ある程度滑れるようになってくると、自分の滑走スタイルに合わせたブーツが欲しくなってきます。
スノーボードをさらに楽しむために、その情報を知っていて損はありません。
どのブーツがどのような部分で最強なのか、何に向いているのかなどに加え、最強のスノーボードブーツ16選をご紹介していきます。
価格も機能も重視の方はぜひ参考にしていただき、最強なものを身につけて楽しく上達を目指しましょう。
目次
- 1 最強スノーボードブーツを使うメリット
- 2 最強スノーボードブーツを使うデメリット
- 3 最強スノーボードブーツの選び方
- 4 最強スノーボードブーツおすすめ16選
- 4.1 【VANS】INVADO PRO
- 4.2 【K2】DARKO
- 4.3 【Burton】Kendo(W23JP-214271)
- 4.4 【YONEX】CLIPSION BOA
- 4.5 【RIDE】LASSO
- 4.6 【HEAD】EIGHT BOA LIQUID FIT
- 4.7 【K2】TARO TAMAI SNOWSURFER LS
- 4.8 【BURTON】ION
- 4.9 【Thirty Two】TM-2 Jones
- 4.10 【NORTHWAVE】EDGE
- 4.11 【adidas】SUPERSTAR ADV(D97887)
- 4.12 【FLUX】TX-LACE(flux_tx_lace)
- 4.13 【K2】WAIVE(k2sno22waiv)
- 4.14 【Burton】フォトン
- 4.15 【Burton】Ion Boa
- 4.16 【DEELUXE】TEAM ID LTD
- 5 まとめ
最強スノーボードブーツを使うメリット
パフォーマンスが上がる
自分がどのようなパフォーマンスをしたいのか、ブーツというギア選びは、それに近づくための重要なポイントです。
高速域や衝撃吸収が必要な場合では、ホールド感や吸収剤など、素材へのこだわりも必要となってくることでしょう。
また、グラトリやストリートスタイルなどではトーションが効くよう、柔らかめのブーツがパフォーマンスが上がりやすいです。
ストレスが軽減される
ブーツを履いていて、つま先およびスネが痛くなったりすることがあります。
そこで、衝撃吸収性が高く、疲れにくいブーツがあります。
足の形状に合わせて締め分けができたり、インナーブーツの熱整形ができるなど、機能はさまざまです。
少しでも負荷が軽減されることで、長時間のパフォーマンスやストレスのない滑走が可能になります。
気分が上がる
スノーボードをするにあたって、気分が上がることは必須です。
ブーツはその主要なギアであることもあり、デザインは非常に豊富です。
お気に入りの逸品を身につけると、誰でもいい気分になったり、嬉しい気持ちになります。
さまざまな機能を熟知して、トータルコーディネートもおしゃれにきめれば、気分が上がること間違いなしです。
最強スノーボードブーツを使うデメリット
ブーツが全てではない
ブーツに合わせたインソールや靴下なども非常に重要となります。
ブーツをより快適に使用するには、別売りのインソールやスネ当てなどを購入した方が良い場合も。
普段使っている靴下やインナーがあるときは、その分厚さも含めてサイズ測定し、成形した方が良い場合があります。
ブーツにまつわるギアにも注目しながら購入できると良いでしょう。
ある程度費用はかかる
インソールや靴下などにこだわると、それなりのものが欲しくなってしまい、費用はかさみます。
しかし、ただ安いものを選んでいると、思った機能が期待できずに身体に負担がかかります。
それで怪我をしてしまったら、元も子もありません。
ある程度の費用がかかるのは仕方ないことと割り切って、失敗しないブーツ選びをしていくことが重要です。
消耗品であるということ
どれほど高価なブーツを購入しても、結局は履き潰して、買い替えが必要となる時期がきます。
それは、思い通りのパフォーマンスができず、思わぬ怪我に繋がるかもしれません。
しかしそれは、吐きつぶれるほど楽しめたブーツということです。
自分の身体に違和感を覚えたタイミングで、次のブーツ選びができたら良いでしょう。
最強スノーボードブーツの選び方
正確な足の測定を忘れない
まずは、自分の足のサイズを知ることが重要となってきます。
メーカーによってサイズ感覚は違うことがあり、実測したサイズを元に、メーカーと照らし合わせることが必要となるでしょう。
ネットで購入したい人も多いと思いますが、可能であれば一度実際に試着し、確実な感覚を確かめることをおすすめします。
意外と見落としがちなのが、甲高幅広についてです。
