ママチャリのようにカゴがついていないロードバイクでは、ポーチを活用することで荷物を快適に運べるようになります。
ポーチは、取り付けの場所や収納する物に合わせてさまざまな形があるため、用途にあったモデルを選ぶことが大切です。
この記事では、ロードバイク向けのポーチを使うメリットとデメリット、そして選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、サイクリング中の雨でも安心なおすすめの防水ポーチ10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 ロードバイク向けポーチを使うメリット
- 2 ロードバイク向けポーチを使うデメリット
- 3 ロードバイク向けポーチの選び方
- 4 ロードバイク向けポーチおすすめ10選
- 4.1 【ギアトル】サイクルポーチ 防水ポーチ
- 4.2 【GORIX】薄型サイクルポーチ 高防水(GX-BSZG)
- 4.3 【GORIX】防水 スマートポーチ 小物入れ(BKPI)
- 4.4 【ギアトル】フロントバッグ ハンドルバーバッグ(parkmarket-ge-039)
- 4.5 【ロックブロス】トップチューブポーチ
- 4.6 【ロックブロス】フレームポーチ
- 4.7 【ギアトル】サドルバッグ コンパクト(Parkmarket-ge-041)
- 4.8 【サンワダイレクト】サイクルポーチ ロードバイク 財布 (800-BYCP002)
- 4.9 【カペルミュール】ウォータープルーフウォレット 防水ポーチ
- 4.10 【ロックブロス】トップチューブバッグ スマホホルダー(B68)
- 5 まとめ
ロードバイク向けポーチを使うメリット
持ち物をしっかりと収納できる
ロードバイク乗車中、スマホや鍵などの貴重品をポケットに入れておくと、振動や段差により落下の危険があります。
ロードバイク向けポーチの多くには作りがしっかりとしたファスナーが採用されており、走行中物が飛び出てしまう心配もありません。
また、ロードバイク向けのポーチは厚手の生地で作られていますので、砂埃や飛び石といった障害物からも持ち物を守ってくれます。
防水機能で突然の雨でも安心
ロードバイクは屋外を長時間走行する以上、突然の雨は避けられないスポーツです。
雨に降られても荷物が浸水してしまわないように、ロードバイク向けポーチの多くは止水ファスナーや撥水生地で防水機能を持たせています。
最近のスマホは高い防水性能がありますが、持ち物の浸水を避けたい方は防水機能に着目してモデルを選びましょう。
取り付け場所がさまざま
ロードバイク向けポーチは、ハンドルやサドル、フレームなど、さまざまな取り付け場所に合わせてお選びいただけます。
また、スマホなどの小物用であれば、スマホサイズでジャージのポケットに収まる小さなポーチもラインナップされています。
装着場所によってポーチの容量や荷物へのアクセス性能、デザイン性も変わってきますので、好みに合わせて選べる点がメリットです。
細々した持ち物をまとめられる
ロングライドに出かけるときには、自宅の鍵や駐輪用の鍵、小銭やスマホなど細かい荷物がかさばってしまいがちですよね。
ロードバイク向けポーチには物を分別できるようにポケットを分けているモデルも多く、荷物を綺麗にまとめることが可能です。
持ち物が煩雑な状態は紛失リスクも高まりますので、ロードバイク向けポーチを使って整理整頓しましょう。
ロードバイク向けポーチを使うデメリット
空気抵抗や重量が増す
ロードバイクは、走行性能にこだわる方はお金をかけてでも軽量化やエアロ化を進めるスポーツです。
そのような方にとっては、ポーチを装着することで重量も空気抵抗も増えてしまい「お荷物」と感じてしまうかもしれません。
トレーニングやロングライドで荷物量が変わる方は、ロードバイクへの脱着が容易なモデルがおすすめです。
完全防水は難しい
前述のようにロードバイク向けポーチには撥水生地や止水ファスナーによる防水機能がありますが、防水性能には限界があります。
多少の雨なら耐えられても、ゲリラ豪雨に降られてしまうと大抵のポーチで防水し続けることは難しいでしょう。
荷物を濡らしたくない方は、ジップロックのように防水性能の高いビニール素材の袋を併用することで、濡れるリスクを低減できます。
乗り心地に影響する
荷物を入れたポーチはある程度の重さがありますので、ロードバイクの重量バランスが崩れて乗り心地に影響する恐れがあります。
たとえば、サドルバッグを装着するとサドル周りの重量が増し、登り坂で立ち漕ぎする「ダンシング」をしにくく感じてしまうでしょう。
また、ポーチに対して荷物量が少なすぎると、ポーチの中で荷物が動いてカタカタという音が目立ってしまいます。
ロードバイク向けポーチの選び方
ポーチの種類から選ぶ
ロードバイク向けポーチは、装着場所に合わせてハンドル用、フレーム用、サドル用、持ち運び用など種類はさまざまです。
荷物を頻繁に出し入れするのであれば、ハンドル回りの手が届く範囲に付けるポーチがおすすめです。
反対に、目の届く範囲をすっきりさせたければ、サドル用やサイクルジャージに収まるポーチが選択肢になります。
