夏の鋭い日差しや、急な雨からキャンパーの身を守る優秀なアイテムである「ヘキサタープ」。
軽量で持ち運びがしやすく、快適なリビングスペースを作り上げるヘキサタープは、ソロキャンプでも大活躍しますよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているため、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ソロキャンパーにおすすめのヘキサタープを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 ソロ向けヘキサタープを使うメリット
- 2 ソロ向けヘキサタープを使うデメリット
- 3 ソロ向けヘキサタープの選び方
- 4 ソロ向けヘキサタープおすすめ10選
- 4.1 【DOD】いつかのタープ(TT5-631-TN)
- 4.2 【UNIFLAME】REVOタープ solo(682050)
- 4.3 【ogawa】システムタープ ペンタ(3337)
- 4.4 【WAQ】HEXATARP TC M
- 4.5 【snow peak】ライトタープ ペンタ シールド(STP-381)
- 4.6 【MURACO】HEXA ULTRA(TP0011)
- 4.7 【Coleman】ヘキサライト+(2000039093)
- 4.8 【Tent-Mark DESIGNS】ムササビウイング13ft.TC(MF-TC)
- 4.9 【LOGOS】neos LCドームFit(71805053)
- 4.10 【ZEROGRAM】Minimalist Hexa tarp
- 5 まとめ
ソロ向けヘキサタープを使うメリット
設営が簡単
一般的にヘキサタープは2本のメインポールを使用して、誰でも簡単に設営ができます。
なるべく設営を簡単に短時間で済ませて、長くキャンプを楽しみたい方や、はじめてキャンプをされる方にピッタリです。
レクタタープやシェルタータープは1人での設営は厳しいですが、ヘキサタープは慣れてくれば1人でもスムーズに設営できます。
軽量で持ち運びしやすい
ヘキサタープは、レクタタープやシェルタータープと比較すると、生地の量が少なく軽量な商品が多いです。
そのため、自宅の収納場所から車、そしてキャンプサイトへと持ち運びの機会の多いキャンプでも持ち運びやすいでしょう。
また、徒歩やバイク、公共交通機関を使用してキャンプに行く方にも、ヘキサタープはおすすめです。
快適なリビングスペースができる
ヘキサタープをキャンプで使用することで、広々とした快適なリビングスペースができあがります。
特に、夏の鋭い日差しのある季節や、急に雨が降り始めたときには安心してキャンプを楽しめるでしょう。
さらに、タープの張り方次第では、プライバシー保護など目的や用途に応じて柔軟に使用できて便利です。
開放的な空間が魅力
ヘキサタープにはキャンプで自然を存分に楽しめる、開放的な空間が魅力の1つと言えるでしょう。
メインポールの他にサブポールを追加することで、さらに周りの景観を楽しむことができるでしょう。
特に、標高が高いキャンプ場や、海辺や湖畔などの景色の良いキャンプ場によく行く方におすすめです。
ソロ向けヘキサタープを使うデメリット
風や雨に弱い
2本のポールで支える構造のヘキサタープは、強い風や雨には弱い仕様となっています。
そのため、キャンプに行く前日には天気予報を確認し、あまりにも悪天候のようであれば、中止する必要があるでしょう。
また、天気予報が晴れで風が強くない日であっても、ガイロープをしっかりと張って、風対策を行ってください。
虫が入り込みやすい
ヘキサタープには壁となる部分がない構造のため、タープ内に虫が入り込みやすいです。
夜間の暗い時間にライトをつける際は、特に「蚊取り線香」や「虫よけスプレー」などの虫対策は、必須となるでしょう。
また、虫が苦手な方や虫刺されに不安がある方は、「シェルタータープ」の使用がおすすめです。
気温の下がる季節は厳しい
先述した通り、壁となるものがないヘキサタープは風が入り込みやすいため、気温の下がる季節の使用は厳しいでしょう。
どうしても寒い季節に使用する必要がある方は、暖房器具や暖かい衣類などの準備は必須となります。
ただし、タープのアレンジ方法によっては、風の入り込みを防ぐこともできるため、用途に合わせて工夫してみてください。
日かげとなるスペースが少ない
ヘキサタープは2本のポールを使用して設営し、曲線となる部分が多い特徴があります。
そのため、有効面積と呼ばれる日かげとなるスペースが少なく、雨が降るとキャンプギアが濡れてしまう可能性も。
ソロキャンプであっても、荷物が多い方は2~3人用サイズのスペースに余裕を持ったサイズを購入するとよいでしょう。
ソロ向けヘキサタープの選び方
1人でも使いやすいサイズを選ぼう
ヘキサタープを購入する際は、1人でも使用しやすいサイズを選ぶとよいでしょう。
荷物の少ない方は「400×400cm」、荷物が多い方は「450×450cm」がおすすめです。
先述した通り、ヘキサタープは有効面積が小さいので、余裕を持ったサイズを選ぶ必要があります。
余裕のあるサイズのタープは広々と使えるだけではなく、荷物を置いたり、タープアレンジを楽しんだりすることができます。
自分の使用用途に合わせて、適切なサイズのタープを選んでください。
軽量な素材がおすすめ
ヘキサタープに使用される素材は「化学繊維」と「TC」の2種類です。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った生地を選びましょう。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
