キャンプやBBQなどのアウトドアで料理を楽しむには、欠かせないアイテムである「クッカー」。
スタッキング可能でコンパクトに収納できるクッカーであれば、荷物の多い方でも安心して持ち運びできますよね。
しかし、さまざまな素材や容量の商品があり、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コンパクトに持ち運べるスタッキング可能なクッカーを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を紹介します。
目次
- 1 スタッキング可能なクッカーを使うメリット
- 2 スタッキング可能なクッカーを使うデメリット
- 3 スタッキング可能なクッカーの選び方
- 4 スタッキング可能なクッカーおすすめ10選
- 4.1 【mont-bell】アルパイン クッカー スクエア 12+13セット(1124599)
- 4.2 【mont-bell】アルパインクッカー 14+16パンセット(1124908)
- 4.3 【LOGOS】クッカー&ケトルセット(81210212)
- 4.4 【snow peak】パーソナルクッカーセット(SCS-020T)
- 4.5 【soto】ナビゲータークックシステム(ST-3104CSMT)
- 4.6 【CAPTAIN STAG】マルチステンレスクッカー(M-5510)
- 4.7 【EVERNEW】チタンクッカーセットM(ECA412)
- 4.8 【UNIFLAME】fan5duo(660256)
- 4.9 【snow peak】フィールドクッカーPro.3(CS023)
- 4.10 【Coleman】アルミクッカーコンボ(2000026764)
- 5 まとめ
スタッキング可能なクッカーを使うメリット
持ち運びやすい
スタッキング可能なクッカーを使用すれば、荷物をなるべく少なくしたい方でも簡単に持ち運びができるでしょう。
また、「チタン」や「アルミ」を素材に使用した商品であれば、軽量なので徒歩や公共交通機関を使用する方にもおすすめです。
また、収納袋もセットになっている商品も多いので、持ち運びする際にばらばらになる心配もありません。
収納時に場所をとらない
スタッキングできるクッカーは、アイテムを積み重ねて収納できるので、収納時にも場所をとりません。
キャンプ場への持ち運びの際に便利なことはもちろん、自宅の収納場所や車の積載スペースが狭い方にもおすすめの商品です。
また、商品によっては調理の際に使用する「OD缶」なども一緒に収納できる商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
さまざまな料理に挑戦しやすい
スタッキング可能な商品は、容量の違うクッカーやフタ、ケトルまでセットになった商品もあります。
そのため、焼き料理だけではなく、煮込み料理や蒸し料理などさまざまなキャンプ飯に挑戦することができるでしょう。
キャンプで作りたい料理を想像しながら、その料理に適したクッカーを選んでください。
お皿としてなど汎用性が高い
スタッキングできるクッカーは容量から形、使用用途までさまざまな商品がセットになっています。
そのため、調理器具としてだけではなく、クッカー1つあればお皿やコップなどとして使用できる汎用性の高さが魅力です。
商品によってはフライ返しやお玉、スプーンなどのキッチンツールがセットになっている商品もあり、食事の際も活躍します。
スタッキング可能なクッカーを使うデメリット
価格はやや高い傾向にある
複数のクッカーをスタッキングでき、セットで購入する形の商品が多いので、価格はやや高い傾向にあります。
そのため、これからキャンプを始めたいという方にとっては、手を出しにくい商品であるかもしれません。
ただし、1度購入すれば汎用性が高く、長く愛用できる商品なので、長い目で見ればコスパの良い商品と言えるでしょう。
同じ素材で購入することになる
スタッキング可能なセット商品のクッカーは、すべて同じ素材で購入する形が多くなってしまいます。
クッカーは「アルミ」や「ステンレス」、「チタン」などさまざまな素材を使用した商品があります。
使用する素材によって、調理のしやすさも変わってくるので、調理器具にこだわりのある方にはあまりおすすめできません。
サイズ選びが難しい
スタッキングできるクッカーはセットで売られている商品なので、必要なサイズを選べないことがあります。
一般的にデュオキャンプ~ファミリーキャンプを想定して作られている商品が多いので、ソロキャンパーには大きく感じるでしょう。
メーカーによっては、スタッキングできるクッカーをバラ売りしている商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
スタッキング可能なクッカーの選び方
「浅型」と「深型」使いやすい商品を選ぼう
クッカーには主に「浅型」と「深型」2種類の形があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して自分に合った商品を選びましょう。
浅型
底面のサイズ径が大きいので、短時間で食材に火が通り、炒め物におすすめです。
また、開口部分も広い作りなので調味料を入れやすく、洗うのも簡単です。
深型
深さのあるタイプはスープやラーメンなどの汁物や、炊飯におすすめです。
スタッキングする際は「OD缶」の収納にも役立ちます。
使用人数に合わせてサイズをチェック
スタッキングできるクッカーを選ぶときは、キャンプで使用する人数に合わせてサイズを選びましょう。
一般的にスタッキングできる商品は、デュオ~ファミリーキャンプ用の商品が多いです。
商品に記載がなく、サイズ選びに迷ったときはクッカーの容量を確認しましょう。
