みなさんはパターを選ぶ際に、どんなことを重視しますか?
形、重さ、長さ、さらには素材やメーカーなど様々な要素があり、正解を選ぶのは困難です。
もちろんロングパットもショートパットも一発で入るというような、魔法のパターもありませんが、人気があるパターには何か理由があることも確かです。
最近は、黒色のパターがトレンドになっていることをご存じでしょうか?
そこで、今回は黒いパターの人気やメリット・デメリットについて解説します。
目次
- 1 黒いパターを使うメリット
- 2 黒いパターを使うデメリット
- 3 黒いパターの選び方
- 4 黒いパターおすすめ10選
- 4.1 【テーラーメイド】 TPコレクション ブラック バンドン トラスヒール(N0744325)
- 4.2 【テーラーメイド】TPコレクション ブラック ジュノ 1.5 トラスヒール(N0745126)
- 4.3 【オデッセイ】 WHITE HOT BLACK ONE(73026O3301)
- 4.4 【オデッセイ】 WHITE HOT BLACK DOUBLE WIDE(73026O3301)
- 4.5 【オデッセイ】 WHITE HOT BLACK TWELVE( 73026O3301)
- 4.6 【PXG】 0211 BAYONET
- 4.7 【PXG】0211 LIGHTNING
- 4.8 【PXG】BATTLE READY II
- 4.9 【ピン】ANSER(2023 PT STD PP58 CB)
- 4.10 【ピン】DS72
- 5 まとめ
黒いパターを使うメリット
視覚的に良い影響がある
一般的なスチール素材である銀色のパターは、見慣れている方も多いでしょう。
そこで、普段と異なる黒色を使うと視覚の変化が生じ、パッティングに良い影響があると考えられています。
主な理由は、グリーンの芝の色やボールのカラーと対比が強いためです。
アライメントが取りやすくなり、目標とするラインが見やすくなることは、パッティングにおいて重要な要素です。
プロからの信頼を集めている
長いゴルフの歴史の中で様々な形のパターがありましたが、色について多くのバリエーションはありませんでした。
しかしながら、近年になってツアープロによる使用がきっかけで、黒いパターが急速に人気を博したのです。
国内の女子プロや海外で活躍する日本人選手が使用しているという信頼感で、「同じパターを使えば入る!」という気持ちになれることはとても重要です。
落ち着いたプレーをイメージしやすい
黒はシックでクラシカルな色、落ち着いた大人のイメージがあります。
グリーン上で慌ててしまう人、騒ぐ人、イライラしてしまう人は、プレーに入る前に黒いパターを見ることで、自分の気持ちを落ち着かせることができます。
とある高級メーカーが黒をブランドのシンボルカラーとしているのも、単なるおしゃれとしてだけではないことが想像できるのではないでしょうか。
黒いパターを使うデメリット
熱を吸収する
パターはボールを転がすクラブですので、ボールを遠くまで運ぶアイアンと違ってタッチが繊細です。
黒い色は太陽光を吸収しやすく、暑い日や直射日光下で使用するとパター自体が熱くなる可能性があります。
この影響のために、僅かに転がりに変化が出ると言われることがあります。
タッチが合わないと感じたときは、パターの温度が熱くなり過ぎていないかをチェックしてみましょう。
プレッシャーを感じる
すべての人に起こるわけではありませんが、黒いパターを使用するとプレッシャーを感じるという人もいます。
白いゴルフボールとの対比で緊張したり、黒色が引き締まった印象のため、パターが小さく見えることもあるのです。
色に対するイメージは個人差が大きいので、購入前にフィッティングしてみるとよいでしょう。
価格が高い
クラシックなイメージのせいか、黒いパターはスティール色と比較して少し値段が高いケースが多いです。
また、パター専門ブランドでは限定商品として黒色を発売しているケースもあります。
性能に大きな違いはありませんので、コスパという点でもよく検討して購入しましょう。
黒いパターの選び方
黒色の面積で選ぶ
パターのヘッドの形状にはいくつかのパターンがあり、いま使っているものと同じ形にすると違和感なく選ぶことができるでしょう。
しかしながら、注意してほしいのはその面積(大きさ)です。
面積が小さいピン型は色による効果が小さく、マレット型やネオマレット型のようなヘッドは、面積が大きいので視覚的効果も大きくなります。
色の好みで選ぶ
一言で黒色といっても、薄くて金属感のあるものや、真っ黒に塗装されたもの、指し色が入ったものなど、いろんなパターンがあります。
好みや慣れの部分もありますが、ボールにパターを合わせたときにしっくりとくるタイプを選びましょう。
