最近では、パソコン周辺機器の中でもワイヤレス接続が可能なメカニカルキーボードが人気を集めています。
Bluetooth接続をはじめとして無線で使えるため、デスク周りがすっきりと整理されるだけでなく、快適なタイピングが実現できるのが魅力です。
この記事では、ワイヤレス接続のメカニカルキーボードのメリットとデメリット、選び方、おすすめの製品10選をご紹介します。
目次
- 1 ワイヤレス接続のメカニカルキーボードを使うメリット
- 2 ワイヤレス接続のメカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 ワイヤレス接続のメカニカルキーボードの選び方
- 4 ワイヤレス接続のメカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【Keychron】K3 Version2(K3-B3-JIS)
- 4.2 【FILCO】Majestouch Convertible2(FKBC108M/JB2)
- 4.3 【ASUS】ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe(X807 STRIX SCOPE RX TKL WL D/RD/US)
- 4.4 【SteelSeries】Apex Pro TKL WL(64865)
- 4.5 【Razer】DeathStalker V2 Pro(RZ03-04371400-R3J1)
- 4.6 【Logicool】SIGNATURE(K855GR)
- 4.7 【Logicool】MX MECHANICAL(KX850FL)
- 4.8 【Logicool】MECHANICAL MINI(KX850CL)
- 4.9 【Logicool G】G913(G913-TC)
- 4.10 【Logicool G】G913(G913-TKL-TCBK)
- 5 まとめ
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードを使うメリット
デスク周りがすっきりする
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードを使用する最大のメリットは、デスク周りがすっきりと整頓されることです。
有線のキーボードでは、ケーブルがデスク上を取り巻いているため、スペースを占有し見た目も乱雑になりがちです。
しかし、ワイヤレスキーボードはケーブルが不要なため、デスク上がスッキリと整理され作業効率が向上が見込めます。
ケーブルの制約が無いため自由な配置が可能になる
有線接続の場合、キーボードの位置を変えるにもケーブルの長さに制約があるため、配置の自由度が低くなります。
しかし、ワイヤレスキーボードならケーブルの制約が無いため、デスク上で自由に位置を変えることが可能です。
これにより、その状況に応じて自分に合った最適な位置でタイピングができたりなど、より快適な作業環境が整えられます。
複数デバイスとの接続が容易
Bluetooth接続を利用することで、スマートフォンやタブレット、PCといった異なるデバイスでの入力作業がスムーズに行えます。
さらに、マルチペアリングに対応したキーボードを選ぶことで、複数のデバイス間の切り替えが簡単にできます。
これにより、デバイス間の移行がスピーディーになり、複数台のデバイスを用いた作業でも効率的な作業が可能です。
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードを使うデメリット
電池交換や充電など手間が掛かる
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードは、電源供給のために内蔵バッテリーや単三電池などを利用します。
これにより、定期的に電池交換や充電が必要とランニングコストが発生し、ユーザーにとってストレスになる場合が多いです。
有線接続の場合、充電と言う概念が存在しないため電池持ちを気にする必要が無く、ワイヤレス接続の大きなデメリットとなります。
入力遅延の可能性がある
ワイヤレス接続のキーボードでは、有線接続に比べて通信の遅延が発生しやすいです。
特に、ゲームなど反応速度が重要なシーンでは、遅延がユーザーに大きなストレスを与えることがあります。
ただし、近年のワイヤレスキーボードは高速通信が可能なものが増えており、遅延の問題は徐々に改善されつつあります。
価格が高い傾向にある
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードは、有線接続のキーボードに比べて価格が高い傾向にあります。
これは、ワイヤレス通信技術や内蔵バッテリー、回路の設計が複雑であるためです。
そのため予算に制限がある場合は、有線接続のメカニカルキーボードを選ぶことが考慮する必要があります。
価格と性能のバランスを考慮して、妥協せず製品選びを行うことが大切です。
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードの選び方
キースイッチの種類から選ぶ
メカニカルキーボードの大きな特徴であるスイッチは様々な種類があり、タイピング感や音に大きく影響します。
例えば青軸はクリック感があり、打鍵音が大きいため、タイピングが楽しめる一方で、周囲に騒音を与えることがあります。
赤軸は軽いタッチで押下できるため、静かにタイピングができますが、押下感が弱いため誤入力しやすいことがデメリットです。
このように、各スイッチの特徴を理解し、自分の好みや使用環境に合ったスイッチを選ぶことが重要となります。
試し打ちができるショップなどで実際に触ってみることで、購入後にスイッチの選定を失敗しないように打鍵感を把握しておくと良いです。
接続方法と互換性から選ぶ
ワイヤレスキーボードは、Bluetoothや専用のレシーバーを利用した接続方法があります。
Bluetooth接続の場合、様々なデバイスに接続が可能ですが、デバイス間の切り替えが手間取ることが多いです。
専用レシーバーを利用した接続方法は、専用の受信機をUSBポートに挿すだけで簡単に接続できますが、対応デバイスが限られることがあります。
選ぶ際には、使用するデバイスとの互換性を確認し、適切な接続方法を選ぶことが重要です。
