近年ではPC端末だけでなく、携帯性に優れたタブレット・ゲーム機が登場し、これらに適応できるモバイルモニターも増えています。
ただ、海外メーカー製モバイルモニターが非常に多く、保証・品質の面で不安に思う方もいるでしょう。
そこで国産モバイルモニターを求める方も多いと思いますが、製品数も少なく、迷う方も多いと思います。
そこで本記事では、日本製モバイルモニターおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 日本製モバイルモニターを使うメリット
- 2 日本製モバイルモニターを使うデメリット
- 3 日本製モバイルモニターの選び方
- 4 日本製モバイルモニターおすすめ10選
- 4.1 【アイ・オー・データ】フルHDモバイルモニター(EX-LDC161DBM)
- 4.2 【アイ・オー・データ】テレワークモニター(LCD-MF161XP)
- 4.3 【アイリスオーヤマ】ノングレアモバイルモニター(ILD-A16262KS-B)
- 4.4 【JAPANNEXT】小型モバイルモニター(JN-MD-IPS1331FHDR)
- 4.5 【JAPANNEXT】フルHDモバイルモニター(JN-MD-IPS1564FHDR)
- 4.6 【JAPANNEXT】4Kモバイルモニター(JN-MD-IPS1560UHDR)
- 4.7 【JAPANNEXT】4Kモバイルディスプレイ(JN-MD-IPS1562UHDR-T)
- 4.8 【山善】モバイルディスプレイ(QMM-156R)
- 4.9 【WINTEN】ポータブルディスプレイ(WT-133H2-BS)
- 4.10 【WINTEN】ゲーミングモニター(WT-156PA-BK)
- 5 まとめ
日本製モバイルモニターを使うメリット
保証を受けられる
海外メーカー製のモバイルモニターの場合、日本に支社・支部を展開していないメーカーも多いです。
そのため、購入後からすぐに故障してしまった際、返品・交換等の保証を受けにくく、諦めるしかありません。
ですが、日本メーカー製であれば、日本各地に支社・支部が展開されているため、故障時も迅速に対応してもらえます。
携帯性に優れている
モバイルモニターは一般的なモニターとは違い、厚み・サイズを抑えることにより、コンパクトに仕上げています。
一般的なモニターとは違い、画面サイズこそ小さくはなってしまいますが、極端に小さくなるわけでもありません。
それでいて片手で持ち運びやすいですし、重量も抑えられているため、運搬時に負担が掛かる心配も無いのが強みです。
適応力が高い
モバイルモニターは一般的なモニターとは違い、コンパクトサイズで仕上げており、携帯性に優れています。
さらにPCだけでなく、タブレット端末/Switch/PS5など、様々な機器に対応しており、自在に運用できるのが強みです。
ケーブル1本・ケーブルフリーで運用できるため、煩わしさも無く、あらゆるシーンで快適な環境を構築できます。
情報量が増える
1つのモニターを使用する場合、複数の情報を同時に表示することは可能ですが、画面が見切れてしまうのが欠点です。
そのため、無駄にスクロールする手間が増えたり、ストレスも溜まりがちですが、モバイルモニターにより、これらを解消できます。
メインモニター+モバイルモニターを使用することにより、見切れることなく、情報を表示できます。
4K解像度も選択できる
近年では4K解像度に対応したモニターが増加し主流になりつつありますが、これはモバイルモニターにも当てはまります。
選択肢は少なく価格も高額にはなってしまいますが、日本メーカーから4K出力に対応したモバイルモニターが登場しています。
コンテンツが4Kに対応しているのが条件とはなりますが、あらゆるシーンで高グラフィックを楽しめるのは大きなメリットです。
日本製モバイルモニターを使うデメリット
インターフェースが少ない
モバイルモニターは携帯性に優れていますし、USB Type-C接続などにより、幅広いデバイスで運用できるのが強みです。
ただ、搭載されているポート数が少なく、1基ずつしか搭載されていないため、マルチでの運用は向いていません。
シングル運用なら問題はありませんが、複数のデバイスの同時接続運用が難しい点には注意です。
モニターサイズの幅が狭い
モバイルモニターは厚み・サイズを抑えることにより、優れた携帯性・適応力を実現しているのが特徴です。
ただ、これを実現するためにモニターサイズが限定されているため、大きくても17インチまでしか選択肢が用意されていません。
一般的なモニターのように大画面を選択できないため、映画・動画鑑賞における満足度に欠けてしまうのが欠点です。
日本製モバイルモニターの選び方
モニターサイズで選ぶ
日本製モバイルモニターは製品数も少なく、モニターサイズの幅も狭いですが、選択肢は一つではありません。
小さいサイズだと13インチ、中サイズだと15インチしか展開されていないため、この2つから選択する形となります。
モニターサイズによって大きく価格に差が開くことは無いため、好みで選ぶのがおすすめです。
17インチサイズは用意されていないため、13インチ・15インチの中から好みで選びましょう。
解像度で選ぶ
日本製モバイルモニターに採用される解像度ですが、フルHD~4K解像度が登場しています。
