釣りで使用するルアーには非常にさまざまなカラーが用意されており、クリアカラーからオールブラックカラーまでその種類は数え切れません。
そしてそんなルアーカラーの中でも、とりわけ異色のカラーとして知られているのがマットチャートカラーです。
当記事では数多くのカラーの中でもマットチャートカラーに着目し、そのメリットやデメリット、効果について解説。
さらにはおすすめしたいマットチャートカラーのルアーもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
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マットチャートカラーとは
マットチャートカラーとは、わかりやすく言うのであれば黄色一色のルアーのこと。
黄色の中でも透明で透けることのない蛍光マットな黄色一色のスプレーカラーをマットチャートカラーと呼び、別名バナナカラーと呼ぶこともあります。
このマットチャートカラーは数多くのルアーカラーの中でも異色のカラーとして認識されており、決して頻繫に使用されているカラーではありません。
しかし、マットチャートカラーには唯一無二のメリットもあるため、自分の武器の1つとして持っておくのにはピッタリなカラーと言えるでしょう。
マットチャート塗装のルアーを使うメリット
濁りに強い
マットチャートカラーを使用する最大のメリットとなるのが、濁りに強いことです。
一目見てわかる鮮やかなこのカラーは、洪水後など濁りが酷いタイミングでの使用にピッタリ。
ナチュラル系のカラーではまったく見つけてもらえない状況であっても、マットチャートカラーであればしっかりと魚にアピールできるでしょう。
マットチャートカラーが活躍する状況として最もわかりやすいのが、濁りが入って透明度が低くなった時です。
釣り人から見えやすい
マットチャートカラーは魚からだけではなく、釣り人から見えやすいこともメリットの1つ。
特に、トップウォータープラグやビッグベイトなどを扱う際、自分の目でルアーを追えるというのは確実に釣果へと繋がります。
ルアーが通ってくるコースをイメージしやすいので、よりタイトに障害物周りを攻められるようになるでしょう。
ハマれば爆釣する
マットチャートカラーは決してどんな状況でも釣れるカラーではないものの、ハマった時の爆発力が大きな魅力。
マットチャートカラーでしか釣れないといった状況も存在しており、タックルボックスに1つ入れておけば活躍してくれる日がかならず訪れるでしょう。
マットチャートカラーで釣れる日には連発することも多く、他のカラーで釣れない時にぜひ試してみてください。
マットチャート塗装のルアーを使うデメリット
スレやすい
マットチャートカラーは目立ってアピール力が高い一方、スレやすいというデメリットを持っています。
一度マットチャートカラーが見切られてしまうと、同じルアーへの反応が極端に小さくなってしまうことも。
特に透明度の高い状況下ではよりスレやすくなってしまうので、透明度の高い時にはナチュラル系のカラーを使うのがおすすめです。
あまり売られていない
マットチャートカラーは決してよく使われているカラーではないことから、あえて置いていない釣具屋も少なくありません。
また、チャートカラーがラインナップされていたとしても、黄色一色のマットチャートカラーがないルアーも多くあります。
そのため、他のカラーと比較すると選択肢は狭くなってしまうでしょう。
当記事ではマットチャートカラーのみをご紹介しているので、マットチャートカラーを探している方はぜひ参考にしてみてください。
使いどころが少ない
マットチャートカラーのルアーはイワシカラーやオレンジ系などと比較して、使いどころは少ないカラーになります。
どんな状況下でもある程度釣れる、といったカラーではないことから、上級者向けのカラーと言えるかもしれません。
使いどころをしっかりと理解して使う必要があることから、ある程度の知識も必要。
しかし、使いどころが少ないカラーであるからこそ、ハマった時の爆発力に長けていることも事実です。
マットチャートカラーのルアーおすすめ6選
【ブルーブルー】
スネコン 50S(マットチャート)
潮に流すことによってゆっくりと大きなS字アクションをしてくれる、ライトゲームにピッタリなペンシルベイト。
水面直下を極めてナチュラルに探ることができ、尺メバルの実績も充分なルアーです。
そんなスネコン 50Sにラインナップされているマットチャートカラーは、濁りが入った日のメバリングに最適。
クリアカラーと合わせて2つ揃えておけば対応できない状況はないでしょう。
【アムスデザイン】
ヨイチ99(マットチャート)
99mmサイズで重量が28gもあり、メタルジグに匹敵する飛距離が魅力的なシンキングペンシルベイト。
本来はシーバスフィッシング用として開発されたルアーですが、キラキラと沈む水平フォールへのフラットフィッシュの反応も良好です。
マットチャートカラーは洪水後の河口シーバスや、雨後のサーフフィッシングなど、濁りが極端に入った場面で大活躍するでしょう。
【ダイワ】
ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F(マットチャートイワシ)
重心移動システムによって、125Fで平均飛距離73.5mを誇るフローティングミノー。
フローティングミノーにおいてはトップクラスの飛距離となっており、シーバスはもちろん、青物のナブラ打ちでも実績があるルアーです。
マットチャートイワシは、マットチャートカラーにイワシの模様が入っており、広い範囲にアピールをしてくれるハイアピールなカラーとなっています。
【デュオ】
ビーチウォーカークアド 130S(マットチャート)
サーフからのヒラメやマゴチ狙いで大人気のルアーシリーズ「ビーチウォーカー」のシンキングミノー。
ブリブリと強く動くアクションに設定されているので、広大なサーフからやる気のあるフラットフィッシュを引き出すことができます。
マットチャートカラーの見た目によるアピールと動きが合わさることによって、やる気のある魚がいればすぐに反応を得られるでしょう。
【ジャクソン】
アスリートプラス12FS VG(マットライムチャート)
シーバスフィッシング用ミノーとして多大なる実績を残してきたアスリートミノーに、現代の飛距離とフラッシングアピールが加わったモデル。
ボディはフラットサイド仕様になっており、アクションさせると光を反射して周りの魚にハイアピールしてくれます。
マットライムチャートは夜間の橋脚打ちなど、常夜灯の光を受けて怪しくシルエットを映し出すことのできるカラーです。
【ダイワ】
ピーナッツ(ブルーバックチャート)
日本で販売されているクランクベイトの中で最も知られており、大人気のピーナッツシリーズ。
よく飛び、よく泳ぎ、よく釣れる、というルアーに求められる条件を高いレベルで満たしており、1つ800円というお求めやすさも相まってロングセラー商品となっています。
ブルーバックチャートはそんなピーナッツの中でも特にアピール力の高いカラー。
濁りの強い河川でブラックバスを狙う際には、このブルーバックチャートが基本のカラーとなってくるでしょう。
まとめ
以上ここまで、マットチャートカラーのルアーを使うメリットやデメリットの解説から、おすすめ製品まで詳しくご紹介してきました。
数多くのカラーの中でも異色を放つマットチャートカラーですが、実は数多くのメリットが存在しています。
マットチャートカラーは状況によっては爆発力のあるカラーなので、ぜひ1つタックルボックスに忍ばせておくのはいかがでしょうか。
マットチャートルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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