手袋の付け外しの手間がいらない点も嬉しいポイントです。
多少の雨もシャットアウト
ただでさえ寒い冬のライドにおいて、雨に降られて手先がさらに冷えてしまうと、ブレーキ操作に影響があり大変危険です。
ハンドルカバーの中には、防水性能を搭載した生地を採用し、雨による冷えを防いでくれるモデルもあります。
防水機能を搭載していなくても、撥水スプレーを塗布することで、撥水機能を持たせることが可能です。
スマホの写真撮影がしやすい
ロードバイクは美しい景色に出会うことも多く、スマホでたくさん写真を撮りたい方も多いでしょう。
スマホ操作に対応しているロードバイク用グローブもありますが、実際はスマホの操作性が悪く、写真撮影のたびに付け外しする手間が生じていないでしょうか。
そこで、ハンドルカバーを使えば冬でも素手に近い形でロードバイクに乗れるため、スマホでの写真撮影も手間取ることなく行えます。
コスパが高い
ロードバイクの冬用グローブは価格帯が高めで、1万円近いモデルも少なくありません。
一方、ハンドルカバーは安ければ2~3,000円程度で購入できるため、手先の防寒用としてコスパが高い商品です。
デメリットが気にならないのであれば、冬の防寒グッズとしてハンドルカバーは良い選択肢になるでしょう。
ロードバイク向けハンドルカバーを使うデメリット
手を出し入れしにくい
ハンドルカバーはハンドル回りをすっぽりと覆うため、手を自由に動かすことが難しくなります。
特に、咄嗟の動きが妨げられるため、グループライドの急な手信号や、危険回避で手を出す動きができずに危険が生じる恐れがあります。
初めてハンドルカバーを使う時には、いつでも手を出し入れできるように練習しておくのがおすすめです。
下ハンドルが使えないことも
ロードバイクで使われるドロップハンドルは、ブラケットやフラットバー、下ハンドルとさまざまなポジションを取れる点がメリットです。
ですが、ハンドルカバーを装着することで、下ハンドルへのアクセスが制限されてしまう場合があります。
カバー使用によるハンドル操作性への影響はモデルによって差がありますので、モデル選びの際によく確認しましょう。
デザインがダサい
ロードバイクは、スリムで洗練されたデザインが魅力の一つですよね。
かっこいいロードバイクのハンドルに大きなカバーを装着することで、デザインがダサくなってしまうと感じる方も少なくないでしょう。
ですが、ハンドルカバーの暖かさはデザインのダサさを上回る快適性を提供してくれるでしょう。
ロードバイク向けハンドルカバーの選び方
ハンドルとの相性を確認する
ハンドルカバーはしっかりと風を防ぐためにも、ハンドルに装着できるものを選ばなければなりません。
ハンドルカバーはシティサイクル用やフラットハンドル用、バイク用などさまざまな種類が存在しているため、お使いのハンドルとの相性を事前に確認しましょう。
ロードバイク用で販売されていても、モデルによって若干形状が異なりますので、使い勝手に合わせてハンドルカバーを選びましょう。
デザインをチェック
現在販売されているハンドルカバーは、ほとんどがブラックカラーです。
ですが、形状や使われているロゴデザインによって見た目は異なりますので、デザインの好みは人によって分かれるでしょう。
ハンドルカバーは走行中ずっと視界に入るアイテムですので、お気に入りのデザインの方がモチベーションも高まります。
メーカーから選ぶ
ロードバイク向けのハンドルカバーは、ゴリックスやロックブロスなどのサイクル用品メーカーのモデルがコスパも高く人気です。
また、金額は高めですが、アメリカに本社を置くバーミッツのハンドルカバーも防水性能が高く人気があります。
似たデザインが多いハンドルカバーのモデル選びに迷った際には、これらのメーカーから選ぶのもよいでしょう。
ロードバイク向けハンドルカバーの価格帯は?
ロードバイク向けハンドルカバーの多くは、2〜3,000円ほどで購入可能です。
冬用のサイクルグローブはモデルによって1万円近いことを考えれば、ハンドルカバーはかなりコスパの高い防寒グッズと言えます。
その日の気候や気分、ライドの距離に合わせて、サイクルグローブとハンドルカバーを使い分けるのもおすすめです。
ロードバイク向けハンドルカバーおすすめ10選
メーカー・製品名 | 対応ハンドル | その他機能 |
---|---|---|
ゴリックス ドロップハンドル用防寒カバー手袋 | ドロップハンドル | 防水、防寒、防風、反射 |
ゴリックス ハンドルカバー フラットバー用防寒カバー手袋 | フラットハンドル | 防水、防寒、防風、反射 |
バーミッツ デュアルミッツ ドロップハンドル用防寒カバー | ドロップハンドル | 防水、防寒、防風 |
バーミッツ ドロップハンドル用防寒カバー 外装アウター用 | ドロップハンドル(外装アウター) | 防水、防寒、防風 |
バーミッツ フラットハンドル用防寒カバー | フラットハンドル | 防水、防寒、防風 |
CXWXC ハンドルカバー | ドロップハンドル、フラットハンドル、シティサイクル | 防寒 防風 再帰反射 撥水 |
ROCKBROS ハンドルウォーマー ストレートハンドル用 | フラットハンドル、ドロップハンドル | 防寒 防風 反射 |
Aking ハンドルカバー | ドロップハンドル | 防寒 防風 防水 |
マルト ハンドルカバー | ドロップハンドル | 防寒 防水 |
HYSENM ハンドルカバー | ドロップハンドル | 防寒 防水 防風 |
【ゴリックス】
ドロップハンドル用防寒カバー手袋(GW-Tf)
ロードバイク関連用品を多数ラインナップする国内ブランド「ゴリックス」の防寒ハンドルカバーです。
ウェットスーツにも使われる厚手のネオプレーン素材を採用しており、防風防寒性能が高く冬のライドでも手を温かく保ちます。
耐水性も高く、雨に降られても手が濡れてしまう心配もありません。
カバーの中が広く、手の出し入れもしやすい人気モデルです。
対応ハンドル | ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防水、防寒、防風、反射 |
