山道や海辺を爽快に駆け抜け、到着後には、自然の中で椅子に腰掛け、一息つくのがバイクツーリングの醍醐味と言えるでしょう。
中でもバイクキャンプは、長時間のツーリングが楽しめ、星空や夜景を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
しかし、バイクに積載できる荷物には限りがあるため、椅子の持参を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、持ち運びに優れ、バイクへの積載も簡単な椅子を、選び方も含めてご紹介します。
目次
- 1 バイクキャンプ向け椅子を使うメリット
- 2 バイクキャンプ向け椅子を使うデメリット
- 3 バイクキャンプ向け椅子の選び方
- 4 バイクキャンプ向け椅子おすすめ10選
- 4.1 【Moon Lence】アウトドア チェア 2way
- 4.2 【Rock Cloud】キャンプ 椅子 高さ調節可能 超軽量
- 4.3 【DesertFox】アウトドアチェア 折りたたみ 枕付き
- 4.4 【Tolanfio】アウトドアチェア 折りたたみ キャンプ椅子
- 4.5 【KVASS】折りたたみコンパクト椅子 超軽量
- 4.6 【Oture】アウトドアチェア 折りたたみ椅子
- 4.7 【JETIKA】アウトドア チェア キャンプ ローチェア
- 4.8 【キャプテンスタッグ】アウトドアチェア チェア ラウンジチェア(UC-1844)
- 4.9 【Helinox】アウトドアチェア チェアワン(1822221)
- 4.10 【Helinox】アウトドアチェア チェアツー(1822284)
- 5 まとめ
バイクキャンプ向け椅子を使うメリット
コンパクト
バイクへ荷物を積み込む場合、ツーリング用のバッグを準備し、その中にキャンプ用品を収納していきます。
カバンに収納できる荷物には限りがあるため、大きな椅子はかさばるだけでなく、持っていくことすら困難です。
コンパクトな椅子であれば他の荷物の邪魔にならず、収納や取り出しも簡単にできます。
軽量
バイクに積載する場合、たたみやすさやコンパクトさと同じくらい、椅子本体の重さが重要になります。
バイクの荷台に荷物を乗せすぎると、運転中や停車中にバイクのバランスが崩れて大変危険です。
椅子単体では重みを感じなくても、他の荷物とまとめるとすぐに重くなってしまうため、軽ければ軽いほど安心です。
設置が簡単
バイクキャンプは、1人で準備や片付けをするため、できるだけ簡単に設置ができる椅子がおすすめです。
バイクキャンプ向けの椅子であれば組み立ての手順が少なく、準備や後片付けが楽に行えます。
休憩するための椅子なので準備で疲れにくく、設置が簡単な点は大きなメリットと言えます。
バイクキャンプ向け椅子を使うデメリット
背もたれがないものもある
アウトドア用の椅子の中には、コンパクトさを重視して背もたれのない簡易的なものもあります。
特に、バイクキャンプ向けの椅子は座って一休みする程度なら良いのですが、ゆったりするには不十分なものもあります。
背もたれのない椅子は疲れが取れにくいだけでなく、下半身のみで体重を支えるため、疲れやすい点に注意が必要です。
風に弱い
軽量化されたものが多いため、座っていない時に風に吹かれると、位置がずれたり飛んでしまうことがあります。
バイクキャンプ向けの椅子の中には背もたれ付きもありますが、面積が広く、より風の影響を受けやすくなります。
組み立て終えた椅子にすぐ座らない場合は、荷物を乗せておくなどの対策をしておくと安心です。
汚れの処理が手間
どんな椅子にも言えることですが、特にバイクの場合には、多くの荷物を小さいカバンに入れるので注意が必要です。
椅子の脚などに汚れが残っていると、他の荷物を汚してしまったり、砂利などにより傷つけてしまう可能性があります。
使用後には、接地面をよく清掃するか、収納用のケースに入れて持ち運ぶようにすると安心です。
バイクキャンプ向け椅子の選び方
種類
バイクキャンプ向けの椅子と言っても種類は複数あり、つくりによって機能性が変わります。
スツールと呼ばれるタイプは背もたれがなく、簡単な作りで設置や片付けがスムーズにできるチェアです。
座椅子は「地面に座りたいけど直接座るのは抵抗がある」と言う方や、簡易的な背もたれが欲しい方にも良いでしょう。
多くのキャンパーに好まれ、バイク積載にもおすすめなのが、フレームと座面が分かれており、コンパクトに収納可能なチェアです。
フレームと座面の分割タイプは、ほとんどが背もたれ付きで、包み込まれるような座り心地が特徴です。
スタイル
キャンプ向けの椅子は、大きく分けるとロースタイルとハイスタイルがあり、どちらを選ぶかは好みによります。
座椅子タイプもありますが、バイクツーリング中に休憩することを考えると、一般的なチェアの方が使い勝手が良いでしょう。
地面に近く、焚き火などを間近で眺めたい方には、低い位置に座面があるロースタイルがおすすめです。
ハイスタイルは、一般的な高さのテーブルとの相性が良く、立ったり座ったりがスムーズなチェアです。
チェアのスタイルを選ぶ際はシチュエーションを想定し、焚き火台やテーブルなどの高さも確認しておくと良いでしょう。
価格帯