集中力を高めるためにも「装飾は控え目なデザインを選ぶ」「シャフトも同じ系統の色で合わせる」等が人気です。
メーカー
最近のトレンドのおかげで、多くのブランドやメーカーで黒いパターを扱いはじめました。
パター専門のメーカーや、他のシリーズで多くの実績があるメーカーから選ぶと間違いないです。
また、自分が使っているギアと同じメーカーにしたり、こだわりの強い地クラブのメーカーを選ぶと、同伴者からの注目を集めるでしょう。
価格帯
黒いパターは人気があるため、各社とも価格は少し高めの設定になっていて、平均で3~4万円くらいが相場です。
人気が落ち着けば、安価な中古品が数多く出回ることも予想されますが、パターは繊細さが求められるので、できれば新品を買いたいところです。
インターネットや販売店の価格を定期的にチェックして、お得なセールやポイントを活用してお気に入りの一本を購入してください。
黒いパターおすすめ10選
メーカー名・製品名 | ヘッドタイプ | ソールウェイトor ヘッド重量 | シャフト素材 |
---|---|---|---|
テーラーメイド TPコレクション ブラック バンドン トラスヒール | ネオマレット型 | 約15g×2 | 303ステンレススチール |
テーラーメイド TPコレクション ブラック ジュノ 1.5 トラスヒール | ピン型 | 約15g×2 | 303ステンレススチール |
オデッセイ WHITE HOT BLACK ONE | ピン型 | 梱包重量180g | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
オデッセイ WHITE HOT BLACK DOUBLE WIDE | マレット型 | 梱包重量180g | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
オデッセイ WHITE HOT BLACK TWELVE | ネオマレット型 | 梱包重量180g | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
PXG 0211 BAYONET | ピン型 | 350 g | スチール |
PXG 0211 LIGHTNING | マレット型 | 350 g | スチール |
PXG BATTLE READY II | ネオマレット型 | ー | ー |
ピン ANSER | ピン型 | 345g | カーボン |
ピン DS72 | ミッドマレット型 | 365g | ステンレススチール |
【テーラーメイド】
TPコレクション ブラック バンドン トラスヒール(N0744325)
テーラーメイド独自のTRUSS構造は、プロからアマチュアゴルファーまで幅広く支持を得ています。
このモデルはTPシリーズの限定色で、ボディカラーはもちろん、刻印、ウェイト、インサートまで全てのパーツがブラックアウトされています。
さらにはシャフトからグリップまで徹底して黒色に統一されており、黒いパターの中でもこだわりの強いモデルです。
ヘッドタイプ | ネオマレット型 |
---|---|
ヘッド重量 | 約15g×2 |
シャフト素材 | 303ステンレススチール |
【テーラーメイド】
TPコレクション ブラック ジュノ 1.5 トラスヒール(N0745126)
伝統的なブレードシェイプを採用しながらも、TRUSS HEEL ホーゼルの革新的な構造が、あらゆるプレーヤーに自信を与えます。
さらにこちらもパター全体がブラックアウトされたデザインのため、高級感と気品で満ち溢れています。
心地よい打感で、トッププロ気分を味わいながら、一日を優雅に過ごすことができるでしょう。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 | 約15g×2 |
シャフト素材 | 303ステンレススチール |
【オデッセイ】
WHITE HOT BLACK ONE(73026O3301)
人気のオデッセイから3モデルを紹介します。
まずは、定番のピン型ヘッドでクランクホーゼルの「ONE」です。
WHITE HOTシリーズと銘打ちながら、ロゴやアライメントのライン、グリップなども全て黒。
さらに、このモデルの象徴であるホワイト・ホットインサートまでも黒という徹底ぶりです。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 | 梱包重量180g |
シャフト素材 | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
【オデッセイ】