解像度の大きさに応じてグラフィック品質は上がりますが、その分コストも跳ね上がります。
フルHD解像度の場合,2万円前後での導入も狙えますが、4K解像度ともなると4~5万程度の予算が必須です。
そのため、予算に余裕があり、高画質を目指すなら4K、なるべくコストを抑えたいならフルHDで選びましょう。
メーカーで選ぶ
モバイルモニターを取り扱う日本メーカーは決して多くはありませんが、メーカー別で製品が異なります。
同じ価格帯であっても解像度・品質に違いが出ることも多いため、メーカー選びは慎重に行う必要があります。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価のチェックが必須です。
特に、レビュー評価はユーザーの使用体験が綴られており、製品イメージを掴みやすいため、必ずチェックしましょう。
価格帯で選ぶ
日本製モバイルモニターは製品数こそ多くはありませんが、一律の価格帯で取り扱われているわけではありません。
2万円以下で導入できる製品もありますし、高額な製品だと4万円を超えてくるモニターも登場しています。
当然ですが、価格=性能の結び付きが強いため、高性能・高解像度を求める場合は予算に応じて高価格帯からの選択が必須です。
逆に最低限で問題が無いのであれば、2万円前後から製品をチェックし、手が届くモニターを選びましょう。
日本製モバイルモニターおすすめ10選
メーカー・製品名 | モニターサイズ | サイズ/重量 | 解像度 |
---|---|---|---|
アイ・オー・データ フルHDモバイルモニター | 15.6インチ | 35.5×22.3×1.4cm/730g | 1920×1080 |
アイ・オー・データ テレワークモニター | 15.6インチ | 38.6×23.6×0.98cm/900g | 1920×1080 |
アイリスオーヤマ ノングレアモニター | 15.6インチ | 35.6×22.7×0.9cm/550g | 1920×1080 |
JAPANNEXT 小型モバイルモニター | 13.3インチ | 30.8×19.6×0.9cm/499g | 1920×1080 |
JAPANNEXT フルHDモバイルモニター | 13.3インチ | 36.4×22.7×1.5cm/800g | 1920×1080 |
JAPANNEXT 4Kモバイルモニター | 15.6インチ | 36.4×22.5×1.05cm/566g | 3840×2160 |
JAPANNEXT 4Kモバイルディスプレイ | 15.6インチ | 36.2×22.2×1cm/2.29kg | 3840×2160 |
山善 モバイルディスプレイ | 15.6インチ | 36.3×22.1×1cm/800g | 1920×1080 |
WINTEN ポータブルディスプレイ | 13.3インチ | 31.4×19.8×0.85cm/1.54kg | 1920×1080 |
WINTEN ゲーミングモニター | 15.6インチ | 36.4×22.7×1.4cm/1.49kg | 1920×1080 |
【アイ・オー・データ】
フルHDモバイルモニター(EX-LDC161DBM)
15.6インチサイズで十分な広さを確保しつつ、厚み・重量を抑えることで携帯性も高めたモニターです。
USB Type-C接続に対応しているため、あらゆるデバイスで簡単運用できますし、目の負担も軽減してくれます。
キャリングケース付属でしっかりと保護しつつ、チルトスタンドでラクなポジションをキープできる点もおすすめです。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 35.5×22.3×1.4cm/730g |
解像度 | 1920×1080 |
【アイ・オー・データ】
テレワークモニター(LCD-MF161XP)
15.6インチサイズ+IPSパネルで設計されており、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
非光沢パネルを採用しているため、視認時にチラつくことも無く、エンハンストカラーで鮮やかな色味を実現しています。
用途に応じたモードが搭載されており、簡単に最適化できますし、ブルーライトカットで目の負担も抑えてくれます。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 38.6×23.6×0.98cm/900g |
解像度 | 1920×1080 |
【アイリスオーヤマ】
ノングレアモバイルモニター(ILD-A16262KS-B)
15.6インチサイズ+非光沢パネルを採用しており、フレームレスでスタイリッシュに仕上げたモニターです。
軽量で持ち運ぶ際の負担も少ないですし、スタンドカバーが付属されているため、あらゆるシーンでラクな姿勢を維持できます。
コンパクトながらもフルHDを実現しつつ、色域カバー率72%で細かい描写を可能にしている点も魅力です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 35.6×22.7×0.9cm/550g |
解像度 | 1920×1080 |
【JAPANNEXT】
小型モバイルモニター(JN-MD-IPS1331FHDR)