それぞれ容量や荷物の出し入れのしやすさ、走り心地への影響が異なりますので、自分にあった種類を選ぶことが大切です。
サイズを確認する
ポーチの種類を選んだら、次はポーチのサイズをチェックしましょう。
快適に荷物を運ぶためには、適切なサイズのポーチを使うことが大切です。
大は小を兼ねるとも言いますが、大きすぎるポーチは重いのに加えて風の抵抗が増しやすく、荷物が少ないとポーチの中で物が動いてしまいます。
もちろん、出先で購入したものを入れる用途として使うポーチであれば、大きめのサイズもおすすめです。
防水機能をチェック
ロードバイクはいつ雨に降られるか分かりませんので、荷物が濡れてしまわないようにポーチの防水性は必ず確認しましょう。
布系の生地は撥水加工されていても、雨に長時間さらされると浸水する恐れがあります。
水に強いポーチをお探しであれば、ビニール系の生地を使用しているモデルがおすすめです。
ファスナーで開け閉めするポーチであれば、止水加工が施されているファスナーを選びましょう。
デザインをチェック
ロードバイク向けポーチは機能だけでなく、気分よく使うためにもお気に入りのデザインから選ぶことも大切です。
ロードバイク向けのポーチはブラックカラーのモデルが多いですが、ロゴデザインや差し色によって印象はガラリと変わります。
また、同じ場所に装着するポーチでも、モデルごとに形状が異なりますので、ロードバイクにあったデザインから選びましょう。
メーカー品を選ぶ
ネットショッピングで粗悪品を買ってしまわないよう、メーカー品から選ぶと比較的安心です。
ロードバイク向けのポーチは、ロックブロスやゴリックス、ギアトルなどといったサイクルグッズメーカーが数多くラインナップしています。
スマホや小銭用のポーチであれば、サイクルメーカーの枠を超えて、アウトドアメーカーから選ぶのもおすすめです。
ロードバイク向けポーチの価格帯は?
ロードバイク向けのポーチは、装着タイプやサイズ、生地によって価格差があります。
スマホポーチであれば、1,000円から3,000円程度で購入できますし、大きめのサドルバッグだと5,000円を超えるものも少なくありません。
ロードバイク向けのポーチは耐久性や利便性が大切なため、極端に安いモデルはできるだけ選ばない方が良いでしょう。
ロードバイク向けポーチおすすめ10選
メーカー・製品名 | 種類 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|
ギアトル サイクルポーチ 防水ポーチ | スマホポーチ | 19.5cm×10cm×2.7cm | 100g |
GORIX 薄型サイクルポーチ 高防水 | スマホポーチ | 19cm×10cm×2.5cm | 105g |
GORIX 防水 スマートポーチ 小物入れ | スマホポーチ | 20cm×10cm×2.5cm | 50g |
ギアトル フロントバッグ ハンドルバーバッグ | フロントポーチ | 23cm×12cm×9cm | 280g |
ロックブロス トップチューブポーチ | トップチューブポーチ | 22cm×10cm×5.5cm | 98g |
ロックブロス フレームポーチ | フレームポーチ | 40cm×12.5cm×6cm | 195g |
ギアトル サドルバッグ コンパクト | サドルポーチ | 17.5cm×8cm×6.5cm | 135g |
サンワダイレクト サイクルポーチ ロードバイク 財布 | スマホポーチ | 16cm×8.5cm×1cm | 62g |
カペルミュール ウォータープルーフウォレット 防水ポーチ | スマホポーチ | 16m×9cm×3cm | 70g |
ロックブロス トップチューブバッグ スマホホルダー | トップチューブポーチ | 25cm×10cm×9cm | 240g |
【ギアトル】
サイクルポーチ 防水ポーチ
ギアトルの人気サイクルポーチは、ジップロックが不要なレベルの高い防水性能を特長としています。
過去のモデルと比べて、スマホサイズに合わせて長さを0.5cm大きくしたり、キーフックやカード収納スペースを追加したりと利便性にもこだわっています。
充実した内容量を確保しつつ、サイクルジャージの背面ポケットにスッポリと収まる便利なサイクルポーチです。
種類 | スマホポーチ |
---|---|
サイズ | 19.5cm×10cm×2.7cm |
重量 | 100g |
【GORIX】
薄型サイクルポーチ 高防水(GX-BSZG)
GORIXのこちらのサイクルポーチは、軽量かつ薄型で持ち運びやすさにこだわっています。
高耐久で汚れにも強い600Dポリエステルに加えて、YKKの高性能耐水性ジッパーを採用しており、高い防水性能を誇ります。
6.8インチのスマホサイズまで対応する大容量さに加えて、小分けのポケットを多数配置することで細かい荷物も分けやすく、利便性の高いモデルです。
種類 | スマホポーチ |
---|---|
サイズ | 19cm×10cm×2.5cm |
重量 | 105g |
【GORIX】
防水 スマートポーチ 小物入れ(BKPI)
おしゃれなポーチをお探しであれば、チェレステラインが可愛らしいこちらのモデルがおすすめです。