キャンプで1人が使用するお湯の量は500ml~700mlと言われています。
そのため、「使用人数×700ml」を目安に購入すると、人数に合ったちょうどよいサイズのクッカーが選べます。
用途に合った素材を確認
素材は大きく分けて3つあるので、それぞれの特徴を理解して自分に合った商品を選んでくださいね。
ステンレス
耐久性が高くサビに強いので、お手入れが簡単です。
重量があるので持ち運びには不便で、お湯を沸かすのに時間がかかります。
アルミ
軽量で持ち運びやすく、メンテナンスに手間がかかりません。
耐久性が低く、長く火にかけると焦げ付いてしまう可能性もあります。
チタン
軽量で持ち運びやすく、耐久性にも優れます。
高価な商品が多く、熱伝導率が低いので炒め物には向きません。
使いやすい取っ手だと安心
クッカーのハンドルは調理の際に使用することが多いので、ストレスがかかりやすいパーツの1つ。
そのため、購入する際は「シリコンカバーがついているか」と「ハンドル付着部の固定性」を必ず確認しましょう。
シリコンカバーがついていれば、熱くなったクッカーも火傷の心配なく安心して調理ができます。
また、ハンドルがしっかりと固定されている商品は、調理時ガタつくことなく安定して調理ができます。
調理のしやすさに直結する部分なので、ぜひ確認してみてください。
あると便利なオプションを確認しよう
スタッキングできるクッカーについていると便利なオプション商品を紹介します。
フタ
煮込み料理など、さまざまな調理に挑戦しやすいです。
また、調理後の料理にほこりや土が入ることを防ぐこともできます。
ザル
麺類を冷やすときや、野菜を洗うときに役立ちます。
とくに、冷たい麺類を食べたくなる暑い夏に活躍するでしょう。
リフター
ハンドルの付いていないクッカーを火傷の心配なく使用できます。
クッカー自体にハンドルがついていないので、メンテナンスが簡単です。
キャンパー人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
モンベル
大阪に本社があるアウトドアメーカーです。
アウトドアウェアからギアまで、登山でも使用できる機能的な商品が魅力です。
エバニュー
登山商品をはじめ、さまざまな商品を販売する日本のアウトドアメーカーです。
軽量で耐久性に優れるチタン製のギアを多く発売しています。
スノーピーク
新潟に本社があるアウトドアメーカーです。
高性能な商品が多く、初心者から上級者までさまざまなキャンパーが愛用しています。
気になる価格帯をチェック
スタッキング可能なクッカーの価格は、6,000円台から20,000円を上回るものまで、価格帯にやや幅があります。
高級な素材を使用している商品や、容量が大きいサイズの商品は、価格の高い商品が多いです。
そのため、価格の高い商品を購入しても、使用する人によってはオーバースペックとなる可能性も。
クッカーを購入する際は価格はあまり気にせず、自分の使用用途に合った商品を選んでください。
スタッキング可能なクッカーおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 容量 |
---|---|---|---|---|
mont-bell アルパイン クッカー スクエア 12+13セット | 383g | 14.2×14.2×8.6cm | アルミ | 0.8/0.9L |
mont-bell アルパインクッカー 14+16パンセット | 618g | 18×5cm | アルミ | 0.8/1/1.5L |
LOGOS クッカー&ケトルセット | 530g | 17.5×11.6cm | アルミ | 1.2/0.8L |
snow peak パーソナルクッカーセット | 330g | 15.5×10cm | チタン | 0.78/1L |
soto ナビゲータークックシステム | 480g | 19×9.2cm | アルミ | 1.3/1.8L |
CAPTAIN STAG マルチステンレスクッカー | 2,000g | 29×26×28cm | ステンレス | 5.1/2.85L |
EVERNEW チタンクッカーセットM | 440g | 15×7.7cm | チタン | 1.3/0.9L |
UNIFLAME fan5duo | 2,300g | 21.5×17.5cm | ステンレス | 1.8/1.8/4.3L |
snow peak フィールドクッカーPro.3 | 2,150g | 22×18.5cm | ステンレス | 3/4.3L |
Coleman アルミクッカーコンボ | 3,000g | 25×20cm | アルミ | 不明 |
【mont-bell】
アルパイン クッカー スクエア 12+13セット(1124599)
キャンプギアをパッキングするときに、デッドスペースが生まれにくいスクエア型のクッカーセットです。
スクエア型は開口部分が広く、インスタントラーメンなどを割らずにそのまま調理することができます。
また、表面には「ハードアナタイズド加工」を施しているので、耐久性や耐摩耗性に優れ、お手入れすれば長く愛用できる商品です。
重さ | 383g |
---|---|
サイズ | 14.2×14.2×8.6cm |
素材 | アルミ |
容量 | 0.8/0.9L |
【mont-bell】
アルパインクッカー 14+16パンセット(1124908)
3つのサイズや形状が異なるクッカーとフタがセットになった、さまざまな調理に対応できる商品です。
調理中の食材の焦げ付きを防止する「フッ素加工」が施されているので、お手入れも簡単にできます。
また、深型タイプのクッカーには注ぎ口や目盛りがついているため、炊飯や麺類の調理をする際に活躍するでしょう。
