iMac・MacBookは携帯性が高く、ビジネス・クリエイティブ両面で活躍してくれるため、使用される方も多いでしょう。
ただ、基本的にパンタグラフキーボードが付属・搭載されているため、別タイプを使用するには別途購入する必要があります。
中にはMac製品対応メカニカルキーボードを求める方もいると思いますが、どれを選ぶべきか、迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、Mac対応メカニカルキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
Mac対応のメカニカルキーボードを使うメリット
心地良さを味わえる
メカニカルキーボードはメンブレン・パンタグラフとは違い、スイッチ軸を採用しており、打鍵感・音の強さが特徴です。
iMac・MacBook共に本来はパンタグラフ方式を採用しているため、打鍵感の心地良さを味わうことはできません。
ですが、Macに対応したメカニカルキーボードを使用することにより、タイピングの心地良さをMacOSで実現できます。
耐久力が高い
メカニカルキーボードはメンブレン・パンタグラフ等と比較し、圧倒的に耐久力が高いのが特徴です。
メンブレン・パンタグラフは1千万回前後の打鍵にしか耐えられないため、2~3年程度で買い替えが必要になります。
打鍵回数も5千万回以上に耐えられるので、5~10年以上使用できますし、故障した箇所だけを取り換えることも可能です。
タイピングミスが起きにくい
メカニカルキーボードはパンタグラフと違い、キーストローク・アクチュエーションポイントが深めです。
これは入力する際に力を少し入れる必要がありますが、軽いタッチでは反応しづらいため、タイピングミスを減らせます。
iMac・MacBookを使用して作業を行う際、正確に入力できるのは無駄な時間を削減できるので作業効率を高められます。
Mac対応のメカニカルキーボードを使うデメリット
コストが掛かる
メカニカルキーボードは耐久力が高く、機能性にも優れていますが、メンブレン・パンタグラフと比較すると製品価格は高めです。
メンブレン等であれば千円台で購入できる製品もありますが、Mac対応メカニカルは最低限8千円程度の予算が必要になります。
高額な製品だと1万円~3万円程度のコストが掛かるケースもあるため、購入される際には予算に注意が必要です。
とにかく打鍵音が目立つ
メカニカルキーボードはスイッチ軸を採用しており、心地良い感触・打鍵音を楽しめるのが特徴です。
ただ、メカニカルキーボードの打鍵音は非常に目立つため、使用する環境次第では打鍵音に煩わしさを覚える可能性もあります。
オフィス等では周囲を気にする必要がありますし、マイクにも音が乗るため、環境次第では運用しづらいのが欠点です。
慣れるまでは疲れやすい
メカニカルキーボードはメンブレン・パンタグラフ等と比較し、ストローク・アクチュエーションポイントが深めです。
これにより、タイピングの際のミスを減らせますが、キー入力の際に深くキーを押し込む必要があります。
パンタグラフ等に慣れていると、メカニカルに慣れるまでは疲労が溜まりやすいため、使用時のケアが必要です。
バッテリー管理が必要
Macに対応したメカニカルキーボードは、あらゆるシーンへの適応力、携帯性を高めるためにバッテリーを採用しています。
これにより、場所を選ばずに運用できますが、バッテリー管理を怠ってしまうと機能しなくなり、作業が中断されてしまいます。
このような事態を回避するためには、定期的なバッテリー管理・充電が必須になるので、注意が必要です。
Mac対応のメカニカルキーボードの選び方
タイプで選ぶ
メカニカルキーボードのサイズですが、テンキー付き・テンキーレスとサイズが展開されており、特徴が異なります。
テンキー付きモデルはサイズが大きく、携帯性はやや欠けますが、数字入力がしやすいのでデータ作成等に最適です。
テンキーレスサイズはテンキーレスをカットし、サイズを抑えているので、あらゆるシーンで適用できます。
キーボードサイズはキー数が違いますが、用途によって適したサイズは異なるため、適したサイズを選択するのがおすすめです。
軸で選ぶ
メカニカルキーボードはスイッチ軸を採用していますが、赤・青・銀軸と種類が存在し、特徴が異なります。
赤軸はメカニカルの打鍵感を残しつつ、静音性に優れているので、周囲を気にせずに使用しやすいです。
青軸はクリック感を強く味わえますし、銀軸は応答速度に優れているので、ゲームプレイ等に最適です。
使用用途・環境によって適した軸タイプは異なってくるため、用途・環境を考慮し、選択しましょう。
配列で選ぶ
メカニカルキーボードに用いられる配列ですが、日本語・英語配列の2種類が存在しており、特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されているため、文書作成・ビジネスシーンで活躍してくれます。