また、WindowsやMacOSに対応しているかどうかも確認がとても重要で、対応していない場合使うことができなくなります。
デザインやサイズから選ぶ
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードは、デザインやサイズが多種多様です。
コンパクトな60%キーボードは、デスクスペースを節約できるだけでなく持ち運びも便利ですが、数字入力が多い場合は不便です。
フルサイズのキーボードは、テンキーがありすべての機能を利用できますが、持ち運びには不向きでデスクスペースも多く消費します。
また、デザインに関しても、バックライトが搭載されているものや、キーキャップのカラーバリエーションが豊富なものなど多彩です。
高級感のあるアルミニウム製のトッププレートなど、デザインにこだわることで毎日の仕事のモチベーションにも影響します。
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードおすすめ10選
【Keychron】
K3 Version2(K3-B3-JIS)
超薄型で重さが476gなので携帯性が高く、据え置きでも持ち運びも両方の場面に活躍します。
ゲーミングキーボードではありませんが、RGBライティングに対応しておりオシャレな光り方に変更可能です。
ホットスワップに対応しており、ロープロファイルキーボードで対応しているとなると数少ないです。
【FILCO】
Majestouch Convertible2(FKBC108M/JB2)
有線接続とBluetooth接続の両方に対応しており、状況に応じて使い分けることが可能です。
無線接続中に無操作状態が30分続くと自動的にスリープモードに移行し、消費電力を節約し無駄なバッテリーの消費を減らせます。
見た目から機能面までとてもシンプルなため、人を選ばずどんな人にでも使いづらいと感じる事無く扱えます。
【ASUS】
ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe(X807 STRIX SCOPE RX TKL WL D/RD/US)
ゲームに特化したメカニカルキーボードで、ctrlキーが大きめに設計されておりゲーム中に押しやすいようになっています。
本体右上にあるROGのロゴはバッテリー残量に応じて光り方が変化し、視覚的にバッテリー残量が分かる他には無い構造です。
キーキャップの背面は4本の柱がついており、押下時のズレの少なく安心感があります。
【SteelSeries】
Apex Pro TKL WL(64865)
最先端のOmniPoint2.0スイッチが使用されており、磁気センサーにより動作で高速入力が可能です。
アクチュエーションポイントを0.2mm~3.8mmまで0.1mm単位の微調整が可能と、自分がピンとくるまで細かく調整できます。
さらに、1億回ものキーストロークに耐えられる耐久性を保有しており、長期間安心して使用できます。
【Razer】
DeathStalker V2 Pro(RZ03-04371400-R3J1)
Razer独自のロープロファイルオプティカルスイッチを使用しており、静音性としっかりとした打鍵感を両立しています。
HyperSpeed Wirelessの技術を搭載しており、有線接続状態と変わらない反応速度で安定感のある通信が可能です。
本体の厚みが約25mmと薄く、手首に負担がかかりにくいため長時間の使用でも疲れにくいです。
【Logicool】
SIGNATURE(K855GR)
トッププレートには上質なアルミニウムが使用されており、耐久性が高く長期間使用できます。
Bluetoothと専用のUSBレシーバー両方のワイヤレス接続対応しており、無線可能なデバイスの範囲がとても広いです。
機能面が豊富でコストパフォーマンスに優れており、ワイヤレス接続可能なメカニカルキーボードの入門としておすすめします。
【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850FL)
仕事用のフルサイズのメカニカルキーボードで、高機能なタイプの製品を探している方におすすめです。
幅広いOSに対応しマルチペアリングに対応しており、手が近づくとセンサーで光るバックライトと機能が充実しています。
3.2mmの浅いキーストロークのため指の負担が少なく、長時間使用しても疲れにくいです。
【Logicool】
MECHANICAL MINI(KX850CL)
MECHANICALのテンキーレスモデルで、コンパクトなデザインのためデスクのスペースが限られている方にもおすすめです。
MacとWindows両方のキー配列に対応しており、設定変更無しでOS間の行き来が可能と互換性に優れています。
15分とい短い時間の充電で1日使用可能で、フル充電では最長10ヶ月使用可能とバッテリーもとても優秀です。
【Logicool G】
G913(G913-TC)
ロープロファイルスイッチを搭載し、薄型でありながらメカニカルキーボードの特徴であるしっかりとしたタイピング感が得られます。
独自のLIGHTSPEED技術を搭載しており有線接続と遜色無い反応速度のため、速さを重視する方に特におすすめです。
シンプルで洗練デザインにとても高級感があり、仕事からプライベートまで幅広い環境に馴染んでくれます。
【Logicool G】
G913(G913-TKL-TCBK)
G913のテンキーレスバージョンで、コンパクトながらも高性能を誇ります。
機能は同じとなっていますが、小さめのデスクで作業スペースが小さめの方、マウスを広く動かす方などにおすすめです。
キースイッチはホワイトカラーモデルはタクタイルのみとなっていますが、ブラックカラーモデルは3種類用意されています。
まとめ
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードは、デスク周りがすっきりしたり、自由な配置が可能だったりとさまざまなメリットがあります。
その反面デメリットについても考慮しながら、自分に合った製品を選ぶことが大切です。
ワイヤレス接続のメカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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