重さ | 618g |
---|---|
サイズ | 18×5cm |
素材 | アルミ |
容量 | 0.8/1/1.5L |
【LOGOS】
クッカー&ケトルセット(81210212)
持ち運びに便利な、ソロ~デュオキャンプにおすすめのサイズで、ケトルがついたクッカーセットです。
クッカー内部には「ハードアルマイト加工」が施されているので、耐久性に優れており、長い間愛用できる頑丈な商品です。
深型クッカーとケトルには木製のつまみがついているので火傷の心配がなく、お子さんのいるご家庭にもよいでしょう。
重さ | 530g |
---|---|
サイズ | 17.5×11.6cm |
素材 | アルミ |
容量 | 1.2/0.8L |
【snow peak】
パーソナルクッカーセット(SCS-020T)
開口部分が広い浅型のクッカーが2つセットになっているので、デュオキャンプにおすすめの商品です。
軽量で耐久性に優れるチタンを使用しているので、お手入れをしながら長く愛用できるでしょう。
また、チタン製のクッカーは熱伝導性が低いので熱くなりすぎず、食事の際はお皿としても安全に使えます。
重さ | 330g |
---|---|
サイズ | 15.5×10cm |
素材 | チタン |
容量 | 0.78/1L |
【soto】
ナビゲータークックシステム(ST-3104CSMT)
2つのクッカーとリッド、リフターがセットになったさまざまな料理に挑戦できるファミリーキャンプにおすすめの商品。
クッカー内部には「ハードアナダイズド加工」を施しており耐久性に優れているので、お手入れをしながら長く愛用できるでしょう。
リッドはまな板として、リフターはトングとしてなど、さまざまな使用用途があるという汎用性の高さも魅力の1つです。
重さ | 480g |
---|---|
サイズ | 19×9.2cm |
素材 | アルミ |
容量 | 1.3/1.8L |
【CAPTAIN STAG】
マルチステンレスクッカー(M-5510)
耐久性に優れサビにも強いのでお手入れが簡単で、ファミリーキャンプにもおすすめのサイズのクッカーです。
深型2つと浅型1つの合計3つのクッカーがついているので、さまざまなキャンプ飯に挑戦できるでしょう。
また、専用のザルがセットになっているので、麺類を作るときや野菜の水をきるときに活躍します。
重さ | 2,000g |
---|---|
サイズ | 29×26×28cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 5.1/2.85L |
【EVERNEW】
チタンクッカーセットM(ECA412)
煮込み料理や麺類の調理におすすめの深型のクッカー2つがセットになった、2~3人でのキャンプにおすすめの商品です。
0.4mm厚のチタン素材にセラミックコーティングを施しているので、食材が焦げ付く心配もありません。
また、クッカー内部にはメモリがついているので、炊飯時や麺類を作るときに活躍するでしょう。
重さ | 440g |
---|---|
サイズ | 15×7.7cm |
素材 | チタン |
容量 | 1.3/0.9L |
【UNIFLAME】
fan5duo(660256)
合計4つのクッカーとザルがセットになった、便利な2~3人での使用におすすめの商品です。
炊飯用のライスクッカーにはアルミ、深型のクッカーにはステンレスを使用している使い勝手の良い商品です。
木製のフライパンハンドルは取り外し可能で、ゴムキャップを付けることで収納時もクッカー内が傷つくこと心配もありません。
重さ | 2,300g |
---|---|
サイズ | 21.5×17.5cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 1.8/1.8/4.3L |
【snow peak】
フィールドクッカーPro.3(CS023)
本格的な焚き火調理にも対応できる、耐久性の高いステンレスを使用したファミリーキャンプ向けのクッカーです。
専用のメッシュザルがついているので、野菜の水切りや冷たい麺類を食べるときに活躍するでしょう。
フライパンのハンドルは取り外し可能で、ハンドルの収納ケースは鍋つかみとしても使用できる便利な商品です。
重さ | 2,150g |
---|---|
サイズ | 22×18.5cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 3/4.3L |
【Coleman】
アルミクッカーコンボ(2000026764)
容量や形状の異なる合計3つのクッカーがセットになった、大人数でのファミリーキャンプでも活躍するクッカーセットです。
熱伝導性に優れたアルミ製で、「ノンスティック加工」が施されているので、食材が焦げ付くこともありません。
また、ザルや計量カップ、取り外し可能なハンドルもついているので、1つあればキャンプに必要な調理器具が揃うでしょう。
重さ | 4,000g |
---|---|
サイズ | 25×20cm |
素材 | アルミ |
容量 | 不明 |
まとめ
今回は、コンパクトに持ち運べるスタッキング可能なクッカーを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分に合った使い勝手の良いクッカーセットを見つけて、キャンプ飯作りを楽しみましょう。
スタッキング可能なクッカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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