日本人の特徴的な足とも言われていますが、それによってインソールの必要性やブーツのフィット感も変わってくることがあります。
靴屋さんやスポーツ店、間違いないのは専門店での実測です。
しかし、どうしても実測や試着ができない場合には、返品交換のきくサイトで購入するのも一つかもしれません。
ブーツタイプから選ぶ
ブーツには、ボアタイプ(ワイヤータイプ)、紐タイプ(シューレース)、スピードレースタイプがあります。
ボアタイプは、ギアでの巻き上げによってブーツが締まる設計で、簡単に締められることがメリットです。
また、脱ぐときもワンタッチで簡単に扱えます。
紐タイプは、靴紐のようにマニュアル的な締め分けができ、自分の足の形状に合わせて締めることができます。
足の動きに合わせて、フィットしてくるところと緩んでくるところがあるため、キツく締めたい方には向いていないかもしれません。
最後にスピードレースタイプですが、こちらはブーツ横のストッパーを利用してブーツを締めます。
紐タイプよりも早く締められるうえ、より十分にフィット感を整えられます。
パフォーマンスから選ぶ
フレックスと呼ばれる硬さや捻れやすさについて、自分の滑走スタイルに合わせて選ぶのも一つです。
硬めのフレックスを選ぶ人が多いのは、着地で衝撃が多いキッカーをまわす人や、高速で滑走をする人などです。
硬めのフレックスは自由がきかない分、足まわりをしっかりと固定してくれて、安全性に優れていると言えます。
また、グラトリなどトーションを低速域で絶妙にコントロールする際には、柔らかめのフレックスを選ぶ人が多いです。
どちらにしても、自分の身体に負担がかからないフレックス、扱いやすいフレックスを選ぶことが一番です。
また、ブーツの外側が上部と下部の2部構成となっているものがあります。
曲がりやすく、つま先などでのコントロールも行いやすくなるでしょう。
また、ブーツ全体の縫い目があまりないものは濡れにくく、防水性に優れている特性もあります。
最強スノーボードブーツおすすめ16選
【VANS】
INVADO PRO
VANSはスニーカーでも大変有名なブランドで、こちらはおしゃれなデザインがたまりません。
ジブ系と呼ばれるパークなどにとても使用しやすいブーツで、浮きやすい踵部分はボアによりしっかりと締めることができます。
インナーはクッション性が高く、足の負担が少ないです。
また、トラップにより、フィット感を調整することができます。
【K2】
DARKO
10年以上もK2のフリースタイルブーツとして活躍しているDARKO。
1日中パークでパフォーマンスをしていても、身体への負担が少なく、快適に過ごせます。
クラシカルなデザインはなんともおしゃれで、スタイリッシュです。
特許済みのBOAシステムにより、足首を快適に包み込み、最高級のホールド感が味わえます。
【Burton】
Kendo(W23JP-214271)
Burton独自のステップオンシステムのブーツレースタイプです。
スムーズな着脱が可能となりますが、専用のビンディングが必要なところは要注意です。
ミディアムフレックスがあらゆる動きにレスポンシブに対応し、パークやジブで最強なパフォーマンスを提供してくれます。
熱成型対応ライナーが足にぴったりとフィットします。
【YONEX】
CLIPSION BOA
フレックスは非常に硬く、力強い滑走も可能になります。
アウターブーツは前屈方向への反応も優れており、軽量構造です。
パワークッションと呼ばれる衝撃吸収の素材がアウターやインナーに内臓されているため、負担軽減されます。
そのため、ハーフパイプやビッグキッカーなど、ハイレベルな競技でも十分なパフォーマンスが可能です。
そして、ボア調整が可能なため、自分好みの締め具合に都度調整ができます。
【RIDE】
LASSO
フリーランスタイルの極め付けのブーツと言える逸品です。
フロントのボアは前側すべてを、サイドのボアはインナーを締めてくれます。
そのため、ヒール周りは安心感のある締め付けを実現。
ブーツの底はしっかりと衝撃を吸収し、雪面のヒヤッとした感覚も防ぎ、快適に過ごせます。
【HEAD】
EIGHT BOA LIQUID FIT
硬いフレックスが、高速域の滑走をしっかりとサポートしてくれる最強ブーツです。
まるで素足で感じるようなフィッティングが魅力で、インナーは自分の対応に反応し、使用する度にフィットしていきます。
また、専門店での熱成型も可能なため、足に間違いなくフィットする逸品です。
LIQUIDFITが採用されており、専門店で自分の足に合ったフィッティングに調整することができます。
【K2】
TARO TAMAI SNOWSURFER LS
