メカニカルキーボードの中でもタイピングの感触が良く、正確に入力を行えるのが青軸キーボードです。
ただ、海外メーカーから多数製品化されている背景もあり、英語配列の製品が多く、日本語配列を求める方も多いでしょう。
さらに応答速度を重視し、基本的に有線接続を採用しているため、無線接続に対応した製品が見つからず、困る方もいると思います。
そこで本記事では、青軸メカニカルキーボードおすすめ10選をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 青軸のメカニカルキーボードを使うメリット
- 2 青軸のメカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 青軸のメカニカルキーボードの選び方
- 4 青軸のメカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【METIS】ゲーミングキーボード
- 4.2 【Perixx】PX-4300(PX4300-KBLUS-11916)
- 4.3 【e元素】ゲーミングキーボード(Z-11SM63)
- 4.4 【Logicool】K835(K835GPB)
- 4.5 【GM-JAPAN】ゲーミングキーボード(GM-KB-BK)
- 4.6 【Visless】メカニカルキーボード(Vissles-V84)
- 4.7 【Archiss】Progres Touch TKL(AS-KBPD91/CBKNWP)
- 4.8 【keychron】K5 SE
- 4.9 【FILCO】Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MC/NSG)
- 4.10 【Logicool】MX MECHANICAL(KX850FC)
- 5 まとめ
青軸のメカニカルキーボードを使うメリット
タイピングが心地良い
メカニカルキーボードには、赤・銀・ピンク軸などの様々な軸タイプが存在しますが、中でも打鍵感を強く感じれるのが青軸です。
キーストロークが深く、打鍵時の「カチッ」という音も強いので、文字入力で心地良さを味わえます。
青軸はキーボードの中でも打鍵感が良く、音もしっかりしているので、心地良さを求める方には最適です。
文字入力が正確に行える
作業・ゲームプレイでキーボードを操作する際、誤入力は切っても切り離せない問題であり、煩わしさを感じた経験もあるでしょう。
ですが、青軸はキーストローク・アクチュエーションポイントが深く、しっかりと押し込まないと反応しません。
浅いタッチでは反応しないため、指の移動で別キーに触れてしまっても、誤入力をしっかり防いでくれます。
機能が充実している
これは青軸に限ったことではありませんが、メカニカルキーボードはロールオーバー・カスタマイズ性が充実しているのが特徴です。
ゲームプレイではアンチゴースト・ロールオーバー機能を活用し、パフォーマンスを向上させてくれます。
プログラミング・イラスト業務ではキー・マクロをカスタマイズし、作業効率アップが狙えます。
青軸のメカニカルキーボードを使うデメリット
高額製品が多い
キーボードには、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルとタイプが存在しますが、特に高額なのがメカニカルです。
メカニカルキーボードは多彩な機能を搭載し、耐久力も高いため、安く見積もっても5千円以上の費用が掛かります。
さらに上位の高品質モデルとなると、1万円を軽く超えてくるため、予算に限りがある場合は価格に注意が必要です。
疲労を感じやすい
青軸メカニカルキーボードはアクチュエーションポイント・ストロークが深く、誤入力を減らし、正確な入力が可能です。
ただ、ストロークが深い分、力を込めてキーを押す必要があるため、指先に負担が掛かり、疲労が溜まってしまいます。
普段から深いストロークに慣れているなら、問題ではありませんが、パンタグラフ等から乗り換える場合は注意が必要です。
打鍵音がとにかく目立つ
青軸メカニカルキーボードは深いストロークで感触が強く、「カチッ」という音がしっかりしており、心地良さを味わえます。
ですが、「カチッ」という打鍵音は結構大きく、配信環境・マイクを使用する環境下では音を拾ってしまいます。
薄い壁1枚程度を余裕で貫通する打鍵音が響くため、静音性を重視される方には不向きです。
遅延が起きる可能性もある
これは無線接続に限ったデメリットですが、無線接続は有線とは違い、ケーブルを必要とせず、接続できる技術です。
これにより、あらゆる環境下で使用しやすくなりますが、障害物・その他電波により、遅延が起きる可能性もあります。
誤入力が起きやすくなりますし、スピーディな操作が要求される場面では、パフォーマンスが落ちてしまう原因になります。
青軸のメカニカルキーボードの選び方
サイズで選ぶ
メカニカルキーボードには、フルサイズ・テンキーレス・65%など、多様なサイズが展開されています。
フルサイズはテンキーが搭載されていますが、限られた環境下では使用しにくく、マウス可動域も制限されます。
テンキーレス・65%サイズは、省スペースで設置しやすく、マウス可動域を広く確保できますが、使用感が異なるのが特徴です。
オフィス・事務作業ではフルサイズ、ゲームプレイ等のマウスが主体となる場面ではテンキーレス・65%サイズがおすすめです。
機能で選ぶ
メカニカルキーボードの最大の特徴ですが、ロールオーバーをはじめ、カスタマイズなどの機能が充実している点です。