軽量で持ち運びしやすく、濡れても乾きやすいためお手入れが簡単です。
安価で購入できますが、火の粉には弱いです。
TC(ポリコットン)
防水性や耐熱性、耐久性に優れる高性能な素材です。
ただし価格はやや高く、濡れると乾きにくいためお手入れが大変です。
「耐水圧1,500mm」なら安心
キャンプに行くと、天気予報が晴れでも急に雨が降ってくることもありますよね。
タープを購入する際は、防水性能に優れるテントを選びましょう。
特に、標高の高い場所や雨量の多い場所でキャンプをする方には、防水性の高いタープがおすすめです。
「耐水圧1,500mm」程度であれば、強い雨の降る場所でも安心して使用できます。
夏に使用するなら遮光性をチェック
夏の日差しの鋭い季節にキャンプをされる方には、遮光性に優れたタープがおすすめです。
「UVカット加工」が施されていれば、日焼けのリスクも軽減できるでしょう。
また、遮光性の高いタープであれば、タープ下の温度上昇も防げるため、熱中症対策にも効果的です。
体温調節の苦手なペットとキャンプをされる方には、おすすめの機能です。
初心者の方はセット商品がおすすめ
ヘキサタープは、シートのみの単品で発売されていることが多いです。
タープの設営に必要な、ポールやペグなどのアイテムは自分で購入しなければなりません。
初心者の方にとってはどれを選べばよいかわからず迷ってしまい、金銭的にも負担がかかるでしょう。
そのため、初めてタープを購入する方は必要なアイテムがすべてセットになった商品がおすすめです。
しかし、セット商品のアイテムは耐久性が弱く壊れる可能性もあるため、慣れてきたころに買い替えてください。
キャンパー人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高い、おすすめメーカーを3つ紹介します。
DOD
大阪に本社がある「ウサギ」のマークのアウトドアメーカーです。
必要な機能は残しつつ価格を抑えた、コスパの良い商品が魅力です。
ogawa
100年以上続く歴史のある、日本の老舗アウトドアメーカーです。
高性能な商品が多く、お手入れを続けながら長く愛用できます。
スノーピーク
新潟に本社がある人気アウトドアメーカーです。
初心者向けから上級者向けまで、レベルに合わせた商品を販売しています。
気になる価格帯を確認しよう
ソロキャンプ向けヘキサタープは、安いもので1万円台から3万円を上回るものまで価格帯に幅があります。
高価な商品はセット商品であったり、価格の高い生地を使用したりしている商品が多い傾向です。
そのため、高価な商品が使い勝手が良いとは言い切れません。
使用する人によっては、高価な商品がオーバースペックとなる可能性も。
購入する際は、自分の使用用途に合ったお気に入りのデザインのタープを選んでください。
ソロ向けヘキサタープおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
DOD いつかのタープ | 5.2kg | 420×410cm | ポリエステル | 2,000mm |
UNIFLAME REVOタープ solo | 1.7kg | 350×350cm | ポリエステル | 1,800mm |
ogawa システムタープ ペンタ | 1kg | 300×300cm | ポリエステル | 1,800mm |
WAQ HEXATARP TC M | 6.7kg | 330×340cm | TC | 不明 |
snow peak ライトタープ ペンタ シールド | 0.7kg | 400×320cm | ポリエステル | 1,800mm |
MURACO HEXA ULTRA | 0.5kg | 320×290cm | ナイロン | 2,000mm |
Coleman ヘキサライト+ | 4.7kg | 420×420cm | ポリエステル | 3,000mm |
Tent-Mark DESIGNS ムササビウイング13ft.TC | 2.1kg | 390×380cm | TC | 不明 |
LOGOS neos LCドームFit | 4.2kg | 440×430cm | ポリエステル | 2,000mm |
ZEROGRAM Minimalist Hexa tarp | 0.6kg | 350×290cm | シリコン | 3,000mm |
【DOD】
いつかのタープ(TT5-631-TN)
初心者でも簡単に設営ができる、扱いやすさにこだわって作られたソロキャンプにおすすめのヘキサタープです。
延長ベルトがセットになっており、タープの位置をずらしたり、ハンギングチェーンとして使用したりさまざまな使い方ができます。
また、ポールやペグなど必要なアイテムがすべてセットになっているため、初めてタープを購入する方にもおすすめです。
重さ | 5.2kg |
---|---|
サイズ | 420×410cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【UNIFLAME】
REVOタープ solo(682050)
専用の収納袋がセットになっているため、コンパクトに収納可能かつ持ち運びしやすいヘキサタープです。
UVカットコーティングが施されているため、真夏の鋭い日差しの下でも日焼けの心配なく過ごせるでしょう。
また、オプション商品の「ウォール」を購入すれば、シェルタータープとしても使用できます。
重さ | 1.7kg |
---|---|
サイズ | 350×350cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【ogawa】
システムタープ ペンタ(3337)
シート単体の重量がわずか560gと軽量で持ち運びが簡単にできる、ソロキャンプ向けのヘキサタープです。