13.3インチサイズでコンパクトに仕上げつつ、IPSパネルを採用し、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
厚み・重量を抑えて携帯性を高めつつ、HDR技術を搭載し、滑らかで繊細なグラフィックが楽しめます。
スタンド機能を持つケースも付属されているので、モニターを保護しつつ、ラクな姿勢をキープできる点も魅力です。
モニターサイズ | 13.3インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 30.8×19.6×0.9cm/499g |
解像度 | 1920×1080 |
【JAPANNEXT】
フルHDモバイルモニター(JN-MD-IPS1564FHDR)
15.6インチサイズで広い視野角を実現しつつ、IPAパネルを採用し、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
スタンド運用も可能なケース一体化で設計されており、あらゆるシーンに持ち運びやすく、ラクな姿勢も維持できます。
USB Type-C接続により、適応力も高いですし、ブルーライトカットで目の負担を軽減できる点も好評です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36.4×22.7×1.5cm/800g |
解像度 | 1920×1080 |
【JAPANNEXT】
4Kモバイルモニター(JN-MD-IPS1560UHDR)
15.6インチサイズ+4K解像度を採用されており、あらゆるシーンで美しいグラフィックが楽しめるモニターです。
USB Type-C接続により、ケーブル1本で運用できますし、ブルーライトカットで目の負担も抑えてくれます。
重量1kg以下を実現しているため、ラクに持ち運べますし、内蔵スピーカーで臨場感を演出できる点も魅力です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36.4×22.5×1.05cm/566g |
解像度 | 3840×2160 |
【JAPANNEXT】
4Kモバイルディスプレイ(JN-MD-IPS1562UHDR-T)
15.6インチサイズ+4K解像度で設計しつつ、タッチパネルに対応し、操作性を高めたモニターです。
USB Type-Cケーブル1本で運用しやすく、屋内外を問わず、あらゆるシーンでラクに運用できます。
VESAマウントに対応しているので自在に固定設置しやすく、HRD技術により、ナチュラルな色味も再現してくれます。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36.2×22.2×1cm/2.29kg |
解像度 | 3840×2160 |
【山善】
モバイルディスプレイ(QMM-156R)
15.6インチサイズ+IPSパネルを採用しており、あらゆる角度からグラフィックが楽しめるモニターです。
USB Type-Cをはじめ、各種接続に対応しており、あらゆるデバイスへ運用できます。
各種用途に対応したモード機能を搭載しており、作業・ゲーム・観賞で最適な環境を構築できます。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36.3×22.1×1cm/800g |
解像度 | 1920×1080 |
【WINTEN】
ポータブルディスプレイ(WT-133H2-BS)
13.3インチサイズでコンパクトに仕上げつつ、IPSパネルを採用し、視認性を高めたモニターです。
PC・タブレット・ゲーム機と幅広く運用しやすく、ケーブル1本で簡単に運用できます。
非光沢でチラつくこともないですし、ブルーライトカットを採用しているため、長時間操作しても疲れにくい点も魅力です。
モニターサイズ | 13.3インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 31.4×19.8×0.85cm/1.54kg |
解像度 | 1920×1080 |
【WINTEN】
ゲーミングモニター(WT-156PA-BK)
15.6インチサイズ+IPSパネルを採用し、広い画面をあらゆる角度から視認できるモニターです。
USB Type-C接続に対応しているため、あらゆるデバイスに対し、ケーブル1本で手軽に運用できます。
非光沢で映像・画像がチラつくことも無く、ブルーライトカット機能により、目の負担も軽減してくれます。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36.4×22.7×1.4cm/1.49kg |
解像度 | 1920×1080 |
まとめ
日本製モバイルメーカーは保証が受けやすく、故障時も安心できますが、製品数の少なさが欠点です。
限られた製品数の中から選ぶ際、迷うことも多いと思いますが、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてください。
日本製モバイルモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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