英語配列は日本語入力用のキーはありませんが、キー配置が合理化されているので、クリエイティブな業務に最適です。
使用用途によって適した配列が異なるため、ご自身の使用用途を考慮し、適した配列を選択するのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
Mac対応メカニカルキーボードはPCメーカーをはじめ、ゲーミングデバイスメーカーなどから多数製品化されています。
ただ、同じ価格帯でもメーカーによって品質の違いは当然存在するため、メーカー選びが非常に重要になってきます。
製品選びで失敗しないためには、ユーザー人気をはじめ、メーカーに対するレビュー評価をチェックするのがおすすめです。
特にレビュー評価は使用者の実体験が綴られているため、製品選びで失敗する確率を大きく減らせます。
価格帯で選ぶ
Mac対応メカニカルキーボードはメンブレン・パンタグラフと比較し、製品価格が高いため、コストが掛かるのが特徴です。
価格帯も8千円台~2万円以上と幅広いですが、適した価格帯は求める品質・機能・利便性で異なってきます。
最低限の機能程度なら低価格で済みますが、高品質・多機能・利便性を求めるなら最低限1万円以上の予算が必須です。
ご自身の使用用途・環境・予算を考慮し、適した製品を選択しましょう。
Mac対応のメカニカルキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 | 軸 |
---|---|---|---|---|
Vissles メカニカルキーボード | テンキーレス | 366×182×68mm/1.52kg | 英語 | 青 |
Perixx Px Ergo Mech | テンキーレス | 421×225×50mm/1.2kg | 英語 | 青 |
Logicool SIGNATURE | テンキーレス | 355×139×39mm/692g | 日本語 | 赤 |
Logicool MX MECHANICAL MINI | テンキーレス | 313×132×26mm/612g | 日本語 | 赤 |
Logicool MX MECHANICAL | フルサイズ | 434×132×26mm/828g | 日本語 | 赤 |
Keychron K1 Version5 | テンキーレス | 431×151×36mm/1.02kg | 英語 | 茶 |
Keychron K5 | フルサイズ | 330×170×40mm/1kg | 英語 | 茶 |
Nuphy Air75 | テンキーレス | 316×133×16mm/1kg | 英語 | 青 |
Archiss Maestro2S | フルサイズ | 385×144×38mm/1.16kg | 日本語 | 赤 |
YUNZII メカニカルキーボード | テンキーレス | 328×115×38mm/1kg | 英語 | クリスタル |
【Vissles】
メカニカルキーボード
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、有線・無線両対応で運用しやすいキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、5台のマルチペアリングにも対応しており、作業効率を高めてくれます。
ホットスワップをはじめ、バックライト・ソフトウェアを使用したカスタマイズと機能が充実している点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 366×182×68mm/1.52kg |
配列 | 英語 |
軸 | 青 |
【Perixx】
Px Ergo Mech(PB-335)
ホームポジションを中心に分割し、姿勢を維持しやすく、疲労・負担の軽減も期待できるキーボードです。
青軸スイッチ由来の心地良いタイピングが楽しめますし、各キーへのプログラム・マクロカスタマイズも行えます。
青軸スイッチのデメリットを計上でカバーしており、機能を活用して作業を効率化できる点が好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 421×225×50mm/1.2kg |
配列 | 英語 |
軸 | 青 |
【Logicool】
SIGNATURE(K855GR)
テンキーレスでスリムに仕上げつつ、赤軸スイッチを採用しており、心地良い打鍵感と静音を実現したキーボードです。
上質なアルミニウムボディ+メカニカル由来の耐久力により、頑丈に仕上げており、長期間故障の心配も要りません。
独自ソフトウェアを活用し、キーのカスタマイズも可能であり、理想の操作性を追求できる点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 355×139×39mm/692g |
配列 | 日本語 |
軸 | 赤 |
【Logicool】
MX MECHANICAL MINI(KX850CL)
