キャンプでの存在感が強く、無骨な雰囲気のキャンプケトルですが、よりワイルドに楽しむために直火対応のキャンプケトルをおすすめします。
直火対応キャンプケトルは、ステンレスなどの耐久性に優れた素材を使用し、高火力な焚き火の炎や、炭火でも使用できるのがポイントです。
煤で汚れた使い込んだキャンプケトルは、それだけで愛着が湧き、無骨なキャンプの雰囲気作りにも一役買ってくれるでしょう。
今回はデザイン性や機能性にも優れた、おすすめの直火対応キャンプケトルをご紹介します。
目次
- 1 直火対応キャンプケトルを使うメリット
- 2 直火対応キャンプケトルを使うデメリット
- 3 直火対応キャンプケトルの選び方
- 4 直火対応キャンプケトルおすすめ10選
- 4.1 【スノーピーク】ケトル NO.1(CS-068R)
- 4.2 【キャプテンスタッグ】 キャンプ用ケトル 14cm 1.3L(M-7296)
- 4.3 【Fire-Maple】ANTARCTI ステンレス ケトル
- 4.4 【Amagogo】ステンレス鋼キャンプケトル
- 4.5 【テンマクデザイン】ステンレスケトル 2.0L
- 4.6 【カクセー】ステンレス ケトル(PP-06)
- 4.7 【コールマン】ファイアープレイスケトル(2000026788)
- 4.8 【スノーピーク】クラッシックケトル1.8(CS-270)
- 4.9 【Boundless Voyage】 チタンケトル (Ti3100D)
- 4.10 【trangia】325ケトル 0.6L(TR-325)
- 5 まとめ
直火対応キャンプケトルを使うメリット
焚き火での使用ができる
直火対応のキャンプケトルは、耐久性や耐熱性に優れたステンレス製のため、高火力な焚き火や炭火でも、安全に使用できる特徴があります。
焚き火に無造作に突っ込んで無骨に使えるのは、ワイルドなキャンプを好む方には堪らないメリットでしょう。
キャンプだけでなく自宅のガスコンロでも安心して使えるので、物を増やしたくない方にもおすすめです。
頑丈でハードに使える
耐久性に優れたステンレスやチタン、肉厚な無垢のアルミを使用しているので、気兼ねなくハードに使えるのも大きなメリットです。
使い込んで傷やヘコみができたケトルも、焚き火やアウトドアでは非常にカッコよく様になるものです。
強い愛着も湧き、キャンプになくてはならない良い相棒になってくれるでしょう。
デザインが良くおしゃれ
直火対応キャンプケトルの多くは、考えられた機能的なデザインで、無骨な雰囲気抜群のおしゃれなキャンプを演出してくれます。
質実剛健な機能美といった製品や、和風な雰囲気を持つ渋いデザインなど、選択肢が広く、必ずお気に入りの製品が見つかるでしょう。
直火対応キャンプケトルを使うデメリット
ステンレス製は重量がある
直火対応のケトルはステンレス製が多く、アルミ製に比べて重量がでてしまうのはデメリットといえます。
容量も1L〜2Lの製品が主流で、徒歩キャンプやツーリングキャンプなどには不向きと言わざるを得ません。
軽量コンパクトなアルミ製やチタン製など、選択肢がないわけではありませんが、耐久性に不安があったり高価だったりするので、購入に迷うところでしょう。
高価な製品も多い
安価なアルミ製のコンパクトなケトルに比べると、直火対応のケトルは少々高価になるのも大きなデメリットです。
特にチタン製品や、大容量で耐久性のある製品は、デザイン性や機能性にも優れていますが、その分価格も上がってしまいます。
使用人数や予算に応じて、ぴったりの製品を選ぶ必要があるでしょう。
直火対応キャンプケトルの選び方
大きさで選ぶ
直火対応キャンプケトルは様々なサイズが展開されており、容量や使用人数に合わせた製品を選ぶことができます。
春から秋のソロ〜2人でのキャンプなら、1L程のコンパクトな製品で充分でしょう。
冬のおこもりキャンプでは、お湯を多く使用したり、加湿のため長時間ストーブに乗せておくことを考えて、ソロでも1.5〜2Lの容量のものが使いやすいです。
状況に合わせて使い分けることも、キャンプを楽しく快適に過ごすために必要になります。
素材で選ぶ
焚き火などの直火で使用できる素材は限られており、必然的に安価で扱いやすいステンレス製のケトルが主流となります。
他の素材としては、多くはありませんがチタン製の製品もおすすめで、軽量コンパクトなうえサビや塩分に強いのもポイントです。
一部のアルミ製のケトルも使用できますが、こちらは火力に注意が必要で、熾火での使用や直接炎が当たらないようにするなど、使い方にコツがいります。
どの製品も一長一短、個性があるので、素材の性質をよく理解したうえで選ぶのが良いでしょう。
デザインで選ぶ
直火対応キャンプケトルは、どの製品も非常にデザイン性が高く、焚き火周りにとてもよくマッチします。
考え尽くされた機能美といえる製品も魅力的ですし、町工場で作られたような安価な製品も無骨感が増して様になります。