WHITE HOT BLACK DOUBLE WIDE(73026O3301)
次に紹介するのは、幅広いブレードの「DOUBLE WIDE」です。
マレットとピン型と中間位に位置し、どちらのヘッドタイプを使っているプレーヤーにとっても、馴染みやすいモデルでしょう。
登場から20年以上のときを超えた同シリーズの信頼度や人気はそのままに、黒の視覚的効果でパット時の集中力を高めらるように進化しています。
ヘッドタイプ | マレット型 |
---|---|
スチールウェイト | 梱包重量180g |
シャフト素材 | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
【オデッセイ】
WHITE HOT BLACK TWELVE( 73026O3301)
オデッセイの黒いパターで最後に紹介するのは、WHITE HOT VERSAパターで初登場となった「TWELVE」です。
人気のツノ型ヘッドは、浅重心+高慣性モーメントを実現しており、再現性の高いストロークとパッティングの集中力を高めます。
精悍なブラックを纏ったこのパターは、グリーン上でプレーする人に自信をもたらすでしょう。
ヘッドタイプ | ネオマレット型 |
---|---|
ソールウェイト | 梱包重量180g |
シャフト素材 | STROKE LABシャフト(スチール部分BLACK PVD仕上げ) |
【PXG】
0211 BAYONET
PXGのパターラインナップの中で、最も軽量なBAYONETはブレード形状のヘッドによって緻密な調整が可能です。
PXGが特許を取得しているピラミッドフェースパターンも黒色に統一され、伝統的なフェースにカラーの革新も加えられました。
プレーヤーの期待に応える黒いフェースパターンが、パットの成功率を高めます。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ソールウェイト | 350 g |
シャフト素材 | スチール |
【PXG】
0211 LIGHTNING
このLIGHTNINGは、PXGの中で最も重いパターで、極めて高い安定性と一貫性のあるストロークが可能です。
ワイドなボディにはデュアルステップ構造と、ランウェイレチクル機能が搭載されています。
さらに、太陽光の反射を防ぐ黒いカラーリングによって、プレーヤーがパットに集中できるように考え抜かれています。
ヘッドタイプ | マレット型 |
---|---|
ソールウェイト | 350 g |
シャフト素材 | スチール |
【PXG】
BATTLE READY II
BATTLE READY IIパターには、業界を変えたとも言われる革命的なテクノロジーが搭載されています。
パター本体に空洞をつくり、そこに軽量ポリマーを充填した技術がS CORです。
これにより、インパクト時の振動を軽減し、優れた打音と打感を実現しています。
バトルという名前と黒いフェースが、戦闘機を想像させる挑戦的な佇まいです。
ヘッドタイプ | ネオマレット型 |
---|---|
ソールウェイト | ー |
シャフト素材 | ー |
【ピン】
ANSER(2023 PT STD PP58 CB)
「ピン型」の元祖と言われるのが、アンサーシリーズです。
小さいヘッドは操作性も高く、黒くてシャープな見た目でとても人気があるモデルです。
アライメントが取りやすいのが特長で、初めて構えた時も違和感なくパッティングすることができるでしょう。
初心者から中級者、上級者まで幅広く支持を集めています。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ソールウェイト | 345g |
シャフト素材 | カーボン |
【ピン】
DS72
マレットとネオマレットの中間ともいえる形状で、ミッドマレットと呼ばれています。
黒い面積も大きい分、視覚的な影響も大きいため、パッティングの度に目に入る景色を楽しむことができるでしょう。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ソールウェイト | 345g |
シャフト素材 | カーボン |
まとめ
黒いパターは最近のトレンドでもあり、アライメントがとりやすいので、多くのツアープロにも使用されているギアです。
炎天下で太陽の熱を吸収しやすいというデメリットもありますが、大人の雰囲気を演出しながらスコアアップを目指しましょう。
黒いパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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