外側の生地には防水性と防汚性の高いターポリン生地を採用しており、丈夫で長くお使いいただけます。
ポーチ内側にはメッシュポケットやカードスペースを確保することで、区分けして荷物を収納可能です。
チェレステライン以外にもグレーラインや、カーボンブラックもラインナップしています。
種類 | スマホポーチ |
---|---|
サイズ | 20cm×10cm×2.5cm |
重量 | 50g |
【ギアトル】
フロントバッグ ハンドルバーバッグ(parkmarket-ge-039)
ハンドルバーにぶら下げるタイプのフロントバッグは、視野に入りにくいため存在感が少なく、走行中の妨げになりにくいメリットがあります。
こちらのモデルは容量が2Lで、600mlペットボトルが2本丸ごと入る大容量モデルです。
ハンドルから取り外してショルダーストラップを取り付ければ、出先でも持ち運べるショルダーバッグに様変わりする便利なバッグです。
種類 | フロントポーチ |
---|---|
サイズ | 23cm×12cm×9cm |
重量 | 280g |
【ロックブロス】
トップチューブポーチ
トップチューブバッグはペダリング時に脚に当たりやすい点が欠点ですが、こちらのポーチは幅が約5.5cmとスリムなため、ペダリングを妨げません。
ファスナーには止水素材を使用した生活防水バッグで、多少の雨でも中の荷物を水濡れから防ぎます。
ロゴとバンジーコードにはリフレクター機能も搭載しており、夜間走行時の視認性も高めてくれる便利なバッグです。
種類 | トップチューブポーチ |
---|---|
サイズ | 22cm×10cm×5.5cm |
重量 | 98g |
【ロックブロス】
フレームポーチ
トップチューブにぶら下げるタイプのポーチは、ロードバイク向けポーチの中でも容量が大きく、荷物量が多い方に特におすすめです。
840Dのナイロン生地とTPU生地によって、防水性はもちろん防汚性や耐久性も高いモデルです。
容量を確保するために全長40cmと長めなため、フレームサイズが小さい方は装着できない恐れがあります。
事前にお使いのフレームサイズを確認しましょう。
種類 | フレームポーチ |
---|---|
サイズ | 40cm×12.5cm×6cm |
重量 | 195g |
【ギアトル】
サドルバッグ コンパクト(Parkmarket-ge-041)
撥水加工を施した生地と止水ファスナーにより、雨の日の泥除けも気にならないサドルポーチです。
パンク修理キットに加えて補給食も入れられる容量を持ち、ロングライドに必須のアイテムを常備できます。
ロゴにはリフレクター素材を使用し、ポーチの後部にはテールライトを装着できるスリットを備え、夜間の安全性向上にも配慮されたポーチです。
種類 | サドルポーチ |
---|---|
サイズ | 17.5cm×8cm×6.5cm |
重量 | 135g |
【サンワダイレクト】
サイクルポーチ ロードバイク 財布 (800-BYCP002)
PVC製耐水素材の防滴仕様で、スマホやお札などの濡れを防ぐサイクルポーチです。
ポーチに入れたままスマホ操作ができますので、地図確認やSNSの連絡などでスマホを触る頻度が高い方におすすめです。
お札を曲げずにそのまま入れられたり、小銭や鍵用のファスナー付きポケットなど、使い勝手にこだわっています。
種類 | スマホポーチ |
---|---|
サイズ | 16cm×8.5cm×1cm |
重量 | 62g |
【カペルミュール】
ウォータープルーフウォレット 防水ポーチ
おしゃれなサイクルウェアで長年愛され続けているカペルミュールのロードバイク向けポーチです。
おしゃれなデザインだけでなく、カードポケットを4箇所、ファスナー付きの小銭ポケット、防水生地と利便性もバッチリです。
ブラック、ハニカムブラック、グレーの3色をラインナップしています。
種類 | スマホポーチ |
---|---|
サイズ | 16m×9cm×3cm |
重量 | 70g |
【ロックブロス】
トップチューブバッグ スマホホルダー(B68)
トップチューブに取り付けるこちらのポーチは、前面にタッチビニールを採用し、スマホを取り出さずともナビなどの表示を確認・操作できます。
最大6.8インチ以下のスマホに対応する汎用性の高さも人気です。
1.7Lの大容量メインポケットには小物を収納できる小さいポケットがついており、細かい荷物もしっかりと分けて収納できます。
種類 | トップチューブポーチ |
---|---|
サイズ | 25cm×10cm×9cm |
重量 | 240g |
まとめ
カゴがついていないロードバイクでは、さまざまなポーチを使い分けることで荷物量に合わせて快適に持ち運ぶことができるようになります。
この記事をご覧になり、便利にお使いいただけるロードバイク向けポーチが見つかれば幸いです。
ロードバイク向けポーチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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