ただ、あらゆる機能が集約された製品は価格も高くなるため、自身に適した機能を見極めましょう。
キーの同時押しを多用するゲームプレイでは、ロールオーバー・アンチゴースト機能がおすすめです。
プログラミング・イラストなどのクリエイティブ作業では、マクロ設定・キーカスタマイズが可能な製品を選びましょう。
メーカーで選ぶ
青軸メカニカルキーボードはあらゆるメーカーから発売されていますが、同じ価格帯でもメーカーによって品質が異なります。
そのため、キーボードの購入で失敗しないためには、しっかりとメーカーを見極めるのが大切です。
失敗しないためには、ユーザー人気が高く、販売実績・レビューが多いメーカーを選びましょう。
1度製品を利用したことがあり、感触が良かったメーカーから選ぶ方法もおすすめです。
価格帯で選ぶ
青軸メカニカルキーボードは、ゲーミングデバイスメーカーを中心に展開されていることもあり、高額な製品が多いです。
最低限5千円以上の予算は必須になりますし、多彩な機能も求めるなら、1万円以上の予算が必要になります。
用意できる予算次第とはなりますが、なるべく安い購入を狙うなら、5千円~7千円の範囲内がおすすめです。
予算を気にせず、多彩な機能を持つ高性能キーボードを狙うなら、1万円以上の製品から詳細をチェックし、選びましょう。
青軸のメカニカルキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | キーボードサイズ | サイズ/重量 | 配列 | 接続 |
---|---|---|---|---|
METIS ゲーミングキーボード | テンキーレス | 292×102×39mm/600g | 英語 | 両対応 |
Perixx PX-4300 | 60% | 290×100×27mm/590g | 英語 | 両対応 |
e元素 ゲーミングキーボード | 60% | 290×104×27mm/790g | 英語 | 両対応 |
Logicool K835 | テンキーレス | 355×127×36mm/650g | 日本語 | 有線 |
GM-JAPAN ゲーミングキーボード | フルサイズ | 443×133×32mm/1kg | 日本語 | 有線 |
Visless メカニカルキーボード | 75% | 377×187×70mm/1.33kg | 英語 | 両対応 |
Archiss Progres Touch TKL | テンキーレス | 360×160×37mm/960g | 日本語 | 有線 |
keychron K5 SE | フルサイズ | 435×120×22mm/673g | 英語 | 両対応 |
FILCO Majestouch MINILA-R Convertible | 60% | 297×124×40mm/680g | 日本語 | 両対応 |
Logicool MX MECHANICAL | フルサイズ | 434×132×26mm/828g | 日本語 | 無線 |
【METIS】
ゲーミングキーボード
有線・無線の量接続に対応しつつ、テンキーレスでコンパクトに仕上げており、あらゆる環境下で活躍するキーボードです。
バックライト機能を活用し、キーの視認性を高めつつ、樹脂素材の層で構成しており、耐久力も向上しています。
マウスの可動域を広く確保できますし、キー数の選択肢が用意されているので、好みで選べる点も魅力です。
キーボードサイズ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 292×102×39mm/600g |
配列 | 英語 |
接続 | 両対応 |
【Perixx】
PX-4300(PX4300-KBLUS-11916)
不要なキー・スペースをカットし、コンパクトに仕上げつつ、有線・無線の両接続に対応したキーボードです。
ロールオーバーをはじめ、キープログラミング・マクロ設定と機能が充実しており、パフォーマンスを高めてくれます。
樹脂素材を使用し、メカニカル本来の耐久力を底上げしつつ、バックライトで華やかに彩れる点も魅力です。
キーボードサイズ | 60% |
---|---|
サイズ/重量 | 290×100×27mm/590g |
配列 | 英語 |
接続 | 両対応 |
PX-4300 メカニカルキーボード ワイヤレス・有線 両用 マルチデバイス対応 RGB バックライト サイズ 29 x 10 x 2.7 cm
【e元素】
ゲーミングキーボード(Z-11SM63)
全63キーロールオーバーに対応しており、複雑な操作の際の誤入力を防ぎ、正確な操作が行えるキーボードです。
不要なキー・スペースを極限までカットし、コンパクトサイズに仕上げているので、限られた環境下でも使用できます。
有線・無線両対応で適応力も高く、省電力に設計されたバッテリーをはじめ、疲労・負担軽減が考慮されている点も魅力です。
キーボードサイズ | 60% |
---|---|
サイズ/重量 | 290×104×27mm/790g |
配列 | 英語 |
接続 | 両対応 |
【Logicool】
K835(K835GPB)
頑丈な酸化アルミニウム素材で耐久力を高めつつ、テンキーレスでコンパクトに仕上げたキーボードです。
角度調節スタンドをはじめ、キー自体にも角度が付けられているので、姿勢を維持しやすく、疲労・負担も軽減できます。
限られた環境下でも使用しやすいサイズ感ですし、マウス可動域を広く確保できる点もポイントです。