「セッティングテープ」がついているため、テントと隙間がなく連結可能で、雨の日でも快適に過ごせるでしょう。
また、撥水加工やシームシール加工が施されているため防水性に優れ、雨の染み込みを防ぐことができます。
重さ | 1kg |
---|---|
サイズ | 300×300cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【WAQ】
HEXATARP TC M
焚き火などの火の粉にも強く、耐久性にも優れるTC素材を使用した1人で広々と使えるサイズのヘキサタープです。
頑丈なスチール製のポールがセットになっており、万が一強風が吹いたときでもタープの倒壊を防げます。
また、付属の「ハンガーテープ」を延長ベルトとして使用すれば、テントと連結して快適にキャンプを楽しめるでしょう。
重さ | 6.7kg |
---|---|
サイズ | 330×340cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 不明 |
【snow peak】
ライトタープ ペンタ シールド(STP-381)
離陸する直前の小型飛行機のような美しい形状が魅力の、ソロキャンプにおすすめのヘキサタープです。
遮光性能をあげる「遮光ピグメントPU加工」が施されているので、タープ下の温度上昇を防ぎ、熱中症のリスクを軽減できます。
また、1本のポールがあれば自立し、トレッキングポールなどを使用しても設営可能なので、荷物を最小限にまとめられるでしょう。
重さ | 0.7kg |
---|---|
サイズ | 400×320cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【MURACO】
HEXA ULTRA(TP0011)
ソロキャンプや登山、ツーリングなどにもおすすめの軽量で持ち運びしやすいヘキサタープです。
収納時は手のひらに収まるほどコンパクトになるため、なるべく荷物を少なくしたいという方に向いているでしょう。
また、撥水コーティングや耐水PUコーティングが施されているため、雨の強い場所でも安心して使用できます。
重さ | 0.5kg |
---|---|
サイズ | 320×290cm |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 2,000mm |
【Coleman】
ヘキサライト+(2000039093)
専用のコンプレッションベルト付き収納ケースがついているため、コンパクトに収納できるヘキサタープです。
コールマン独自の「ダークルームテクノロジー」により、タープ下の温度上昇を防ぎ熱中症のリスクを軽減します。
また、耐久性に優れたスチール製のポールやペグ、ロープなどがセットになっているため、初心者の方にもおすすめの商品です。
重さ | 4.7kg |
---|---|
サイズ | 420×420cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
【Tent-Mark DESIGNS】
ムササビウイング13ft.TC(MF-TC)
独特な美しい形のカーブが魅力で、ソロキャンプで広々とキャンプを楽しめるヘキサタープです。
耐熱性に優れるTC素材を使用しているため、タープの近くでも安心して焚火やBBQが行えるでしょう。
また、生地には撥水加工が施されているので、雨や結露で濡れてしまっても乾きやすく、簡単にお手入れができます。
重さ | 2.1kg |
---|---|
サイズ | 390×380cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 不明 |
【LOGOS】
neos LCドームFit(71805053)
LOGOSから発売されているテントのキャノピー部分に連結して、リビングとして広々使用できるヘキサタープです。
大きなストレスがかかるコーナー部分には、補強加工が施されており、風の強い日でも安心してキャンプを楽しめるでしょう。
また、UVカット加工が施されているので、タープ下の温度上昇を防ぎ、真夏でも熱中症のリスクを軽減させることができます。
重さ | 4.2kg |
---|---|
サイズ | 440×430cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【ZEROGRAM】
Minimalist Hexa tarp
シートの重量600gと軽量で、ソロキャンプだけではなく登山やツーリングにもおすすめのヘキサタープです。
厚みのある30Dのナイロン生地にシリコンコーティングを施しているため、耐風性や耐久性にも優れます。
また、負荷のかかりやすいコーナー部分には、ハイパロン素材で補強されているため、長時間でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 0.6kg |
---|---|
サイズ | 350×290cm |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 3,000mm |
まとめ
今回は、ソロキャンパーにおすすめのヘキサタープを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合うお気に入りのデザインのタープを見つけて、キャンプを楽しんでください。
ソロ向けヘキサタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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