あの玉井太郎さんが監修した限定モデルで、本物の皮が使われたブーツは、最高品質でありおしゃれです。
フレックスは非常に柔らかく、板から伝わる細かな反応もキャッチしてくれます。
ボアにより細かな締め上げが可能で、ストレスが溜まることなく、極上のパウダーをサーファーの気分で滑走することができます。
【BURTON】
ION
オリンピック金メダリストの平野歩夢さんも愛用したBURTONのIONは、まさに世界を制した最高峰のブーツです。
柔らかくしなやかでありながら、耐久性や柔軟性、グリップ力があります。
また、かかとのホールド性が高く、自由なフレックスが可能です。
防雪内部のマチが付いており、ブーツの下部が完全に密閉されるため、足は暖かくドライに保たれます。
【Thirty Two】
TM-2 Jones
グラトリやストリートに最適な、程よい柔軟性のあるブーツです。
ヒールのホールド感はしっかりとあるため、フィット感は非常に高く、フレックスが追求されています。
これを装着していればメイク率の向上も期待でき、どのような山でも征服できるでしょう。
デザイン性も高く、おしゃれにコーディネートをキメることができます。
【NORTHWAVE】
EDGE
NORTHWAVEの中でも柔らかめのフレックスで、グラトリやジブ向けです。
アッパーとロアーの上下で別れており、締め分けが可能です。
かかとをしっかりとホールドして、上部はフリーに締めることで、グラトリ向けの調整ができます。
軽量設計であり、身体への負担も少なく、長時間でも快適なライディングが楽しめます。
【adidas】
SUPERSTAR ADV(D97887)
こちらはグリップ性が高く、操作性に優れています。
足裏の感覚がつかみやすいため、パークやジブ、グラトリのスノーボーダーに特に人気が高いです。
インナーのフィット感と防水性にも優れているため、室内スキー場や暖かい時期まで快適に使用できます。
熱整形が可能ですが、元々つま先が広めに作られているため、日本人の足にもフィットしやすいです。
【FLUX】
TX-LACE(flux_tx_lace)
足全体を心地良く優しく包むため、バックカントリーやストリートに適した紐型のブーツです。
ブーツの底はしっかりと厚みがあり、衝撃吸収に優れたクッションが内臓されています。
1日中ライディングしていることを忘れさせてくれる逸品です。
また、浮きやすいヒール部分などは強く締めるなど、締め分けもマニュアル的に実現します。
紐のため、故障がほとんどないうえに軽量であり、紐が破損した際も応急処置がしやすいです。
【K2】
WAIVE(k2sno22waiv)
長い1日となるバックカントリーなどで装着していても、負担の少ない快適なブーツです。
BOAシステムのため、山頂へ向かうハイクのときには締め付けの少ない程度に調整し、滑走時はすぐに快適に締めることが可能。
この一足を手に入れれば、バックカントリーツアーへの参加も自然と増えること間違いなしです。
【Burton】
フォトン
オールマウンテンであり、パークやバックカントリースタイルなど、幅広く対応しています。
Burton独自のステップオンシステムで、バインディングとブーツをストラップなしで固定できます。
要注意なのは、専用のビンディングとのセット購入が必要ということ。
ボードの着脱が簡単にでき、これ以上ない快適なスノーシーズンになること間違いなしです。
【Burton】
Ion Boa
どのような山でも、ゲレンデでは非圧雪からパークエリアまで、隅々まで楽しむことができるでしょう。
フレックスは非常に硬い方で、操作性と走破力があります。
BOAシステムにより、2つの独立したレースゾーンをそれぞれ微調整しながら締め分けることが可能。
インナーは体の熱を逃さず、足を暖かくドライに保ってくれます。
【DEELUXE】
TEAM ID LTD
グラトリからフリースタイルまで、オールジャンルに対応するブーツです。
ダブルパワーベルトで十分にホールドし、操作性は抜群です。
インナーは熱形成が可能であり、自分の足に合わせたインナーを作成することができます。
ソールは究極に薄く、足裏からの情報も逃さず、衝撃吸収にも非常に優れています。
まとめ
さまざまなブーツがありますが、どの機能があれば自分にとっての最強なブーツとなるのか、すでに目星がついたことでしょう。
最強のブーツを手に入れて、ワンランク上のより良いスノーライフを送れたら良いですね。
最強スノーボードブーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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