ケトル自体、必須のギアという訳ではなく、嗜好品としての側面が強いので、思い切り好みのデザインで選べるのも楽しいものです。
高価な製品でも1万円前後で購入できるため、比較的気軽にお気に入りのケトルを取り入れることができます。
直火対応キャンプケトルおすすめ10選
【スノーピーク】
ケトル NO.1(CS-068R)
スノーピークのロングセラーのケトルで、ラーメンも調理しやすい形状がとても使いやすい製品です。
焚き火の直火にかけやすいよう、吊り下げ式の取っ手が付き、容量は0.9Lとソロキャンプや2人キャンプにぴったり。
余計な装飾はつかない質実剛健なケトルで、家でもキャンプでも気兼ねなく使いたい方にもおすすめです。
【キャプテンスタッグ】
キャンプ用ケトル 14cm 1.3L(M-7296)
取っ手の向きを変えてケトルと片手鍋、どちらにも使用できる1台2役の機能的な製品です。
シンプルですっきりとしたデザインで、無骨に焚き火に放り込んでも様になります。
キャプテンスタッグの製品なので、ホームセンターなどでも購入しやすく、コスパが良いのも嬉しいポイントです。
【Fire-Maple】
ANTARCTI ステンレス ケトル
非常にスタイリッシュでデザイン性に優れた製品で、吊り下げ式のハンドルはロックができるので安全に使用できます。
焚き火を楽しむキャンパーのために開発されたので、痒いところに手が届く、きめ細やかな仕様に大満足の、非常におすすめのケトルです。
焚き火好きの方は購入して間違いはない良品です。
【Amagogo】
ステンレス鋼キャンプケトル
オールブラックの非常にカッコ良いスチールステンレス製の無骨なケトルです。
すっきりとしたシンプルなデザインで、どこか和風の雰囲気も漂わせ、スタイルにこだわりたい方に特におすすめです。
0.9Lと1.5Lの2種類のサイズから選べるので、使用人数に合わせて使い分けることができます。
【テンマクデザイン】
ステンレスケトル 2.0L
デザイン性に優れた頑丈なケトルで、2Lの容量はファミリーキャンプや、冬のソロキャンプにもとても重宝します。
元は同社の薪ストーブのオプション品だった製品なので、薪ストーブや石油ストーブで長時間湯沸かしができる耐久性があります。
高価ですが末長く使用でき、非常に満足度が高いおすすめのケトルです。
【カクセー】
ステンレス ケトル(PP-06)
千円程で購入できる、コスパ最強のシンプルな製品で、直火で使えるケトルを試してみたい方にもおすすめです。
調理に便利なメモリ付きなのも料理好きには嬉しいポイントで、OD缶をスタッキングでき、携帯性にも優れています。
コスパが良いので気兼ねなくガンガン使用でき、予算に限りがある場合にも大いに助けになるでしょう。
【コールマン】
ファイアープレイスケトル(2000026788)
焚き火での使用に特化した、非常に使いやすいコールマンの定番ケトルです。
注ぎ口には焚き火の灰が入らないようフタが付き、注ぐときも水圧で自動的にフタが開くのも大きなポイント。
容量は1.6Lと充分で、ファミリーキャンプにぴったりのおすすめの製品です。
【スノーピーク】
クラッシックケトル1.8(CS-270)
持ちやすい大きな取っ手と、固定できる注ぎ口のフタがとても使いやすく、デザイン性にも優れたクラッシックな雰囲気のケトルです。
吊り下げ式のハンドルもついているので、焚き火でも使いやすく高級感があり、末長く大切に使えるのも大きなポイント。
1.8Lと容量もたっぷりで、キャンプだけでなくご自宅での使用もおすすめのです。
【Boundless Voyage】
チタンケトル (Ti3100D)
こちらは珍しいチタン製のケトルで、容量0.7Lのソロキャンプにぴったりの製品です。
チタン製のケトルは金属の臭いや味がしないので、水やお湯の風味を損なうことがありません。
非常に軽量コンパクトで、ミニマルなキャンプスタイルや徒歩キャンプにも重宝し、デザイン性にも優れており、非常におすすめできます。
【trangia】
325ケトル 0.6L(TR-325)
スェーデンのトランギアの名品のケトルで、アルミ製ですが焚き火での愛用者も多い注目の製品です。
ソロキャンプにぴったりで、無垢のアルミを使用した、おしゃれでクラシックな雰囲気も人気のポイント。
大きな高火力の炎には向きませんが、熾火や小さな焚き火でゆっくりと楽しむことができます。
同社のクッカーにスタッキング可能なのも使いやすく、コスパも良いのでキャンプ初心者にもおすすめです。
まとめ
直火対応キャンプケトルは、ワイルドなキャンプの雰囲気にぴったりマッチし、愛着も湧きやすく良い相棒になってくれるでしょう。
是非こちらの記事を参考に、直火対応キャンプケトルを取り入れてみてくださいね。
直火対応キャンプケトルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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