アウトドア用のチェアは機能性やブランドなどによって、価格帯もバラバラなので、金額にも注意しておくと良いでしょう。
スツールや座椅子は簡単なつくりのため、1,000円や2,000円などの低価格で購入できるものもあります。
背もたれ付きで扱いやすいチェアでも、5,000円前後の価格で十分に購入が可能です。
より軽量でコンパクトなものの中には、10,000円以上する商品もありますが、少し高価なアイテムと言えるでしょう。
予算に余裕があれば、高価なものもおすすめですが、5,000円前後のものでも、機能性は問題ありません。
バイクキャンプ向け椅子おすすめ10選
【Moon Lence】
アウトドア チェア 2way
フレームと座面が分かれており、コンパクトに収納できるケース付きのアウトドアチェアです。
脚を折り込んで使うことにより、ロースタイルにも対応でき、気分やシーンに応じて使い分けすることができます。
背もたれのサイド部分はメッシュ構造となっており、通気性がよく、熱がこもる心配がありません。
【Rock Cloud】
キャンプ 椅子 高さ調節可能 超軽量
脚の先端に滑り止めのキャップが付いており、柔らかい地面にも入り込まず安定感のあるチェアです。
ところどころメッシュ生地になっており、通気性が良いだけでなく、体重をうまく分散してくれます。
専用の収納ケースで持ち運びしやすく、他の荷物を汚しにくい他、洗濯も可能なためお手入れが簡単です。
【DesertFox】
アウトドアチェア 折りたたみ 枕付き
専用ケースにコンパクトに収納できるにも関わらず、大きな背もたれでゆったりと座れるチェアです。
背もたれの上部には枕が付いており、自然の中でゆったりと仮眠を取ることができます。
サイドには、ドリンクホルダーや、小物を収納できるポケットが付いており、テーブルがない時にも便利です。
【Tolanfio】
アウトドアチェア 折りたたみ キャンプ椅子
シンプルな構造で組み立てに手間がかからない、背もたれ付きのアウトドアチェアです。
メッシュ部分が多いため通気性が良く、汚れにくい生地なので、拭き掃除で簡単に汚れが落とせます。
軽量のフレームは強固にできた連結部分に集中し、体重をうまく分散してくれるため、強度が高いのが特徴です。
【KVASS】
折りたたみコンパクト椅子 超軽量
非常にコンパクトに収納ができ、専用ケースに入れて気軽に持ち運びができる、簡易的なアウトドア用チェアです。
組み立ては簡単で、パイプ同士の連結は中に組み込まれたゴムとスプリングで、広げただけですぐに完成します。
簡易的な椅子なので背もたれはありませんが、ツーリング中に一息ついたり、頻繁に立ったり座ったりする時にはおすすめです。
【Oture】
アウトドアチェア 折りたたみ椅子
非常に軽く、ドリンクホルダーなどに入れられるほどコンパクトになる、簡易的なチェアです。
面倒な組み立ては一切なく、脚のロックを外して伸ばし、クロスさせて広げるだけで設置が完了します。
シンプルな作りですが耐荷重は150kgとなっており、安心して腰掛けることができます。
【JETIKA】
アウトドア チェア キャンプ ローチェア
背もたれ付きのため、包み込まれるような座り心地で、ゆったりと座れるアウトドアチェアです。
フレームを組み立て、座面を張ればすぐに組み立てができ、持ち運びにも便利な収納ケース付きです。
使い勝手の良いチェアですが、3,000円ほどで購入ができ、非常にコスパの良い商品と言えます。
【キャプテンスタッグ】
アウトドアチェア チェア ラウンジチェア(UC-1844)
バイクキャンプ向けとしてはやや大きめですが、座面も背もたれもしっかりとした作りで、安定感のあるチェアです。
バイク用カバンの外側にゴムバンドで固定して持ち運べば、ツーリング中の出し入れが楽にできて便利です。
組み立ては必要なく、ケースから出して広げるだけで、ドリンクホルダーや肘置きが備わった便利なチェアが設置できます。
【Helinox】
アウトドアチェア チェアワン(1822221)
強度に優れ、フレームだけでなく座面に使われる生地も耐久性抜群な、コンパクトで使いやすいアウトドアチェアです。
背もたれや座面のサイドはメッシュ生地が使われ、軽量で通気性が良く、快適な座り心地でリラックスすることができます。
同タイプの中では、少し高価な商品になりますが、耐久性や使い勝手を考えると、大変コスパの良い商品です。
【Helinox】
アウトドアチェア チェアツー(1822284)
同メーカーのチェアワンと同じ性能を持ち、さらに背もたれが大きく、ゆったりと座れるチェアです。
長い背もたれの先端には、カバーが付いており、収納ケースを入れれば、枕として使うこともできます。
広げたサイズは大きめですが、収納ケースに入れることでコンパクトになり、軽いため持ち運びも楽々です。
まとめ
バイクキャンプをする方にとって、椅子は必須なアイテムですが、荷物になるためチェア選びに迷う方も多いでしょう。
バイクで出発後に後悔しないよう、今回ご紹介した椅子を参考に、持ち運びしやすく使い勝手の良いチェアを探してみてください。
バイクキャンプ向け椅子の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方