2ルームテントは、前室と寝室に分かれていて広い居住空間と、タープがいらないことからファミリーキャンプやグループキャンプなど大人数に最適です。
広いテント内を照らすのには、安全性と強い光量が2ルームテント用のランタンの条件で、最適なのがLEDランタンです。
本稿では、2ルームテントに最適なLEDランタンの解説と、おすすめのモデルをご紹介いたします。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
2ルームテント向けランタンを使うメリット
操作がカンタン
LEDランタンは、ガスランタンやオイルランタンと違い燃料の補充や点火、芯の交換などのメンテの必要がありません。
電化製品ですのでスイッチ一つで点灯するため、複雑な操作の必要がありません。
家庭で使っている電灯と全く同じように使えるので、初心者やお子様でも安心して使えます。
明るい
手軽に点灯でき軽量で丈夫、その上非常に明るいのがLEDランタンの特徴です。
ガスランタンや灯油ランタンにも、同等の光量のモデルはありますが、操作に手間がかかるので手軽で明るいLEDランタンは、2ルームテントの照明として最適です。
火を使わないので移動が楽ですので、前室から寝室へ移動する際にも役立ちます。
虫が近づきにくい
蛍光灯に、虫が寄ってくるのを見たことがある人は、多いのではないでしょうか?
虫は、光源に向かって寄ってくるわけではなく、紫外線に誘われて寄ってきます。
LEDの光源は、紫外線が含まれていないものが多く、蛍光灯や白熱灯、ガスランタンなどと比較して圧倒的に虫が寄ってきません。
夏にキャンプする際は、この点は最大のメリットです。
安全
2ルームテント用にLEDランタンが向いているのは、火を使わず点灯できる安全性も挙げられます。
テント内で、ガスランタンや灯油ランタン、オイルランタンを称する場合一酸化炭素チェッカーがないと中毒の恐れがあります。
また、LEDランタンは、光源がほのかに暖かくなる程度ですので、やけどの心配がありません。
2ルームテント向けランタンを使うデメリット
雰囲気に乏しい
2ルームテントに向いているランタンとして、LEDライトは最適ですがガスランタンやオイルランの持つ無骨な雰囲気が乏しく、キャンプの雰囲気が乏しくなります。
自然との調和や雰囲気を重視するキャンパーには、少し物足りなさを覚えるかもしれません。
火のぬくもりがない
キャンプファイアーや焚き火をはじめ、キャンプの魅力として火は欠かせません。
火を使っているガスランタンや、揺らめく火を眺めてリラックスできるオイルランタンのような魅力はLEDランタンにはありません。
ただデザイン性の高いモデルもありますので、チェックしてみましょう。
明るすぎる
2ルームテントに向いているLEDランタンは、光量が高いのが特徴で、明るすぎてテントの中のシルエットが外に透けてしまうこともあります。
また、間接照明のムーディーなほの暗さと、自然との調和が魅力的なキャンプの世界観を追求するキャンパーには、明るすぎるという声もあります。
明るさが調節できるタイプもありますので、いろいろ見てみましょう。
2ルームテント向けランタンの選び方
メーカー
ベアボーンズ
アンティークな外見のデザイン性の高いLEDランタンで、人気を博すアメリカのアウトドアブランドです。
キャンプギアとの親和性も高く、自然との調和も図れながらLEDランタンとしての性能が高いのが特徴です。
コールマン
1900年頃に創業者ウィリアム・コフィン・コールマンによってオクラホマ州でガソリン式ランプとして創設させた老舗メーカーです。
現在では、テントやコンロなど多岐にわたり、アウトドアのギアを製造している人気メーカーです。
ジェントス
日本の懐中電灯のメーカーで、作業用からアウトドア用まで様々なモデルを有する性能と、機能美にあふれたラインナップが魅力のメーカーです。
堅牢な作りと、性能に魅了されたキャンパーに支持されています。
価格帯
2ルームテントに向いているLEDランタンは、安いものでは2千円を切るものから、高いものでは1万円くらいのものまで幅広いです。
デザイン面をはじめ、「防水」や「蓄電ができるか」などの付帯機能の有無で、価格が変わってきますので、ご自身のスタイルに合わせて検討するといいでしょう。
明るさ(最大)
光量の単は「ルーメン」と呼ばれており、ダイニングで使用する電球の明るさは500~800ルーメンとされています。
2ルームテントは広いので、1000ルーメンくらいほしいところですが、あまりに明るすぎる風情がないと思うキャンパーは、200~500ルーメンくらいでもいいかもしれません。
明るさを調整できるタイプのランタンが汎用性があり、おすすめです。
連続点灯時間
キャンプでLEDランタンを使用する場合、連続点灯時間は10時間以上あると安心です。
一泊二日のキャンプの場合、夜の長い冬でも点灯したままで朝を迎えられます。
長期のキャンプを行う場合は、充電式ではなく電池式のモデルか、モバイルバッテリーやポータブル電源を別に携帯すると便利です。
2ルームテント向けランタンおすすめ10選
メーカー・製品名 | 明るさ | 連続点灯時間 | 重さ |
---|---|---|---|
Coleman ハンギングEライト LED | 最大250ルーメン | 最大255時間 | 130g |
GENTOS LED ランタン | 最大1000ルーメン | 最大240時間 | 816g |
Mejor LEDランタン ソーラー充電 | 最大1000ルーメン | 最大20時間 | 260g |
EENOUR LEDランタン | 最大280ルーメン | 最大48時間 | 210g |
Mozambique LEDランタン | 最大370ルーメン | 最大75時間 | 500g |
Gamtaai LEDランタン USB充電式 | 最大200ルーメン | 最大100時間 | 230g |
GENTOS LED ランタン | 最大1300ルーメン | 最大11時間 | 242g |
Barebones Living ビーコンライト | 最大220ルーメン | 最大200時間 | 127g |
Barebones Living ミニエジソン ランタン LED | 最大100ルーメン | 最大20時間 | 181g |
