雪が降り続く日や雨がちらつく日、春などの暖かい日は特に、足や靴下が水浸しになってしまうことがよくあるかと思います。
そのようなときに、ブーツのインナーのカバーは大活躍します。
インナーカバーは、ブーツへの水の侵入を防ぐため、滑走中も快適に過ごすことが可能になるアイテムです。
そこで、今回はスノボブーツのインナーカバーを厳選し、おすすめアイテムをご紹介していきます。
スノボブーツのインナーカバーを使うメリット
足が濡れない
インナーや足が濡れてしまうと、ブーツが非常に重たくなったり、フィット感に違和感が出てきます。
ブーツのアウターがびしょ濡れになった場合は足が蒸れて、ブーツを脱いだ際にとても臭くなることもあり得ます。
インナーとの間に一層あるだけで、インナーや足が濡れることがなくなり、快適に滑走できるようになるのです。
インナーが汚れない
アウターから侵入した雪や泥によりインナーが汚れたり、最悪の場合はソックスやインソールがダメになることもありえます。
大切なギアを長く使用するためにも、インナーカバーを使用して、快適な滑走ができたら良いでしょう。
また、インソールカバーは万が一汚れてしまった場合でも、お手入れがしやすいです。
暖かい
氷点下などの気温が低い日は、特に足先が凍えてしまい、感覚がなくなった経験がある方も多いと思います。
ブーツのインソールに履くだけで保温効果を得られるため、一石二鳥以上の効果を得ることができます。
保温効果だけでなく、透湿性に優れた蒸れない商品もあるため、自分に必要な機能を見極めて購入すると良いでしょう。
スノボブーツのインナーカバーを使うデメリット
荷物が増える
常に使用したい場合はいつもの荷物に加味されるため、当然荷物が増えることになります。
また、使用後にはしっかりと乾かしたり、干しておくことも必要です。
大切なギアが増えたという気持ちで大切に管理ができると良いですが、人によっては面倒に思う人もいるでしょう。
そのような人は、本当に必要なときを見極めて使用するのも良いかもしれません。
蒸れる場合もある
どれほど透湿性が高くても、アウターブーツを履いているため、春など汗をかくような天候の際には、多少蒸れることもあります。
しかし、外から侵入してくる雪や水分を遮断する効果は絶大です。
どちらを優先するかは、最終的には自分の好みに左右されるかもしれません。
天候に合わせてベストなパフォーマンスができるよう、使いこなしましょう。
重たくなる
女性や子供の場合は特に、ちょっとした荷物も、長時間使用していると身体の負担になることがあります。
どれほど軽量のウェアやビンディングなどを手に入れても、インナーカバーを使用すると、その分だけ荷重が増えます。
しかし、水分を吸収したインナーやソックスほど荷重がかかることはないでしょう。
スノボブーツのインナーカバーの選び方
サイズを確認する
一般的なシューズやブーツカバーでは、スノーボードのインナーサイズには適用していません。
そのため、専用のスノボブーツのインナーカバーが必要になります。
自分の足のサイズではなく、ブーツやインナー自体のサイズも参考にしながら購入すると良いでしょう。
また、大きければ良いというものでもありません。
大きすぎると、インナーカバーの中でインナーが動いてしまい、操作性が落ちることも考えられます。
また、インナーカバーが重なり、足に負荷がかかることもあります。
サイズの合ったインナーカバーを使用し、快適に滑走しましょう。
素材も確認する
使用されている生地や素材は、商品によって異なります。
ただ純粋に、防水カッパのように水分を遮断したいのであれば、その機能だけのものを選べば良いでしょう。
しかし、足に汗をよくかく人、汗をかくシーズンに使用したい人は、透湿性が優れたものを選ぶ必要も出てきます。
インナーカバーによって足が蒸れて、結局ずぶ濡れになっていたら元も子もありません。
使用頻度から検討する
安価なものは耐久性が低く、使い捨てとなってしまうこともあるでしょう。
そのため、インナーブーツを常用したい人にとっては、しっかりとした素材の耐久性のあるものを選ぶことも重要です。
また、汚れることもあるため、洗濯などケアの仕方がわかるものを選ぶと、お手入れもしやすいうえに長く使用できます。
スノボブーツのインナーカバーおすすめ6選
【TaoTech】
インナーブーツカバー
摩擦に強く、繰り返し使用できるよう丈夫にできており、ブーツの中でもしっかりとフィットします。
インナーブーツに被せるだけなので、装着は簡単です。
特殊コーティングにより防水性が高くなっており、みぞれや春雪など水分が多い雪でも、ブーツ内への侵入を防いでくれます。
また、透湿性に優れているため、ブーツ内はいつでも快適です。
【SKIGO】
スノーオーバーソックス
ブーツのインナーに被せるだけで、水気を全て遮ってくれます。
保温効果もあり、冷えることはなく、なんと言っても購入しやすい価格が魅力。
本当に必要かどうかわからなくても、天候が悪化しそうなときなど、万が一の場合に備えておくことや、試し買いも気軽にできます。
シンプルなデザインのため、どのブーツにもスムーズに溶け込みます。
【Orange】
ブーツドライソックス(#041017)
スキーやスノーボードブーツ専用の防水シートです。
まるっとインナーを包み込んでくれるため、外からの水気は全てシャットアウトされます。
大雨や水気の多い雪面を滑るときでも、足が濡れることなく快適に滑走可能です。
靴下のようにインナーブーツに履かせて、その上からアウターブーツを普段通りに装着します。
【eb’s】
ブーツインナーソックス
湿った雪質や悪天候のときでも、ブーツの中に水が染み込んだり蒸れたりすることを防いでくれます。
デラファインコーティングという素材により、生地は耐水性に非常に優れています。
また、透湿性も高いため、汗をかいても素早く解放してくれるため、蒸れを軽減。
ブーツのインナーにそのまま被せて使用できるため、誰でも簡単に着用可能です。
【THREE WEATHER】
ブーツインナーカバー(010399iiootsinner)
こちらは、防水、透湿性のある素材が使用されています。
そのため、水の侵入を防ぐことはもちろん、汗は解放されて、ブーツ内の蒸れを防いでくれます。
縫製部もシームテープで加工されているため、防水効果は高いです。
脛部分は絞りが効くため、インナーにしっかりとフィットして、雨天や降雪時でも上からの水分の侵入を防いでくれます。
【VOLUME GLOVES】
BOOTS SOX
完璧な防水性とあたたかくて濡れないをうたっているVOLUME GLOVESからも、インナーカバーが出ています。
こちらを使用すると、どのような天候でも快適にパフォーマンスが可能になります。
耐久性にも優れており、ワンシーズンで使い捨てということもなく、数シーズン使用できるのも魅力。
万が一汚れてしまった場合でも、専用のクリーナーを使用すれば洗濯もできます。
まとめ
インナーカバーは、スノーシーズンを快適に過ごすために、持っているに越したことはありません。
スキー場での気持ちやパフォーマンスを維持するためにも、お気に入りの逸品に出会い、快適に滑走できると良いですね。
スノボブーツのインナーカバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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