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、ロープロファイル赤軸スイッチで静音性を実現したキーボードです。
メカニカルながらもキーストロークが短いため、軽いタッチでスピーディにタイピングが行えます。
スマートライティングに対応しており、使用する環境の明瞭度に合わせてバックライトが機能してくれる点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 313×132×26mm/612g |
配列 | 日本語 |
軸 | 赤 |
【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850FL)
不要なスペースをカットし、可能な限りサイズを抑えつつ、テンキー搭載で操作性を高めたキーボードです。
ロープロファイルスイッチを採用しており、軽やかな入力を可能にしつつ、静音性にも優れています。
デバイス間のデータ移動をはじめ、専用ソフトウェアを活用し、細かくキーをカスタマイズできる点もポイントです。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 434×132×26mm/828g |
配列 | 日本語 |
軸 | 赤 |
【Keychron】
K1 Version5
テンキー部分をカットし、コンパクトサイズに仕上げつつ、ファンクションキーを搭載し、利便性を高めたキーボードです。
薄型フルアルミボディ+メカニカル由来の耐久力を併せ持っており、長期間安定して使用できます。
幅広いデバイスへの互換性があるため、マルチに運用しやすく、3種類の軸タイプから選択できる点もおすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 431×151×36mm/1.02kg |
配列 | 英語 |
軸 | 茶 |
【Keychron】
K5
テンキーまでを搭載し、操作性を高めつつ、スリムな形状で携帯性にも優れたキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性・マルチペアリングをはじめ、有線・無線の両方に対応しており、状況に合わせて運用できます。
ロープロファイルスイッチを採用しているので、軽やかに入力できますし、バックライト機能で視認性も高められます。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 330×170×40mm/1kg |
配列 | 英語 |
軸 | 茶 |
【Nuphy】
Air75
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、アルミニウム素材で耐久力を高めたキーボードです。
有線・無線両対応+マルチペアリングにも対応しており、あらゆるシーンで高い適応力を発揮します。
バックライトでキーボードの視認性を確保できますし、メディアコントロールキーが充実している点もおすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 316×133×16mm/1kg |
配列 | 英語 |
軸 | 青 |
【Archiss】
Maestro2S(AS-KBM02/SRGBAWP)
テンキーまでを搭載しつつ、不要なスペースをカットし、コンパクトに仕上げたキーボードです。
MacOSに適した配列に最適化可能であり、高い操作性を実現しつつ、赤軸スイッチで静音性にも優れています。
ロールオーバー・キーロックと機能も充実しており、デスクワーク・ゲームと幅広く活躍できる点もおすすめです。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 385×144×38mm/1.16kg |
配列 | 日本語 |
軸 | 赤 |
【YUNZII】
メカニカルキーボード
不要なキーを極限までカットし、コンパクトに仕上げつつ、コントロールノブを搭載し、直感的な操作性を実現したキーボードです。
ホットスワップ対応で好みの打鍵感を追求できますし、大容量バッテリーが搭載されており、バッテリー切れの心配もありません。
コントロールノブは専用ソフトウェアを使用し、好みの設定にカスタマイズできるので、自身のスタイルを実現できる点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 328×115×38mm/1kg |
配列 | 英語 |
軸 | クリスタル |
まとめ
Mac対応メカニカルキーボードはMac製品の生産性を高めてくれますが、いくつかのデメリットには注意が必要です。
相応のコストも掛かるため、気軽には導入しづらいですが、気になる方は本記事を参考にし、見つけてみてくださいね。
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