Barebones レイルロードランタン | 最大200ルーメン | 最大100時間 | 960g |
【Coleman】
ハンギングEライト LED
連続点灯時間が長く、明るさも明るすぎるくらい明るい250ルーメンです。
また、テント内で吊り下げやすいフックと、車中泊にも便利な背面のマグネットがついているので、様々なアウトドアシーンで活躍する人気モデルです。
赤いカラーリングがコ、ールマンらしくてそそります。
明るさ | 最大250ルーメン |
---|---|
連続点灯時間 | 最大255時間 |
重さ | 130g |
【GENTOS】
LED ランタン
災害時にも頼もしい明るさと、頑強さを併せ持つLEDランタンです。
ブッシュクラフトなどの手荷物を、極限まで減らして臨むアウトドアシーンでは、最大級に役立つ頼もしいモデルです。
カラーリングも無骨で、冒険心に火をつけてくれます。
明るさ | 最大1000ルーメン |
---|---|
連続点灯時間 | 最大240時間 |
重さ | 816g |
【Mejor】
LEDランタン ソーラー充電
火の揺らめきを再現した「炎モード」が機能についているのに、価格帯が安いコスパに優れたランタンです。
複数所有して、前室用と寝室用に分けて使うのもおすすめで、コスパに優れデザイン性も高いので、キャンプに彩を与えてくれます。
明るさ | 最大1000ルーメン |
---|---|
連続点灯時間 | 最大20時間 |
重さ | 260g |
【EENOUR】
LEDランタン
控えめの光量が自然との調和がとれ、落ち着いていてお洒落なデザインのLEDランタンです。
上面のノズルで電球色やキャンドルモード、昼光色など光の種類に変化を持たせられる汎用性の高さが魅力です。
個人的にはこのくらいの明るさの方が、非日常感が感じられキャンプが楽しくなります。
雰囲気を楽しみたいキャンパーにおすすめしたいモデルです。
明るさ | 最大280ルーメン |
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連続点灯時間 | 最大48時間 |
重さ | 210g |
【Mozambique】
LEDランタン
見た瞬間に好きになるクラシカルなデザインが映える、2ルームに最適なLEDランタンです。
明るさもムーディーな雰囲気を醸し出すのに最適なので、キャンプの世界観をより引き立ててくれるでしょう。
また、モバイルバッテリーとしても使用できる蓄電量があるので、連泊の時にも役立ちます。
明るさ | 最大370ルーメン |
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連続点灯時間 | 最大75時間 |
重さ | 500g |
【Gamtaai】
LEDランタン USB充電式
シンプルだからこそ使いやすい、2ルームテントに最適なLEDランタンです。
置いてもよし、釣るしても良しの便利なデザインは、複数台所有して色々工夫しながら使用するクリエイティブな遊び方ができます。
ツーリングのお供にも最適ですので、上級者に好まれるランタンです。
明るさ | 最大200ルーメン |
---|---|
連続点灯時間 | 最大100時間 |
重さ | 230g |
【GENTOS】
LED ランタン
廉価ながら、質実剛健の性能を誇る流石ジェントスといった作りのLEDランタンです。
カーキ色と黒を基調としたカラーリングと、外見通りの堅牢さはハードユーズを基本とする本格的キャンパーにおあつらえ向きでしょう。
2ルームテントはもちろん、いろいろな冒険のお供におすすめです。
明るさ | 最大1300ルーメン |
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連続点灯時間 | 最大11時間 |
重さ | 242g |
【Barebones】
Living ビーコンライト
まるで、海賊小説にでてくるようなアンティークな船舶灯を思わせるデザインに、心惹かれる人気のモデルです。
シックな色の2ルームテントと合わせて使用すれば、映えること間違えなしの高いデザイン性だけでなく、性能面も非常に充実しています。
明るさデザイン性能すべてにおいて、キャンパーの心を揺さぶります。
明るさ | 最大220ルーメン |
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連続点灯時間 | 最大200時間 |
重さ | 127g |
【Barebones】
Living ミニエジソン ランタン LED
2ルームテント用としては小さいサイズと明るさも不十分ですが、複数所有して色々なところに配置して使うなどの工夫が楽しいモデルです。
電池とUSBのどちらも使えるので、キャンプだけではなく自宅用としても楽しめます。
インテリアとしての意味合いが強いですが、こういうのは大切ですよね。
明るさ | 最大100ルーメン |
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連続点灯時間 | 最大20時間 |
重さ | 181g |
【Barebones】
レイルロードランタン
本物の炎のような落ちつた灯の色は、LEDだと思えないくらい懐かしさを覚えます。
また、他製品に比べ重いのですが、それが返ってギア感を感じさせてくれるモデルです。
ガラスのホヤなど遊び心が詰まった使っていてワクワクするLEDランタンで、特に上級者に愛されています。
明るさ | 最大200ルーメン |
---|---|
連続点灯時間 | 最大100時間 |
重さ | 960g |
まとめ
大きく家族で使用することが多い2ルームテントに向いているランタンを、デザイン重視のものや実用重視のものなど、様々タイプを紹介させていただきました。
色々なタイプがあり、魅力が詰まっている2ルームテントに向いているランタン。
本稿を参考に、ご自身の感性に刺さるランタンに出会っていただければ幸いです。
2ルームテント向けランタンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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