【ゴリックス】
ハンドルカバー フラットバー用防寒カバー手袋(GW-TFSTR)
フラットバータイプのロードバイクに乗っている方におすすめの防寒ハンドルカバーです。
表面のネオプレーン生地は防水性も高く、真冬で雪が降っていても手が冷えてしまうことはありません。
保温性の高い裏地は触り心地にこだわった柔らかい生地で、走行中の快適さにもこだわっています。
ロゴには反射素材が使われており、夜間の視認性も向上してくれます。
対応ハンドル | フラットハンドル |
---|---|
その他機能 | 防水、防寒、防風、反射 |
【バーミッツ】
デュアルミッツ ドロップハンドル用防寒カバー(DUALEXTERNAL100)
アメリカのハンドルカバーメーカーのバーミッツが展開するこちらのモデルは、下ハンドルも握れるように改良されています。
5mm厚のネオプレーン素材は耐寒性と耐風性がとても高く、気温0℃の真冬でも薄手のグローブで乗り切れます。
価格は少々高めですが、スリムなデザインに加えて機能性も高く、ハンドルカバーのクオリティにこだわる方におすすめです。
対応ハンドル | ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防水、防寒、防風 |
【バーミッツ】
ドロップハンドル用防寒カバー 外装アウター用
ハンドル回りのケーブルはモデルごとに差があり、ブラケットからケーブルが飛び出る外装アウターだと、ハンドルカバーが装着できないことがあります。
バーミッツのこちらのモデルは、外装アウター向けという、痒い所に手が届くようなハンドルカバーです。
ハンドルをケーブルごとすっぽりと覆うことができるので、初心者でもハンドル操作を謝る心配がありません。
対応ハンドル | ドロップハンドル(外装アウター) |
---|---|
その他機能 | 防水、防寒、防風 |
【バーミッツ】
フラットハンドル用防寒カバー (M300BLK)
フラットハンドルタイプのロードバイクをお使いの方に向けたバーミッツのハンドルカバーです。
冬の街乗りや通勤用としてはもちろん、ファットバイクやマウンテンバイクのスノーライドにもお使いいただけます。
5.5mm厚のネオプレーン素材を使ったバーミッツのハンドルカバーは快適性がとても高く、一度使ったらやめられないと好評です。
対応ハンドル | フラットハンドル |
---|---|
その他機能 | 防水、防寒、防風 |
【CXWXC】
ハンドルカバー
CXWXCのハンドルカバーは、撥水加工を施した生地の内側に暖かく軽い高機能中綿素材が使われており、優れた断熱性能で冬の手を温めます。
ロードバイクはもちろん、マウンテンバイクやクロスバイク、シティサイクルにも使える汎用性の高さが特徴で、自転車間での使い回しも容易です。
ロゴには光を反射するリフレクター素材を採用しており、日没の早い冬のライドでも安全性を高めてくれます。
対応ハンドル | ドロップハンドル、フラットハンドル、シティサイクル |
---|---|
その他機能 | 防寒 防風 再帰反射 撥水 |
【ROCKBROS】
ハンドルウォーマー ストレートハンドル用
さまざまなロードバイク用品をラインナップするROCKBROSのフラットハンドル向けハンドルカバーです。
上ハンドルの操作に限られますが、ドロップハンドルにも適用可能です。
YKK製のファスナーとマジックテープにより、ハンドルをしっかりと覆い冬の寒さを防ぎます。
MサイズとLサイズの2サイズがラインナップされており、手の大きさや好みのゆとりに合わせてお選びいただけます。
対応ハンドル | フラットハンドル、ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防寒 防風 反射 |
【Aking】
ハンドルカバー
Akingの防寒ハンドルカバーは他製品と比べて価格が抑えられており、コスパの高さが好評を得ています。
ダブルベルクロとジッパーで簡単に付け外しでき、カバーの中が広いためレバーの操作性を損ないません。
氷点下のロングライドでも、薄手の手袋とこちらのハンドルカバーで対応できる防寒性能を持ちます。
対応ハンドル | ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防寒 防風 防水 |
【マルト】
ハンドルカバー(RBH-01)
マルトのハンドルカバーはシンプルな構造が特徴で、ハンドルにさっと被せてボタンで留めるだけで簡単に装着可能です。
防水効果の高いネオプレーン素材が使われており、別途撥水スプレーなどを使えば、雨や雪でも手が濡れてしまう心配なくライドできます。
駐輪中の盗難が心配な通勤通学用バイクでも、手軽に付け外しして持ち運べるため、盗難対策にもストレスが溜まりません。
対応ハンドル | ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防寒 防水 |
【HYSENM】
ハンドルカバー
シンプルなデザインで、どんなデザインのロードバイクとも相性がいいハンドルカバーです。
ロゴとサイドのラインには反射素材が使われており、夜間の視認性を上げてくれます。
有名メーカーのハンドルカバーと比べても遜色のない防寒性能で、付け外しもしやすい便利さが好評を得ているモデルです。
対応ハンドル | ドロップハンドル |
---|---|
その他機能 | 防寒 防水 防風 |
まとめ
真冬のライドでは必須となる防寒対策として、厚手の手袋が不要で防寒性能がとても高いハンドルカバーは、見た目を上回るメリットがあります。
ぜひこの記事をご覧になり、防寒性能が高く快適なハンドルカバーが見つかれば幸いです。
ロードバイク向けハンドルカバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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