キーボードサイズ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 355×127×36mm/650g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/k835-tkl-mechanical.html
【GM-JAPAN】
ゲーミングキーボード(GM-KB-BK)
ボディに高品質アルミプレートを採用しており、メカニカルの耐久力をさらに向上させたキーボードです。
青軸由来の心地良いタイピングを楽しみつつ、人間工学に基づいたキーの形状+角度調節スタンドにより、疲労軽減も期待できます。
カラフルなバックライトを活用し、雰囲気を楽しめますし、フルサイズで乗り換えやすい点もおすすめです。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 443×133×32mm/1kg |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【Visless】
メカニカルキーボード(Vissles-V84)
不要なキー・スペースをカットし、極限までサイズを抑えつつ、有線・無線の両方に対応したキーボードです。
コンパクトサイズで適応力も高く、ロールオーバーをはじめ、充実した様々な機能が最高のパフォーマンスを実現してくれます。
大容量バッテリー内蔵でバッテリー切れの心配も無く、着脱式スタンドを活用し、姿勢を維持しやすい点も魅力です。
キーボードサイズ | 75% |
---|---|
サイズ/重量 | 377×187×70mm/1.33kg |
配列 | 英語 |
接続 | 両対応 |
https://ja.vissles.com/products/v84-wireless-mechanical-keyboard-hot-swappable
【Archiss】
Progres Touch TKL(AS-KBPD91/CBKNWP)
角度調節+滑り止め機能を持つラバースタンドにより、激しい操作時の安定性を確保したキーボードです。
キー全体を湾曲したアーチ状に仕上げており、疲労・負担が溜まりにくく、長時間の操作でもパフォーマンスを維持できます。
テンキーレスサイズでスペースを必要とせず、マウス可動域を広く確保できる点も好評です。
キーボードサイズ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 360×160×37mm/960g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【keychron】
K5 SE
不要なスペースをカットし、テンキーまでを搭載しつつ、コンパクトに仕上げたキーボードです。
Windows/MacOSへの互換性を持ちつつ、マルチペアリング機能を活用し、状況に応じて接続先を切り替えられます。
角度調節スタンドを活用し、姿勢を維持しやすく、疲労・負担を軽減してくれる点もおすすめです。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 435×120×22mm/673g |
配列 | 英語 |
接続 | 両対応 |
【FILCO】
Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MC/NSG)
不要なキー・スペースをカットし、コンパクトに仕上げつつ、キー表記もスッキリさせたキーボードです。
無駄なキー表記が無い分、視認性も良いですし、有線無線の両方に対応しているので、あらゆる環境に適応できます。
マルチメディアコントロールキーはじめ、DIPスイッチで配列設定を切り替えられる点もおすすめです。
キーボードサイズ | 60% |
---|---|
サイズ/重量 | 297×124×40mm/680g |
配列 | 日本語 |
接続 | 両対応 |
https://www.diatec.co.jp/shop/det.php?prod_c=4583
【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850FC)
独自ロープロファイルスイッチを採用しており、青軸ながらも軽いタッチで入力できるキーボードです。
スマートライティング機能が搭載されており、周囲の明るさを自動的に判断し、明るさを調節してくれます。
デバイス間のデータ移動をはじめ、専用ソフトウェアで幅広くカスタマイズできる点も魅力です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 434×132×26mm/828g |
配列 | 日本語 |
接続 | 無線 |
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/mx-mechanical.html
まとめ
青軸メカニカルキーボードはあらゆる価格帯で展開されていますが、こだわりが強すぎると高額な費用が掛かる点には注意です。
無線対応・日本語配列選びは迷いがちですが、本記事を参考にしていただき、最適なキーボードを選んでみてくださいね。
青軸のメカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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